YOUNG BUCK/Straight Outta Cashville (2004)
50 CENTととのG-UNITの活躍で知られるナッシュビルのYOUNG BUCKが2004年にリリースしたアルバム。プロデュースは、CHAD BEAT、SHA MONEY、XL、NEEDLZ、MR. PORTER、RED SPYDA、LIL JON等。50 CENTやG-UNITには全く興味がないけど、サウス出身ということで購入した覚えがあるね。甘いメロウなんて皆無の武骨なアルバムで、もの哀しげな2. Do It Like Me、50 CENTをフィーチャーしたハードな雰囲気の3. Let Me In、数少ないメロウ系4. Look At Me Now、DAVID BANNERとLIL' FLIPが参加したゴリゴリ・サウス・ナンバー5. Welcome To The South、D-TAYとLLOYD BANKSをフィーチャーした寂しげな6. Prices On My Head、50 CENTとTONY YAYOが参加した郷愁感溢れる7. Bonafide Hustler、3-6 MAFIA印の12. Stompと13. Taking Hits、ドラマチックな14. Walk With Me、ボーナスで収録のSNOOP DOGGとSUPAFLYのDPGをフィーチャーした15. DPG UnitがGOOD。まあ、メジャー作なんでソツはないね。(2014/02/16)
CON FUNK SHUN/To The Max (1982)
「Too Tight」や「Ffun」のヒットで有名なファンク/R&Bバンド"CON FUNK SHUN"が82年にリリースした アルバム。充実作が多い彼等だけど、これもかなり充実していて、特にノリノリのディスコ・ナンバー1.Ms. Got The Body、コズミック感もあるディスコ・ファンク2.Let's Ride And Slide、ボコーダー入りの切れのあるエレクトロ・ファンク4.Hide And Seek、自然に体が動くディスコ・ナンバー5.You Are The One、数々の曲にネタ使いされているメロウ・クラシックの7.Love's Train、切れのあるディスコ・ファンク8.Ain't Nobody BabyがGOOD。やっぱCON FUNK SHUNに外れなしですね。(2014/02/15)
MOUNTAIN/Twin Peaks (1974)
巨漢ギタリスト"LESLIE WEST"とCREAMのプロデューサーだったFELIX PAPPALARDIを中心としたアメリカン・ハード・ロック・バンド"MOUNTAIN"が74年にリリースした大阪でのライブ・アルバム。ライブといえば『Live : The Road Goes Ever On』に尽きるけど、これもなかなか聴かせてくれます。豪快なハードロック1. Never In My Life、代表曲でもある哀愁漂う2. Theme For An Imaginary Western、パワフルなロック3. Blood Of The Sun、32分にも及ぶ代表曲5. Nantucket Sleigh Ride、ハードなギターがイカした6. Crossroader、代表曲の7. Mississippi Queen、ファンキーな8. Silver PaperがGOOD。『Live : The Road Goes Ever On』よりは劣るけど、十分楽しめたかな。(2014/02/14)
THE MIRACLES/Don't Cha Love It (1975)
MOTOWNで多くの名曲を生み出したTHE MIRACLESが75年にリリースしたアルバム。看板シンガーのSMOKEY ROBINSONが脱退し、新たにBILLY GRIFFINが参加した後のアルバム。プロデュースは、FREDDIE PERREN。20数年前にラジオでタイトル曲がかかっていて、そのカッコ良さにノックアウトされて急いでLPを買いに行った思い出のあるアルバムですね。HEATWAVE/Mind Blowing Decisionsと似た感触のドリーミーなメロウ・ナンバーA1. Keep On Keepin' (Doin' What You Do、カッティング・ギターに爽やかなコーラスが心地良いブリージン・ソウルA2. Sweet Sweet Lovin'、甘いコーラスも最高なソウルフル・メロウ・グルーヴA4. Don't Cha Love It、ヒットしたB1. Gemini、スウィートなスロウB2. Brokenhearted Girl - Brokenhearted Boy、小気味良いラテンテイストのB3. Take It Allがお気に入り。好盤で人気もあるかと思うけど、全然CD化される気配がないのは残念。MOTOWNもCD化されてきているんで、この機会にぜひCD化してほしいね。(2014/02/10)
HERBIE HANCOCK/Sound-System (1984)
HERBIE HANCOCKが84年にリリースしたアルバム。ヒップホップの新しい扉を開いた前作『Future Shock』とほぼ同じ面子で制作。まあ二匹目のドジョウを狙ったってことだけど、前作よりサウンドがこなれていて、素直にカッコイイね。大ヒット曲「Rockit」をハードロックで味付けしたような1. Hardrock、タイトルどおり硬質なビートが耳を惹く2. Metal Beat、無機質なビートにどこか能天気なメロディが気になる4. Junku、小気味良いファンク5. People Are Changing、叩きつけるようなビートがカッコイイ6. Sound SystemがGOOD。もはやジャズ/フュージョンとは言えないような気がするけど、これはこれで好きですね。(2014/02/09)
LYNYRD SKYNYRD/Nuthin' Fancy (1975)
