このおもちゃは調べますとディズニーピクサー映画トイストーリーシリーズ(悪の帝王ザーグ)のフィギュアーのようです。

写真は修理後の右手を肩に取り付けて組みあがった状態ですが、右手にはいろいろと提げているため重いです。

 

 

修理前の持ち込み時は右手が根元から見事に折れてしまっています。この写真では本体内部に丸い円板状の腕先が残っていて、この写真でも残った部分はみえます。

構造上、ここは360度の回転はできますが、上下左右の捻り動作は出来ないところを無理に力が掛けて折れたようです。

 

 

上の写真は折れた右手の腕ですが色々と取り付けられていてかなり重いですし、これの付け根に回転では無い上下左右の捻り力を駆けてしまったようです。

 

下の写真は折れた腕の部分の拡大写真で写真です。

 

取り付け部のプラスチックはT字円板のプラスチックは胴体に残っています。腕の折れた部分は写真のようになっています。この写真で折れた部分を中心にして回転は360度自由に回ります。

しかし、この写真の状態で黄色い矢印方向には上下には動きますが 直角の赤い矢印の方向には捻れない構造なのに無理に赤方向に力が掛かり折れてしまったようです。

 

 

胴体の側から見て、折れた残りの部分は胴体に残っていますが この両者を強力な接着剤で接着できれば修理完了ですが・・・・

しかしどう考えても接着剤で両者を接着するには折れた部分があまりにも短くて、そのままでは接着剤が本体の可動部分に流れ、動かなくなってしまそうです。

本来は胴体の上半身を解体し、中からこの折れた部品のみを取り出し部品単体として接着しなければなりません。上半身から部品を取り出すには まず、マントを取り、上半身を半分に解体する必要があります上半身を二つに分解し内部より折れた部品を取り出すには、 胴体の組み合わせネジを使えるようにしますが ネジ穴の隠し蓋が接着されているので、先ずは簡単には解体できません。上半身だけで四本以上のネジとその穴隠しの接着されたプラスチック栓を外す必要がありますが ずいぶん頑張ってみましたが最初のマントすら取れませんでした。

 

しかたなく腕の周りの胴体に接着剤が回らない様、注意しましたが駄目でした。

接着剤が胴体まで流れてしまい 胴体に残りパーツが接着されてしまいました。

 

 

次に残った腕を解体してみました。

解体するには上の写真で丸いプラスチック蓋を取らねば中のネジが開けられません。プラスチック蓋は軽く接着剤が入り、簡単には開きません。蓋のプラスチックに1mmΦ程の小穴を開け その穴に小ねじを入れてネジの力で蓋を取りました。

やっと蓋が空き腕の解体ネジが廻せそうで+ドライバーでネジが廻せます。

 

 

中のネジを廻し腕を解体します。下の写真は折れた腕の解体写真です。

 

下の写真で 上の黄色い矢印は腕が折れた部品で 中央に穴の開いているドーナツ状のプラスチックが見られます。中央の黄色い矢印はこの部品に適度なブレーキをかけるための少し柔らかいパッキンです。下の緑の矢印はドーナツ状のパーツから折られたT字型の部品の同型で肩の体内に残っているものと同形の部品で これを適度にブレーキをかけてながら360度回転させて使用します。同じく赤いパッキンで滑らせていて先の腕の回転力を適度に制御しています。(各々 丁寧な構造をしていますがこの赤いパッキンが適度に滑らないと 動きが悪くなり 今回の様に無理に動かして折ってしまう心配があります)

 

 

これら全体が肩の機構部品で無理な力でT字の縦棒が折れてT字半分が体内に残り腕にはこの写真の部品が有る状態です。結果、肩の接続ができませんので新たに肩に取り付ける部品としてステンレス板で手作りしました。肩の部分に取り付けられていて このドーナツ状のプラスチックが回転できると同じ動きをさせるように、胴体との接続しました。

 

 

上の写真で1mm程の細いネジ3本でドーナツ状のプラスチックにステンレス板を取り付けて、このステンレス板の一か所に一つ穴を開けて胴体に3mm程の長ネジで取り付けました。このドーナツ状の部品とステンレス板と1mm程のネジの一対は接着剤でも固定しネジの緩みを防ぎました。今度は分解されているので安心して接着剤が使用できます。

このドーナツ状のプラスチック円体は相手の部品と組み合わせて 一回転できますが今回は修理したのでステンレス板の取り付け範囲で円周方向に回転でき、3mmのネジで本体に固定したのでこのネジを中心に腕回転できます。そのため一本のネジで肩に取り付けました。

ここを略図で下記に示しました。

 

 ドーナツ状のパーツと三本の小ねじでステンレス板をドーナツ状のパーツに取り付け ステンレス板は一か所のネジで本体にねじ止めされ、回転は360度回転します。

 

 

                                以上

 

今回はプラスチックの接着加工に関する修理内容です。

 1件はプラスチックのバケツ二個の修理です。

 

一個は蓋が大きくひび割れしていてお客さんが自分でも修理されましたが 再度開いたのでと修理依頼がありました。他の一個は蓋と本体が嵌めあいし引っ掛かりでロックしていましたが ロックが一つ壊れたとの事。これはロック部分を接着し嵌め殺しでよいとの事で処理しました(ここでは無記載)。いずれもバケツの底面に材質表示があります。ポリプロピレンとの事、接着しにくいものの一つです。百均店等でよく使用されている製品の樹脂です。

 

最初の一つは蓋が大きくひび割れし、お客さんが接着したものの、再度開いたとの事で、私は写真左に示しました様に蓋の裏側でスーパーポリクロスと言うクロスとボンドGPクリヤーを使用しました。この接着剤はポリプロピレンが接着できるとの説明があります。

