スロバキアのドラッグストア「dm」でスキンケア用品や日用品を揃えよう
スロバキアのマツキヨ・dm(ディーエム)dmとは、2021年の時点で本国ドイツに2000店舗、オーストリアに380店舗、スロバキアに160店舗、他にもチェコやハンガリーなどを合わせるとヨーロッパ全体に3850店舗以上を持つ一大チェーン店です。ツルハドラッグやウエルシアといった様々なドラッグストアがある日本とは違い、中欧のドラッグストアはほぼdm一択です(例外あり。ポーランドではROSSMANなどの別のお店がシェアを持っています)。シャンプーや洗剤、ゴミ袋やスキンケアなどの日用品購入にいつもお世話になっています。日本のドラッグストアとの違い医薬品と絆創膏類は Lekáren(薬局)に行かないと買えないdmはドラッグストアというより日用品店です。スキンケア用品はたくさん売っているが「化粧水」はかなり少ない欧州人のスキンケアでは、化粧水はあまり使われないようです。その代わり「ふきとり化粧水」がたくさん売られています。欧州の水は硬水なので、その水で顔を洗うと肌荒れします。そのため洗顔は基本的にふきとり化粧水で行うようです。その関係上、洗顔フォームも種類が少ないです。ふきとり化粧水の洗顔は簡単。ふきとり化粧水をコットンに湿らせる、または手にとって顔に塗り、汚れを落とすというものです。これでメイクも落ちます。つまりふきとり化粧水は「メイクや汚れを落とすと同時に化粧水を肌に塗る」代物で、これがスキンケアの主流になっています。そのため日本と同じように化粧水を顔に塗るスキンケアは選択肢が限られます。種類が少ないながらも売っている化粧水がこちら。HADA LABO TOKYO Super Hydrator Lotion No.1日本でおなじみロート製薬・肌ラボの化粧水です。日本で使うものと同じ品質の化粧水で、アルコールフリーです。日本で買うよりどうしても高くなりますが、日本と全く同じ品質の化粧水を使うならこれ。私もこれを半年近く使っています。Avène Eau Thermale日本でもおなじみアベンヌ温泉水。残念ながら日本と値段がほとんど変わりません。スプレータイプの化粧水です。ちなみにふきとり化粧水は Micellar Water, 日本でよく使う化粧水は Lotion と表記されます。クリニークなどのデパコスでも同様の表記のはずなので、探す際の参考にしてください。洗濯用洗剤の種類がたくさんあるこれは数多の在留邦人が書いているので詳細は割愛しますが、硬水で洗濯をするときは「色物」「白物」で分けて洗濯をしなければなりません。白シャツや白インナーを洗うときは白物用洗剤、それ以外を洗うときは色物用洗剤を使います。また硬水で洗うと衣類がゴワゴワになるので柔軟剤も必須です。参考までに、我が家で使用している洗剤は以下です。色物は Coccolino Care白物は Denkmit White Sensation柔軟剤は Lenor Sensitive を使っています。いずれもにおいが最小限のタイプで使いやすいです。dmのプライベートブランド製品はパッケージが全部ドイツ語表記そのためdmに売られている商品について知りたい場合、ドイツ在住の方々の記事を読むほうが早く答えにたどり着くかもしれません。知らないと買いにくい生活必需品先輩在住民に教えてもらわないと絶対買えないよこんなの!!と個人的に思ったものをリストアップしました。コンタクトレンズ液Kontaktlinsen-Pflegemittel Kombilösung夫とその同僚たちはこれを使っています。排水管クリーナーDenkmit Rohrreiniger 600g (1Lタイプもあります)パイプユニッシュの粉バージョンです。水回りが生臭いときに使います。使い方はキャップ2杯分を排水管に振りかけて水を200ml注ぎ、10〜15分ほど放置して、それから水で流し切るというものです。水酸化ナトリウムが含まれているので、排水管に詰まった髪の毛などのタンパク質を溶かす効果があります。もちろん素手で粉を触ると手が溶けるので十分注意して扱ってください。