そして次は湯の丸高原から林道に入って、
高峰高原との中間くらいにある池の平。

標高2000mにある高層湿原。



ここにはすぐ脇に、有料駐車場があります。
林道は冬季と夜間は通行止めでゲートがあるので、
夏季の午前7時にならないと入れません。





林道の両端はそれぞれスキー場があるので、

冬季は雪の中(ゲレンデ)に埋もれます。


夏季は通れますが、管理上?の都合で夜間通行止めです。


湯の丸高原の地蔵峠から長野県に入ります。


この池の平湿原は長野県。

ここの北側にある東篭の登山や西篭の登山の山頂が県境になっています。


今回は長野県の池の平と三方が峰などを周ります。





駐車場のすぐ脇にハイキングコースの入り口があります。

周遊歩道の分岐点になっているので、

どっちから回っても、一周するならここへ戻って来ます。


今回はまず池の平湿原へ降りていきます。





アザミ。




池の平湿原までの降り道には木製のスロープ。

数年ぶりに来ましたが、以前は木製の階段だったので

アップグレードされた模様です。




時々、落葉松の間を通ります。

標高が高く気温がそれなりで気持ちいいですが

やはり日差しは強いので、日影が気持ちいいです。





そして池の平湿原の入り口。木道の分岐点。


三方が峰方面の周回コースなら戻ってこない場所です。


どっちに行っても三方が峰に行きますが、

左手に進めば解放口を経由して湿原を一周できます。





フラットな木道。

何も遮るものが無く、吹き抜ける風が気持ちいいです。





360度。





フィッシュアイで。


向こうに見える山は小さく見えますが、

この湿原の最低部が標高2000mなので、

あの山も2000m超えの山、という事になります。





青い空、白い雲。




立ち枯れの落葉松の幹。





ここの木道も定期的に補修しているのでしょう。

とても綺麗な木道です。





広大な景色中で撮っていると、

似た様な写真ばかりになってしまうので、

どうしても変化が付けたくなって

こういう写真を撮ってしまいます。







時々、雲の影が走り抜けていきます。


山に来るとよく見る光景ですが、

家や都市部にいたって影の境目はあるはず。


でも、山にいるとそれがハッキリと見えて面白いです。





池の平は湯の丸高原と高峰高原結ぶ標高2000mの林道の
ほぼ中央部にある高層湿原。
周りの2000m超の山々に囲まれた窪地の様な場所。

すぐ近くまで車で行けるお手軽な2000mハイキングです。




駐車場脇からすぐ。

周回コースの分岐点付近。


ここで既に標高2000mを超えている。









青い空、白い雲。

そして涼しく吹き抜ける風。


これぞ高原の醍醐味。









アザミ。









数年ぶりに訪れたが、かつて木製の階段だった池の平へ降りる道は

木製のスロープ(滑り止め付き)に変わっていた。









落葉松の林の中は日影が一層心地いい。









池の平入り口。

一周できる木道がある。

分岐点。









木道を行く。

向こうに見える山は小さいが、

ここで既に2000mなのだから、

あの山も2000m超えである。









真っ直ぐに延びる木道。









周囲は少しだけ高い。









フィッシュアイで。









立ち枯れの落葉松の幹と木道。









落葉松の枝先と雲。









とにかく広大なので、構図の変化が乏しい。









時々雲の影が走り抜ける。





山に来ると雲の影が走り抜けるのがまじまじと見れて面白い。





愛妻の丘の次は、近くにあるバラギ湖。

今までも何回か来ているのですっかりお馴染み。




ここも嬬恋村名物の高原キャベツの畑に囲まれている。

湖はフィッシングエリアのなっているらしく、
場所ごとに餌釣り、ルアー釣り、と書かれた看板があった。




湖の向こうは雲に隠れた四阿山(あずまやさん)と、スキー場。





まだ早朝なので、日の光は低い所から差し込んでいる。





周囲のキャベツ畑を撮り歩いてみる。





露草。





浅間山とキャベツ畑。





こちらは反対側。








再び湖に戻って撮り歩く。

蓮?があった。










蓮?があった岸の反対側。

釣り用のボート乗り場。






桟橋の突端まで行って振り返る。





突端で360度。



とにかくキャベツ畑だらけの嬬恋村。

一体何万株のキャベツがあるんだろうか?

と言うくらいたくさんある。

何万では足りないかもしれない。

何十万?何百万?くらいありそう。


そこのあちこちに一時集積場があって、

大型トラックが走り回っている。


畑の中ではトラクターが走り、

パンパンに詰められたダンボール箱が山積みになっていました。


風景写真を撮る身として考えると、

これだけなだらかな高原。

人の手が入る以前はどんな景色が広がっていたのだろう?


