TWISTED BLACK/Street Fame(2007)
TWISTED BLACKが07年にメジャーのTVTよりリリースした3rdアルバム。急増アルバムなのか、1st、2ndからの再録がほとんどです。YO GOTTIとCHYNA WHYTEをフィーチャーした悪っぽい雰囲気の1.Throw It Up、ゴリゴリ系の4.S.W.A.C.、男性コーラス絡みのメロウ・チューン7.Broke Street、哀愁系の10New Boot、オルガンをメインにしたニュークラシック風のメロウ・トラックが秀逸な11.Hustler's Prayer、ちらっと出てくるスペーシー・キーボードもアクセントになっているメロウ・グルーヴ13.Keep It Simple、70'Sファンク臭プンプンする15.It's A Jungleあたりが気に入りました。聴いて損はないアルバムだと思います。(07/06/02)
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TWISTED BLACK/The Life Of Tommy Burns(2005)
テキサスの人気グループONE GUD CIDEのメンバーTWISTED BLACKが05年にリリースした2ndアルバム。渋く、男気溢れる語り口のMCで、かなり聴かせてくれます。ゴリゴリ系の1.S.W.A.C.、ネタ使いと思われるジャジーなエレピが最高なメロウ・チューン6.Push Back、映画のワンシーンのようなスリリングな7.Damn Fool、70'Sファンク臭プンプンする9.The Jungle、郷愁感溢れるメロディが胸に染み渡る14.Soldierがお気に入りです。サウス・フリークなら聴くべきアルバムでしょう。(07/06/02)
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AREA51/Body Snatchers(1999)
カリフォルニアのX-FILE RECORDSから99年にリリースされたAREA51のアルバム。メンバーは2PAC似のラップ・スタイルのVERB'L、DA PROPHET、FLASHの3名。東と西の混ぜたようなスタイルでなかなか聴かせてくれます。メロウ・ファンクの6.The Reel Thing、YARBOROUGH&PEOPLES/Don't stop the musicネタの8.Don't stop the music、西風ファンクの15.Ballers Boogie、ファンク・ビートにスペーシーなキーボードの16.It's On、陽だまり系の18.This Right Hereがお気に入りです。西も東も聴ける方なら結構楽しめるアルバムかもしれません。(07/06/02)
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PAGES/Same(1981)


RICHARD PAGE、STEVE GEORGE、JOHN LANGからなるLAのトリオPAGESが81年にリリースした3rdアルバム。AORの名盤の誉れ高いアルバムです。メロウな1.You Need A Hero、ピアノが効いたメロウ・ナンバー2.Tell Me、メロウ・グルーヴ3.O.C.O.E.(Official Cat Of The Eighties)、優しく包み込むような4.Come On Homeの前半4曲がとにかく抜群!POPSにありがちなクドさもないですね。自分みたいなAOR初心者はもちろん、WARREN G.等のスムーズなG-FUNKが好きなHIPHOPフリークにもぜひ聴いて欲しいアルバムです。(07/05/31)
TRICK DADDY/Back By Thug Demand(2006)


マイアミのボスTRICK DADDYが06年にリリースしたアルバム。前半から中盤にかけては、ダーク系のトラックが目立ち、その中では悪の匂いがプンプンする6.10-20-Lifeくらいしか印象に残らず、少しガッカリ・・・ しかし、後半にGORILLA TEK制作で郷愁感溢れるメロウ・トラックにJAHEIMの歌とTRINAをフィーチャーした12.Tonight、DUNK RYDERS&SKKYが参加したメロウ・ナンバー13.You Damn Right、BIG D.プロデュースでまろやかなギターの音色に耳を奪われるトラックにTREY SONGZの歌と鬼渋い8BALLのラップも花を添える15.So Highとメロウ曲が続いて満足。現行サウス・フリークなら聴くべきアルバムでしょう。(07/05/26)
HAYSTAK/Crackavelli(2007)


