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気温・湿度・風速が分かれば、不快指数や体感温度が分かります。
下記のHPから計算ができます。

現在の気温と湿度が分かります。
http://www.tenki.jp/forecast5/26/5110/23216.html

気温と湿度から不快指数計算を計算します。
http://keisan.casio.jp/exec/system/1202883065

湿度と風速を反映して体感温度を計算します。
http://keisan.casio.jp/exec/system/1257417058

1 不快指数と体感温度
不快指数とは、人間が生活するうえで不快を感じるような体感を、気温と湿度で表した指数。風速が含まれていないため、体感とは一致しないことがある。気温を T ℃、相対湿度を H %とすると不快指数=0.81×T+0.01×H(0.99×T-14.3)+46.3で計算される。
体感温度とは、人間がそのときの条件下で感じる暑さや寒さの度合い。同じ気温であっても湿度が高いと暑く感じ、風が強いと涼しく感じられる。風速が 1m/s増加するごとに体感温度は 1℃低くなるといわれる。

不快指数表

2 快適な温度・湿度とは?
夏冬の温湿度   快適

日本のような温帯湿潤気候では、季節ごとに湿度が変わる。
また、涼しさ・暖かさの感じ方は「温度」だけでなく「湿度」でも変わる。例えば夏、健康によい室温は『27~28℃』といわれている。しかし、この温度設定で冷房しても、あまり涼しく感じられなかったりするのは「湿度」が関係しているからである。室温27~28℃の場合、湿度が60%以上あると涼しく感じないが、50%以下になれば快適に感じる。逆に、冬場は湿度が10%など低い状態だと、なかなか暖かく感じない。

このように、私たちが快適と感じるためには、温度と湿度のバランスが重要となる。
私たちが快適だと感じるのは 温度だけではなく、室内の湿度の高い、低いによっても変わる。室温が低くても、適度の湿度があれば暖かく感じる、健康に良い「快適度」は、温度と湿度の組み合わせで決まる。
 下のグラフの赤い部分は平均的に多くの人が快適と感じる「快適ゾーン」である。 湿度が40%RH以下になると、風邪をひきやすくなったりする。

快適な温湿度   不快
  また冷暖房などの暖め過ぎや冷やし過ぎも身体にはよくない。外気との温度差5℃以内が、健康上望ましいと言われている。

3 年間を通して理想的な温度と湿度
ダニカビ   微生物
ダニやカビは湿度が50%以上で繁殖をはじめ、60%を超すと急激に繁殖を始める。 冬の間、気をつけていたインフルエンザなどのウイルスやバクテリアは、湿度が40%以下で活動しはじめる。
このことから、カビやダニの繁殖を防ぎ、風邪やインフルエンザを予防できる、健康にとって理想的な湿度は50%前後だと言われている。


4 衣服内気候と快適域の関連
衣服内気候
人間が裸でいて快適と感じるのは気温が28℃~32℃の時といわれている。
衣服内気候が快適であると感じる温度・湿度・気流の範囲は、それほど広くない。
 温度32±1℃
 湿度50±10%RH
 気流25±15cm/sec
ムレ感=衣服内の温度・湿度が急上昇すると感じる。
暑熱感=衣服内の温度・湿度が高い時感じる。
冷え感=運動後の衣服表面温度の低下が少いほど冷え感は少ない。