OLD 2 DA NEW SCHOOL -102ページ目

DR. DRE/The Chronic (1992)




DR. DREが92年にリリースしたアルバム。プロデュースは、DR. DRE、ゲストMCは、SNOOP、RBX、DAZ、KURUPT、RAGE、BUSHWICK BILL等。シーンに革命を起こしたエポックメーキング的なアルバム!今聴くとダークな部分を感じるけど、そのピーヒャラ・シンセを主体とした音作りには脱帽したな。


1.The Chronic(Intro)
ピーヒャラ・シンセが効いたダークなトラック上でSNOOPが語るイントロ。ただ喋っているだけだけど、SNOOPの存在感には圧倒されるね。
2._ Wit Dre Day
FUNKADELIC/ ネタのG-FUNKクラシック!P-FUNKに劇薬を混ぜたような仕上がりにはKO必至。
3.Let Me Ride
PARLIAMENT/Mothership Connection使いの郷愁G-FUNK!この郷愁感の出し具合も最高の一言。
4.The Day The Niggaz Took Over
ダークな曲だけど、イマイチかな。
5.Nuthin' But a "G" Thang
LEON HAYWOOD/I Wanna Do Something Freak to youネタの郷愁感溢れるクラシック!
6.Deez Nuuuts
ブリブリ・シンセが効いたダークG-FUNK!
7.Lil' Ghetto Boy
DONNY HATHAWAY/Little Ghetto Boy使いのニューソウル的な佳曲。
8.A Nigga Witta Gun
ダーク&ハードな好曲
9.Rat-Tat-Tat-Tat
雰囲気はダークで良いけど、ビートがイマイチかな。
10.The $20 Sack Pyramid
インタールード
11.Lyrical Gangbang
LED ZEPPELIN/When The Levee Breaksのヘビーなビートを使ったハーコー・シット!
12.High Powered
ダークな曲だけど普通かな。
13.The Doctor's Office
インタールード
14.Stranded On Death Row
ISAAC HAYES/Do Your ThingとEPMD/ と同じ ネタ使いの渋いファンキー・チューン。BUSHWICK BILLの不気味なイントロから惹きつけられるね。
15.The Roach(The Chronic Outro)
モロP-FUNKなアウトロ。
16.Bitches Ain't Shit
MC SHAN/The Bridgeを使ったダークなクラシック!クレジットは7曲目だけど、実際は16曲目に収録されているのはなぜ?自分のCDだけかな?
(2014/12/30)

KRAFTWERK/Trans-Europe Express (1977)




テクノ・ミュージックの創始者的な存在のドイツのKRAFTWERKが77年にリリースしたアルバム。テクノ、エレクトロ最重要曲「Trans Europe Express」収録。やっぱり、この曲に尽きると思うよ、このアルバムは。この曲がなければPlanet Rockはもちろん、エレクトロ自体も誕生しなかっただろうし。いつ聴いても本当にカッコイイよね。曲としては淡々としているけど、この無機質感がたまらないよね。続編の5. Metal On Metalも言わずもがな。他曲はけっこう環境音楽的な感じで、面食らうけど、鉄道旅行の始まりって感じの1. Europe Endless、日本のCMでも使われたもの哀しげな3. Showroom Dummiesあたりが好きかな。ヒップホップ好きはもちろん、テクノ、ハウス好きでも聴いて当たり前な基本盤ですね。(2014/12/28)

WILLIAM BOOTSY COLLINS




WILLIAM BOOTSY COLLINS/The One Giveth, The Count Taketh Away (1982)


