OLD 2 DA NEW SCHOOL -122ページ目

Street Fighter(1994)




94年にリリースされたアクション映画『Street Fighter』のサントラ。チャゲ&アスカが参加しているサントラとして話題になっていたような覚えがあるね(かなり浮いていたが…)。LES McCANN/The Harlem Buck Dance Strut使いのクセがありありの2. Come Widdit/AHMAD, RAS KASS, SAAFIR、女性コーラスも絡むR&Bタイプの3. One On One/NAS、いつもどおり男気溢れるタフなファンクを聴かせる5. Street Soldier/PARIS、E-A-SKI&CMTが手掛けた中でもトップクラスのメロウ・ベイ・ファンク6. Something Kinda Funky/RALLY RAL、地味ながら惹きつけられる7. It's a Street Fight/THE B.U.M.S、ラップは最悪だけどFUNKADELIC/Knee Deepネタだけで聴かせる10.Straight to My Feet/HAMMER & DEION SANDERSあたりが好きですね。それほど良いサントラとは思わないけど、安ければ聴いて損はないかな。(2014/03/03)

MANNISH/Audio Sedative (1995)




L.A.のJEKILLとJIVEのデュオMANNISHが95年にリリースしたアルバム。プロデュースは、B-ZAR、DEVASTATIN、CLICK、DJ NU-MARK。一言でいうと典型的な西海岸のアングラものかな。独特な雰囲気を醸し出している4. Expect That (Bird Mix)、ERIC B.&RAKIM/Paid In Fullを思い出させるイカしたインタールード5. Innermental、ブレイクビーツ使いの不穏な7. Swarm、タイトなドラムに妖しげなオルガン(?)の9. The Shit、ダークに攻める11. Mannish、MOBB DEEPっぽいドラムの12. Speaker Timeあたりがすきですね。でも、かなり地味なアルバムだな。NYアングラ好きにはドンピシャかもしれないけどね。(2014/03/02)

SHADOW/In The Streets (1981)




OHIO PLAYERSのBILLY BECKを中心としたグループSHADOWが81年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、「メロウ大王」の異名をもつLEON WARE。少し寂しげなメロディのミディアム・ファンク1. Born To Hustle、CON FUNK SHUNとBAR-KAYSを足して2で割ったようなノリの良いファンク2. Best Lady、スムーズなメロウ・グルーヴ3. Piece A Cake、かなりBPM早めのダンス・ナンバー4. Party In The Streets、ラップも取り入れたメロウ・ファンク5. Shadows In The Streets、P-FUNKっぽさも取り入れたファンク6. Sinister Way、70年代の香りを残すスロウ7. Clouds、フュージョンぽいライト・ファンク8. Tennis Shoesと全曲イケます。若干パンチ不足な気もするが、充実作には間違いないですね。(2014/03/01)

BAR-KAYS/Soul Finger (1967)




メンフィスのベテラン・ファンク・バンドBAR-KAYSが67年にリリースしたデビュー・アルバム。このリリース後、悪夢の航空機事故でメンバーの大半を失うんですよね… ボーカルなしのインスト・アルバムで、大ヒットしたご機嫌なファンキー・ナンバー1. Soul Finger、ブルース・ハープが何とも言えないくらいファンキーな2. Knucklehead、郷愁感溢れるスロウ3. With a Child's Heart、ノリノリな4. Bar-Kays Boogaloo、ガヤも最高なファンキー・チューン6. You Can't Sit Down、オルガン・ソウル・ジャズって感じの7. House Shoes、躍動感溢れるホーンが印象的な8. Pearl High、ムードたっぷりのスロウ9. I Want Someoneがお気に入り。少し古臭いけど、味のあるアルバムで好きですね。(2014/02/28)

YES/Close To The Edge (1972)