その後、二個のバケツを返却する予定で運搬中 一つが落下してしまい蓋の付け根から折れて再度、修理要となりました。

このバケツの蝶番修理の内容は、別のラジコン自動車の修理と共に接着面積が小さくて掛かる荷重が大きい事が予想され 別の接着剤で修理し その内容を記載、説明します。(セメダインPPXセット接着剤)

バケツの蝶番はかなり小さく接着面積が少ないうえ、蓋が大きい事とポリプロピレンである事。

 

 

又、ラジコン自動車は前輪の方向決定シャフトであり 小さく、かかる荷重が大きく、さらにつるつるしている代表的難問樹脂のジュラコンと思われ、これらの接着が楽な材料ではなくつかない素材の代表格のようです。

特にラジコンは大きいな力が掛かりますので接着修理でなく、本来はパーツ交換しないと荷重に耐えられないと思います。

元々、ラジコン自動車は車輪が取れたので付けてほしいとの依頼でしたが分解すると前輪の方向指示シャフトが根元から折れていて、これらのパーツ使用樹脂は滑りの良いことからジュラコンと思われます。 矢印の先で 完全に割れ二個に分かれています

 

 

とは言え部品の入手は難しいので 一応、セメダインのPPXセット接着剤でトライしてみる事にしました。これは完全に2液に分かれていて下塗りと本接着の瞬間接着剤タイプで出来ていて 接着剤の全体量はかなり少なく接着剤としてはそこそこ高価です。

 

蓋の蝶番の修理では そのままでは樹脂が少ないので黒いほかの樹脂を当てて接着しました。

 

蓋の緑のプラスチックから茶色の蝶番も外して蓋だけにして接着剤で固定し乾燥後、緑の枠に戻しました。

 

車輪もジュラコンの白い樹脂に茶色の樹脂を接着し強度を高めました。茶色の樹脂の裏側は車輪を動かすバーが来ていますので 添え木樹脂を追加できず 片側のみです。強度的にはあまり期待できず本来はパーツとして この白い樹脂パーツ全体を購入し交換する必要があります。

 

 

 

 

参考資料  CEMEDINEの接着剤の基本資料の抜粋

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つかない素材  きちんと濡れない素材        

  1. シリコンゴム
  2.   ポリプロピレン
  3.   ポリエチレン
  4.   ポリアセタール(POM,ジュラコン、デルリン等)
  5.   フッ素樹脂(PTFE,テフロン)
  • フッ素樹脂コーティングされたフライパンのように水滴がコロコロ転がってしまうイメージ
  • 水滴がコロコロ転がってしまう状態 あれが濡れていない状態

液状の接着剤が「きちんと濡れて」→「表面に馴染んで」→そのまま固まる「馴染みぱなし」=「くっつく」

方や「弾かれて」→固まっても→弾かれっぱなし すなわち「くっつかない」

 

つかない素材の特徴は4点あり

1.        水を弾く。油を弾く。

2.        水に浮く。(ポリプロピレン、ポリエチレン、シリコーンゴム)

3.        よく滑る。(ポリアセタール)

4.        油性マジックで書いても拭くと消える

 

 つかないもの専用の接着剤 (セメダイン)   

      超多用途弾性接着剤 スーパーXシリーズ(スーパーXハイパーワイド)柔らかい 

                                                    シリコンゴム、ポリプロピレン、ポリエチレンの3種

  難接着物専用接着剤 セメダインPPXセット固くなる 

            先のつかない素材5種類全部対応

 

各々耐熱性、ネバネバ感、ベタベタ感、瞬間接着剤で凸凹に向いていないやひずんだ面には使えないなど個々に特徴があるので用途ごとに要調査

                        CEMEDINEの接着剤の基本資料からの抜粋

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                                        以上

 

写真のようなオールプラスチックのミッキーマウスの時計です。(ヤングエポック社1980頃 ディズニーミッキーマウス チックタック時計)(片側のベルが無いのは写真を写すときに無かっただけで二個揃っています)

 

 

ゼンマイ駆動で時計本体の裏側に6mm角の深さ12mmの穴に□型棒のねじ巻きハンドルを入れてゼンマイを巻きますがハンドルがなくなっていて巻けません。

 

たまたま家に同寸法の木の棒がありましたので二回ほど巻きあげました。その後、途中でありあわせのプラスチック棒により手作りのねじ巻きハンドルを作りました。

ある程度 多くゼンマイを巻くと後で説明する緑歯車の歯欠けの為かゼンマイの収納の裏にある解け防止ロック歯車がケース内刃から外れる為か、一気にゼンマイが解けてしまいます。衝撃が大きいので歯車の破損に繋がりそうで怖いです。

 

 

上の写真は前蓋と文字盤を取り除いた状態です。

この時計は「時計動作状態を勉強」する為の物なのでしょうか。全部歯車を外して再度、組み立てができるように設計された時計のようです。

写真の矢印で示した緑の歯車(ガンギ車)は時間の動作タイミングの基準を作っているようです。裏にある振り子が左右に振れたとき一山づつ このギアーを送りゼンマイを解きます。

時計の勉強のための時計かと思わせるのは 全部のギアーと時計ケースに該当する歯車が分かるように番号が譜ってあり、同じ番号のシャフトにギアーを入れ込みます。

シャフトは円錐状でギアーの裏返しはセットできないようになっています。

右下の黄色い歯車の内部にはゼンマイとゼンマイをロックさせる薄い歯車がセットされていて裏から□穴にねじ巻きハンドルを入れてゼンマイを巻きます。ゼンマイの解ける力で かみ合う一連のギアーへのゼンマイ 力を伝え(大黄色ギアーから写真では緑ギアー大(写真では外してある)、ピンク、青、緑)へとタイミングを作り出す一連のギアー群と大黄色ギアーからピンク大、青大、黄色大の文字盤用時計歯車軍があります。

