はいさい!
今週は、沖縄ハンズオンが指定管理運営をさせていただいている、浦添市立前田ユブシが丘児童センターで実施した「アダンの葉でものづくり」ワークショップの様子をご紹介いたします!
〜指先から生み出す ものづくりの世界〜
竹細工職人の宮國昭男さんを講師にお招きして、アダンの葉で「かじまやー(風車)」と「笛」づくりを行いました。
アダン…タコノキ科タコノキ属で「阿檀」と書く。亜熱帯〜熱帯地域の海岸近くに生息している。 パイナップルに似ている見た目が特徴的です。
始めは「葉っぱでおもちゃが作れるの?」「すぐに壊れてしまうんじゃない?」と子どもたちから心配の声がありましたが、ものづくり体験を通して先祖から受け継がれてきたジンブン(知恵)や技に触れて、最後には「家に持ち帰って大切にする!」と宝物のように大切に扱う言葉が出ていました。
〜自然との共生社会を考える〜
宮國先生から「アダンの葉は草玩具やカバン、仏壇のお供え物などに使用されていて、昔は生活には欠かせない身近な存在だった」と教えていただきました。 その一方で、子どもたちと現在の身のまわりの道具を見渡すと「プラスチック」の素材が多いことに気づきました。プラスチックのゴミは自然に還るまでに多くの時間を費やすことから、人にも自然にもやさしい自然素材の大切さについて考える機会となりました。
今回は前田自治会のかりゆし会や民生委員のみなさんにもご参加いただき、「子ども時代を思い出した」「アダンで笛が作れることを初めて知った。他にもつくってみたい」など、童心にかえって子どもたちと多世代・異年齢交流でのものづくりを楽しんでいただきました。
自然の温かさや力強さに触れて生き抜く力や創造力を育み、みんなで協力して取り組む楽しさを共有する機会となりました。
竹細工職人の宮國さん、ご協力いっぺーにふぇーでーびる!
プログラムに興味関心がある方は、ぜひ、前田ユブシが丘児童センターまでお問い合わせください
じふぃ遊びーがいめんそーりよ〜!(みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね)
利用方法や場所などの情報をもっと詳しく↓
沖縄ハンズオンホームページ・SNS