居場所をなくしたケガレない聖域 諏訪篇④【御頭御宮司総社】 | モダンな陰陽師まあみの"幣"な日々

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神事×ロジック×NLP心理 by むらかみまさ美

 

ブログを書き進めるのに色々と調べていますと

齟齬がでてきましたのでここで訂正

 

 

諏訪氏の出自は大和神氏だけでなく

 

平安時代初期に信濃国地方政治で活動を行なった

有員(ありかず)の末裔だとも

 

この記事下社を創建した金刺氏の支流とも

考えられているようです

 

 

大和神氏

金刺氏の始祖とされる神八井耳命(かんやいみみのみこと・多氏)も

火明(饒速日・素戔嗚・徐福)の孫にあたる天村雲(神武)と

事代主の娘の踏鞴五十鈴姫との子であり

出雲の流れには違いなくなのですが

 

金刺氏は物部の血筋でもありますので

物部守屋を祖とする守(洩)矢氏と共同で祭祀を行い

諏訪の祭政を建御名方でもって支配したのも頷けます

 

ちなみに金刺氏の末裔を称した近世の下社神官家ですが

金刺氏は中世末に滅亡してるそうです

 

 

なお、有員(ありかず)は

訪神社上社大祝の祖で桓武天皇の皇子といわれていて

8歳で諏訪明神に神格を与えられ大祝になり神氏と称し

現人神として氏人を支配したとあります

 

 

追記

 

お勉強し続けますと

諏訪氏は下社を創建した金刺氏の支流が有力

ではないかなと

 

まず、朝廷からお墨付きをもらった金刺氏

諏訪の先住の人々を力づくで抑え込むわけにはいかないので

洩矢神(ミシャグジ)を祀っていた守(洩)矢氏と共同で祭祀を行い

諏訪の祭政を建御名方でもって支配し

 

その後継が諏訪氏なんだろうなって感じです

 

 

 

 

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こんにちは

 

NLPマスタープラクティショナー

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モダンな陰陽師 まあみです

 

 

 

 

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さて、前宮で

「正式な参拝」とやらをさせられました後

本宮を目指すのですが

 

祀られていたお社がなくなり

現人神の大祝も廃止され

大祝に憑けなくなった憑神「ミシャグチ」

いったいどこに行ったのか?

 

 

そちらへ向かいます

 

 

前宮のご本殿から少し山の方へ歩くと

鎌倉道遊歩道があります

 

 

この道は、上社本宮まで繋がっていますが

かなりの距離があるので

「ミシャグジ」の本拠地まで参りましょう

 

 

峯の湛

 

峯の湛 

前宮と関連を持つ重要な遺跡地で、古来より諏訪七木(ひちぼく)の一つで湛の神事をしたところである。春の農耕神事に領地内(県)を巡って帰る神使(おこう)の通る道筋であり、ここを「大祝道」「鎌倉街道」なども通っていた。またこの山を「火とぼしやま」と呼び、古代の砦の遺構を思わせる形跡が各所に見られ、記録によれば中世の狩猟神事「矢ヶ崎まつり」ノロシ台にも使われている

 

どれかそうなのかよくわからず…

 

 

たぶんこの方々

 

凄い存在感がありました

 

 

小さな祠にもちゃんと御柱が立ってて

いい感じなの

 

この辺りはこんな小さな祠があちこちにあるのです

 

 

御柱が倒れてたりもする

 

 

政治的な建御名方ではなく

土着の諏訪明神の威力を感じます

 

image

 

福の神氏は祠を撮影中

夏休みの宿題する少年みたいやわ

 

 

 

しかし、

私と一緒だと普通の神社巡りできへんな…

 

ごめんやで

 

 

さて、迷いながらもなんとか到着

 

目印は神長官を代々務めた守(洩)矢氏

神長官守矢史料館

 

出典

 

守(洩)矢家は中世から江戸時代末まで

代々上社の神官のトップ「神長官」でした

 

ここは御頭祭の神饌の様子が見学できたりして

とても面白そうでしたが

 

博物館好きな私がうさちゃん串刺しより優先したのは

 

「ミシャグジ」の坐す御頭御宮司総社

 

この守(洩)矢家の敷地にあります

 

 

 

こういう言い方は

特別感を醸し出すので好かんのですが

 

 

呼ばれてましてん

 

ほよ、こい、と

 

けっこうなえげつない力で

image

 

祈祷殿

 

神長官が祈祷するための祈祷殿の中では

一子相伝が口伝によって行われていました

 

明治に入って取り壊され再建されたものの

現在の建物に改築されたようです

 

ここには明治の初めまで

精進潔斉を行う「神使精進屋」があったようです

 

 

 

 

 

見えた

 

わあ

 

 

御頭御宮司総社

とは

御頭神事を司る御頭郷の御社宮司社のこと

 

なんじゃここ…絶望ヒイ

 

 

江戸時代以降前宮の中心に坐してらした

「ミシャグジ」

 

社を失い、前宮での存在意義が無くなり

居場所をなくした「ミシャグジ」を守矢氏が

ここにお連れになったのでしょうか

 

 

