ミンミン蟬鳴く蟬時雨の中
徒歩14分の近所の中学校まで
参院選の投票に行ってきました。
そのあと
国民健康保険と電気代を納めて
タワーレコード・オンラインからの
荷物を引き取り
普段使いの方のディスカウント・スーパー
OKに立ち寄って買い物を済ませ
帰宅したら汗だくでしたがな。
ところで
コンビニに行く途中で見かけた
こちらのこんもり。
赤い蕊が目にとまりました。
見覚えがあったので
帰宅後に調べたところ
以前取り上げたことのある
赤芽柏だと分かった次第です。
これまで2回ほど取り上げましたが
ここまで真っ赤な柱頭は
初めて見ました。
ちなみに
赤芽柏の名前の由来は
雌花の柱頭が赤いからではなく
新芽が赤いことに由来します。
パイオニア植物なので
そこらじゅうで見かけますが
雌花を見かけることは
珍しい気がしますね。
赤芽柏は赤芽檞とも書き
Wikipedia によれば
和名の別名は
五菜葉[ごさいば]だそうで
庭木図鑑 植木ぺディアにある別名
「ゴサバ」も同じ漢字を
当てるんでしょう。
庭木図鑑 植木ぺディアにある別名
「サイモリバ」は
Wikipedia に書かれていた
五菜葉の由来からして
漢字表記は「菜盛葉」だと思います。
万葉集にも出てくる古名として
楸[ひさぎ]、久木
というのがあって
比佐木とも書くようです。
ただし
木大角豆[きささげ]も
楸という字を
あてるようですけど。
庭木図鑑 植木ぺディアにある
もうひとつの別名「アズサ」は
AIによる概要によれば
「楸」が変化したものだそうですが
楸がどう変化したら梓になるのか
まったく分かりません。
英名は
Japanese Mallotus だそうで
これは学名の
Mallotus japonicus を
そのまま流用したものですね。
属名の Mallotus は
AIによる概要によれば
ギリシャ語で
「長軟毛がある」という意味の
mallotos に由来するのだとか。
AIが根拠とした
福田龍株式会社の記事を見ると
果実に白色の長い腺毛が生えることに
由来すると書かれています。
そちらよりも
以下の記事の説明の方が
直感的に分かりやすいかと。
上掲 ZUKAN の記事に
上ではふれていない和名の別名が
たくさん載ってますけど
「ショウグンボク」と
「サイコロバ」は
由来の見当がつきません。
AIによる概要によれば
樹皮を胃腸薬で用いる際に
「将軍木皮」と呼ばれていた
とのことですけど
なぜそこで「将軍」と付くのかは
以前として謎ですね。
「サイコロバ」の「サイ」は
「菜」なんでしょうけど
「コロ」とはどういう意味なのか。
「転がす」から来てるのかなあ。
投票に行ったという
日常報告記事から
赤芽柏にこだわってしまい
思わぬ長文となりました。
ご容赦くださいませ。m(_ _)m