このピンク大ギアーには分針(長針)が、黄色大ギアーには時間針(短針)が取り付けられ各々時間と、分を周囲の文字盤を示して時間を表しています。

 

この時計を預かったときは裏の振り子、振り子ホルダー、三角軸(一番上の緑歯車を振り子の左右タイミングで定速送りのレバー)が外されケースにセロテープ止めされていました。

 

それと分解して分かったことはタイミングを作り出す緑の大きい歯車の中心側、小さい歯車の一歯が欠けています。何とか動くようなのでそのままにしました。(この歯車の代替えは入手できないでしょうし、欠けた部分の歯車作成も難しそうなので)

全体を分解し各ギアーとシャフトにシリコンスプレーを施し余りのスプレー液は布で除去し、乾燥させて再度組み立てました。

 

 

        小さい歯の一つが欠けています。

 

 

ねじ巻きのハンドルで押しすぎると一気にゼンマイが解けてしまいます。

 

少ないゼンマイの巻き数でしたが時間をセットし時間の駆動を見ました。

置時計の置き場所の位置で時計の持続動作時間が変わりました。

現在より少し後ろに1.6mmのスペーサー等を敷き 時計を立てると時計動作継続が長く続きました。おそらく振り子の動作が少し立てた方が良好のようです。

 

シリコンススプレーにより全体の滑りがよくなったため預かった当時より連続して動作するようになりました。

ゼンマイの全部巻き上げにした場合はもっと連続して時計は動くはずですがゼンマイが はじける事と歯車の歯の破損の心配からフル巻き上げ試験はせず 良しとしました。

時計の仕様が不明でありフル巻き上げ時のゼンマイで正常時は何時間連続して動くのかも明確でないので 一応、ここまでとしました。

 

下記に時計の仕組みとしてのガンギ車とアンクルの出爪と入り爪の部分の説明用に他の図面から拝借しました図を載せました。このおもちゃでは振り子の動きを出爪と入り爪のついたアンクルを振り子のシャフトで実施しています。時間の調整は振り子の腕の長さを変えて実施しています。

下の写真の説明をします。ひげゼンマイの絵は一般の時計の構造図でガンギ車はメインからのゼンマイの力を受けて解けようとしていますがアンクルの出爪と入り爪でひとつづつしか動けません。出ず目と入り爪はこの図ではひげゼンマイでアンクルを左右に振っていますが 今回の振り子時計は裏の振り子によりこの両爪を動かしています。

 

 

下の写真はその部分に相当する緑の歯車(ガンギ車)と少し見えている黄色い爪が

裏にある振り子によって動くアンクルを示しています。

 

                                  以上

 

仲間ドクターからの調査です。赤外線リモコン制御のカマキリで赤外線コントローラーからの信号により直進と右折の使い分けができるようですがコントローラーからの信号でも動作しないとの事。信号は出ているが受光部のセンサーの出力が出ていない様子との事。解体中の状態で分解品を預かり、調査しました。センサーはカマキリの胸の所にあり頭には赤青の二色自動切り替えのLEDが点滅しています。電池はボタン電池のLR44x3の4.5vです。本体の上カバーと羽を外したところです。

写真中央に見えるのはリモコン受光部です。そこから電線で制御基板に配線されています。センサーの横を通っている赤白電線はLED回路用の配線です。

 

 

胴体内部の制御基板が動力モーター・ギアーボックスの上に取り付けられていて画面の細い赤青細線が二本線でモーターに繋がっています。

ここからは私の推定含め検討結果を記します。

中央右のICが赤外線センサーからの信号処理用ICとみられ表面は無記名処置済みです。左下のICはDCモーターのドライバーICのようです。

首にある赤外線センサーから赤、黒、黄色の三本の電線でプリント基板に配線され

赤外線センサー出力は黒と黄色で、この中央右のICに接続されています。黄色と黒色の配線色からして赤外線信号の出力です。このICはデコーダーとみられますが このICから右下のICPIN2、pin3へパターン配線接続されています。

 

 

中央右のデコーダーICとして それの右下にモータードライバーICと思われるICがあり二本のパターンで配線されています。

 

調べてみますとドライバーICの2番3番ピン(写真下部のICの左側で上から順に1、2、3、4) 抵抗を介して 電源の4.5v信号を加えるとモーターは動作し、各々のピンでモーターの回転方向が異なります。カマキリとしては前進と右折を切り替えているようです。したがってこのIC以下モーターまでは正常に動作できていると考えました。

これらの事より中央横の無記名IC(デコーダーIC)が不具合と判断しました。

修理のために同種のICは入手できませんし 機能から市販ICの選定はかなり困難(内容によってはメーカー独自のICの場合もある)なのでここまでとしました。

調査結果のみ記します。

 

下のオシロ波形は線外線センサーの黄色と黒色リード間のセンサーの出力オシロ波形です。(実際の測定結果をプリントアウトし それを写真に撮りました条件は用紙から見られます)

 

 

上の濃い黒波形から細い線状の波形が立下っいて 立下り信号の本数と幅がコントロール信号で有り、コントローラーの前進と右折で異なります。その波形の時間軸を拡大したのが次の下記オシロ波形図です。

時間軸を引き延ばした波形で針のような線状が時間軸を広げ 針の一つがこの波形で 確かに赤外線センサーからはこのような波形が出ていて動作しているのが分かります。

 

 

