OLD 2 DA NEW SCHOOL -103ページ目

THE METERS/Struttin' (1970)




ニューオーリンズの名ファンク・バンド"THE METERS"(現NEVILLE BROTHERS)が70年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINTとMARSHALL E. SEHORN。1st、2nd同様音楽史上に輝くファンク名盤の一つで、最初から最後まで強烈なニューオーリンズ・ファンクのオンパレード!ニワトリのモノマネから始まるご機嫌なタイトル曲1. Chicken Strut、頻繁にネタ使いされるファンキーな2. Liver Splash、渋めのファンキー・ナンバー4. Joog、グルーヴィーな5. Go For Yourself、定番ファンクの6. Same Old Thing、数えきれないくらいサンプリングされたまさにアルティメットなファンク・クラシック7. Hand Clapping Song、小気味良くてファンキーな9. Tippi-Toes、アップテンポでイカした10. Britches、ドラム・ブレイクがBIG DADDY KANE/Long Live the Kaneを思い出させる11. Hey!Last Minute、勢いがあってファンキーな12. Ride Your Pony、ボーナス・トラックでオルガンがイカした13. Funky Meter's Soulと疾走感溢れる14. Meter Strutが特にお気に入り。ファンク好きなら必ず聴くべし!(2014/12/15)

TLC/CrazySexyCool (1994)




TLCが94年にリリースしたアルバム。全世界で大ヒットしたモンスター・アルバムですね。プロデュースは、DALLAS AUSTIN、BABYFACE、SEAN "PUFFY" COMBS、JERMAINE DUPRI、ORGANIZED NOIZE、CHUCKY THOMPSON等。TLCには全然興味がなかったけど、このアルバムの完成度はハンパないね!でも、もの凄く地味な「Creep」があれだけヒットしたのにはビックリしたけどね。A.T.C.Q.のPHIFE DAWGをフィーチャーした地味カッコ良いイントロ1. Intro-Iude、前述の地味ながらクセになる2. Creep、ヒップホップも感じさせる寂しげなミディアム3. Kick Your Game、 BRETHREN/Outside Love使いのヒップホップR&B5. Case Of The Fake People、郷愁感溢れるスロウ7. Red Light Special、ORGANIZED NOIZEらしいサザン・フレイヴァ溢れる8. Waterfalls、切ないメロディが耳を惹くミディアム10. Let's Do it Again、PRINCEのヒップホップ・テイストのカバー11. If I Was Your Girlfriend、G-FUNKっぽいシンセが耳を離れないスロウ13. Take Our Time、JEAN KNIGHT/Mr. Big Stuffをセンス良く使った自然に腰が動くノリの良い15. Switch、OUTKASTのDREをフィーチャーした郷愁感溢れる16. Sumthin' Wicked This Way Comes等好曲満載。R&B好きなら絶対に聴いておくべきですね。(2014/12/13)

Dangerous Minds (1995)




95年にリリースされた映画『Dangerous Minds』のサントラ。良質のウエスト&サウス・ヒップホップとR&Bを収録していますね。有名どころは1. Gangsta's Paradise/COOLIOなんだろうけど、個人的には全然魅力は感じないな。これよりはむしろ、FRED WESLEY AND THE HORNY HORNS/Four Playネタの渋いR&B2. Curiosity/AARON HALL、いぶし銀によるFUNKADELIC/Good Old Music、WILLIE HUTCH/Ain't Nothing Like Togetherness使いの鬼渋い3. Havin Thangs/BIG MIKE、寂しげなメロディが胸を打つ4. Problems/RAPPIN' 4-TAY、KOOL G.RAPと同じGARY NUMAN/CarsネタのイケイケBASS6. Put Ya Back Into It/TRE BLACK、KASHIFでもお馴染みのメロウ・クラシックMOTHER'S FINEST/Love Changes使いの極上スロウ・ジャム8. Feel the Funk/IMMATURE、MISSY ELLIOTがメンバーの幻のフィーメールR&Bグループによる激渋ヒップホップR&B9. It's Alright/SISTA f/CRAIG MACK、THE JACKSON 5/I Want You Backなんてベタなネタを使った超分かりやすい10. A Message for Your Mind/RAPPIN' 4-TAY、重たいビートだけでOKなファンク11. Gin & Juice/DEVANTE SWING f/STATICがお気に入り。(2014/12/10)

JAMES GANG/Live in Concert (1971)




名ギタリストJOE WALSHがEAGLES以前に組んでいたハードロック・バンドJAMES GANGが71年にリリースしたライブ・アルバム。とても骨太なサウンドを聴かせる好ライブ・アルバムで特に攻撃的なギターが唸る1. Stop、ブルージーにスロウで攻める2. You're Gonna Need Me、郷愁感漂うオルガンが印象的な3. Take A Look Around、天国への階段を思い起こすアコースティック・ギターが耳を惹く5. Ashes, The Rain And I、再びノイジーなギターが唸るロック6. Walk AwayがGOOD。(2014/12/09)

JAMES BROWN/I'm Real (1988)