ファンク界のカリスマBOOTSY COLLINSが82年にリリースしたアルバム。セールスは振るわなかったみたいだけど、内容は最高の一言!完璧なP-FUNKを聴かせる1.Shine-O-Myte(Rag Popping)、メロウなファンク・ナンバー2.Landshark(Just When You Thought It Was Safe)、ダンサブルなファンク3.Countracula(This One's For You)、ZAPPを意識したのかトークボックスをフィーチャーした豪快なファンク4.#1 Funkateer、切ないスロウ5.Excon(Of Love)(こういうものも作れるのがBOOTSYの強みだね)、MACEOのラップから始まる小気味良いファンク6.So Nice You Name Him Twice、軽くなりすぎないダンサブルなファンク7.What's W-R-O-N-G Radioが特に好きだなー。ファンク好きならマストでしょう!(2014/12/23)

FLAME/Same (1989)


女性R&BシンガーFLAMEが89年にリリースした唯一のアルバム。プロデュースは、TED CURRIR、GARY HENRY、STEVE PECK。今聴くとなかなか悪くないアルバムで、TONY TERRYをフィーチャーしたハイパーなダンス・ナンバー1. On The Strength、ハードな一面も持つファンク2. One Way Lover、心落ち着かせるスロウ4. Holiday、NJSっぽいドラムはイマイチだけど、CAROL LYNN TOWNES/99 1/2にとても似たサビが耳に残って離れないフロア・ナンバー5. Lifetime GrooveあたりはGOOD。(2014/12/22)

ALTON McCLAIN & DESTINY/It Must Be Love (1979)




LAのガールズ・トリオALTON McCLAIN & DESTINYが79年にリリースした2ndアルバム。(解散後、メンバーの一部はKRYSTOLとして活動) フリーソウル・シーンでの再評価はもちろんダンス・クラシックとしても「Crazy Love」と「It Must Be Love」は人気ですね。高揚感のあるダンス・ナンバー1. Crazy Love、クラビネット(?)が効いたファンク2. Sweet Temptation、郷愁感のあるミディアム・メロウ3. Taking My Love For Granted、激ファンキーなドラムとワウ・ギターでイントロでKO必至の6. Push And Pull、ディスコ定番でこのリズムとメロディは最強の7. It Must Be Loveがお気に入り。人気があるのも頷ける内容ですね。(2014/12/21)

テイチク・コンピ




HIP HOP PARADISE 2 (邦題『ヒップホップ天国 2』)


テイチク・レコードの名物ヒップホップ・コンピの中でもトップクラスのジャケを誇る"ラップ・パラダイス"と双璧のヒップホップ天国のVol.2。いつもながらの(ジャケの)仕事っぷりには言葉が出ないね~。ヒップホップ天国のイメージってこれしかなかったの?って思うのは自分だけではないはず。やっつけ仕事なのか思考がぶっ飛んでいるのか定かではないが… まあ、こういったジャケの時には内容は反比例して良いというのもテイチク・マニアなら周知の事実。MOTOWNで活動したMC BLAINZの重心低めのファンク1.Could Nine/MC BLAINZ、サザン・ファンクの2.I Wanna Fuck Your Momma/WILLIE D、アトランタの重鎮KILOによるナスティなファンキー・ナンバー3.She Got Me Eatin' Pussy/KILO、ミステリアスな雰囲気の4.Jackin' Tha Box/PROP THE SOLE SURVIVOR、郷愁感漂う5.Rollin' Thru Da Hoodi/GAZ、故MCBREEDの鬼渋い6.You Can't See Me/MC BREED、意外な掘り出し物でNYアングラ物にも引けをとらないダーク・チューン7.Rock Stars/MAGICAL SOL BROTHAS、アングラ感丸出しな8.Mushroom clouds/IZM DA MADD SOUL、ブロンクス生まれアトランタ育ちのベテランによるWHODINIのビートにSTEVIE WONDER/Overjoyedを合わせた9.Back To Decatur/MC SHY-D、定番THE ISLEY BROTHERS/Between The Sheetsネタの10.Superman/SKEE-LO、CON FUNK SHUN/By your sideネタのメロウな11.Rehab's In The House/H.T.、アトランタのベテランDJによるTOM TOM CLUB/Genius of love使いのファンク・トラックにSNOOPの声ネタを効果的に使った15.Drippin'/DJ SMURF、テイチク・コンピで初めて知ったビアッチMCによるスムーズなメロウR&Bトラックの18.Baby Won't You Be Me/SUSTA CEEがGOOD。これもジャケの意味不明さとは裏腹にテイチク・コンピの中ではかなり聴ける内容だと思うので、見つけたらぜひ聴いて欲しいですね。(2014/12/20)

