OLD 2 DA NEW SCHOOL -246ページ目

CRUSADERS/Street Life(1979)


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CRUSADERSが79年にリリースしたアルバム。この頃のメンバーは、WILTON FELDER(サックス、ベース)、STIX HOOPER(ドラム)、JOE SAMPLE(キーボード)の3名。RANDY CRAWFORDをVo.に迎えた1.Street Lifeがとにかく有名ですね。これをネタにした曲は数多いが、それはその楽曲の良さのみならず、シリアスな詞もストリートから支持されているからかもしれませんね。正直、Street Lifeのインパクトが強すぎて他が全然目立ちませんが、郷愁感溢れる2.My Ladyや軽快なファンキー・ナンバー4.Carnival Of The Nightもなかなかの佳曲。元ネタ好きはもちろんダンス・クラシック好きも聴いておくべきアルバムでしょう。(07/10/12)

RANDY CRAWFORD/Abstract Emotions(1986)


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Street Lifeのヒット曲でお馴染みのRANDY CRAWFORDが86年にリリースしたアルバム。プロデュースがREGGIE LUCASということで結構期待していたんですが、R&Bというかほとんどポップスって感じでかなり期待外れ。小気味良いメロウ・グルーヴの4.Betchaあたりは凄く良かったんですが・・・、かなり残念なアルバムでした。(07/10/12)

SUMTHIN TERRIBLE/Turf Tested Hood Approved(2006)


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故MAC DREのバックアップでデビューしたPHA SHO(CHUCK BEEZ)、SAUCE、BAD BIDNESSからなるサクラメントのトリオSUMTHIN TERRIBLEが06年にリリースしたアルバム。今のベイエリアを感じることのできる好盤で、特にRAZOR SHARPプロデュースでネタ早回しのハートウォーミングな1.Angel In Sky、SEAN T.制作によるタイトなビートにもの哀しいウワモノの6.Money Ova Here、SWAMP CATが手掛けた重たいファンキー・チューン8.Turf Tested Hood Approved、SEAN T.による枯れた味わいの哀愁トラックに女性コーラスも絡んだ9.Stunta's Do、これまたSEAN T.プロデュースでネタ早回しのソウルフルな10.On My Own、これもSEAN T.制作の陽だまり系ナンバー13.Seven Jeans、チンピラっぽい雰囲気たっぷりのファンキー・チューン16.Sho Or Chuck Beezがお気に入り。今のベイエリアが好きならオススメできるアルバムです。(07/10/05)

THE SOUTH WEST CONNECTION/C.W.B.(2006)


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ナッシュビルのHAYSTAKとLEXX LUGER、ベイアリアのDUTCH THE GREATの白人トリオTHE SOUTH WEST CONNECTIONが06年にリリースしたアルバム。プロデュースはMC EIHT等を手掛けたVINCE V等。スムーズなギターが効いたファンキー・チューン3.Take Me As I Am、タイトなビートに郷愁感溢れるメロディのトラックにSIDEWAYSが参加した4.Just Like You、ピアノを活かしたメロウ・トラックにBIG FELLA、BULL、SHARIF IMANをフィーチャーした5.Hustlin'、ソウル・ネタ早回しのトラックに男性コーラスも絡む6.Sleepless、哀愁漂うギターが耳を惹くアップテンポの18.Hold Onもお気に入りだが、一番気に入ったのが、SIDEWAYS制作でブレイクダンサーが好きそうな80's初期っぽい打ち込みビートのトラックにSMIGG DIRTEEが参加した15.1 Nite Stand。聴いたら分かると思うが、かなりヘンテコなビート!こういうの大好きですね~。もっと聴いてみたいと思わせますね。正直クセがあるので、一般受けはしないと思うが、ブレイクダンサーなら15.1 Nite Standはぜひ聴いてみて欲しい。(07/10/05)

D.O.W.N./Doing Only What's Necessary(1999)


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H-TOWNのD.O.W.N.が99年にリリースしたアルバム。H-TOWNの定番アルバムの一つで、職人JHIAMEによる多彩なトラックが楽しめます。スペーシーなキーボードが耳を惹くトラックにLIL KEKEをフィーチャーしたファンキー・チューン2.Keep On Hustlin、切ないキーボードのメロディが印象的なH-TOWNメロウ・トラックに男性Vo.をフィーチャーした3.Livin' On A Prayer、郷愁感溢れる4.U Lean、RUFUS&CHAKA KHANの人気メロウ・ナンバーSweet Thing使いのトラックに女性コーラスもバッチリ絡む7.We Thang(A Ghetto Ballad)、 ネタのファンク・ナンバー8.RU? D.O.W.N.、ドラムがイマイチだがしっとりとしたメロウ・トラックにE.S.G.が参加した9.Durdy Souf、ブルージー・ファンク13.Shot Calla等聴きどころ満載。誰にでも親しめるアルバムだと思いますので、未聴の方はぜひどうぞ。(07/10/05)