見渡す限りの高原だったのだろうか?

霧ヶ峰高原の様な。


それが一面のキャベツ畑。

人の営みという物も偉大だな、と思います。



愛妻の丘からバラギ湖へ。



小さな湖。

釣りが出来る所らしい。









桟橋と湖面に写る山。









ボートと湖。









日の出直後の光と影。









周囲のキャベツ畑を撮り歩く。









高原のキャベツ畑。









遠くに浅間山。









と、その反対側。









静かな朝の湖。









木の茂みの間から。









湖面の一角に蓮?












花の名は知らない。









ボートと桟橋。









垣間見る。














今回の撮影地は群馬県。
嬬恋村の愛妻の丘とバラギ湖、そこから湯の丸高原から池の平へ。

群馬県嬬恋村周辺を満喫する高原の撮影行です。

毎日暑い日々が続いていますので、
涼しい高原に行きたい!
と言う趣旨です。




フィッシュアイで。




車で走るルートはさいたま市から国道17号で高崎。

そこから406号で北上して途中で県道54号。

二度上峠を超えて北軽井沢へ。

そこから北上して吾妻渓谷沿いに西進。

そしてキャベツ畑の中にある愛妻の丘へ。



まずは二度上峠。

ここからは浅間山を西に見る事が出来るので、

黄昏の写真の時にも何度か来た事があります。


渋川から吾妻渓谷に入るルートではなく、

わざわざこっちの山道を選んだのはここに寄りたかったからです。


天気予報が微妙だったので、晴れてなければスルー。

晴れていたら星景を撮ろうと思っていました。




超広角で。



浅間山は見る方向で見え方が変わります。


東側から見ると単独峰の様に見えます。


見事な星空でした。



そして次は愛妻の丘へ向かいます。


二度上峠からは1時間以上掛かります。






着いたらもうブルーアワーが始まっていました。

画面中央の稜線の一番左側が浅間山です。

こちら側(西側)から見ると、連峰の様に見えます。





この日は13夜?と金星が見れました。

クレセントムーンとヘオスポロスです。





暗くて見えずらいと思いますが、

周りは高原キャベツの畑です。

着いた午前4時には、もう農家の方が働いていらっしゃいました。






朝焼けが始まりました。

遠くの低い山々が雲海に沈んでいました。






すぐ近くにある田代湖。

この湖は東京電力の私有地らしくて、

湖岸に入る事が出来ないっぽいんですよね。

周りも樹々に囲まれていて、

この辺りとか高い所からしか見えられない。






そして日の出。





雲が多重高層で、その下に高原キャベツの畑。






愛妻の丘はそんなキャベツ畑の中を縫う様に走る

嬬恋パノラマラインの途中にあります。


周りは高原キャベツの畑です。




モニュメントと朝日。



そしてこの後はバラギ湖へ向かいます。



今回の撮影地は群馬県の嬬恋村周辺。


まずは二度上峠で星景。



浅間山と天の川。









フィッシュアイで縦構図。

天の高い所まで写します。










ノーマルの超広角で。







そして愛妻の丘へ移動。


朝景を狙います。





日の出前。空には僅かに星の姿は残っているものの、

もうブルーアワーが始まっている。










浅間山と北西の稜線。

浅間山は見る角度によって単独峰に見えてたり、

連峰に見えたりする。









月と金星。









フィッシュアイで。









しばらく経って、朝焼けが始まった。









遠くの低い山々が雲海に沈んでいる。









そして日の出。









日の出と雲海。









高原の夜明け。

手前には高原キャベツに畑が広がっている。










キャベツ畑と朝焼け。









高原の朝は涼しくて気持ちいい。

周りのキャベツ畑では、もう農家の方々が働いている。









愛妻の丘のモニュメント。







今回は、今まで思っていた事で、
ちょっと耳が痛くなりそうな話になります。

撮影時に気になった事。

施設の営業時間外の事や
他のお客さんの事などで気になっている事があります。




最近ネットニュースなどでよく見にする
撮り鉄の迷惑行為などにも通ずる事です。

写真に限った話では無く、
いろいろな趣味に言える事ですが、
他人に迷惑をかける事を気にしない人たち。
もしくは何にも考えず自分勝手な人たち。






まずは施設の運営について。



営業時間は立ち入り禁止。

無料のエリアなんですが、ロープが張られていて

立ち入り禁止になっています。





ひまわり畑はロープで立ち入り禁止です。

ひまわりは太陽の方向に花を向けるので、

富士山を背景にひまわりを撮る事は出来ません。




このロープが営業開始で解放されるかは分かりません。


ですが、ひまわりを富士山バックで見られるひまわり畑の端は

畑の中なので、入っていいのか分かりません。


※前回行った明野のひまわりは、

人が通れる道を作ってあるので

通行可能でした。



そして入っていい木製の橋の北側、富士山とは反対側に植えられています。

つまり富士山とひまわりと言う写真は撮れない配置になっています。


観光客目当てで植えられているんだから、

そう言う配置って考えないのかな?


