おいしいは、いのちのごちそう  -65ページ目

佐渡クリームチーズのタルト・オ・フロマージュ

職場の同僚のお誕生日に
佐渡クリームチーズを使ったタルトをプレゼントしました。

なのに彼はこの日、そんな優しい私のことを、こともあろうに「アナゴちゃん」と名づけました。

「アナゴちゃん? なんで~!?」と問い詰めた私に彼は・・・

「だってみさちゃん、滅多に登場しないレアキャラなのに(私がその現場に行くのは月1、2回)
サザエさんに出てくるアナゴさんみたいにすごいインパクトがあるだろ?
みさちゃんが来るだけで、厨房が明るくなるしさぁ。
アナゴさんじゃ可愛くないから、せめてアナゴちゃんはどうかと思って・・・(笑)」


あ・・あのぉ・・・。

アナゴちゃん・・・?

「ちゃん」って呼ばれているのに、少しもかわいい気がしないのはなんで(笑)?


だけど、現場はとにかく楽しいです。

月1、2回しか登場しない私なのに、
みんなはいつも「みさちゃ~~~ん!!来たな~~~!!」と温かく迎えてくれて、
同じ船に乗り込んでいる一員として
認めてもらえている、信頼してもらえていることが肌でわかる。

どの現場でも、本当にいい仲間に恵まれて、楽しく働けていることに、とても感謝しています。


そんな大好きな仲間の一人、彼のお誕生日に贈ったチーズタルト。
レシピはこちらです。。。

☆佐渡クリームチーズのタルト・オ・フロマージュ☆

$佐渡大好き!みさらの「まま・くわんかさ」


【材料と分量】(直径8センチのタルトレット型 5個分 プラスα)

≪タルト生地(パート・シュクレ)≫
・佐渡バター(無塩) 50g
・グラニュー糖 32g
・全卵 19g
・アーモンドプードル 13g
・薄力粉 90g

≪アパレイユ≫
・佐渡クリームチーズ 100g
・グラニュー糖 25g
・薄力粉 8g
・全卵 60g
・生クリーム 135g
・コアントロー(オレンジの果皮から作られるリキュール) 5ml
【作り方】

≪パート・シュクレ≫

コチラをごらんください。
①~⑩までは同じ。⑪で冷めたら型から外さずそのままにしておいてください。

≪アパレイユ≫

① 佐渡クリームチーズとグラニュー糖をボウルに入れ、すり混ぜる。

② 薄力粉をふるいながら加え、よく混ぜる。

③ 割りほぐした卵を少しずつ加え、よく混ぜる。

④ 生クリームを加え、泡が立たないように静かに混ぜる。

⑤ ④を濾しながら、から焼きしたタルト生地に淵まで注ぎ、
  150℃に温めたオーブンで35分~焼く。
  揺すったときにアパレイユがふるふる揺れなくなったら焼きあがり。

⑥ 型に入れたまま粗熱を取り、
  冷めたら型と生地の間にぺティナイフの先端などを差し込んで型から抜き、冷蔵庫で冷やす。

できあがり~!

甘さ控えめで、佐渡クリームチーズの酸味とコク、コアントローの爽やかな香りが引き立ちます。

タルト生地を焼かずに、アパレイユを耐熱皿などにそのまま流して焼いても美味しいです。
私は残ったアパレイユをココットに流して焼きました(こっちは私のお楽しみ用♪)



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佐渡クリームチーズのティラミス

佐渡から送っていただいたクリームチーズの賞味期限が近づいていた某日、
一挙まとめてクリームチーズを使ったスイーツやお料理を作りました。

まずは第1弾。

ティラミスって、マスカルポーネで作るのが一般的だけれど
今回は佐渡クリームチーズバージョンで作ってみました。

だって、マスカルポーネみたいに滑らかなクリームチーズなんだもん。
佐渡クリームチーズの、ちょっと強めの酸味も加わって、きっと美味しいと思う。

今回はちょこっと手抜きして市販のカステラをジェノワーズ代わりに使いました。
とってもお手軽、だけど美味しいです。

佐渡クリームチーズのティラミス ~おけさ柿も隠れてます~

佐渡大好き!みさらの「まま・くわんかさ」 border=


【材料と分量】(2~3人分)

・卵黄 1個分
・グラニュー糖 30g
・マルサラ酒(ブランデーでも)5ml
佐渡クリームチーズ 100g
・生クリーム 100g
・カステラ(市販) 適量
・コーヒー 適量
・カルーアコーヒーリキュール 適量
おけさ柿 適量
・ココアパウダー 適量

【作り方】

① 卵黄とグラニュー糖をすり混ぜて白っぽくする。

② ①に佐渡クリームチーズを加え、混ぜる。

* このとき、佐渡クリームチーズだと冷蔵庫から出したての状態ですでに柔らかくて扱いやすいので
  すっごく重宝します。
  他のクリームチーズだったら、常温にしばらくおいたあと、
  その上、ゴムべらで柔らかくするのにけっこうな一手間がかかります。。。

