亜米利加風露

 

前回、ご案内の

長実雛芥子のそばに

以前、当ブログでも

取り上げたことがある

亜米利加風露が咲いてました。

 

見てすぐに

それと分からず

ハナノナで

調べちゃいましたけど。(^^ゞ

 

亜米利加風露(ハナノナ)

 

で、前回も書いた通り

書店に寄ってから

電車で二駅移動して

普段使いのディスカウント・スーパー

OKに行く途中の道端に

咲いていたのがこちら。

 

姫風露

 

ハナノナで調べてみると

「ヒメフウロ」と出ました。

 

姫風露(ハナノナ)

 

亜米利加風露を

見つけたばかりだっただけに

ちょっと驚いた次第ですが

ちょうどいいので

比較できるようにふたつとも

取り上げることにした次第です。

 

 

亜米利加風露も姫風露も

葉っぱの形や実の形が

よく似ています。

 

区別のポイントは

亜米利加風露が

花弁の先が凹んでいるのに対し

 

亜米利加風露(アップ)

 

姫風露は凹んでいない

というあたりかと。

 

姫風露(アップ)

 

その花弁に

濃い紅色の筋が入るのも

姫風露の特徴で

そのため色味が

少し強い感じがします。

 

 

ちなみに

山川草木図譜

というサイトによれば

本来の姫風露は日本固有種で

絶滅危惧種なのだとか。

 

固有種は近畿や四国の

一部地域にしかないらしく

道端で見かけるものは

輸入された園芸種が

逸出したもののようで。

 

 

輸入された園芸種の産地ですが

金田洋一郎の『山野草図鑑』には

ヨーロッパとありました。

 

なるほど

アメリカ対ヨーロッパで

(なんだそりゃw)

ヨーロッパの方に

姫とつけられた

ということかと。

 

名前に「姫」とつくと

たいがい「小さい」ことを

意味しますけど

印象としては

どっちもどっち

(どちらも小さい)

という感じでしたけどねえ。

 

 

『山野草図鑑』には

別名「シオヤキソウ」と

記されてました。

 

漢字で書くなら

「塩焼草」でしょう。

 

同名で検索すると

全草に塩で焼いたような

臭気があることに由来する

という記事がヒットしますけど

残念ながら今回

臭いまでは嗅がなかった。

 

機会があれば次回

挑戦ということで。( ̄▽ ̄)