思考系に強いと言われるSAPIX。
こんな話を聞いたことがあるかもしれない。
確かに強い。
そしてそれはなんでかはすでに散々述べた。

どこかって?

※そんなもん分散してらせん式にしてある

下書きなしで書いてるやつが覚えてるわけない!


だがこれじゃ
某S社の宣伝で終わりだ
それじゃWやYやNは諦めなきゃだめか?
という疑問が上がってくるだろう。
まあNってもともとIQテスト屋だったので
思考系には強かった。
そこから上位層をSが、中間層をWが食っただけ。
そのため、御三家でも
「四角い頭が丸くなってる」武蔵では強い。
というか、武蔵の記事読んでない人多くない?

この記事、「武蔵受けろ」じゃなくて、

中学受験で合格するのに必要なことは

御三家に学ぼうって記事なんだけど。

「武蔵ごとき」とか思ってると

2024年に対応できないよ?

ぶっちゃけ、思考系鍛えるためだけに

武蔵の過去問買ってもいいくらい。

逆に
Wが御三家弱い理由のほうが気になるくらい。
ま、覚えろ!やれ!ってのが通常校舎だから
考えてる暇がない。
てことで強いのはJGだけ。

ではどのようにして鍛えるか。
答えは意外なところにある。

石を投げていいのは講演会と質問会に
参加した人だけ。
すると誰も投げるものはいなくなった。
参加しろよぉ!
さて例題としてどのようにして初見思考系を解くのかを考えてみよう。
あえての共学、渋渋。
男の子も女の子も
こういうの、好きなんでしょ?
※以下を印刷して手元に置いてください。

https://sabotensabo.com/wp-content/uploads/e2019shibushibu.pdf


ちなみに私のブログ、

答えなんぞどうでもいいのだ。

過程をどう考えるかが大切。




問1
下線部①について、
また、
噴出した時期が冬で、山に雪が積もっていた場合は、この火砕流や溶岩等により、起こってしまう災害があるんだ
この災害が起こると山のふもとに
どのような被害が及ぶと考えられますか。
簡潔に答えなさい。

さてこれどうしよう。
まず100%知らないでしょ?
ってことは初見思考問題→記述ってことになる。

当たり前の話、火砕流も溶岩も熱い。

火砕流の速度は
時速100キロメートルぐらいほどにもなります。
毎秒の速度でいえば、20メートルから100メートルぐらいまで変化します。問題は温度です。
大抵の火砕流は400~700度ほどの温度があります
たまに100度ほどの温度の低い火砕流が出ることもあり、
場合によっては巻き込まれても助かることがありますが、
大抵の場合には巻き込まれたら命を失うと思ってください。
雪崩でしょ?

実は特別難しい話をしていないが、

火山の噴火で雪崩が起きると教わっている

生徒なんていません。

渋渋過去問を解かせて、

説明してるかもしれんが

こんなもん暗記すら意味がない。


覚えることは最小限に、

あとは演繹する。


これご存知でしょ?

公式を覚えるのは最小限に、

あとは演繹する。

ということなのだよ!明智くん!

※キンカン頭は呼んでない。


  中学受験に求められる思考とは。

常識を得ることである。

したがって

この本にも書いてある。

お手伝いさせなさい。

自然と触れ合いなさい。

買い物に連れて行きなさい。

博物館や科学館に行きなさい。

そしてただ行って終わるのではなく、

それを行きた経験として、

自分の世界とリンクさせなさい。


こうして紐づけたことが、

ウェッブを構成する。


いくつもの知識が互いに補完し、

複数の結論を出すのだ。

したがって、ある出来事について、

考えられることをありったけ出す。

これをプレーンストーミングという。


ある出来事、食べ物について自由連想していく。

するとこのようにブランチ構造になる。

このやり方によって、

でしかない知識関連づけてとする。

できた科目や単元の垣根を越えさせる。


これこそが思考のジャンプ

アインシュタインによる相対性理論の

発見のプロセスを本人が説明していた。

結果であるS、S'、S"とあったら、

ストリートファイター2ダッシュターボが正解

これらの一件別々の事象から、

本質の原因を見抜くのだ。


このことを鍛えるのが

SAPIXの授業の最大の目的である。

まあ、ところが授業だけして放免したり、

おうちに帰っても親がなーんもしないと

なーんも残ってない。


そのくせこう言ってしまう。

授業で何もしてないじゃない!

それはね?

SAPIXの使い方間違えてるならなんだよ

このことは四谷大塚でも日能研でも

早稲田アカデミーでも変わらない

※別に早稲アカがブラックだから

黒なのではありません。

ブラックな盛田って人がいるだけです。


したがって、

授業の効果を最大に発揮し、

そして考えるチカラをつけるには、

講師と児童のやりとり、講師と生徒のやりとり、

親と我が子とのやりとりが必要だといえる。


そういうやりとりしてると、

この記事のような質問が出る。


出ないってことは接し方が間違えてると思う


最近質問少ないわけだが、

公的に無料で親の悩みでも、

子どもの思いつきでも答えてもらえるのに、

使わないってもったいないと思うよ。

それが本当の

お客様根性なんじゃない?



©️お受験のお医者さん