OLD 2 DA NEW SCHOOL -64ページ目

KINSU/Consensual sex (1997)

 

NY出身にもかかわらずBASS好きでマイアミに移り住んだという変り種KINSUが97年にリリースしたデビューアルバム。BASS系アルバムに埋もれたGな曲を発掘しようと精力的にBASS物も買っているんですが、これはほとんど全曲能天気なお祭りBASSでした... 大好きなCAMEO/Candyネタの8.My baby mama、Harlem shuffleネタのファンキーな16.Hubba bubba baby、意外にまともにHIPHOPしているファンキーな17.Datz all I got tyme 4の3曲だけはかなり好きですが... エロジャケマニア以外にはオススメしませんね。(2003/06/01)

ANQUETTE/Respect (1987)

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マイアミのエロ大王LUKEのレーベル"LUKE SKYWALKER"から87年に2 LIVE CREWの妹分としてデビューしたANQUETTEのデビューアルバム。なぜ今頃このアルバムを?って思うかもしれませんが、実はこのアルバム、甘茶SOULマニアには意外と人気があって、マイアミのオカマシンガーMICHAEL STERLINGがプロデュースした甘茶SOULナンバー12.I will always be there for youがコケティッシュな"歌"と甘ったるいトラックが絶妙に絡んだ名曲なのだ!この曲だけR&Bなんですよね何故か。ラップが絡んでいたらもっと良かったのに。他の曲はというと意外にミーハ―系のBASS物は少なく、ちゃんとHIPHOPしています。(ラップ自体はどうしょうもないレベルですが…) オールドスクール好きにオススメなのが、KOOL&THE GANG/Funky stuff使いの4.Funky stuff、アップテンポのフリースタイル、5.Freestyle rappin'、当時流行ったLYNN COLINS/Thinkを使った9.Get off your ass & jamです。甘茶マニアの方のみにオススメです(笑) (2003/?/?)

DJ MAGIC MIKE/Magic's kingdom (2000)

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LUKEと並ぶBASS界の大御所DJ MAGIC MIKEが2000年にリリースしたアルバム。正直言ってMAGIC MIKEをまともに聴くのは初めてで、聴く前は殆どBPM速めのBASS物で2,3曲聴けたらいいか、くらいに思っていたんですが、これが期待を大きく裏切る大傑作!!! マジで凄いです。BASS系は一曲もなく全て真っ当なHIPHOP。もう、どの曲を紹介していいか迷います。それほど素晴らしい曲ばかりですが、ベストトラックは、SHALAMAR/A night to remember使いの最高にグルーヴィーなトラックになんとフックにそのSHALAMARの元Vo.のHOWARD HEWETTをフィーチャーするという粋な計らいをした7. Groove on。この曲嫌いな人はいないでしょう!素晴らしい出来に失禁間違いなし!他には哀愁溢れるギターが印象的なトラックに男性Vo.が絡む1. Do what I gotta do、スペーシーメロウな2. On top of the gameと9. What happened to?、ISLEY,JASPER,ISLEY/Caravan of love使いのメローな16. Is it good 2 u、LOOSE ENDSのメローな傑作Hangin' on a string使いが気持ちいい17. Glad you're mineがGラップファンにはオススメできます。MAGIC MIKEの凄いところは東系のアングラ系の曲も作っていて、その中では5. Get in, get out #1とDJのスクラッチをメインにした14. Check me out y'allがお気に入りです。NY物しか聴かないファンが聴いたら多分そのレベルの高さにびっくりすることでしょう。 レビューの力の入れ具合から分かると思いますが、本当に全てのHIPHOPファンに聴いて欲しい傑作です。必聴!(2003/05/18)

DE LA SOUL/AOI:Bionic (2001)

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Me, Myself & Iのヒットで有名な"ニュー・スクール"の代表的なグループDE LA SOULが01年にリリースしたアルバム。十分ベテランといえる彼等なので余裕が感じられ、JAY-Z風トラックの2. Bionix、DEVINの酔いどれボイスをフィーチャーしたソウルフルな3. Baby phat、CEE-LOが参加したアーシーな6. Held down、CAL TJADERのバイブをサンプルしたトラックが心地よい8. Watch out、DR.BUZZARD'S ORIGINAL SAVANNAH BANDのFREE SOULクラシックSunshowerを隠し味的に使ったスペーシーメロウトラックにGLENN LEWISのVo.をフィーチャーした12. Am I worth you?、物哀しい女性コーラスをフィーチャー(サンプル?)した18. Trying peopleはなかなか良かったです。しかしながら良くも悪くも地味なアルバムというのが素直な感想。(個人的にはOKですが...) まあ、それでも東好きなら聴いて当たり前のアルバムでしょう。(2003/03/09)

