水量は少ないが、緑は濃く、夏の盛りの色合い。









青空に白い雲、そして太陽の眩しさ。









新しく架け替えられた木道は若々しい。









青も緑も白も、夏の濃さ。









駒ヶ岳と覚満淵の水面に映る夏景色。









シンボルんp3本樹も夏盛りの葉の茂り。









遥かに見えるは、地蔵岳。









周遊道木道を歩きながら撮る。

広角レンズでは変化が少ないが

手前の木々で変化を付けよう。









覚満淵の最奥部辺り。

この辺りは草が覆い、湿原の様子だ。









最奥部から鳥居峠への道。









折り返しつつ、来る際に気がつかなった景色を探す。









一輪だけ。









まだ夏は始まったばかりだと言うのに。









木道が新しく架け替えられたので、

シンボルツリーの撮影ポイントが変わった。









夏の空、透ける木の葉。










日もだいぶ高くなって来て、上空は快晴になりました。


足元の雲はどんどん流れて、晴れ始めました。




登山口方面、南側は桐生市や伊勢崎市方面?

薄っすら霞みがかっている。






ちょっと前に撮った場所で同じアングル。

青空になった事で随分印象が変わりました。





朝日眩しく、上空はドピーカンの青。





そして下山へ。


登って来た時は真っ暗だったので

見えなかった景色が見えます。


こんp板張りの坂まで来ると、

やっと山頂の一歩手前。


を、降りていく訳です。





登山道は大体こんな感じの木製階段の九十九折り。





途中開けて所もありますが、

見えるのは覚満淵と鳥居峠くらい。


その向こうの下界は雲海になっている様だった。




登山(下山)自体は30〜40分ほど。

駐車場の車に戻って、三脚やら不要な物を仕舞って

小沼へ。




水量が極端に少なくなっていました。

↑の写真の木の影の上の大きめの石がゴロついている辺りは

通常なら水中。

冬に凍結した時でさえ、ここまで湖底が露出しているのは

初めて見ました。





まだまだ早朝だと言うのに、水蒸気が立ち上っていました。





さっきまで居た地蔵岳。

スッカリ快晴。






雲はどんどん流れて行きます。



小沼の水量にびっくりしましたが、

その後鳥居峠へ。



鳥居峠。

上から覚満淵を。

右手の山が駒ヶ岳。




覚満淵も、その奥の大沼も、

空の色を写して綺麗な青色。


次は覚満淵へ。

いつもの覚満淵最寄りのビジターセンターは

現在建て替え中で、駐車場は別途設けられてはいるが、

ここは別の入り口から入ろうと思い、

車も別の駐車場へ停めました。



T字の交差点脇の蕎麦屋辺りにある入り口。

鹿避けゲートはドア式では無く、ジグザグ式でした。

通りにくかったです。





こちらからもいつもの周遊道に出ますが、

アプローチは半ば薮道になりかけていました。

林の中を行きます。





覚満淵の水面は風で波立っていました。








上空はすっかり晴れ上がりました。









下山を始めると、深夜に登って来た時に

見る事が出来なかった景色が見える。









ここの緩やかな登りに木道まで達するのが登頂の兆し。










覚満淵方面。

鳥居峠の向こうはまだ雲海みたいだ。








下山したら、車で不必要な装備を下ろし、

今度は小沼へ。



小沼は水位が少なくなっていた。









まだ朝早い時間だが、水際から蒸気が立ち上っていた。









フィッシュアイで。

ドピーカンになっていた。









水面のリフレクションに夏の雰囲気。









雲は相変わらず速く流れていく。







その後、鳥居峠へ。



鳥居峠から覚満淵を見下ろす。

奥に見えるのは大沼。








そして早々に覚満淵へ。

いつもの駐車場とは違う所に停め、

別の入り口から入った。



こちらの入り口から入ると薮気味の所を通る。

木洩れ日の塩梅がいい感じだった。









そしていつもの覚満淵へ。

風があって波立っている。









木立越しに見るのも夏の濃い緑越しに。









駒ヶ岳も夏の濃い緑の額縁で。










鳥居峠方面。

空の青さと雲の白が夏の濃さだ。








地蔵岳のシンボル。電波施設群。




今回は群馬県の赤城山。
四季探訪記シリーズの夏編です。

先日の尾瀬沼の気温の快適さを知って
また山に行きたい!
と思い、前回の春編からあまり時間が経ってはいませんが、
7月も最終日だし、充分夏編が撮れるだろう。

という事で行ってきました。



もう何年も通っている赤城山。
そろそろ新鮮に撮れるものも無くなって来たかな。
と思いはじめていましたが、
まだまだありました。




今回の主目的は夏の赤城山の風景ですが、

まだ撮った事がない星景にチャレンジ。


という事で、午前2時過ぎに到着。

小沼駐車場に車を停めて地蔵岳へ深夜登山。



なんか、今年は深夜登山多くないか?