左側に1.5幅程のロー信号が見られ この分をオシロの二つのX1,x2のカーソルで測定すると幅はΔX=283.2usと測定されています。ここでは直進のみの信号時を記しましたが 右折時はこの幅が少し狭く測定されました。しかもこの波形は前の波形の最初の針波形の一つでこの後 上の波形のように針はいくつか下方に伸び しかもその数が前進と右折で異なりますがこれが赤外線で送られた信号で 前進 右折と使い分けられていると考えます。

 

 これらのことより赤外線コントローラーからの赤外線信号は受光後無記名処理された8ピンICに入りますがそのICで処理された2信号が処理されず  結果、左下のICが動作できず 停止しているとしました。

 

他の類似ICでの例としてドライブICによるモーターの動作例を示します。同じような動作をするはずですが入力ピンA,B(全説明ではピン2,ピン3)ともに Lの状態かと思われますがここでは例題として AM1096の場合を 次に書きます。

  ドライバIC      AM1096の場合

入力ピンA       入力ピンB        出力A        出力B           モーター状態

   L             L              Hi-Z  Hi-Z                  停止

   L               H                  L             H                       後退

   H               L                         H             L                       前進

   H                  H                         L              L                    ブレーキ

                         以上

 

 

 

 

今回修理依頼は写真のような、かなり大きな幼児用自動車です。実測すると1200x600x700 H程あり私の車のトランクに二人がかりでやっと乗せられた大きさです

 

 

故障原因と修理の為の部品手配もあり、さっそく調査し お客様の指示を待ちたいと思います。

今までの類似のおもちゃはほとんどが鉛蓄電池関係の故障です。ドクターが部品購入を代行しての修理では部品代が高価ですし送料を含めると更に高価となり、できるだけお客様に定格などから合致する部品候補を選択し 入手いただけるように働きかけています(バイク用鉛電池などは近場でお客さんが購入される場合もありますし内容によってはお客さんが交換出来、済むことも多いので)

 

しかし 今回の物は12vで何時もの物より大きい12vバッテリーです。

何処が故障個所か調査します。

 

椅子の下には電装関係が収納されています。後で詳しくバッテリーと充電器について説明します。バッテリーは完全密閉型鉛蓄電池12v 7.2Ah  151mmx65mmx94mmでした。同等のバッテリーも見つかりましたが国産品は可成り高価で海外製も調査しています。

 

 

下の写真は充電用アダプターで今回のアダプターは故障し使用できない事が解りました。この充電器は簡易型で充電器としては可成りシンプルで安価ですが保護回路はほとんどなしです。定格は12v DC  1000mAですが私が手持ちの手作り充電器で調査しました。私の充電器は出力電圧を8v,10v,13.8vの切り替えスイッチ付きで充電電流、充電中の電圧などが測定しながら充電できるようにしています。この充電器で測定しながら充電をしてみました。

最初は10v電圧で充電しましたが次第に充電電流が増加し1A程になります。だが電圧は7v程て継続しました。13.8vでは 2200mAオーバーの電流が確認されました。

 

 

上の写真の充電アダプターでは12v Max1000mAですので このまま充電を継続しますとアダプターは定格オーバーで破壊します。今回の焼損はこの為でしょう。

このアダプターはバッテリーの故障時、それを保護する回路はありません。普通は内部に電流が定格値を超えると自動的に絞るための半導体回路が組み込んでありますし 場合よっては充電停止も行えます。と言うのは充電時間が長いので夜間火災などのアクシデント防止のための保護回路等で どうしても高価になり易いです。

現状の簡易型充電器は内部にリーケージ絶縁型トランスとダイオードブリッジ+電解コンデンサのみです。火災防止のためにトランス巻き線に温度ヒューズが巻き込まれていますので130℃を超えると溶断し通電を自動停止します。しかしこれは元には戻らない使い切りの保護回路です。

 

何故かケース下部にビニールテープが巻いてあります。

 

 

ビニールテープを外すとケースが割れています。

ケースを開けるとリーケージのセパレートトランスと整流ブリッジ用ダイオード四本と電解コンデンサ一1個で簡単です。充電用としては保護回路なしですが これでは電池の異状を直接受けてしまいます。

 

 

四本のダイオードブリッジは激しく過熱しプリント基板を焦がし変色しダイオードは破壊しています。

 

 

下の写真はアダプターの内部のリーケージトランス巻き線を横から見ています。

トランスの二次側は電流が多いので太い巻き線ですが一時巻き線の100v回路は電流が二次側に比べて 少なく巻き線数は多いですが細いワイヤーなので定格以上の電流が流れると加熱しますので出火を防止するための温度ヒューズを一緒に巻き テープ止めし巻き線が130℃越えた時 加熱され自動切断動作し100v回路から通電を停止します。

 

 

上の写真は原因調査の為 トランスを分解している内容で 一次巻き線の最上部に温度ヒューズが青いテープで固定されていましたが温度が130℃を超えたため素子が溶けて通電を停止し火災を防いでいます。温度ヒューズは使い切りなのと巻き線が加熱された場合は継続使用は安全性からして無理です。

下の写真は温度ヒューズのアップ画面です。

此の事から直接の原因は 後で説明する完全密閉型鉛蓄電池の異状で定格電流以上の過大電流が流れ⇒トランス巻き線の温度上昇⇒温度ヒューズ動作⇒100vの通電停止として保護したとかんがえます。

 

 

 

私の手作り充電器で試験的に充電する前は 現状使用の充電器が長時間使用による基板の温度変色と思い 現状のダイオード(1A)を新しいダイオード(3A)として手作りしましたが トランス迄不良ということで この継続使用は諦め 完全に新しい充電器を選ぶ事にしました。

 

 

