LAQUAN/Notes of a Native Son (1990)
後にPOPPA LQと改名しRAP-A-LOTから『Your Entertainment My Reality』をリリースして名を上げたLAQUANが90年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、WOLF & EPIC。生ドラムを活かしたファンキーな1. Notes Of A Native Son、勢いがあってファンキーな2. Brother To Brother、女性ボーカル入りのド派手なファンク3. Now's The B-Turn、Impeach The Presidentビートの渋い6. Soul Soloist、FUNK INC./Kool Is Back、JAMES BROWN/Funky Presidentネタのアップテンポで鬼ファンキーな7. Swing Blue Sweat Black、PUBLIC ENEMYを意識したであろうノイジーかつファンキーな11. Imprison The President、アップテンポでファンキーな12. Lyrical Theory、ホーンもイカしたファンキー・チューン13. Puddin' Pieがお気に入り。(2015/02/26)
FAZE-O/Riding High (1977)
オハイオ州デイトンのファンク・グループFAZE-Oが77年にリリースしたデビュー・アルバム。小型OHIO PLAYERSの異名を持つグループで、メロウ、ファンクともに良質なものを聴かせてくれます!サンプリングに引っ張りだこの定番メロウ・クラシック1.Riding High、OHIO PLAYERSが乗り移ったかのような重量級ファンク2. Funky Reputation、甘茶の雰囲気を漂わせるスロウ3. You and I (Belong Together)、軽快でファンキーな4. Toejam、ムードたっぷりのスロウ5. True Love、若さ弾けるファンク6. Get Some Booty、自然と腰が動くファンク7. Test-This Is Faze-Oと全曲イケます。ファンク好きなら聴いておくべき基本盤でしょう。(2015/02/24)
JIMI HENDRIX EXPERIENCE/Axis: Bold As Love(1967)
伝説のギタリスト"JIMI HENDRIX"がJIMI HENDRIX EXPERIENCE名義で67年にリリースした2ndアルバム。ファンクとロックが融合した刺激的なサウンドを聴かせてくれますね~。攻撃的なギターが最高な3. Spanish Castle Magic、軽快でファンキーな4. Wait Until Tomorrow、疾走感溢れるハードロック5. Ain't No Telling、枯れた味わいの6. Little Wing、ジワジワと惹き込まれる緊張感溢れるロック7. If 6 Was 9、若さ溢れるロック8. You Got Me Floatin'、ファンキーなドラムもナイスな9. Castles Made Of Sand、メランコリックな序盤からブルージーに転調する11. One Rainy Wish、イントロのドラムブレイクも有名なハードかつファンキーなロック12. Little Miss Loverがお気に入り。(2015/02/23)
AFRIKA BAMBAATAA & FAMILY/Funk You! (1986)
ZULU NATIONのボスでHIPHOP界のゴッドファーザーAFRIKA BAMBAATAAがAFRIKA BAMBAATAA & FAMILY名義で86年にリリースしたアルバム『Beware (The Funk Is Everywhere)』からのシングル。プロデュースは、BAMとお馴染みFATS COMET。
A1. Funk You !(Radio Mix)
オリジナルとほぼ一緒だけど、ビートを分厚くし、ラップも新しく吹き込んでいるね。どちらかといえばオリジナルが好みかな。
A3. Funk You !(Club Mix)
アルバム・バージョンで、FATS COMETによる強靭なファンク・トラック上でBAM、EVERLOVIN' DUST、PRINCE IKEY C.が力強くラップ。荒っぽいスクラッチやQUEEN/We Will Rock Youをもじったサビも最高!
B1. Funk You !(All The Way Live)
ほぼ基本のヘビー・ビートのみのトラック上でフリースタイルをかますリミックス。このビートとフリースタイルがあれば、軽くご飯3杯はいけるね!
B2. Funk You !(Dub Instrumental)
ラップがなくてもこのアバンギャルドなダブ処理でノックアウト確実!