THE ALLMAN BROTHERS BANDと並ぶサザン・ロックの雄"LYNYRD SKYNYRD"が75年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、AL KOOPER。カラっとしたサザン・ロック1. Saturday Night Special、ブルージーかつヘビーな2. Cheatin' Woman、ファンキーなドラムとアーシーなギターがカッコ良すぎる4. I'm A Country Boy、ヘビーなロックを聴かせる5. On The Hunt、カントリー一歩手前って感じの6. Am I Losin'、ボーナスで収録された5.のライブ10. On The Hunt (Live)がGOOD。あまり評判の良くないアルバムみたいだけど、十分楽しめたかな。(2014/02/08)
GRANDMASTER MELLE MEL/Vice (1985)
GRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVEの主力MC"GRANDMASTER MELLE MEL"が85年にリリースしたシングル。アメリカや日本で一世を風靡したTVシリーズ『MIAMI VICE』のサントラからのシングルカット。プロデュースは、LELAND ROBINSON、 MELLE MEL。自分が持っているのは国内盤のシングルだけど、CHAKA KHAN/Feel For You(冒頭のラップはMELLE MEL)の大ヒットを受けて、日本でもリリースされたのかもね。80年代中期特有の打ち込みドラムに生楽器を合わせたスリリングでハードな曲。MELLE MELのラップは流石にカッコイイね。(2014/02/05)
Bulletproof(1996)
96年にリリースされたアクション・コメディ映画『Bulletproof』のサントラ。OHIO PLAYERS/Love Rollercoasterネタのファンキーな1. Champagne/SALT-N-PEPA、ONE WAY/Don't Fight the Feeling使いのベイ・ファンク3. Where I'm From [Don't Fight the Clean Mix II]/PASSION f/RAPPIN' 4-TAY & TOO SHORT、GROVER WASHINGTON JR./Just The Two Of Usネタのメロウ・チューン4. Tha 2 of Us/DTTX of LIGHTER SHADE OF BROWN f/CHRISTOPHER WILLIAMS、
STEVIE WONDER/Always、BOOTSY COLLINS/Hollywood Squares使いのまろやかメロウ5. Until the Day/NONCHALANT、ビートが効いたメロウ・ミディアム7. I Wanna Know Your Name/TASHA、S.O.S. BAND/The Finest使いのメロウ・チューン9. Chocolate, Cuties and Condoms/CYDAL f/ADINA HOWARDがGOOD。なかなか楽しめたサントラかな。(2014/02/04)
KWAME THE BOY GENIUS Featuring a New Beginnig
現在はプロデューサーとして活躍するKWAMEが89年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、HURBY "LUV BUG" AZORとTHE INVINCIBLES。リリース時、KWAMEは弱冠16歳!2nd以降、ポップ路線で攻めていき、ストリートのプロップスは失ったけど、このアルバムは間違いなくクラシック!軽快な語り口のKWAMEに注目。
1. Boy Genius
THE METERS/Cardova、Thinkingを合わせたファンキー・チューン。
2. U Gotz 2 Get Down!
KOOL&THE GANG/N.T.使いのノリの良い一発。
3. The Rhythm
JAMES BROWN/Funky Drummer、THE STAPLE SINGERS/I'll Take You There、BOB JAMES/Look-Alikeを巧く組み合わせた和み系ファンキー・ナンバー。BOB JAMESがとても効いていて、好きだね~、こういうの。
4. The Man We All Know and Love
RUFUS THOMAS/Do the Funky Penguin、BARRY WHITE/I'm Gonna Love You Just a Little More Baby、MINNIE RIPERTON/Lovin' Youネタのパーティ・シット!KWAMEのオチャラケ感が巧くでているね。
5. The Mic Is Mine
KOOL&THE GANG/More Funky Stuff、THE STAPLE SINGERS/I'll Take You There使いの攻撃的なファンキー・シット!
6. Keep on Doin' (What You're Doin' Baby)
BOBBY BYRD/I Know You Got Soul、Keep on Doin' What You're Doin'ネタのファンキー・ナンバー。もうほとんどBOBBY BYRDの曲だな、こりゃ(笑)
7. Push the Panic Button!!!
FUNK INC./Kool is Back、THE TREACHEROUS THREE/THE NEW RAP LANGUAGE使いの派手さのあるファンキー・チューン。
8. Sweet Thing
RUFUS&CHAKA KHAN/Sweet Thingをモロに使ったスウィートなラブ・ラップ・クラシック!独断だけどSweet Thing使いでこの曲に勝るものなし!
スルーされがちなMCだけど、せめてこれだけでも聴くべし(2014/02/03)