電池の保護や回路保護には本来はしっかり考慮された充電器が必要ですが本格的な充電器はみんな大変高価です。

故障した物と完璧な商品との間の仕様と推定される安価な充電器として下の写真の三番目の物を選択しました。この充電器の内部仕様は不明ですが今まで使用品よりは

安全回路が採用されていそうです。

 

 

下の写真は選んだ充電器の外観です。

 

 

入力は日本の電源用平行刃コンセントですが出力側はクリップなので今まで使用して来た電源用プラグに付け替える必要があります。

今回の車の蓄電池や他のリレー、ライト、usbアンプ、音声回路など付属電気機器が

使用できるかは手作りの充電器を使用し測定、充電してみました。

この手作りの充電器はICを使用した電源装置です。この装置で確認すると12v電池ですが充電電圧10vでも充電を進めると徐々に電流が増加し1.5Aを超えてきます。これは流れ過ぎですし それに比べ電圧は10v程と充電が進みません。13.8vでは2.5Aよりスタートして増加します。どうも使用している鉛蓄電池もダメなようです。

今まで使用していた鉛蓄電池の銘板が下の写真です。

 

 

同じ大きさで定格が同じものは日本のユアサ品では7400円。

同定格の海外品では2720円のようです。

 

 

上の写真の海外品のアップ写真です。定格値、大きさ寸法も今までの物とほぼ同一品です。

                           ¥2720

 

 

ここで選んだパーツ店は秋葉原の秋月電子通商カタログからです。電子部品材料販売では比較的廉価な販売店です。部品は送ってもらえますが送料が発生します。比較的廉価な部品を選びました。赤い枠の二点(充電器と鉛蓄電池)が必要です。預かりました車で3/30に充電しましたが翌日は5v程になっていました。充電直後では車輪のみの動作ですが 7v程でモーターやエンジン音も聞かれタイヤも前進後進の回転が出来ました。しかし、すぐに5vになり電池容量はなく すぐに動作はできませんでした。

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                                以上

 

今回のおもちゃはラジコン自動車です。

手作り用の組み立てキットの様で車体は色が塗ってありません。可成り古い物のようですが駆動できるかトライしてみました。組み立て用の機種と思われますがコントローラーにはTOMYのマークが有ります。

 

 

車体の外装プラスチックが本体前後で嵌め合いで組み立てられていますが外すと下の二枚の写真のようになります。

下の一枚目の写真は電池カバーを外した車体下部からの本体写真です。

 

 

次の写真は白い外装を外した上からの写真です。車体カバーを外した写真が下の写真です。左右が逆にしています。

 

 

 

この本体は嵌め合い構造でカバーは少し接着されていましたが強引に分解しました。

本体駆動用モーターと制御回路が詰まっています。

これは基板毎取り出し点検して基板洗浄し再組み立てしました。後程掃除前の状態を説明します。

 

 

内部のクリーニング・点検前

 

乾電池の電解液が漏れて電池ホルダーや基板、配線を腐食しています。分解しパーツクリーナーで洗浄し 乾燥して前頁のように使用可能となりました。今見えているところはラジコンのアンテナからの信号線と乾電池電極と青と黄色の配線は前輪の方向切り替えよう配線です。

 

 

上の写真の裏側です。カットした黄色線と右に伸びている青配線は前輪方向決定用配線です。緑青が湧いていますのでワイヤーブラシとパーツクリーナーで洗浄します。電池ホルダーは取りついていますが腐食で電気的には繋がっていないのできれいに磨きパターンとホルダーを半田接続し基板パターンの修正しました。電池ホルダーの電池側も緑青が湧いていますので綺麗に除去し接点復活剤で補修しました。

      *************************************

ここからが洗浄・修理後の報告です。

 

 

上の写真でプリント基板の黄色と青色配線の右側の細いほうの配線は前輪の方向駆動用配線です。新しい電線に交換しました。

 

 

上の写真の部分に前輪の方向決めるモーターとギアー等、一定以上の力を吸収する機構の入った部分です。

 

下の写真では制御基板から前輪制御用配線が基板左側に見えます。

写真右のモーターは本体駆動用モーターで上からのカバーを付けると位置決めがなされそのまま通電されモーター駆動出来ます。

 

     

これ等の修理、回収を行いラジコン動作復帰が出来ました。

簡単な機構ですがスピードは二段切り替えがあり、駆動機構もしっかりしています。又モーターなどの取り付けや通電も所定位置に設置するだけで通電できる機構でなかなか考えられたラジコンであると見ました。電源スイッチもプラスチックレバーで先のプラスチックで切片を押してオンさせる機構です。簡単ですが確実です。特に説明しませんでしたが前輪駆動の機構はよく見るタイプですが分解するとその動作が解り易く、ラジコンの初期組み立てようとしては 良くできた商品と思われました。                                                                                                                                                                   以上      

                                                                                                                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はおもちゃの修理に見えられた  お客さんが持ち込まれたカセットガスコンロの修理です。電源がAC100vの為 おもちゃではありませんのでお断りしたのですが使用できず困っているとの事。 3人のドクターが個人請負修理として実施しました。(同等品が3台有り。3人で一台づつ分担)  商品の詳細内容は箱の名版から見られ 製品は韓国製のようです。後から解りますが本来は電磁ブロアーの部品が入手できれば最高なのですが!!