国内盤LP

ファンクの帝王JAMES BROWNが88年にリリースしたアルバム。プロデュースに当時勢いのあったFULL FORCEが参加。FULL FORCE流のストリート・ファンクをバックに帝王の復活!としてリリース当時話題になったもんです。JB自身の曲を使った針のプチプチ音も効果的な恕ファンキー・ナンバー3.Static (Part 1&2)とMACEOがサックスで参加したFunky Drummer使いの鬼ファンキーな7.She Looks All Types a Good、ヒューマンビートボックス+ドラムマシン+スクラッチのアウトロ的なファンク   にはカッコ良さが漲っているけど、残りのファンク曲は今聴くとドラムが結構ダサい・・・ 当時はカッコ良く聴けたんだけどなぁ。まあ、それでもJBのファンキーな歌声で十分カバーされていてそれなりに聴けるけかな。全盛期のJBを聴きなれた人にはやっぱり物足りないかもしれないね。(2014/12/08)

KID 'N' PLAY/Funhouse (1990)




軽快でコミカルなラップで一世を風靡したラップ・デュオKID 'N' PLAYが90年にSELECT RECORDSからリリースした2ndアルバム。プロデュースは、HURBY LUV BUGとTHE INVINCIBLES。当時は1stより劣るな~って感じたけど、なかなか粒ぞろいで、特にEARTH, WIND & FIRE/Moment of Truth使いの疾走感溢れてファンキーな1. Energy、タイトなドラムが効いた2. Y U Jellin' Me、LYN COLLINS/ Think (About It)のドラムに優しげなメロディが心落ち着かせる4. Toe to Toe、BPM早めのイケイケ・ファンキー5. Show 'Em How It's Done、SALT ‘N’ PEPA参加の涼しげなメロウ・ナンバー6. I Don't Know、BAR-KAYS/ Let's Have Some FunネタのGO-GOフレイヴァなパーティ・チューン7. Do Whatcha Want 2、活きの良いファンキー・ナンバー8. Strokin'、BETTY WRIGHT/ Tonight Is the Night、HEATWAVE/ Mind Blowing Decisionsネタのハートウォーミングな10. DecisionsがGOOD。(2014/12/07)

MC EIHT feat. CMW/We Come Strapped (1994)




コンプトンの大ベテランMC EIHTが94年にリリースしたアルバム。グループがフィーチャリング扱いなので、事実上のソロ・デビュー盤ですね。プロデュースは、MC EIHT、DJ SLIP、1曲のみRIC ROC。正直、物足りない部分もあるけど、MC EIHTの語り口を楽しめる良作には間違いないね。物哀しげな1. Niggaz That Kill (Endolude)、SKI & CMTを思い起こさせる漢の哀愁溢れる4. Take 2 With Me、メロウ・クラシックTYRONE DAVIS/In The Mood使いの人気曲5. All For The Money、JOE TEX/Papa Was Too、JOHNNY "HAMMOND" SMITH/Big Sur Suiteネタのサスペンス・タッチの9. We Come Strapped、これもSKI & CMTを思い起こさせる哀愁溢れるピアノが効いたトラックにSPICE 1とREDMANをフィーチャーした12. Nuthin' But The Gangsta、不穏な雰囲気漂う13. Hard Times、清々しさも感じるアウトロ15. 2 Tha Westside (Endolude)が特に好きかな。(2014/12/06)

MCB/Same (1983)




CAMEOをリストラ(?)されたベーシストのAARON MILLSとトロンボーンのJERYL BRIGHTが結成したMCBが83年にリリースした唯一のアルバム。プロデュースは、MCBとTOMTOM84。ファンクの裏名盤の誉れ高いアルバムと聞いていましたが、こえほどまでの完成度とは… ラップも取り入れたエレクトロを効果的にまぶしたフ強力ァンク1. Can't Fight The Feelin'、洗練されたダンス・ナンバー2. I'm The One You're The One、ラテン・フレイヴァを取り入れたフリーソウル・テイストのミディアム4. This Is Right、自然と体が動くディスコ・ファンク5. Do It Up、フリーソウル系の陽だまり系メロウ・ミディアム7. Bring It Back、疾走感溢れてグルーヴィーな8. Feels So Rightがお気に入り。セールス的には全くだめだったみたいだけど、生楽器にこだわったのがマイナスだったのかな… ディスコ、ファンク、フリーソウル好きにオススメしたいアルバム。(2014/12/03)

V.A./So Blue So Funky (2001)




BLUE NOTEセレクトのハモンドオルガン奏者を中心にセレクトしたファンキーなジャズのオムニバス。オルガン好きだけど、これはダメだね… ほとんどが60年代前半のもので、自分が思っている"ファンキー"と違っているんだよね… なので60年代後半以降のALLEN TOUSSAINT作のノリノリでファンキーな10. Everything I Do Gonna Be Funky (From Now On)/LOU DONALDSON、タイトルどおりポップコーンのように弾けてファンキーな11. Butter (For Yo' Popcorn)/BROTHER JACK MCDUFF、JAMES BROWNのカバーでファンク・グルーヴてんこ盛りな12. Ain't It Funky Now/GRANT GREENしか聴けなかった。(しかも既に持ってるし…) (2014/12/02)

GRAND FUNK RAILROAD/We're An American Band




アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが71年にリリースした7thアルバム。プロデュースは、TODD RUNDGREN。ノリの良い代表曲1. We're An American Band、ファンク的なサウンドの2. Stop Lookin' Back、郷愁感漂う3. Creepin'、男の哀愁溢れるスロウ5. The Railroad、スカッとしたアメリカン・ロック7. Walk Like A Man、南部フレイヴァを感じる8. Loneliest Rider、ボーナス・トラックでは、活きの良いロック9. Hooray、アーシーなヘビー・ロック10. The Endがお気に入り。良いアルバムだけど、TODD RUNDGRENの影響か、以前の荒々しさが無くなったのは少し残念。(2014/12/01)