とか、思いながら40分程で山頂へ。






地蔵岳の山頂部には電波施設が立ち並んでいて、

下からも見えます。


人工物で趣に欠けますが、これが地蔵岳のシンボルでもあります。



山頂部に到着して早々に撮影の準備を始めます。


この日の日の出時刻は午前4時40分過ぎ。


星景を撮るなら、

最低でも1時間前に数枚は撮り終えていないと

いけません。





東の日の出方向には赤城山の主峰、黒檜山と駒ヶ岳があります。

山頂部の足元には大沼が見えるはず。


まだ午前3時30分前だと言うのに、

もう東の空の低い所は朝焼けが始まっていました。


それ以外は充分に星の姿が見えています。



↑の数枚だけ撮って、主目的を変えました。



だって、眼下に雲海が発生していますし、

どんどん朝焼けが広がって来ましたから。


それに星景はしっかり撮れたので満足出来ました。


今は嬉しいハプニングの雲海の朝焼けに全集中です。





雲の流れは速く、南(右)からどんどん流れて行きます。





朝焼けもどんどん広がって来ました。





足元の大沼は相変わらず雲の中です。





こちらは南方向の鳥居峠辺り。

駒ヶ岳の影から差し込んだ朝日に雲が焼けている様です。





この時点で、朝日はもうかなり高くなっています。

雲の濃淡で染まり方に変化があって面白いです。




覚満淵辺りの低い場所も少しだけ焼けていました。





そして山頂部にも雲は流れて来ます。

薄い雲に覆われて霞む電波施設。





山頂部もすっかり雲の中。





そしてすぐ晴れると、すっかり朝になっていました。





目の前の山は駒ヶ岳。

奥の山は知りません。



赤城山は車で気軽に上がれて、

黒斑山や駒ヶ岳、地蔵岳などの山々は

初心者でも気軽に登れるので人気があります。


でも、時々こんなダイナミックな姿を見せてくれる事があるので

大好きな山です。


標高は1400m前後ですけど、

まるで2000m超の山深い所の様な

姿を見せてくれる。


そして四季それぞれに季節感たっぷりの景色も楽しめる山です。




今回の撮影地は群馬県の赤城山。

1番の目的は、地蔵岳山頂からの星景と朝景。




深夜3時過ぎ。

この日の日の出時刻は午前4時40分過ぎだが、

もう東の空の低い所は朝焼けが始まっていた。










空の上の方にはまだ星々の輝きが残っている。









眼下に大沼があるはずだが、雲が出ていて雲海になっていた。









雲の流れは速く、南(右手)からどんどん流れていく。









だいぶ時間が過ぎ、朝焼けが本格的に始まった。

星々の姿はもう無い。









直下の雲の一部が焼けていた。









登ったばかりの朝日は雲の中。

雲の濃淡で透けてくる朝日が雲を染める。









沸き立つ雲。

輝く雲。









眼下は覚満淵辺り。










また雲が厚くなってきた。









若く低い松の木が朝日に照らされて輝いていた。









雲に霞む黒檜山。









黒檜山と駒ヶ岳。

あと、いろいろな山々が見れた。









速く流れる雲で雲海は瞬間瞬間に様子を変える。









そして青空。

快晴になった。





帰り道も燧ヶ岳を見ながら



大江湿原でのニッコウキスゲの撮影を十分に堪能して、
高原の風の気持ち良さも満喫出来ました。

まだ午前10時台ですが、ここで下山する事にしました。

人が増えてきた事と、私的に翌日の予定の為に
体力を温存、早めに帰宅してリカバリーしたい、
と言う理由もありました。

とは言え、トレランみたいに走る必要はありませんし、
そんな余力もありません。

ゆっくり帰ります。



ああ、名残惜しや。





コバイケイソウもさようなら。





来た道をそのまま戻ります。

来る時はパッと見ただけで急いだ景色も

ゆっくり見ながら帰ります。





森の小径も気持ちいい。





小川の草花にも目をやります。





白樺の幹も涼しい高原のイメージです。





老いて朽ちた木とこれから大きく育っていく若い木。





さあ、最後の登りだ。





帰りは尾瀬沼口から三平峠までだけが登り道。

後は下りの登山道。


朝の暗い時間に撮らなかった森の景色を撮りながら

ゆっくり帰ります。




尾瀬沼には過去にも何度か訪れていますが、

ここの階段からの景色は、

個人的に下山ルートのチェックポイントの一つです。


ここまで来ると、あと少し、と思えます。




ふと見ると、鹿が草を食んでいました。

数mしか離れていない所を登山客が何人も通りますが、

お構い無しに食べています。





夏の日差しは眩しく、こんな葉っぱの影さえも

撮ってみたくなります。





一ノ瀬の登山口入ってすぐ(下山なので登山口直前)。

川の音が聞こえるとラストスパート。


ここも行きは真っ暗でした。




一ノ瀬からはバスが出ていますが、

行きが真っ暗だったので、

あえてバスには乗らず、歩いて行きます。


大清水駐車場まで3.4kmあります。


緩い下り道で、足元も砂利ではありますが歩きやすい。


でも、毎回ここを歩くと足の疲労にトドメを刺されます。

気温も尾瀬沼辺りとは違って暑いです。


私と同じ様に歩いて降りてくる方々もいますが、

