JEFF BECK GROUP/Rough And Ready(1971)
孤高のギタリスト"JEFF BECK"のグループJEFF BECK GROUPが71年にリリースしたアルバム。ファンの間では第2期JEFF BECK GROUPといわれており、メンバーは、JEFF BECK(ギター)、CLIVE CHAMAN(ベース)、BOB TENCH(ボーカル)、COZY POWELL(ドラム)、MAX MIDDLETON(ピアノ)で、そのなかでCLIVEとBOBは黒人です。この頃のJEFF BECKはSTEVIE WONDER、CURTIS MAYFIELD、SLY等のR&Bに傾倒していたらしく、このアルバムでもR&B色濃く仕上げており、かつ、ボーカルのBOB TENCHも黒人なので、普通にR&B、ファンク好きにもバッチリな内容となっています。時折Tighten Up風のフレーズがでてくるアップテンポのファンキー・ナンバー1.Got That Feeling、MAXのピアノとJEFFのギターが中心で時折でてくるCOZYのドラムが激ファンキーなジャズっぽいインスト・ナンバー4.Max's Tune、これ聴くと元気が出てくるアップテンポのファンキー・チューン6.New Ways/Train Train等聴きどころ十分。70年代のファンク好きならぜひ聴いてもらいたい名盤。(08/04/09)