③ 生クリームを8分立て(角がしっかり立つくらい)に泡立て、②に加えて混ぜる。

④ 市販のカステラを一口大に切り、
  コーヒー液とカルーアコーヒーリキュールを混ぜ合わせたものを上からかけ、
  カステラにコーヒー液をしみこませる。

⑤ おけさ柿は7mm程度に角切りする。

⑥ 器の底に⑤のおけさ柿を散らし、上から③のチーズ液を半量流し入れる。

⑦ ④のカステラを⑥の上に敷き、さらに③のチーズ液を流し入れる。

⑧ 茶漉しを通してココアパウダーを振りかけ、冷蔵庫で冷やす。

おしま~い。

やっぱりやっぱり!
クリームチーズの酸味が生きてます。

そして、クリームチーズとおけさ柿の佐渡コンビ、最近かなりお気に入りです。

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追い続ける背中 ~わたしは その手が好きです~

「わたしは その手が好きです」と、福山雅治師匠が歌っています。(「道標」より)
福山師匠が敬愛するおばあちゃんのことを思って歌ったバラードだそう。

「最近ふと、自分の手を見たときに、その手がおばあちゃんの手に似ていることに気がついた。
命が確実に受け継がれている。そのことがとても嬉しかった」
と、ある番組で師匠が語っていたのを拝見しました。

この曲がとても好きです。

そして、ふと、私の手と、両親の手のことを思いました。

私の父は、その道一筋40年以上の大工の棟梁です。

仕事に対する姿勢、お客様に対する誠心誠意、職人としての責任と誇り。
言葉ではなくて、背中に気迫のようなものをみなぎらせて働くその後ろ姿から
私は幼い頃から知らず知らずのうちに、
たくさんのものを受け取ってきたんだなと、最近よく思います。

幼い頃から、無意識にしろ何にしろ、職人として働く父の姿を日常的に見てきた私にとって
職人の仕事に憧れと敬意を抱くのは、むしろ自然の流れだったんだと思います。

父の生きざまや価値観が、確実に私の中にも受け継がれている。
同じ血が私の中に流れている。
そのことを、料理人として働くようになってから、ふとした瞬間によく感じるようになりました。

そして、それがとても嬉しく、誇らしいです。


かつて
手相と姓名判断の占い師さんに、私の手を見ていただいたことがありました。

その時に言われたのは
「あなたは、名前の中に芸術的な感性をつかさどる数字を持っているから
料理や芸術的な要素のある世界に魅かれるのは当然だし、向いてもいる。
何にも心配いらないから、好きなようにやりなさい。
もう数年したら、また来てごらん。
店を出す時期になれば、手相にもその相が現れてくるから」という話でした。

手相にも店を出す時期かどうかが現れる?
その時は、いまいちどういう意味なのかわかりませんでした。

だけど、あれからだいぶ時が経って、今はなんとなくそれがわかるような気がします。

だってこの何年間の間にも、私の手は驚くほど変わったから。

料理の仕事をするようになってから、
私の手は、ごつごつと骨ばって、手のひらが厚くなりました。
重たい調理器具や食器を日常的に持つからなのか、どういうわけかはわからないけれど。

かつては、もっとほっそりとしていて
女性の先輩からもうらやましがられるほどの手だったのに。
今は、人前に出すのがちょっと恥ずかしいくらいに、無骨な感じ。

確かに、あの頃の手は今よりずっときれいで女性的だったけれど
それでも私は、今のこの手の方が、とても好きです。

職人の手に少しずつ近づいてきた手。

私は、今まで父の手をあらたまってよく見てみたことはなかったけれど
たぶん、職人として働き続けてきた父の手に、私の手も少しは似てきているかもしれません。

そのことが本当に嬉しい。
背中に気迫をみなぎらせて働くあの後ろ姿に、私もいつか近づきたいと思う。


福山師匠の曲を聴きながら、そんなことを思い浮かべて通勤して、
職場でいつものように仕事をしていたら、同僚がふと、面白いことを口にしました。

「料理をしているときが一番楽しいなぁ。
何があっても、多少具合が悪いときでも、料理をしていると、だんだん頭がすっきりしてくる」と。

すっごくよくわかる!私もそう!

「私たちの仕事って、好きじゃない人から見たら、毎日が地獄だろうね(笑)
毎日毎日、1日中料理ばっかりして、片づけて、終わったら明日の仕込みをして、
また片づけて、掃除して、毎日毎日その繰り返しだもんね(笑)」

そんな話をしながら、可笑しくて、とても幸せで、同僚と笑い合いました。

料理の仕事に限らず、どんな仕事だってそうだと思います。
好きじゃない人にとっては、1日中それをやり続けることは、きっと地獄(笑)

たとえば、私には1日中パソコンと向き合っている仕事は絶対にできそうにありません。
だけど、好きな人にとっては、1日中いくらそれをやっていても、まったく苦痛に感じることがない。

それって、とても不思議なことだと思います。

みんながそれぞれに、好きなことや得意なことや、いくらやっても苦痛じゃないことが違っていて、
それが無数に存在するっていうことが。

みんながみんな、料理が好きで、パソコンが苦手だったら、
この世の中は、今頃とっても困ったことになっているはずなのに(笑)

そうじゃなくて、私はお料理が好きで、別のあの人はパソコンが好きで、
そうやって役割分担が自然にできていって、世の中がちょうどいい加減に回っているなんて。

とても面白くて、幸せなことに思えます。


そして、この日の夜は
前から行ってみたかった神楽坂のレストランで、至福の時を過ごしました。

新鮮な野菜たちが本当に美味しかった(それこそ、前回書いた「バーニャカウダ」スタイルで)!

オープンすぎるほどのオープンキッチンと
(私も、一緒に行った友人(店舗設計の仕事をしている)も、心底驚きました!)
そこで働く料理人さんたちの、「何もかも見てください」と言わんばかりの潔さが
とても情熱的で、刺激的でした。

いろんな細胞がドクドクと活性化しています。



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