MATERIAL/One Down (1982)
BILL LASWELL率いる先鋭集団MATERIALが82年にリリースしたアルバム。参加ミュージシャンは、CHICからNile Rodgers(ギター)とTONY THOMPSON(ドラム)、YOGI HORTON(ドラム)等、ボーカリストは、NONA HENDRYX、BERNARD FOWLER等に、これがデビューとなるWHITNEY HOUSTON。CHIC meets エレクトロって感じで好きだね、このアルバム。ベストは、イントロのボコーダーからヤバいエスニック・エレクトロ・ファンクって感じの8. Don't Lose Control。中学生の頃、ラジオで聴いてノックアウトされた思い出のある曲ですね。他には、モロCHICなファンク2. I'm the One、SLY&THE FAMILY STONEのアーシーなカバー3. Time Out、こもれモロCHICなノリノリ・ファンキー・チューン5. Come Down、ボコーダーもナイスなフロア・ナンバー6. Holding OnがGOOD。(2013/12/02)
ZALMAC/Whatcha Gonna Do (1982)
女性シンガーのZULEMAとAL MACDOWELLのコンビ"ZALMAC"が82年にThe Sound Of Brooklyn (TSOB)からリリースした唯一のアルバム。とてもダンサブルでキレの良いダンス・サウンド尽くしで、しかもZULEMA嬢の歌もソウルフル。キレの良いディスコ・ファンク1. What's In It for Me、郷愁メロのダンス・ナンバー2. Dreamin'、ミッドナイト系メロウ・グルーヴ3. See What Your Love Has Done、スピード感溢れるディスコ・ファンク4. Friends、メロウ・ファンク6. I Get Down、哀愁溢れるスロウ7. Happy FeelingsがGOOD。このアーバン感覚はとても好きだね~。ずーっと聴いていたいと思わせるな。(2013/11/26)
MC TWIST/Bad Influence (1990)
SAN JOSEのMC TWISTが90年にLETHAL BEAT RECORDSからリリースしたアルバム。89年にLUKE SKYYWALKER RECORDSからM.C. TWIST & THE DEF SQUAD/Comin' Thru Like Warriorsをリリースしているんで2ndにあたるのかな。当時の定番ネタのオンパレードで、トラック、スクラッチともに質が高いね。KC AND THE SUNSHINE BAND/I Get Liftedにスクラッチをのせたイントロ1. Bad Influence、THIN LIZZY/Johnny The FoxのギターとKRS-1の声ネタが効いたハーコー・チューン2. Cocaine Bizni$$、LYN COLLINS/Think使いのファンキーな3. A Step Beyond、THE TEMPTATIONS/Papa Was a Rollin' Stoneネタでシリアスモードの4. Dope Story、ブレイクビーツにGROVER WASHINGTON JR.やSLAVE等様々なネタを合わせた5. Cold Chillin' in San Jo、GO-GOビートにWILD CHERRY/Play That Funky Musicを合わせた7. Step Off、JBネタの8. The Eastside、当時のマイアミ・ラップ風の軽めのファンクでTWENNYNINE/Peanut Butterが効いた9. Eurythangz Gottabfunky、MALCOLM MCLAREN AND WORLD'S FAMOUS SUPREME TEAM/Hobo Scratch使いのファンク10. The Jokes on You (Hometown Critics)、泥臭いファンキー・ナンバー11. Mary Mack II、P-FUNKネタの12. What I Came 2 Doとほとんど聴けるね。埋もれるには惜しいアルバムだね。(2013/11/25)
1-5IVE POSSE/Lifestyles of the Young & Crazy
アトランタ州カレッジ・パークを拠点にするラップ集団1-5IVE POSSEが92年にWORLD EXPORT/ICHIBAN RECORDSからリリースしたアルバム。メンバーはMC BUCKとWIZ、プロデュースは1-5IVE POSSE自身。安心(?)のICHIBAN印で、良質のB級ヒップホップを堪能できる好盤で、特にラップにディレイ処理を施したファンキー・シット2. Don't Take It Personal、CAMEO/Flirt等を使ったファンキーな3. Flirt、ImpeachビートにP-FUNKを合わせたノリノリ・ファンク4. Nigga out the Projects、70年代テイストのファンキー・チューン5. Lifestyles of the Young & Crazy、WARの同名曲を使った6. Slippin' into Darkness、SYL JOHNSON/Different Strokesネタのヘビー・ファンク8. Dick Got Sic、MOUNTAIN/Long Red等を使ったハーコー・モードの9. Drop a Load on 'EmがGOOD。スルーされるには勿体ないアルバムだと思うな。(2013/11/21)
BILL WITHERS/Making Music (1975)
ソウル界の良心BILL WITHERSが75年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、BILL自身とLARRY NASH。ドラムにHARVEY MASON、ギターにDAVIT T.WALKER、パーカッションにRALPH MACDONALD等といつもながら凄い面子がバックアップ。フリーソウルど真ん中の優しげな2. The Best You Can、ドラマチックかつファンキーな3. Make Love To Your Mind、タイトルどおり切ない系の5. She's Lonely、ドラム・ブレイク入りの鬼ファンキーな6. Sometimes A Song、アップテンポでグル―ヴィーな8. Family Table、これ聴くと絶対にBIZ MARKIE/Romeo and Julietを思い出す寂しげな9. Don't You Want To Stay?がお気に入り。派手さはないけど好きなアルバムですね。(2013/11/20)
DRE DOG/I Hate You with a Passion (1995)
カリフォルニア出身で現在はANDRE NICKATINAに芸名を変えて精力的に活動しているDRE DOGが95年にIN-A-MINUTE RECORDSからリリースした2ndアルバム。プロデュースは、DRE DOG、T.C.、MARK 5、THE ENHANCER、REGGIE、 RACE、ROB V.。かなり暗めのトラックが多くて聴き手を選ぶかな。COUGNUTをフィーチャーしたダーク・ファンク1. Muthafucka、暗黒に引きずり込むようなホラー・コア2. Situation Critical、攻撃的なラップがイカす4. Killa Whale、妖しげなシンセが耳を惹く5. Ike Turner、ベースが効いたミステリアスな雰囲気の8. Dirty Worm、もろサザン・フレイヴァなソウルフル・インスト9. Fillmoe、イキの良いビアッチMCをフィーチャーしたベイ・ファンク12. U Ain't My Folksあたりを良く聴いていたかな。(2013/11/19)
THE DOOBIE BROTHERS/Minute By Minute (1978)
ウエスト・コースト・ロックの重鎮THE DOOBIE BROTHERSが78年にリリースした8thアルバム。プロデュースは、TED TEMPLEMAN。MICHAEL McDONALDが参加した後期の代表作の一つで、耳当たりの良いロックを聴かせてくれます。リズミカルでファンキーな1.Here To Love You、大ヒットした小気味良い2.What a Fool Believes、途中のテンポアップした部分はイマイチだけど、郷愁感溢れるイントロと後半にはグッとくる9.You Never Change、アップテンポでグルーヴィーな10.How Do The Fools Survive ?がGOOD。AORファンに人気があるのも頷けますね。(2013/11/18)