ナッシュビルの巨漢白人ラッパーHAYSTAKが07年にリリースした2枚組アルバム。DISC1は結構ダークでゴリゴリした曲が多く、特にダークな2.Crackavelli、ゴリゴリ・バウンス4.Bounce Through Ya Block、重々しいピアノが耳を惹く8.Boss Statusあたりが良かったです。DISC2には哀愁・メロウ曲が多く、特に心落ち着くメロウ・チューン9.Nothing Is Wrongとうっとりするようなメロウ11.Special Kinda Girlの2曲が絶品!惚れ惚れしますね、ホント。他には郷愁感あるアコースティック・ギターの音色が耳を惹く5.Drive、ピアノとギターが染み渡る8.Pray For MeもGOOD。オススメのアルバムです。(07/05/26)
C-NOTE/Network'n(2006)
H-TOWNで活動するBOTANY BOYZのC-NOTEが06年にリリースしたアルバム。なかなか聴かせてくれる好盤で、特に骨太なダーク系トラックがイカした1.King Of Da Clover、ブリッとしたシンセベースが耳を惹く郷愁感漂うトラックにBILLY COOKをフィーチャーした2.Network'n、サザン・フレイヴァ溢れるギターが染み渡るメロウ・チューン7.Ride 4 My Homiez、80'Sネタと思われるメロウ・トラックにPIMP Cが参加した8.Holla At Botany、ギターが効いたメロウ・グルーヴ・トラック上でDAZ、D-RED、GETOとマイクを回す10.Get Crunk、定番メロウ・ネタISLEY BROTHERS/Make me say it again girl使いの13.Throwed Lil Momma、流麗なギターが耳を惹くメロウ・トラックにSHOOK&WILL LEANをフィーチャーした14.Still Push'nがお気に入りです。H-TOWN好きにオススメです!(07/05/26)
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DOUGIE DEE/Do Ya Wanna Ride?(1993)
DOUGIE DEEが93年にリリースしたアルバム。ゲストにK.BORNEやKALI'S FINESTのBOI WUNDAHが参加していることからWESTのMCでしょうか。ニュー・ジャック・スイング系の曲で売り出したため、コアなリスナーに全くウケなかったですね(自分もそのイメージが強くてほとんど聴いていませんでした・・・) しかしながら、RAPHAEL WIGGINS&TIMOTHY CHRISTIANプロデュースによるまろやかなメロウ・チューン2.You Know I'm A Stranger、TONE TOVEN制作でスクラッチやら少し音数多いながらも、GROVER WASHINGTON JR./Just The 2 Of UsネタのトラックにVANESSA WILLIAMSがコーラスで参加した5.The 2 Of Us、これもTONE TOVENが手掛けた明るめの朗らかな6.Trippin' Outあたりはなかなか聴かせてくれます。ミドル好きならK.BORNE、BOI WUNDAH、NEFERTITIとマイクを回すファンキー・チューン7.It's Your Birthdayはきっと気に入るはず。中古屋で安くで見つかるはずなので、興味のある方はどうぞ。(07/05/26)
UPP/Get Down In The Dirt:The Complete
ロック・ファンにはJEFF BECKのプロデュース等、HIPHOPフリークには『ULTIMATE BREAKS & BEATS』に収録のGive It To Youで有名なUKのUPPが75年にリリースした1st『Upp』と2nd『This Way Upp』にデモ7曲をボーナスとして追加したコンプリート盤。『Upp』の収録曲はどれも秀逸で、下手な黒人バンドよりよっぽどファンキー。ファンキーな2.Friendly StreetをはじめSTEVIE WONDER/Superstitionを思い出させるクラビネットが鬼ファンキーな4.Get Down In The Dirt、トークボックス使いで中盤にBPMが落ちてからグッとファンキーになり、定番ブレイクが飛び出す5.Give It To You、メロウな6.Jeff's One、JEFFのギターをフィーチャーしたハートウォーミングな12.I Don't Want Nothing(To Change)等聴きどころ満載!Give It To Youだけしか知らなかったですが、こんなにファンキーだったとは驚きました。久々に興奮した1枚です。70年代のファンキー好き、アシッドジャズ系が好きな方ならぜひ聴くことをオススメします!(07/05/22)
POOH MAN/Fu?#in Wit' Dank 2001(2001)
オークランドのベテランPOOH MAN(MC POOH)が01年にリリースしたアルバム。昔から大好きなMCで、彼のアルバムはどれも外れなしですね個人的に。ANT BANKSらしいOHIO PLAYERS/Fireをモチーフにしたファンク・トラックにOTIS&SHUGのコーラスが絡む1.Fire、GINO BLACKWELL制作でYUKMOUTHとVIDALをフィーチャーしたヘビー・ファンク2.Mean Muggin'、これもGINO BLACKWELLが手掛けた女性Vo.絡みの寂しげな8.I Got Love、ソウルフルなオルガンが耳を惹くメロウ・トラックにT.PUPをフィーチャーした10.Whore、重々しいピアノが効いたファンキー・トラック上でSPICE 1とマイクを回す11.Murder Murder(クレジットは12)がお気に入りです。WEST好きなら押さえるべきアルバムでしょう。(07/05/19)