先に当ブログで

ブルスカンティーニの歌う

《奥様女中》のLP盤を紹介した際

昔、これも当ブログで取り上げた

ハスラー《新しいドイツ歌曲の喜びの園》の

LP盤がCD化されている

と書きましたけど

それがこちら。

 

ハスラー《喜びの園》CD盤

(独 Berlin Classics: 0031272BC、1996)

 

CD裏面のマルC

(コピーライトマーク)は

1996年と記されているんですけど

タワーレコード オンラインだと

リリース年月日が

2008年6月23日となっています。

 

 

クラシックCD通信販売

カデンツァによれば

Berlin Classics はドイツ Edel 傘下の

クラシックレーベルで

ETERNA というのは

ドイツ・シャルプラッテン時代の音源を

中心としたシリーズなのだとか。

 

ブックレットの表紙に

ETERNA とあるのは

旧レーベル名というわけですが

Wikipedia に立項されている

ドイツ・シャルプラッテンの項目によれば

1991年からベルリン・クラシックスとして

Edel music から発売されているそうです。

 

ケース裏にある

edel というロゴの意味が

ようやく分かりました。( ̄▽ ̄)

 

 

皆川達夫の

『ルネサンス・バロック名曲名盤100』

(音楽之友社、1992)は

直輸入盤は取り上げない

という方針のようなので

初版以降、何度か版を重ねる間に

リリースされていたとしても

取り上げられていたかどうか

微妙です。

 

それでも

初版で紹介されていたLP盤が

CDになっている

ということは

知られても良いかと思って

取り上げる次第。

 

もっとも

タワーレコード オンラインでは

廃盤になってますけどね。

 

自分はどこで買ったのか

もはや記憶の彼方ですが

タワレコではなかったような……。

 

 

ライナーには

ドイツ語・英語・フランス語

イタリア語・スペイン語の

同じ解説文が各国語に訳されて

載っているだけで

歌詞の類いは載っていません。

 

ですから

LPの邦盤を持っている意味は

少しも損なわれておらず

邦盤を買っておいたこと

決して無意味ではなかった

ということになりましょうか。

 

最初にふれた

ブルスカンティーニが歌う

《奥様女中》が

CD化されたとしても

直輸入盤でしょうから

やはりレコードを買っておくことは

無意味ではないことになるのです。

 

 

なお

ライナー表紙のイラストは

何から取ってきたのか

不明です。

 

ライナーには

Photo (C) AKG. Berlin

とあるだけなのでした。

(カッコCはマルCの代わり)

 

AKG というのは、どうやら

イメージアーカイブのようです。

 

そちらを検索すれば

出典が分かるかもしれませんが

そんな根性はちょっと

ないです。(^^;ゞ