 

地元では「ミシャグジ」と言う

「御社宮神」の総本社がこの御頭御社宮司総社です

 

諏訪の神社は全て御社宮神(ミシャグジ)を祀っていた

というのも過言ではないそうです

 

 

「ミシャグジなどという実体不明なものは認めない」

という中央からのお達しで多くの神社が

建御名方を始め古事記に繋がる神を祭り上げましたが

 

地元の方々は、私たちが建御名方なんて言おうものなら

直ぐに「諏訪明神ね」と訂正されるのですって

 

 

 

この地の方々にとって諏訪明神とは

洩矢神であり、土着のミシャグジであって

決して建御名方ではないのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


し、しっかし、怖いわ…怖い絶望

渦巻いてますねんやわ、生々しいエネルギーが

 

お社の前なんてとうてい立てるわけないわよ

とオドオドしてたら

 

 

福の神氏、堂々と正面突破爆笑

 

笑笑笑

 

これが

 

在ると思ったらある世界

無いと思ったらない世界

 

意識にないものには感応しないのです

 

霊に憑かれたとかいゆうてんのも

同じロジックです

 

憑かれたとか思うからそう意識がなる

ってことです

 

 

 

さあ、福の神氏バリアにして後についてこ

 

 

 

 

ご挨拶し

 

通常通りに御用聞きをいたしましたら

 

 

「やってみたら?」

 

なんて、非常に挑発的なここの存在

 

いや、べつにそんな態度とられてまだ

やらせていただくものでもないし

 

「必要がないなら何もしません」

 

「思い出したらやらしたってもええで」

 

「何を思い出すのですか?」

 

「わかってるやろが」

 

「。。。。。」

 

「では、思い出したらまた来させていただきます」

 

 

頭おかしい女の戯言になってしまいますので

ミシャグジさんとの会話の内容はこれくらいにしますが

 

新しい修行か?齢62歳なんやけどwww

 

 

けど、次っていつのことになるやらwww

 

 

私が過去世を思い出したとて

2024年に生きてんのは、この、村上 正美

私なので

 

 

 

 

しかし、この感じな、なんか身に覚えがあるな…思たら

 

伊勢の巫女さんと韓国料理食べながらこの話しをしてね

「何かあの方と関りあるんちゃいますか?」

てさ、審神者の巫女さんが

 

 

うん

 

空気感は同じやったwww

 

 

八坂神社で「1200年はやいね~ん」ゆうた

あのお方みたいですたわ

 

ミシャグジさんこんなんやし

 

龍蛇神というなら

八坂のあのお方も青龍ですから

 

 

 

 

 

ほん近くにこんなんがあってね

 

 

 

 

 

この辺りは

爽やかでとっても気持ちのいい場所です

 

御頭御社宮司総社

えげつない系でそんな爽やかさは皆無なのですが

不思議とケガレない聖域のようなのです

 

決して、癒されるような、涙がでるような

そんなタイプの神さんではありませんが

 

畏れ多いのは間違いない

 

 

 

ぜひ皆さんにもこの

御頭御社宮司総社の前に立っていただきたい

 

崇敬される古くから土着神ってスゲです

 

 

 

そこから少し上っていくと墓所がありました

 

写真は控えたのでお借りし

 

出典

 

大祝廟

 

守(洩)矢氏が祀る御頭御社宮司総社の近くに

なんで大祝諏方家の墓?

 

ここ、どう考えても守(洩)矢氏の敷地内やんな

とは思いましたが…

 

この辺りは神長をはじめとする

諏訪神社上社の神官が居住した地域だったようです

 

 

元は、神長官守矢家の墓所だったのですが

藩主諏訪家から別れ、大祝諏方家が興り
初代大祝は宮田渡へ大祝邸を移したのを好機と捉え
大祝家の墓地をこの地に造ったそうです

 

神長官といえども藩主の弟という新たな権力者の前には

墓所替えをのむしかなかったのでしょうね

 

 

結局ずっと

 

建御名方神 VS 洩矢神

 

やってたんですね

 

ウケるwww

 

 

諏訪大社のトップ2であるNO.1の諏方氏大祝

NO.2の守(洩)矢神官長より上位ですが

実際は守(洩)矢神官長から神降ろしをされないと

諏方氏大祝となれないわけでね

 

事実上は、上に立って祭祀を取りしきってきたのは

下位の守(洩)矢神官長だったってことね

 

 

積年の恨みで墓所替えか?

 

この辺りの伏線回収は本宮でしますね

 

 

 

 

 

さて、ランチ!念願のお蕎麦よ

 

 

蓼科まで行きたかったのですが、少し遠い

本宮とまだまだ参拝したいとこが多く残ってました

 

一つでも多く巡りたかったので専門店ではないけど

 

image

 

おろし蕎麦

 

 

私は天ざるにしました

美味しかった

 

胡桃のつけ汁が7月からだったので

残念でしたが

 

戸隠でいただいた胡桃のつけ汁美味しかったな…

 

 

 

 

 

続く

 

次回が最終回

もう少しお付き合いくださいませ

 

 

 

 

 

 

 

 

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