もともと書く予定の一週間だから書いた。
しかし専門家の方々も同じく気にされる。
そう。
育児において、
もっとも避けるのは親の疲弊。
実はここさえ崩れなければ、
お子さんはそれなりにはなるのだが、
そのそれなりでは意味がないと思うのか、
全力でα狙いにいくぜ!となり、
テストのたびに
勝手にあげた期待値との落差で
心が折れて撤退することになる。

私がこれを嫌うのは、
こうなったお子さんは早い段階で、
自分に絶望するからなのだ。
まあこういう生徒さんを治癒したことはある。
※医機法における治療ではありません。
寛解もしくは、逓減または軽減が近いかな
尊厳をリビルドすればいいのだけど、
これ、普通の親御さんには無理だよ?
なにせ12歳までに
あらゆる罵倒を繰り広げてきたから、
子どもは親を信頼できない。

愛してくれないと思う恋人が
突然、甘い言葉を囁くようなもの。
逆効果。

なわけで、褒める子育てが基本方針だが、
褒めると舐められるはちがう。
きちんとした判断基準で、
「その行動はおかしい」と言わないと、
学力ではなく人格面の形成に影響がでる。
なのでアドラーは勇気づけと呼び、
立ち直るチカラを与えることに注力した。

さてさて。
私は低学年、何をやらせたらいいですか?
過去に聞かれた時に、
遊ぶのが1番です。と答えた。

知的に遊ぶのが1番であり、

1の経験は100の書籍に勝る。

天の川の話をしたところで、

40年以上、

天の川が三鷹天文台で観測されない、

都会っ子には何もわからない。


なにもわからないので、

デネブはカササギですとか

わけわかんないこと言う。


しかし、どの方向に進めばいいのかわからない

そう言う方のために、

この記事があり、

使用法を書いた。


校正明らかにおかしいけど、

いいよ、めんどい。

最近の私はやさぐれモードなので、

わかる人だけわかればいいし、

「覚悟」がある人だけ、

助けられたらいいんじゃないかと思っている。


仮に誰でも読めるようにしたとする。

あなた方はきっと、

たやすく手に入る情報だから大したことない

そう思うだろう。

だが私の書く記事は、

気が狂う直前まで戦った、

保護者と受験生の涙でできている。

だからおいそれと見せたり、

印刷して配布されたりされたくないし、

聞きかじりで塾屋で

ドヤ顔して教えられるようなものじゃないの。

私は桜蔭の受からせた方は知っているが、

受からせられるようにするには、

長い時間であらゆる単元やらないといけない

SSなんて3カ月で合格させるんだから。

そこまでに典型題はできてないと、

応用発展は無理なのです。


そこで結論はこう。

なんかやらせたほうが

安心するならやらせればいいよ

だけど、

すべてのものに即効性はないよ。

1番強い子どもは、

ナンデナンデ雑談に乗ってくる。

単なるクイズにも手を抜かない。

なぜ糸瓜をヘチマと呼ぶのか、

考えたこともないお子さんが、

いきなり思考系【試行系】解けるわけない。

分かりきったことを覚えるだけなんだから。

だから、

大人が投げかけたナンデの数だけ、

お子さんは賢くなる。

まず考えてみたらいい。


当たり前なんてこの世にないから。

なんで小さい月が大きい太陽を完全に隠す

皆既日食が起こりえるの?

なんで夜空の星は落ちてこないの?

なんで沖縄の海はしょっぱいの?


なんで、お父さんお母さんは

子どもに「何かをやらせたがる」の?

その答えを

きちんと大人が出そうとすることも

大切なんだと思うのです。

え?大学受験に必要だから仕方なく?

ならゴールを大学にして8年間いることです。

就職やその後の人生に意味はないので。

それは親としての半生の否定なのだけれど。