福井でクレーン屋を営んでいる
オクタケです
クレーンの大きさを表すのに
t数で表しますが
例えば
25TR・60TR
この数字の部分が
クレーンの大きさを表します
25TRだと
最大25t吊りあげる事ができ
Rはラフタークレーン
という意味です
最大25t吊り上げれる
という事から、たまに
クレーンが届く位置ならどこでも
25t吊れると思う方がいますが
それは間違い
クレーンはブームの長さや
ブームの角度によって性能が
大きく変わるので
クレーンの数字のt数を吊るのは
クレーンのブームを
一番短くして起した状態で
その数字のt数を吊ることができます
また遠くの物を吊る場合
車両本体の中心から
吊り上げる物までの距離を
作業半径といい
25TRだとメーカーに
よって若干の違いがありますが
最大で約33mで450kgを
吊ることができます
この重さを表す場合
定格荷重と
定格総荷重があり
その違いは
クレーンについている
フック・つり具等の重量が
入っているか入っていないか
の違い
定格荷重+フック等=定格総荷重
となります
フックの重量ぐらいと思う方も
いると思いますが
25TRだと230kgとか60kgの
フックですが
これが大型にのクレーンだと
フックだけで2tとかなるため
定格荷重と定格総荷重では
大きく変わってきてしまうので
注意が必要です
ちなみにクレーンが大きくなると
吊れるt数が大きくなり
フックも大きく重く
こんな恐ろしいフックも存在します
このフックですがクレーンには
主巻フック・補巻フックと
フックが2個ついていて
現場などでは
親フック・子フックと呼ぶところも
一般的に重いものは親フック
軽いものを子のフックで吊り
親フックはワイヤーの掛け数に
よって巻き上げる力が減り
重いものを吊ることができますが
その分巻上げるスピードが
遅くなります
なので建築現場などでは
早い作業を望まれるので
子のフックでの作業がメインに
今日は定格荷重
定格総荷重についてでした
それでは今日はこの辺で
最後までお読み頂き
ありがとうございました
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