橋の富士山側にはキバナコスモスが植えられています。


観光施設ならもっと景観(sns映えを狙った写真が撮れる様に、とか)を

考えた方がいいのでは?と思います。




そして撮影中の他の方々について。



カメラを構えている前を堂々と横切っていくおじさん。

しかもロープは張ってありませんが、畑の脇のあぜ道の様な所。

民間の畑なら入ってはいけない場所ですね。





ここは入っていい場所?


私はこのすぐ手前の木製橋の上から撮ってます。





そして私がカメラを構えている所へ、

右から現れて左で折りたたみのテーブルを展開して

犬の写真を撮り始めるおねえさん。


この後写真を撮り終わったら、

また中央を横切って右へ消えて行きました。


この間一度もこちらを見ていません。


無視していたのか、全く気が付かなかったのか?


私は公共の場所なので文句は言いません。

一部始終を見終えるまで待ってました。


私は他の方の権利もあるので、

禁止されていない場所なら文句は言いません。

こちらの勝手で文句を言っていい訳ではありませんから。

基本、早い者勝ち、だと思っています。


逆の立場だったら、一声かけるとか、

そもそも目の前を通るのは避けます。




そしてこの場所付近で、この時間帯で

車を停められる場所はありません。


有料の駐車場はありますが、

この時間帯はまだ営業時間外なので

オープンしていません。



上記の方々は車道に路駐、

もしくは開いていない駐車場のゲート前に停めている様です。


ちなみに私は山中湖畔の県営の無料駐車場(24h解放)に

車を停めてここまで歩いて来ています。




歩く前にカーナビアプリで距離を見てみたら

1.3kmありました。


カーナビアプリなので、車なら2分で着くところを

20分近く歩いて来ています。


もちろん帰りも20分かけて帰ります。


これは事前に正当に駐車できる場所を探して、

目処が付いたのがここしか無かったので

こう言う行動をしています。




車を停められる場所は、撮影場所を探す時に必ず確認します。

迷惑駐車はしません。

少なくとも道端に駐車出来るスペースなどが

ある場所を探しておきます。



撮り鉄問題などが時々ニュースに出る事がありますが、

風景写真やその他の趣味でも、

一部の身勝手な人のせいで迷惑だと感じている方々がいらっしゃいます。


勝手に田畑に入られて荒らされたり、

路駐で道が通れなくされていたり。


そんな迷惑行為をすれば、その方々たちは対策をするでしょう。

そしてその場所ではもう撮影する事は出来なくなります。


今自分の身勝手で人様に迷惑を掛ければ、

次に来る人は対策されて撮影できなくなるかもしれません。

その「次に来る人」の中に未来の自分も入っているかもしれません。


そして今立ち入り禁止になっている場所の一部は

そう言った過去があった場所かもしれません。

つまり過去の誰かが迷惑行為をしたから

今自分達が制限を受けているのかもしれません。



これはあくまでも私の勝手な想像による問題提起です。

人によっては全く問題無いかもしれません。

逆にこんなことを言われる方が迷惑だと

言われるかもしれません。



ただ私はこう言う考え方なので、

これからも不正、迷惑行為はせずに

堂々と写真を楽しみたいと思っています。




ひまわり



山中湖の展望台の後、

この日の本命の花の都公園に向かいます。


花の都公園の駐車場は午前8時30分からなので、

まだ停められません。


近くに車を停められる場所を探した結果、

山中湖の東湖畔にある県営の駐車場が最短距離である事を発見。

24h開放で無料なのでここに停めて歩く事にしました。





↑の湖畔左端に斜めに道(グレーの線)がある所。




車用のYahooカーナビで見てみると1.3km。

車だと2分ですが、歩きだと20分くらい。





看板。朝日が眩しい!