どんどん抜かれて行きます。


でも、私は私のペースで。


そしていつも思うのです。


毎回帰り道って、疲労困憊だよな。

コース設定が体力を上まわっている。


 年齢相応のコース設定にしないとなあ、と。





活動記録 外部リンク






大江湿原はニッコウキスゲが群生しており、
平坦な湿原を黄色い絨毯にしていた。




黄色い絨毯とラッパ。









小川の縁にも花々。









ワタスゲも一杯。









黄色と白のコラボレーション。










こちらはアザミの紫とのコラボレーション。









真っ直ぐな木道の行く先を見つめるニッコウキスゲ。









青空に開く。









花をクローズアップ。










アザミと蝶。









こっちはトンボ。










尾瀬沼と名物の三本松。










ミズチドリ。

植物には詳しくないので

撮影時はあまり見かけなかった花を撮っただけでしたが、

後で調べた結果、ミズチドリっぽい。






ここで、雲も多くなってきたし、

ニッコウキスゲを満喫出来たので、

下山する事にしました。



帰りの森の中から、名残り惜しむ様に

燧ヶ岳と木の葉の間に尾瀬沼の湖面。










帰りの登山道で、一心不乱に草を喰む鹿に出会いました。









最後に、一ノ瀬の登山口すぐの所の渓流。

行きは真っ暗だったので撮れなかった景色。


夏の暑さの中、渓流の音と相まって涼しげな気分に浸れました。






大江湿原のニッコウキスゲ




尾瀬沼を超えて大江湿原へ。

北の沼山峠からの入り口に向かうほど、
ニッコウキスゲの量が増えてきました。




木道は大分馴染んできてはいるが、十分歩きやすい。





白く大きいコバイケイソウ。





真っ直ぐに延びる木道。





木道を覆い尽くさんばかりのニッコウキスゲ。





朝の輝きを背景に。





この辺りまで来るとニッコウキスゲが撮り放題。





大きく開いた一輪。





空の雲は梅雨の名残の薄く広い雲。





一日花のニッコウキスゲを撮るのに

朝早い時間は花を選ぶのが大変だ。




時間的も、もう8時になる。


沼山峠方面から来る人達の第一陣が到着し始めて、

人が多くなってきました。


沼山峠の登山道は直前の道路が通年マイカー規制なので、

バスに乗らないと来られないのですが、

その始発バスで来ると、このくらいの時間になります。


なので、誰もいない大江湿原を撮りたければ、

山小屋やキャンプで一泊するか、

この日の私の様に深夜から歩いて(私は歩くのが遅い)、

もっと早く着かないといけないです。


なので、この時間帯でも、人を避けて撮らないといけないので

結構苦労しています。



尾瀬沼から大江湿原へ。

沼山峠からの入り口(北方面)へ進むにつれて
ニッコウキスゲの黄色が目立ってきました。




湿原を流れる小川に映る空の青と一面の緑。

そしてニッコウキスゲの黄色。









この辺りの木道は大分くたびれてはいるが、

まだまだ安定して歩ける。









なんとか尾瀬沼北の水面を入れたい。









コバイケイソウもこの時期の代表的な花。










緑に覆い尽くされそうな木道。









標高1600mの高原は吹く風が気持ちいい。









大分黄色の密度が上がってきました。









朝日の輝きは眩しいくらいだ。









一日花のニッコウキスゲの花は、

朝早いとまだ開いていないものも。









とにかく、青と緑と黄色と木道。









早起きで大輪の一輪。










三角状の湿原の両脇には白樺や松林。









ニッコウキスゲの密度と尾瀬沼の湖面バランス的に

ここが限界かも。









梅雨明け宣言が出たこの日、

空はまだ梅雨の名残りの雲があった。








大江湿原の真っ只中。

この辺りがニッコウキスゲの最大群生地っぽい。










三平峠




今回の撮影目的地は尾瀬沼。
その北側にある大江湿原のニッコウキスゲ。





ルートは群馬県の大清水駐車場に車を停めて歩き。


一ノ瀬の登山口から入って、三平峠を越え、尾瀬沼へ。


湖の周遊道を東周りで県境を超えて福島県へ。


福島県側の入山ルートの沼山峠から開けた辺りが大江湿原。


その辺りがニッコウキスゲの群生地。





大清水駐車場を出発したのは午前2時。

当然真っ暗なので写真は撮れません。

↑の写真は一ノ瀬の登山道に入って、

しばらくしてから。


三平峠まで半分くらい登った所。


やっと朝焼けが始まった時間。




快晴!とはいかずとも、いい天気になりそうな予感。





やっと三平峠。

ここからは下り。





朝日が差し込んできました。

この日の日の出は午前4時40分前。


つまりもう3時間近く歩いています。




尾瀬沼への下り。

木道は一部新しい物に代わっていますが、

大部分はこんな感じで朽ち始めています。




尾瀬沼。




尾瀬沼と燧ヶ岳。




尾瀬沼口から東回りで。

綺麗な木道で歩きやすいです。




燧ヶ岳。

空の青と雲の白が眩しい。





一級河川、尾瀬沼の標。


この後、長蔵小屋を越えて大江湿原へ。