 

 

カセットコンロ用ガスボンベをコンロの右 、所定箇所にセットし中央のバーナーからガスを出し周りから調節ニードル弁で調節されたエアーを入れて高温炎としてガラス細工を行うバーナーのようです。

 

 

上の写真はコンロの天板を外したところです。 太い丸い物がメインのバーナーでカセットボンベからのガスが入る口とニードルからのブロアーエアーが入ります。バーナーのヘッドはこのパイプ上部にネジで取り付けますが先端には内部が格子状と網のプレートがついています。ほかに圧電素子を使った高電圧スパーク点火装置も付いています。

この写真ではこれらの物は外してありますし エアー配管用ゴム管も二本、有りません。

 

 

ニードル弁からのエアー配管はゴム管を使用していますが劣化で切れていますので新たにシリコンゴム管でセットします。ジョイント部は結束バンドで結束します。

次の下の写真はコンロ全体を写していますが内部 中央下に金属の四角いブロックがあります。

 

 

これはAC100vで動作するブロアーで四角い金属の上下、両側にプラスチックの角を持ったブロアーで稼働ゴム膜と吸排気を行う弁が付いています。金属の四角い内部は電磁石と永久磁石で振動し 上下の同径程のゴム振動膜があり この振動膜を先の電磁石振動で駆動しています。

その振動力は内部を貫通したシャフトに取り付けられていて写真の上下二か所のゴム振動膜を動かしています。

この振動膜の先には吸排気の弁がついていて外気を吸引し圧縮してブロアー空気として取り込む弁が個々についています。ゴム振動膜は貫通シャフトで動かしていますので二か所の圧縮空気は上下二か所が逆の動作となり寄せ集めると変動が平均化される空気となると思われます。圧縮された空気は二か所の物をT字ジョイントで混合していますがゴム管が固い事と振動がかなり多い為、下左の写真のようにブロアーのプラスチックつの(角)が根元から折れていてゴム管を接続できません。排気口のプラスチック角が根元から折れている 相手もゴム管の中に角を残したままでそれらを写真で示しました。

 

 

そこで、両者の残った部分に6mmΦのネジを切り、6mmパイプで接続するのが良いと考え両者を6mmΦのタップを立て6mmΦネジ短管を金属で作りねじ込み接続する方式としました。

 

と言うのも内部にはブロアー本体のプラスチック内には吸排気を制御する弁が有り、大変な振動であり接着剤などでの接着では強度的に満足できないと考えました。

ここに接続されていたゴム配管は角を内蔵したまま上の右の写真のように折れていますので 対策としてこの内部にネジを切った金属パイプをねじ込むことにしました。

この部分に6mmの金属パイプをダイスでネジを切り内部中央を3.5mmΦの穴を開け ここを空気が流れるようにしました。

 

 

下の写真は6mmΦ用ダイスで金属管を加工しているところです。

中の空気穴が3.5mmで 細いですが長さが10mm以下の短管長さなので圧力にロスは少ないと考えました。

金属管は下記写真でまだカット前ですが二本取りとし 下の写真から両側10mm程の全ネジのパイプ二本を作りました。

 

 

接着剤と共に先ほどの折れた両者を短管で接続しバンド締めでジョイントし試しに

バーナーの炎を見ましたが綺麗に燃えシャープな加工用炎も得られましたので良しとしました。

 

接続部は機械的強度が弱いので成るべくゴム管の接続部が直線になるようにブロアー本体からの支持鉄棒の腕を出し ゴム管が直線となるよう位置決めし固定しました。

ブロアーは大変な振動源なので補強が大事と考えての対策です。

 

本体はガラス細工用バーナーなのでコンロ上の遮熱だけでは弱いと思われます。と言うのは今まで使用されていたゴム管が硬化していたからです。

そこで さらに内部にアルミ板のホイルも追加しホース等の耐熱対策を行い

その上に従来からの遮熱版を元のように戻し取り付けました。

 

ブロアーの下側吸気パイプは修理の為映っていません。

 

 

各ホースにホースバンドを取り付けブロアー出口の下側を前に述べた方法で接続し

仕上げました。

下の写真はバーナーヘッドと先端に白いセラミックの点火用の高電圧点火端子です。

 

 

下の写真は組み立て後 カセットガスボンベを取り付け点火し、少しブロアーより

エアーを入れた所です。赤い火は点火プラグの先にガラスが付着しているためと思われます。

ブロアーのエアー量は調整していませんのでシャープな炎への途中と思われます。

                   

 

                               以上

 

 

 

 

 

 

           

今回はネルル人形の修理です。お客さんによってはおもちゃと言うより子供やペットと同類の物で 大切にしていて修理に出すことでも離れられない!! という方もいられました。その方は、一度預けられましたが 同日、やはり離れるのは無理との事で 又 直に取りに来られる程で自分で洋服を手作りし綺麗に飾った手持ちの籠に複数人 の人形が入っていました。このような方には解体し内部を開放修理する自体を見学してもらうのは無理の様で そこまでではないにせよ 担当するドクターも常々 注意していますが このような方を知り、別の事に気を使っての修理が必要のようです。

 

 

今回は同じ修理会場に同時にネルル人形が二体、入院し(男の子と女の子)、私はその内の一人を修理することになりました。

今回、手がけた人形は 長期間使われていた物の様で故障個所も多岐に渡り、復元ができるか心配しましたが 幸い、メインのIC搭載基板は正常で完全動作できました。

同時に持ち込まれた もう一体の男の子人形は 最近購入されたようで内部の仕様もだいぶ変わり修理解体もし易くなっているように見えました。(内部にあるプラスチック箱や記憶用ボタン電池が無い) ボタン電池の代わりに電池交換時大容量コンデンサでデーターを保持している様子(6分以内に電池交換要)で ここの回路不具合等、修理報告も有り それなりに他の故障も発生しているようです。

これ等の人形の修理に当り先輩ドクターの資料を参考にされるのが良いです。特に今回のような初期仕様の人形修理ではぜひ下記資料をチェックされてください。

 https://toyhospital-nara.sakura.ne.jp/Toy/Toy_Column/23E_Yumeru.htm

 