そしてキバナコスモスが満開。




歩きでのルートは右下から花の都大橋辺りへ。

朝日はほぼ真上(北東)から。




花の都大橋の北側にひまわり畑。

ひまわりの花は太陽の方向に向くので、

みんなあっちを向いています。





ひまわり畑には入れないので、

少し北へ歩いて外周っぽい道から。

富士山を入れて。





花の都大橋で360°





ひまわりと言われれば、そうかも。

と思う程度の写真しか撮れませんでした。


もっと花を大輪に入れて、バックに富士山をど〜ん!と

入れた構図が撮りたかったのですが、

それを撮るにはロープで立ち入り禁止にされている

畑内に入らないと撮れません。





このロープの先の農道。を入っていけば撮れるんですが。

立ち入り禁止です。


ちなみに、ロープを潜って入って撮っていたオジサンがいました。

(ダメですよ!)




普通のコスモスも咲いていました。

標高が900m近くあるので、季節も早いんでしょうか?


ここも電気柵があります。





望遠レンズでひまわりをアップに。

花の都大橋の木製橋を入れて。


角度的に富士山は入れられません。





これはキバナコスモス畑越しの北側の山。





そろそろ帰ろうかと思った8時頃には

富士山に雲がかかり始めました。



写真では現像時に不要な物をレタッチで消しているものがあります。


この日もこの時間には数人が写真を撮っていました。


畑のあぜ道?に入って撮っている人も少なくありません。

でも、ロープを張ってある場所を超えて入っているので

アウト!ですよね。


電気柵は鹿害対策が主目的でしょうけど、

人対策の目的もありそう。


撮り鉄の迷惑行為がニュースに出る事がありますが、

風景写真でもこういう自己中心的な考え方の人がいます。


このあたりの件はまた別の機会に。


今回の撮影は、これでお終いで帰路につきました。


感想としては、山中湖の展望台からも雲海はラッキーでした。

しかし花の都公園のひまわりはがっかりでした。



山中湖展望の後、山中湖の湖畔東端にある
県営の無料の駐車場(24h解放)に車を停めて、
花の都公園まで歩いて撮りに行きました。




まずはキバナコスモスが咲く畑。

朝日と霧の名残りが山肌に靡いていました。









霧に朝日が当たって、光芒がカーテンの様です。









キバナコスモス。

秋桜と言うと秋の印象ですが、

標高が高い(約900m)ともう咲いているんですね。










花の都公園の木製の橋。

畑を横切る様に掛けられています。









橋の北側(富士山とは逆)にひまわりが植えてあり、

朝日(北東)の方を向いて花を開いているので、

かなり遠くの外周の道からでないと

富士山バックでのひまわりは撮れません。









望遠で撮って、やっとこの写真。









ひまわり畑のすぐ近くには立ち入り禁止です。









望遠で撮ると富士山は構図内に入りません。









木製の橋の上から。

富士山方面(南側)にはキバナコスモス。









HPでは今のひまわりは第2弾だそうですが、

第1弾ならこの手前の畑なのかな?









橋の手摺りとひまわり。









公園から少し離れた道を歩いてみる。








また公園に戻る。

だいぶ雲が出てきました。









富士山とは逆の方向の山を入れて。









今回撮影に行ったのは山梨県山中湖村。

前回からの関係で、花の都公園のひまわりを撮りに。

で、その前にちょっと寄り道。




向かったのは山中湖を見下ろせるパノラマ台。
の少し上。

いつもの所。
↑の地図、右下の赤丸の所。
花の都公園は左上。


狙いは山中湖と富士山、を星景で。




着いたら雲海になってました。


到着時間が日の出前1時間切っていたので

慌てて準備。


分かりずらいと思いますが、

ギリギリ星の姿が写っています。





そして日の出前の薄明の時間。






この雲海(霧)が↓の様に少しずつ引いていきます。








もうほとんど星は見えなくなりました。


富士山の山頂付近の高さにビーナスラインが見えます。




撮影した辺りはススキが生えています。

もうこの時期には穂(花?)が出ていて、

うっかりすると秋っぽい写真になってしまうので要注意です。


まあ、立秋を過ぎましたので

暦の上ではもう秋の入り口ですけどね。




日の出の時刻は過ぎましたが、

山中なので朝日はまだ届きません。

空は快晴に薄雲。


日中の青に近い色のなってきました。




富士山の山頂付近に朝日が当たりました。


山中湖の雲海(霧)は、もうほとんど晴れました。


山中湖畔にある長池親水公園で夜明け前前から撮っていると

朝まで霧で、日の出後に晴れてきて

雲の上に富士山の山頂付近が見える事があるのですが、

アレはこう言う事だったんですね。


まだまだ出逢っていない、もしくは見方を変えていない

まだ見ぬ景色が沢山あると実感します。