現在も活動するUKのプログレッシヴ・ロック・バンドYESが72年にリリースした5thアルバム。YESの代表作かつプログレの代表作とのこと。プログレは苦手ながらブックオフで250円、しかも20%OFFということで購入。トータル3曲(!)しかなく、その内2曲が10分のオーバーの組曲というのもちょっとひいてしまうな。まあ、予想どおりあまり理解できなかったけど、ところどころはカッコ良く、特に1. Close To The Edge - (i)The Solid Time Of Change(ii)Total Mass Retain(iii)I Get Up, I Get Down(iv)Seasons Of A Manの14分過ぎからのコズミックなサウンドや2. And You And I - (i)Cord Of Life(ii)Eclipse(iii)The Preacher, The Teacher(iv)Apocalypseの1分過ぎのアコースティック・ギターの素朴なメロディの部分、6分過ぎのフォーキーな郷愁グルーヴな部分、ドライブ感溢れる3. Siberian Khatruが良かったかな。YESといえば「ロンリーハーツ」のイメージしかなかったんで、違う面も聴けて良かったかな。(2014/02/25)

PAUL BUTTERFIELD'S BETTER DAYS/Better Days




白人ブルース・ハープ奏者のPAUL BUTTERFIELDが73年にPAUL BUTTERFIELD'S BETTER DAYS名義でリリースしたアルバム。どこかチンピラ感もでているファンキー・チューン1. New Walkin' Bluesでかなり期待させたけど、聴けたのは、これとちょっと田舎っぽいけど軽快な9. Highwayとボーナス・トラックの10. Louiseくらい。うーん、1.みたいな曲がもっと聴きたかったな。(2014/02/23)

ANT BANKS/Livin' The Life (1993)


オークランド出身のベテラン・プロデューサー兼MCのANT BANKSが93年にJIVEからリリースしたアルバム『Sittin' On Somethin' Phat』からのシングル。プロデュースは、ANT BANKS。LOOSE ENDS/Slow Down使いのもの哀しげなA2. Livin' The Life (Street Remix)、BARRY WHITE/Never, Never Gonna Give You Upネタの郷愁感溢れる名曲A3. Livin' The Life (LP Version)、EAZY-Eの声ネタも冴える、もろP-FUNKなB1. Packin' A Gun (Street)、基本はLivin' The Lifeのリミックスと一緒だが、ビートをORANGE KRUSH/Actionに差し替え、ラップをダブ処理し、後半はANT BANKSのフリーキーな歌も披露するB3. Livin' The Life (Dove Sac Mix)(ベスト・トラック !)と全曲最高だね。(2014/02/21)

A.O.K./Shack It Up (1989)


89年にPROFILE RECORDSからリリースされたA.O.K.のシングル。プロデュースは、A.O.K.。「FAT LACE MAGAZINE」のインタビュー(!)によると、MCは白人のMESH、DJはFLASHAとのことで、グラフィック・アーティストでもあるみたいですね。ブレイクビーツにJACKSON SISTERS/I Believe In Miiracleを合わせたご機嫌なファンキー・チューンA1. Shack It Up、軽快かつファンキーなB1. The SignalともにGOOD。アルバムがリリースされなかったのが惜しまれるね。(2014/02/20)

PARLIAMENT/Chocolate City (1975)




ファンク大王GEORGE CLINTON率いるPARLIAMENTが75年にリリースした3rdアルバム。いまさら説明不用の偉大なグループですね。ドラムが弱いのが不満だけど、緊張感溢れるファンクを聴かせる1.Chocolate City、ノリが良くてファンキーな2.Ride On、2.と似た感触の3.Together、ホーンが印象的なファンク4.Side Effects、勢いがあってファンキーな5.What Comes FunkyがGOOD。(2014/02/19)

DIVERSIFIED CULTURE/Have You Ever Seen?


95年にMOORA RECORDSからリリースされたカップリング12'シングル。ラティーノ・ヒップホップ・コンピ「STR8 UP LOCO」からのシングルかな。D.J.RICKY "E"プロデュースで、スペーシーなイースト系トラックが秀逸なA1. DIVERSIFIED CULTURE/Have You Ever Seen?、ブリージン・メロウなB. 1/2 OUNZE/Cookies N' Creamの2曲ともGOOD。(2014/02/17)