(2015/02/21)
THE JAZ/Ya Don't Stop (1991)
JAY-Zの兄貴分的存在のTHE JAZが91年にリリースした6曲入りEP。デビューから、かなり好きなMCだけど、その実力に見合う評価を与えられていないのが悲しいね。このEPは当時の敏腕クリエイターによるトラックもさることながらTHE JAZのキレの良いラッピンも最高な一枚。できればフルアルバムにして欲しかったと思ったのは自分だけではないはず。
1. Sign Of The Crimes
DJ MARK THE 45 KINGプロデュースによるアップテンポな激ファンキーな一発!出だしから飛ばすね~。
2. Hypocritters
LARGE PROFESSORによる地味ながら渋い佳曲。
3. A Groove (This Is What U Rap 2)
WAR/Slippin into darknessネタの70年代ソウル・テイストのクラシック。
4. Rhymes Fo Da Funny Farm
DJ MARK THE 45 KINGプロデュースでKOOL & THE GANG/Music Is the Message、JAMES BROWN/Funky Presidentを使った鬼ファンキー・シット!
5. It's Your Nature
LARGE PROFESSOR制作の小気味良い曲。
6. It's That Simple
PRINCE PAULが手掛けた明るく楽しいニュー・スクール・トラックに若きJAY-Zをフィーチャーしたクラシック!
(2015/02/20)
Set It Off (1996)
96年にリリースされた映画『Set It Off』のサントラ。アーシーなトラックにフックでSTRAFE/Set It Offを歌う1. Set It Off/ORGANIZED NOIZE f/QUEEN LATIFAH、ホッコリ系スロウ2. Missing You/BRANDY, TAMIA, GLADYS KNIGHT & CHAKA KHAN、定番メロウのFORCE M.D.'S/Tender LoveからHERB ALPERT/Making Love in the Rainに繋ぐトロトロ・メロウな4. Days Of Our Livez/BONE THUGS-N-HARMONY、R.KELLYやKEITH SWEATタイプのスロウジャム6. Sex Is On My Mind/BLULIGHT、Top Billinタイプのドラムが効いた10. Come On/BILLY LAWRENCE f/MC LYTE、不穏なムードの13. The Heist/DA 5 HOOTAZ、悪魔が降臨するかのような雰囲気の14. From Yo Blind Side/X-MAN f/H-SQUADがGOOD。(2015/02/19)
THE METERS/Fire on the Bayou (1975)
ニューオーリンズの名ファンク・バンド"THE METERS"(現NEVILLE BROTHERS)が75年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。涼しげなイントロで意表を突くユルいファンク1. Out In The Country、イントロからノックアウト間違いなしのこれぞ、NOファンク!な2. Fire On The Bayou、これまた黒過ぎるファンク3. Love Slip Upon Ya、アップテンポのファンキー・チューン4. Talkin' 'Bout New Orleans、腰にネットリとまとわりつくベースのイントロから悶絶必死の鬼ファンク6. Can You Do Without?、ソリッドなファンキー・ナンバー7. Liar、フュージョンっぽい流麗なギターのイントロから意表を突くミーターズ流フュージョン9. Middle Of The Road、1分少々の短さながら熱いファンクを披露する10. Running Fast、ボーナスで収録された10.のロング・バージョン12. Running Fast (Long Version)がお気に入り。ファンク好きなら聴くべきアルバムですね。(2015/02/17)
CLI-N-TEL/It Ain't Mine (1988)
WORLDCLASS WRECKIN CREWのメンバーでDR.DREのラップの先生だと言われるCLI-N-TELが88年にSUTRA RECORDSからリリースしたシングル。収録曲は、It Ain't Mineの通常バージョン、ダブ、ショートバージョンの3曲。プロデュースは、CLIFF ZELLMANとMARQUETTE HAWKINS(CLI-N-TEL)。フィーチャーリングに 、あのJOE COOLEYとTHE AMAZING ARTIS。正直、ドラムがダッサダサ過ぎて話にならない ! 88年にこんなビートを使うなんて… 当時、西物がダサイ烙印を押されていたのもこんなところに要因があったんだろうね。無理して聴けばスクラッチが効いて、シンセ、ギターを取り入れたB1.ダブバージョンかな。(2015/02/16)