修理内容

資料から確認出来ますが電源は単二乾電池四本の6v電源です。同じ人形でも過去、幾つかの仕様があり電池ボックス内にヒューズが有ったり 電池ボックスの開閉検出扉スイッチが不動であったり 設定スイッチ、リセットスイッチ、音量スイッチ等 電池蓋閉で外部から設定できるスイッチ類の動作不良など 本体ボックスと電池ボックス間の隙間にある小プリント基板上の素子異状が多く、ここの問題からの確認が第一に必要です。

 

 

確認した結果 今回の物も内部のセット、リセットのタクトスイッチが動作していません。上左から一番、二番目の二点のスイッチを新しいものに交換しました。このタクトスイッチは6.1x6.1mmでボタン高さが5mmです。この後同じ仕様のタクトスイッチを左右の手にも使用していますので 新たに入手しました。(おなじスイッチ本体でもスイッチ高さがいろいろありスイッチボタン高さが 5mmでないと手のスイッチには使用できません)

同じく写真の右端にある二回路のスライドスイッチは音声の強弱を三段階に切り替えているスイッチですが接触不良で 動作していませんが これは接点復活剤で対応できました。

 

 

 

人形の全体で言えますが各色電線が日本仕様と異なり芯線が細く芯数が少なく 更に、今回のように古くなると外皮のプラスチックが固くなり 電線が切れやすくなっています。できるだけ手持ちの新しい日本規格の電線に交換しましたが 人形の扱いは大切にし 電線の切断防止に気を付けてください。人形の腕には内部に細い電線が走っていますので特に大切に!!

 

 

上の写真は電池ボックスと外被ボックスの隙間にあるメイン基板の電線接続部のアップ写真です。黄色と青の各二本の配線は黄色(左手へ)青(右手へ)の配線ですが基板出口で断線していましたので両手とも接続しなおしました。写真は半田接続をやり直しの為ニッパーで基板近くの電線を切断した写真です。一番手前の青線一本は基板出口で切れていまして接着剤で振ら下がっています。

この様に基板の出口でも切断しやすいので四本とも新しく配線を半田し直して確実にし この後ホットメルトの樹脂で芯線外被と基板とを接着しています。同様に各場所の電線出口と基板間を樹脂で接着加工しました。

 

 

上の写真は手の修理写真です。

手のスイッチを修理するには手の縫い目を解き 手の内部にある袋も開けて初めてタクトスイッチにたどり着けます。タクトスイッチは白いプラスチックのケースに入っていて このケースは押し方向のボタン押しストロークを駆動できます。この写真は右手のタクトスイッチを取り出したところです。スイッチの付け根でスイッチが動作するか確認しても動作しません。スイッチの交換と共にメイン基板迄の配線と導通確実かの確認をします。新しいタクトスイッチに交換し配線の切れや半断線を確認し 交換した新スイッチを元の位置に戻しプラスチックケースに入れて蓋をして 動作を確認後電線とプラスチックケースをホットメルトで固定します。

今回は配線のやり直しの為、新しい電線をタクトスイッチ部に使用し配線しました。これはスイッチ部はプラスチックケースに入っていて抜け止めの為に樹脂のストッパーを通し固定していますので 一番外部から力が掛かるところなので新しい電線にしました。それらの配線と今までの基板からの配線を途中で接続し双方をはんだ付け後 熱収縮チューブで絶縁し全体を少し長めに配線しました。導通確認をメイン基板端子部でスイッチを開閉し配線とスイッチの動作が確実に又、スイッチの駆動状態を

チェックしました。途中接続の配線は 同様に左手の黄色い配線も延長接続しました。いずれもここからデーターを送り込み人形の動作を決めるための入力となるのでこの基本動作となるので スイッチの交換とそこにつながる配線の一部を新しいものに交換し修理しました。

 

ネルルの各部センサー動作・配線確認

この人形はたくさんのセンサーが使用されています。各部のセンサーが動作しないと満足に動作しません。(断線が無いかと各素子の動作確認)   

  1. 電池蓋のドアースイッチ パターン変更と動作確認で済み。
  2. 音量スイッチ      修理済み。
  3. リセットスイッチ    新しくスイッチ交換・基板根本接続し直し
  4. 設定スイッチ      新しくスイッチ交換
  5. 左手スイッチ      新しくスイッチ交換・配線追加、半田・裁縫要
  6. 右手スイッチ      新しくスイッチ交換・配線追加、半田・裁縫要
  7. 電池ホルダーの電極錆取り実施
  8. 額のマイク        確認
  9. 頭頂部接触センサー      "
  10. 腹部接触センサー      "
  11. 人形の寝起 位置センサー    座りと寝るの二位置センサー動作確認
  12. 瞼の動作          確認
  13. スピーカー動作       "
  14. 電源電圧・記憶用ボタン電池 "
  15. 本体のプラスチック箱解体、結束バンド交換、収納復復帰

ほぼ以上の交換・確認・復帰を実施し何とか復帰後の動作確認が出来ました。

 

