OLD 2 DA NEW SCHOOL -234ページ目

P.S.D. THA DRIVAH, KEAK DA SNEAK, MESSY MARV


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P.S.D. THA DRIVAH, KEAK DA SNEAK, MESSY MARV/Da Bidness(2007)


07年にP.S.D. THA DRIVAH, KEAK DA SNEAK, MESSY MARVのベイの人気者3名がガッチリ組んでリリースしたアルバム。かなりバラエティに富んでいる好盤で、CLIPSOプロデュースのナイスなビートに重いピアノのファンキー・トラックにMISTAH F.A.B.、SAN QUINN、DUBEE、TURF TALKという豪華な面子をフィーチャーした2.Thick O' Thangz、DROOP-Eが手掛けた70年代SOULテイストのトラックにE-40を迎えた6.Gumbo Pot、GEORGE MICHAEL/Careless Whisperなんて陳腐なネタ使いながらなぜか惹きつけられるメロウ・ソング7.Fakin' It Ain't Cool、これもDROOP-Eによる切ないアコースティック・ギターが胸を打つ8.Burdens Of His Youth、THA ROLLA制作の90年代のNYアングラっぽいメロウ・トラックにSAN QUINNをフィーチャーした10.Hey Girl、1分にも満たないスキットというのが勿体ないほどメロウな12.2 Cool、大御所LEV BERLAKが手掛けたブヨブヨ・シンセが効いた妖しげなファンク・トラックにJ.STALINがソロでラップする15.Joseph Stalin、TRAXAMILLIONによるこれも90年代のNYアングラっぽいジャジーなトラックにRYDAH J.KLYDEが参加した16.Bottom Bitch、P.S.D.プロデュースで、ネタ使いと思われるR&Bテイストのメロウ・トラックにCUTTHROAT COMMITTEEをフィーチャーした18.Eff Da World, We Luv Furl(2Step Remix)等好曲満載。ベイ好きなら押えるべきアルバムの一つ。(08/04/18)

BOOGIEMONSTERS/Riders Of The Storm(1994)


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BOOGIEMONSTERS/Riders Of The Storm:The Underwater Album(1994)


MONDO McCANN、YODARED、MYNTRIC、VEXの4名からなるNYのグループ"BOOGIEMONSTERS"が94年にリリースしたデビュー・アルバム。今では売れっ子のSCOTT STORCHもキーボードで参加。スタイル的にはA.T.C.Q.やPHARCYDEのフォロワーっぽい感じですが、そのセンスの良さは抜群で、アルバム通して聴ける傑作アルバムに仕上げています。どの曲も良いですが、特にファンク・ビートにメロウなネタ使いが光る4.Muzic Appreciation (Sweet Music)、GAP BAND/Outstandingのベースラインを使った6.Altered States Of Consciousness、METERS/Go For Yourselfネタの人気ナンバー7.Honeydips In Gotham、TOM TOM CLUB/Genius Of LoveのダビーなビートにSummer Madness風シンセがハマった10.Bronx Bombasは最高!メロウな1.Jugganauts、ノリも良いメロウ・チューン3.Boogie、重たいビートにスペーシーなキーボードの13. Recognized Thresholds of Negative Stress(Stressless Mix)もGOOD。ミドル、ニュースクール好きで特にA.T.C.Q.やPHARCYDEを愛聴している方ならぜひとも聴いて頂きたいアルバム。(08/04/18)

V.A./Da Ultimate Biyatch Traxxx(1997)


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V.A./Secret Of Tha West Coast Raps : Da Ultimate Biyatch Traxxx(1997)


97年にAVEXからリリースされたJIVE関係のビャ~ッチ曲コンピ(タカコスタ嬢の解説あり)。全て既発曲ばかりですが、ジャケのエロさと100円で売っていたので購入。1曲のみUGKで、残りは全てDANGEROUS CREWからのセレクト。BOOTSY'S RUBBER BAND/Hollywood Squaresネタの2.I'm A Player/TOO SHORT、ブリブリ・ファンクの3.Sideways/E-40 f/B-LEGIT&MAC SHON、ブヨブヨ・シンセとスペーシーなシンセが癖になるファンク4.Dime A Dozen/PLAYAZ TRYNA STRIVE、ほのぼのした5.Hurricane/THE CLICK、ヘビー・ファンクの8.Can My Nine Get Ate/B-LEGIT、メロウな11.Spinkle Me/E-40 f/SUGA-T、ANT BANKSらしさ全開のファンク12.Can I Get A Bitch/TOO SHORT f/ANT BANKSあたりはやはり良いですね。まあ、こんなコンピもでていたってことで。(08/04/18)

NARADA MICHAEL WALDEN/The Dance Of Life(1979)


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JAZZ、FUSIONのドラマーとして活躍し、MAHAVISHNU ORCHESTRAやJEFF BECKの『Wired』に参加していたNARADA MICHAEL WALDENが79年にリリースした3rdアルバム。参加ミュージシャンは、ベースにT.M.STEVENS、キーボードにFRANK MARTIN、ギターにCORRADO RUSTICI。このアルバムといえば個人的にはA2.I Shoulda Loved Yaですね~。明るくてノリが良く、ハンドクラップが入るサビもナイス。これ以外にも良曲が多く、FREE SOULっぽいライト・メロウなA4.Crazy For Ya、キレのあるギターもイカしたダンサブルなB1.Tonight I'm Alright、ハートウォーミングなメロウ・ミディアムB2.Why Did You Turn Me On、重たいビートに哀愁漂うギターが耳を惹くB3.Carry On、唯一のインストで、変則的なリズムにギターを絡めたB4.The Dance Of LifeがGOOD。ダンス・クラシック好きにはぜひとも聴いて欲しいアルバムの一つ。(08/04/18)