THE ALLMAN BROTHERS BAND/Where It All Begins




サザン・ロックの雄THE ALLMAN BROTHERS BANDが94年にリリースしたアルバム。泥臭いブルース・ロック1. All Night Train、ハードかつファンキーに攻める2. Sailin' 'Cross The Devil's Sea、温もりを感じるサザン・ロック3. Back Where It All Begins、THE ISLEY BROTHERSバージョンのLove the one you're withを思い起こさせるコクがあってファンキーな5. No One To Run With、勢いのあるブルース・ロック7. Mean Woman Bluesがお気に入り。とても聴きやすいアルバムですね。(2014/12/19)

TRICK DADDY/Thugs Are Us (2001)




マイアミのボスTRICK DADDYが2001年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、RIGHTEOUS FUNK BOOGIE、JIM JOHNSON、ROC、BLACK MOB、J-ROC。悪の匂いが充満な3. Where U From、KC & THE SUNSHINE BAND/Boogie Shoes、JAMES BROWN/The BossネタのノリノリなトラックにTRINAとTHE SLIP-N-SLIDE EXPRESSをフィーチャーした5. Take It To Da House、スキットではもったいないファンキーな6. Thump In The Trunk (Skit)、ミステリアスな雰囲気の8. Survivin' The Drought、HERMAN KELLY AND LIFEの名ブレイクビーツDance To The Drummer's Beatまんま使いの9. Pull Over(Remix)、少し寂しげな11. Bricks & Marijuana、TRE+6参加のタイトなドラムだけでイケる13. 99 Problems、MIGRAINEをフィーチャーしたハーコー・シット16. Somebody Shoulda Told Ya、郷愁感溢れる17. Amerika、クルーのDEUCE POPPIのスニペット18. Duece Poppi SnippetがGOOD。サウス好きなら定番的なアルバムかな。(2014/12/18)

Rock The House (年代不明)


NYのブートレッグ専門レーベル からリリースされたブレイクビーツ・ミックス・レコード。エディットしたのは、ハウス界で有名なDANNY KRIVITらしいですね。JAMES BROWN/In The Jungle Groove、MAGIC DISCO MACHINE/Scratchin'等を繋げたトラックにTHE B BOYS、STRAFEの声ネタを合わせたレア・グルーヴ好きには堪らないメガミックス・クラシック!(2014/12/17)

TWIN HYPE/Same (1989)




ニュージャージーの双子MC"TWIN HYPE"が89年にPROFILE RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、THE HOLLYWOOD IMPACT、スクラッチは、KING SHAMEEK。デビュー・シングルでBOOBIE KNIGHT & THE UNIVERSAL LADY/The LovomaniacsをメインにMACEO & THE MACKS/'Cross the Tracks (We Better Go Back)、RAW SILK/Do It to the Musicを散りばめたグルーヴィーな1. Do It To The Crowdがカッコ良くてアルバムがリリースされるとすぐに購入しましたね~。ヘビーなビートにBOB JAMES/Nautilusを合わせた鬼ドープな3. My Metaphors、JAMES BROWN/Give It Up or Turnit a Loose (Remix)ネタのミステリアスな雰囲気の4. Tales Of The Twins、電子音が耳を惹く5. Smooth、ウネウネしたシンセがクセになる6. Suckers Never Change、JAMES BROWN/Funky Drummer使いの近未来的な7. Twin Hype、SLAVE/Just a Touch of Love、MIAMI/Chicken Yellow使いのハーコーな10. Serious AttitudeもGOOD。(2014/12/16)