CLEVER JEFF/Jazz hop soul (1994)

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CLEVER JEFFなるラッパーが94年にリリースしたアルバム。詳しいプロフィール等は不明ですが、西のラッパーみたいです。風貌はどことなくGっぽい感じがしますが、タイトルから分かるようにJAZZネタオンリーで東系のサウンドです。自分的にはビートが跳ねた感じの曲が多くて好みに合わないですが、ファンキーJAZZな3. Full stride、6. Catch rek、16. The birthはかなり良く出来た曲で気に入りました。センスはかなりあると思うのでA.T.C.Q.やBLACK SHEEP等が好きな人にはバッチリだと思います。(2003/01/27)

EVELYN"CHAMPAGNE"KING/Music box(1979)

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NY生まれの歌姫EVELYN"CHAMPAGNE"KINGが79年にリリースした2ndアルバム。バックグラウンド・ヴォーカルにはLUTHER VANDROSS、IRENE CARAも参加しています。EVELYN"CHAMPAGNE"KINGと言えばZHANEも使ったクラシックShameが有名ですね。個人的にBPM早めのディスコ・ナンバーは苦手で、このアルバムも大半はそういった曲ばかりで厳しいですが、哀愁ミディアムのB3. I think my heart is tellingは彼女の隠れクラシックと言えるほど素晴らしい曲です!イントロのギターの音色から泣けてきますね。ドラムもタイトなところもポイント高いです。この曲以外には同系統のA2. Let's start all over againもGOOD。アルバム全体としてはかなり微妙ですが、ネタ好きならI think my heart is tellingだけでもぜひ聴いて欲しいです。(2004/09/18)

DAVID SANBORN/Backstreet (1983)

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サックス奏者のDAVID SANBORNが83年にリリースした8thアルバム。プロデュースは、MARCUS MILLER、MICHAEL COLINA等。ドラムにSTEVE GADD、パーカッションにRALPH MACDONALD、ギターにHIRAM BULLOCK等が参加。全体的に好みは少なかったけど、R&Bテイストのアーバン・メロウな1. I Told You So、アップテンポでファンキーな6. Bums Cathedral、大人の雰囲気のスロウ8. Neither One Of UsはGOOD。(2019/04/27)

BILLY SQUIER/The Tale Of The Tape (1980)

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USのハードロック系シンガーBILLY SQUIERが80年にリリースしたアルバム。RUN D.M.C./Here We GoやUTFO/Roxanne Roxanneでお馴染みHIPHOP定番中の定番ブレイクビーツA1. The Big Beatのカッコ良さといったら!叩きつけるようなヘビー・ビートがマジでドープ。 DJ、トラックメイカーなら必携です!(2007/01/29)

MR. FINGERS/Introduction (1992)

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シカゴハウスミュージックの大御所MR FINGERS(aka FINGERS INC.)が92年にリリースしたアルバム。以前は3人組だったと思いますが、このアルバムではLARRY HEARD一人だけになっており、数曲で元メンバーのROBERT OWENSが歌っています。ハウスクラシックMystery of loveなど数々の名曲をクリエイトしてきましたねLARRY HEARDは。このアルバムも基本的にはその頃のサウンドと同じで、浮遊感溢れるメロディアスなキーボード&ピアノを中心としたトラックがハウスをガンガン聴いていたあの頃を思い出させて涙しました... ROBERTの歌もファルセットボイスの情感溢れるもので、LARRYが作るトラックとの相性は抜群です。ハウスが多様化してから次第に距離が離れていって、いつしか全く聴かなくなりましたが、LARRYが作る作品だけは別です。R&Bフリークにはハウスだからと敬遠せずぜひ聴いてもらいたいアルバムです。(2003/03/01)

MAD COBRA/Hard to wet, easy to dry (1992)

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ジャマイカのレゲエDJ"MAD COBRA"(COBRA名義でもアルバム有)が92年にリリースしたUS進出アルバム。プロデューサーは、CLIFTON"SPECIALIST"DILLON、SLY DUNBAR、TONY"C.D."KELLY、STEELY&CLEVIE。基本はダンスホール・スタイルですが、US向けにHIPHOPノリの曲も収録しています。お気に入りは、ドリーミーな鬼メロウ・トラックに女性コーラスをフィーチャーした2. Flex、男性シンガーをフィーチャーしたR&Bテイストのメロウ・チューン6. Legacy、ジャマイカとテキサスのバッドボーイのコラボ、GETO BOYSとのマイクリレーもイカすファンキーな10. Dead end street、アゲアゲなトラックが最高な11. Mate a talkです。レゲエ好きじゃないと厳しいところもありますが、メロウ好きでレゲエDJに抵抗のない方にはぜひFlexは聴いて欲しいです!(2005/01/08)