【「マチュピチュ遺跡」を廻るには基本的には4つのルートがあります、サーキット1〜4とそれにプラスして周辺の遺跡や山を見学するエリアによってそのルートを選んで廻ることになりチケットの購入の際にもそれを指定して購入することになっています、、、私たちのチケットは去年の12月に購入したので現在のものとは違い、例えばサーキット2が全行程3時間半必要だったのに今は2時間で廻れるように短くなってしまったようなので見る場所もたいぶ減らされているのかと思います?、が、当初の予定通りサーキット2と3を廻りたいと思います・・・】


(2023.12.23現在)


いよいよ10時の入場が始まります、脱ぐつもりで着て来たウインドブレーカーですが私の場合この時点ですでにサウナスーツになっています! 笑



こちらでQRカード付きの入場券とパスポートを提示して、確認してからの入場になります、、、来る途中で入場券のこと気付いて本当に良かった!


でなければどんな仕打ちに合うか想像しただけで恐ろしすぎる!



ってことで、ここでポロシャツになって水を得た魚の如く軽快に歩き出します!



青い空に期待弾むチンクエテッレじゃなくてマチュピチュ!(なぜか?本当によく間違える) 笑



でも弾んだのはその一瞬だけ?、このあとは修行の如く過酷な山道を登ることになります!、この階段一段一段の段差が高いんです空気の薄い高所に加えこの階段の洗練を受けて初っ端から挫けそうです!、ゼェゼェガクガク・・・



振り返って見ると、やっぱり皆さん簡単そうではないように見えます!



今度は急な斜面を登ることになるのですが休憩しながらでないと登れません、自分達の場合ですが (^^;



そして見えて来たのがこの絶景〜!!


息はぜいぜいしてるけど気持ちはそんなこと考えてる余裕なんて無し!、とにかくこの素晴らしい景色を早く撮りたい一心であちこち動き廻って撮りまくり! 笑笑






凄い人でしょっ?、ここは「上部プラットフォーム」と言う場所でマチュピチュの古典的な写真を撮ることの出来るエリアになります




大変な思いをしても来て良かったと思えるとくかく素晴らしい景色です!、今までの苦労?が全て帳消しになった瞬間です!!





こんな山の上にこれだけのものを造ったインカ帝国の凄さを感じます


「見張り小屋」マチュピチュ全体を一望出来る高台にある見張り台、一説によると太陽光を反射させたりほら貝を吹いて交信していたと言われています



こちらが「正門」になります、この場所は守護神の一つであるワイナピチュ山を囲むように設計されました、台形に造られている開口部はインカ建築の特徴とのことです



通り抜けるとこんな感じに見えます



周りの山々を見ても分かるように勾配の急な反り返るような山ばかりの中でこのマチュピチュ山だけが麓から登って来れた唯一の山だったのでしょうか?




正面に見える山がワイナピチュです、1日400人の予約限定で登ることが出来ます、1時間掛けて登るのですが今日みたいな快晴の日であれば天空の都市ををさらに天空から見ることが出来ます、やっぱり申込めば良かったかな?って少々後悔? (笑)



段々畑は低い場所ではとうもろこしやコカの栽培、高い場所ではジャガイモやキヌアが栽培されていたことが遺伝子の調査でわかったそうです



先に見えるのは「太陽の神殿」、マチュピチュ遺跡の中でも最も優れた建物の一つで下のレベルでは階段状のシンボル、石の彫刻そして死者のカルトに関連する儀式の目的で使用された台形のニッチが含まれ、トップレベルには天文観測点である大きな彫刻が施された岩の祭壇と台形の窓とともに台形のニッチがあります



そしてふたつの窓には夏至と冬至に太陽の光が差し込み聖なる石を照らします




こちらは遺跡から西の方向をを見たところです






こちらは「テンプルエリア」、寺院エリアはマチュピチュの宗教儀式のメインスペースでした、その周りには本堂と三つ窓の神殿の二つの最も注目すべき建築物があります



東に面して台形の窓が3つあり太陽と月が大きな役割を果たしているインカ文明では夏至の日の出の位置を完璧に示していると言われています






アルパカが放牧されているエリアのこの光景はまさに長閑さの象徴ですね?







草葺の屋根を持つこの建物、屋根部分は複製で同じ建物が向かい合って建っています





「セイクリッドロック」、巾7メートルで高さ3メートルにもなる聖なる岩はインカ帝国の人々が周囲にそびえる山々に神の存在を重ねその山の形に合わせるように石を削ることで山への崇敬の念を表現したと言われています(この岩は遠くに見えるヤナンティン山に似ているそうです)、、、そして土台の細かい彫刻にはコカの葉や動物の胎児そしてラマの犠牲など様々なお供物ををした祭壇としても使われていました



こちらはワイナピチュへ登るゲートになります



隙間なく積まれた石垣



「鳥の壁」壁の左の方にクチバシのようなものがありますが、意図して造られたかは分かっていないようです、敢えて鋭角な三角を入れるということは何か意図しているのではと思うのですが? (^^;




この山初めからずっと気になっていたのですが、ここから見える一面だけ山肌がえぐられているのです、そこだけ地層が弱かったの?そんな訳ないよなぁでは何故に?この一部分だけがとっても気になっています




「インカストアハウス」食べ物や商品を保管するための一部とされていてこの倉庫が存在したことで何年にも及ぶ不作の中でも食料に困ることがなかったのだとか?、インカストアハウスは収穫後の一時的な保管やその後必要な時に食料を提供するために利用されたものだと考えられています


奥に見える他より高い家は2階建で奥の面は山の斜面を利用しています








「ウォーターミラー」天体観測の石、2つのわずかにくぼんだ円柱状の石が設置されています。これらのくぼみに水を張り月や軌道の観測が行われていたそうです、石が2つあるのは「インカの二元性」ということに起因するものだと考えられていますがそれは事象には必ず相反する二つの要素があるとされ例としては「光と闇」や「善と悪」が挙げられ、マチュピチュでは「太陽の神殿」と「月の神殿」があるのもこの二元性からと思われています











この先でサーキット2は終わりになるのですが見たかった場所が数ヶ所見ることが出来ませんでした?・・・