BASS PATROL/The King Of Bass (1992)


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BASS PATROLが92年にリリースしたアルバム。THE TIME/Gigolos get lonely tooネタの2. Sweet Nothing、BAR-KAYS/Freak show(On the dance floor)ネタの5. Where the freak at?、S.O.S. BAND/Take Your Time使いの6. Raid With A Gaugeあたりが比較的聴きやすいか。ベスト盤を持っているなら余程のマニア以外購入する必要はないでしょう。(07/10/05)

TOM BROWNE/Funkin' For Jamaica:Best(1998)


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トランペット奏者TOM BROWNEのベスト盤。まずは黙って1.Funkin' For Jamaicaを聴くべし。数々のHIPHOP/R&Bでネタに使われた王道ファンク!ビート、ベース、トランペット、コーラス全てをとっても完璧。ヤバいです。他にもクラップ・ビートがイカす人気のファンク2.Thighs High、切れのあるトランペットとカッティング・ギターのファンク3.Byegones、メロウなエレピが耳を惹く5.Brighter Tomorrow、MICHAEL JONZUNが関わったエレクトロ・ファンク7.Rockin' RadioとMr.Business、夜が似合うメロウ10.Charisma、MAURICE STARR制作で優しげなメロディの80'Sメロウ12.Secret Fantasy等聴き応え十分。TOM BROWNE入門にはバッチリなベスト盤でしょう!(07/10/05)

HINDU MAFIA FAILY/Same(2007)


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SUGGAを中心に総勢24名からなるアリゾナのG集団HINDU MAFIA FAILYが04年にリリースしたアルバムに2曲を追加して再リリースしたアルバム。メンバーにはSPICE 1、SUGA FREE、JAYO FELONYもいるみたいです。C-BOのWEST COAST MAFIAからのリリースで、その親分C-BOも数曲でマイクを握ってます。バンギン系から哀愁メロウとWESTマナーに沿った好盤で04年のリリース当初から結構人気があるみたいです。(04年盤はCD BABYで購入可) しかし、一番の目玉は追加収録された2曲で、スペーシーなキーボードが耳を惹く80'Sテイストのメロウ・グルーヴ17.Mob Night OutとどことなくSHALAMAR/For the lover in youっぽいメロウ・チューン18.Mobsaydoは絶品!ほんと心地良すぎますね~。他にも軽快ファンク5.Nice & Slow、郷愁メロウの7.Mafia Rough、メロウ・グルーヴの8.Please Go、80'Sネタと思われるメロウ・トラックにC-BOをフィーチャーした12.Something Better等々聴きどころ多し。WESTフリークにオススメのアルバムです。(07/09/7)

YOUNG BLEED/Once Upon A Time In Amedica(07)


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ルイジアナ州バトンルージュのYOUNG BLEEDが07年にリリースした最新作。リリース元は前作から引続きC-BOのWEST COAST MAFIA RECORDS。ゲストに8BALL、RICH BOY、CHOPPA、JUVENILE、DAVID MANNER、C-BO、TRAEとかなり豪華。前半はMJGプロデュースで8BALLが参加した3.Top Backしか耳に残らず、CHOPPAやJUVENILE参加曲もイマイチ消化不良で不満が残りましたが、中盤から盛り返し、Y2JJプロデュースでサザン・テイストの哀愁ナンバー9.N' Da' Street、BOSKOが手掛けた悪っぽいダーク・チューン12.GANGSTAS' + Ballas、BEAR制作のサザン・メロウ・トラックにTRAEをフィーチャーした15.Life Ain't Changeが気に入りました。正直、消化不良な内容ですが、9.N' Da' Streetと15.Life Ain't Changeはとても良い曲なので、これだけでも個人的には"買い"なアルバムだと思います。(07/09/27)

AQUA BLAQ/Blaq Reign:Volume 1(2004)


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メンフィスのAQUA BLAQが04年にリリースしたアルバム。リリース当時少し話題となっていたアルバムです。プロデュースのほとんどを手掛ける220のビート・メイキングにセンスがあり、また一般的にイメージするジクジク、ドロドロしたメンフィス物とは違っていてかなり楽しめます。特に人気なのが、ピアノを基調とした心落ち着かせるメロウ・チューン13.Ghetto Tearsと陽だまり系メロウ・グルーヴ・トラックに清涼感溢れる女性コーラスもバッチリな19.Have It Allの2曲。ほんと最高の出来で、今でもかなりの頻度で聴いていますね~。他にもD.J.BOが手掛けたシンプルなダーク・ナンバー3.Whas Up Now、一風変わったウワモノのファンキー・チューン8.Revolooshun、タイトなビートにもの哀しいピアノの12.Tommorrow、アップテンポでノリノリな18.5 MicsあたりがGOOD。サウス・フリークはもちろん、メロウ好きも13.Ghetto Tearsと19.Have It Allはぜひチェックして下さい。(07/09/27)