WEATHER REPORT/Sweetnighter(1973)


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MILES DAVISの下で活躍していたキーボーディストのJOE ZAWINUL、サックス奏者のWAYNE SHORTERを中心とした名ジャズ/フュージョン・グループWEATHER REPORTが73年にリリースした3rdアルバム。メンバーは、キーボーディストにJOE ZAWINUL、サックスにWAYNE SHORTER、ベースにMIROSRAV VITOUS、ドラムにERIC GRAVATT、パーカッションにDOM UM ROMAOで、他にもANDREW WHITE等もベース等で参加。大好きなCHUBB ROCK/Regiments Of Steelネタの鬼ファンキーな4.125nd Street CongressとLORD FINESSE/Party Over Hereネタでソリッドなドラムがイカす6.Non-Stop Homeがとにかく最高!他にもアップテンポでファンキーな1.Boogie Woogie Waltz、サックスがメインだが、裏で鳴っているドラムがイイ感じのファンキー・チューン2.ManoleteもGOOD。ジャズ/フュージョン好きなら聴くべきアルバムでしょう。(08/04/18)

WEBBIE/Savage Life 2(2008)


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PIMP CのTRILL ENTERTAINMENTに所属するルイジアナ州バトンルージュのWEBBIEが08年にリリースした2ndアルバム。1stも結構好きなんですが、2ndはこれを凌ぐ好盤に仕上がっており、特にBJプロデュースで、DIANA ROSS/Missing Youネタのメロウ・トラックにLETOYA嬢の歌もバッチリ絡む12.I Miss Youが秀逸!これはメロウ好きも納得の一発でしょう。他にはMANNIE FRESH制作でYOUNG DROをフィーチャーしたSOUL度高い哀愁ナンバー4.I Know、哀しげなピアノが耳を惹くトラックにBIG HEADが参加した8.You A Trip、MOUSE ON THE TRACKが手掛けたもの哀しいトラックにBIRDMANとRICK ROSSをフィーチャーした10.A MiracleもGOOD。オススメのアルバムです。(08/04/09)

TOO SHORT/Blow The Whistle(2006)


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ベイエリアのパイオニアTOO SHORTが06年にリリースしたアルバム。最近のTOO SHORTはサウス系トラックばかりでどこか馴染めなく、このアルバムも大半は受けつけませんでした・・・ それでもJAZZE PHAプロデュースのハートウォーミングなアコースティック・ギターが最高な8.Nothing Feels Better、クラップ・ビーツに郷愁感あるメロディの9.Sophisticated、70年代ソウル風な10.Playaの3曲はバッチリ楽しめました。熱心なTOO SHORTフリーク以外にはあまりオススメできないです。(08/04/09)

THIRD WORLD/Rock The World(1981)


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ベテラン・レゲエ・グループ"THIRD WORLD"が81年にリリースした7thアルバム。特に好きなグループということでもないですが、ダンス・クラシックの6.Dancing On The Floor(Hooked On Love)がとても大好きなんですよね。イギリスでもヒットしたこの曲は、ちょっぴり哀愁を帯びたメロディに口ずさみやすいサビがGOOD。他曲はもちろんレゲエ中心ですが、ポップ感が全面に出ていて、結構聴きやすく、優しく語りかけるような3.Who Gave You(Jah Rastafari)、メロウな7.There's No Need Question Why、グッとポップになった8.Peace And Loveあたりがお気に入り。レゲエ好きよりは、ダンス・クラシック好きにオススメしたいアルバム。(08/04/09)


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国内盤のジャケ

JEFF BECK GROUP/Rough And Ready(1971)


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孤高のギタリスト"JEFF BECK"のグループJEFF BECK GROUPが71年にリリースしたアルバム。ファンの間では第2期JEFF BECK GROUPといわれており、メンバーは、JEFF BECK(ギター)、CLIVE CHAMAN(ベース)、BOB TENCH(ボーカル)、COZY POWELL(ドラム)、MAX MIDDLETON(ピアノ)で、そのなかでCLIVEとBOBは黒人です。この頃のJEFF BECKはSTEVIE WONDER、CURTIS MAYFIELD、SLY等のR&Bに傾倒していたらしく、このアルバムでもR&B色濃く仕上げており、かつ、ボーカルのBOB TENCHも黒人なので、普通にR&B、ファンク好きにもバッチリな内容となっています。時折Tighten Up風のフレーズがでてくるアップテンポのファンキー・ナンバー1.Got That Feeling、MAXのピアノとJEFFのギターが中心で時折でてくるCOZYのドラムが激ファンキーなジャズっぽいインスト・ナンバー4.Max's Tune、これ聴くと元気が出てくるアップテンポのファンキー・チューン6.New Ways/Train Train等聴きどころ十分。70年代のファンク好きならぜひ聴いてもらいたい名盤。(08/04/09)

DUBB-20/Racks Macks Dope Tracks(2007)


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ベイのDUBB-20が07年にFRISCO STREET SHOW/SUMO RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースはROB LOとMAKI。哀愁・メロウ系に好みの曲があり、特にQUJUANのコーラス入りのソウルフルなメロウ・チューン3.Whats Life、郷愁感溢れるピアノが耳を惹く5.Turf Tenants、これもQUJUANの哀しげなコーラスが雰囲気を引き立てる切ない10.All Wrongの3曲が抜群。他にも故KING FREACOをフィーチャーした寂しげな2.Stars Above、ちょっとチキチキ系だが夕暮れ系メロウ・トラックにFED-XとQが参加した13.It'z RealがGOOD。ベイらしいファンク系が全くないのは残念ですが、聴いて損はないアルバムだと思います。(08/04/04)