動作設定方法

マニュアルが有ればマニュアルによってください。

無い時の事を考えて簡単に書きました

  1. 電池ホルダーの取り出し後は固定部箱底面にボタン電池が入っています。これは単二の乾電池交換時 自分の入力したデーターが無くならないようにした3vの電池です。(リチウム電池 2032 )この電池電圧が無いと四本の乾電池交換時 データーが無くなります。この場合は再度スイッチオンで動作しますが初めからデーター入力を行いますが電池ボックスを抜くたびにデーターを書く必要があります
  2. 単二乾電池が四本必要です。電池ホルダーに四本セットし布白テープを持ちながら電池ホルダーの向きを注意しセットします。電池を外す時は白布テープを引きながらホルダーを取り出します。
  3. 電池ホルダーを所定位置にセットし蓋を閉めロックのマイナスボタンを縦に廻すとスイッチが入り6vが本体に供給されます。
  4. リセットスイッチか手のスイッチを入れると音楽が鳴り設定モードとなります。
  5. これから 手によりデーターを入力します。
  6. 人形からの質問を左手スイッチで答えます。
  7. 例えば現在の日時で一月は左手スイッチを押すと人形が一月と言いますので良い時は頭を撫でます。入力を済みますと次の質問になります。次の質問にならない時は頭の撫でるのを繰り返します。
  8. 間違えた時は右手を押して戻ります。
  9. 現在の日時から起床時間、就寝時間、誕生日と聞いてきますので設定し 又は右手スイッチで送ります。
  10. 最後に音楽で設定が終了します。
  11. 頭やお腹や左右の手でいろいろ話します。
  12. お腹をさすると気持ちよさそうにします。
  13. 横に寝かすと眠り始めます。
  14. 右手を長く握るとお出かけモードになります。                                                          

                               以上

 

 

 

 

 

 

お客さんが解体された状態で持ち込まれた下記写真のバス修理です。

屋根には四角の操作レバーと三種類の押し釦スイッチがあり、修理依頼は音が出ないとの事です。内容からしてスピーカーの交換で済みそうですが 四角の操作レバーによる動きに時々引っ掛かりが生ずるとの事でこれも含め修理します。

 

 

屋根の四角レバーは降車する時のドアーの開閉で スライドすると折りたたみの前ドアーが開いて降車する人の絵が見えます。スライドの最初と最後の各々の箇所でレバースイッチが個々に入りストッパーでストップし位置保持されます。

このレバーで走行時と開いた時の二点で別々のスイッチが入ります。

又、上の三個の押し釦スイッチは中央が開いたドアーのロックを外すキーで上の四角レバーが元の位置に戻ります。

三個の押し釦スイッチで一つはガイドのアナウンスを もう一方はいくつかの音楽を自動演奏します。下の写真は内部を見た状態で天井のスイッチ群で四角のレバーをスライドすると赤いプラスチックがドアーの開を保持しドアー開状態とします。ドアーを閉めて運転再開時は三個の押し釦の中央を押してバネ力でドアーを閉め動く定位置とします。

   ドアー開状態

 

   ドアー閉状態 中央ボタン押す  アナウンス有り

 

両サイドの押し釦スイッチは音楽ともう一方はアナウンスのボタンです。

スピーカーを新しいものに交換し 音楽やアナウンスが正常になりました。

下の写真はこれらの操作基板とスピーカーを示します。

 

 

                                 以上

くるりんおもちゃ病院として毎月定期開催されている一か所に子育て支援センターがあります。ここでは子育て中の方がお子様を連れて来園し ほぼ午前中に過ごされますが その会場の隣の別棟でおもちゃ病院も開院しますので 毎月一回訪れるたびにセンター所有おもちゃの修理や 個人でお持ちのおもちゃも修理を行っています。

今回はセンター所有の救急車修理を二台 担当しました。(各ドクター順番で)センター所有でも人気の高いおもちゃとして救急車、パトカー、消防自動車、ゴミ収集車など複数台づつありますが 今回は救急車二台の修理を依頼され担当しました。

 

 

その内の一台は後輪タイヤが片側取れていましたので車軸に糸を巻き付けて接着剤と共に元に戻し修理完了となりました。車のサイレンや音響関係は良好。

 

上記写真の物は今回修理したもう一台です。

内部で電線は切れ、部品がカタカタ音がしています。この写真では良く見えませんがフロントガラスやボディーにも多数割れが生じ、都度、修理した後があります。今回品を開けてみて解ったのが下の写真です。

       1                                                            2                                                      

 

                            3                                                               4

 

写真1は前輪の基台部が割れていてフラットバー二枚と底板のネジ止めで前任ドクターが修理しています。写真2は車の中央にあり底板全体と車の上の本体とを接続している軸が根元から外れ、底板が割れ はずれています。写真3ははずみ車用ユニットですが台車が割れ 外れています。写真4は台車の裏から見た所です。修理後なのでヒビは見えませんが後輪の泥除けにめがけて大きく台車プラスチックが割れて後輪両方に大きくヒビが入っています。

したがって救急車の上の白カバー本体が車体 台車から外れ おまけに台車がメリメリにヒビが入っていました。

 

本来ならこの状態から 「今まで良く使用されてきました。ご苦労様」となるはずですが この車は"はずみ車"付きなのでもう「一度頑張って」と修理をする事にしました

前の車輪外れははずみ車なしのタイプ。

しかし台車のひび割れが酷くメリメリなので台車を補強する必要があります。

下の写真は台車部分を補強した状態の写真です。

 

 

補強材として最も簡単なものの一つとして9mm厚のべニア合板を使用し "コ"の字型に切り込み はずみ車ユニットと台車をエポキシ接着剤で接着し補強とスペーサーとして取り付け材とし補強しました。

はずみ車の白いユニットは台車面から7mm高さなのでその部分だけべニアを削り7mmで台車プラスチックとべニアとはずみ車アームとをネジ止めし べニアと後輪の泥除けカバーとを接着剤で補強しました。又車体から出て上カバー本体をネジ止めする細パイプも元の寸法に合致させて底板、べニア、パイプをエポキシ接着剤で固定しました。大分強度は増しましたが後輪の車軸より後ろの台車がまだ強度不足のようですが しばらくはこれで使用できるとして修理終了としました。

                                  以上