昨日は
前回書いたような事情で
調布FMの番組
『谷山浩子ノセカイ』が
聴けませんでした。
調布FMのサイトで
「番組情報」を見てみると
流れた曲が収録されたCDを
すべて所有していることが分かり
番組内容自体は再現できますけど
これらの曲が流れた文脈が
分からないのが残念。
帰宅後は寝こけてしまい
エフエム豊橋(やしの実FM)の
『ヒロコマニア』も聴けず。
こちらは何が流れたのか
調べかねたので
まったく分かりません。
上記両番組を聴くようになってから
お気に入りになった曲を
いつでも聞けるようにと思い
最近になって何枚か
CDを購入したりしています。
そのうちの1枚が
「無限マトリョーシカ」を
いつでも聴けるようにしときたい
と思って購入したのがこちらの
『月に聞いた11の物語』です。
(ヤマハミュージックコミュニケーションズ
YCCW-10312、2017.9.13)
ずいぶん前、
リリースされた頃ぐらいでしょうか
横浜のディスクユニオンで
見たことがあるんですけど
その時は購入せずじまいだったのも
今では良い? 思い出だったり。
「無限マトリョーシカ」以外に
『谷山浩子のSORAMIMIラジオ』で
OPとEDにかかっているインスト曲
「白雪姫と七人のダイジョーブ」が
入っているのが嬉しかったです。
けれど今回
話題にするのは
「パズル」という曲。
『月に聞いた11の物語』の歌詞カードには
まるでベスト盤の時のように
曲ごとに谷山浩子の
曲についてのコメントが
添えられています。
そのコメントに
「パズル」は
ももいろクローバーZの有安杏果
私立恵比寿中学の柏木ひなた
チームしゃちほこの伊藤千由季による
スペシャルユニット
「てんかすトリオ」のために作詞
と書かれてありました。
『月に聞いた11の物語』の項目を見ると
編曲を担当した蓜島邦明
[はいしま くにあき]は
てんかすトリオの歌う「Puzzle」が
「アイドルソング風」で
そのために編曲に苦労した
ということが書かれています。
それらを読んで
てんかすトリオ版の音源が欲しい
と思ったのですが
CD化はされていない模様。
ただ、YouTube に
いくつか映像がアップされていて
元曲自体は聴けましたけど
観客の反応も含め
あらゆる点で
あまりにもあまりにな
アイドルソングらしさが
見事にツボにはまり
ヘビロテしちゃいました。(^^;ゞ
途中の曲間で
ワルツのような曲調(3拍子)になり
3人が操り人形? か
オルゴール人形? のように踊る
という演出とその時の音色が
特にお気に入りだったりします。
作曲は菊池潤也という人。
蓜島邦明のアレンジは
元曲の曲間のイメージを
踏まえたものではないか
と思う次第です。
谷山浩子版は
ややテンポが遅いんですが
これはこれで実にいい。
バンドネオン? らしき音色が響き
タンゴ風のアレンジになっています。
でも
指で机を叩いて
思わず身体を揺らしてしまう
というようなノリとは
違う魅力なんですよね。
タンゴ風なので
踊ろうと思えば踊れそうですが
アイドルソングのスピード感とは
別物でありまして
ちょっと大人な感じ
とでもいいましょうか。
とか書きながら
元曲を確認するために
「Puzzle」を聴いていたら
またヘビロテしちゃってました。
どんだけ好きやねん。( ̄▽ ̄)
この麻薬のようなところがまさに
アイドルソングなんだよなあ
とか思ったりするのでした。
ちなみに
『月に聞いた11の物語』の
ジャケ裏の左右に描かれている
螺旋を描いて花をつけているのは
捩花[ネジバナ]
別名・捩摺[もじずり]
ではないですか。
本盤リリース当時の自分なら
気にも留めなかったでしょうけど
そんなふうに分かる今の自分を
ちょっと嬉しく思います。
ちなみに
花弁の先が紫色の花は
馬簾菊を思わせますが
花弁が垂れ下がってないしなあ。
キク科の花は候補が多すぎて
絞れません。(^^;ゞ
黄色い花は
萼? が目立つのが
ポイントかと思いつつ
情報が少なすぎて
何の花か分からず。
まだまだ修行が足りませんな。( ̄▽ ̄)
●追記(同日23:45ごろの)
記事をアップした後
別の花を調べるために
(新星出版社、2023)を
パラパラと見ていたら
ジャケ裏のイラストに描かれている
花らしきものに目がとまりました。
その名も
リビングストンデージー。
(ちなみにキク科ではなく
ハマミズナ科になります)
検索したら
トップに出てくる
花の写真を見ると
花弁(に見える萼片の変化したもの)
の基部が白いところが
そっくり。
これは間違いないところでは?
と思ったので
追記しておく次第です。
いつか実物を見るのが楽しみ。