脱ギリギリ作戦 - フィロソフィ「土俵の真ん中で相撲をとる」 | 自分軸で生きるー経営・起業・人生の羅針盤ー 

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仕事・起業・経営・人生、あなたは「他人軸」で生きていませんか?誰かがこう思うから、ではなく、自分軸を育てて、人生の羅針盤を作りましょう。京セラの稲盛和夫氏のフィロソフィ、合気道・華道等の日本文化、私の海外経験から情報発信をしていきます。

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「土俵の真ん中で相撲を取るとは、

常に土俵の真ん中を土俵際だと思って一歩も引けない

という気持ちで仕事にあたるということです。

納期というものを例にとると、お客様の納期に合わせて

製品を完成させると考えるのではなく、

納期の何日も前に完成日を設定し、

これを土俵際と考えて渾身の力を振り絞って、

その期日を守ろうとすることです。

そうすれば万一予期しないトラブルが発生しても、

まだ土俵際までには余裕があるため、

充分な対応が可能となり、

お客様に迷惑をおかけすることはありません。

このように私たちは常に安全弁をおきながら

確実に仕事を進めていく必要があります。」



このように、余裕を持った行動ができればいいですが、

それができない人が多いです。

その根本的な理由を考え、

それを改善する対策を考えてみました。

 

1 事実と結果をみる

2 愛情の欠乏・潜在意識の働きを考える

3 潜在意識を書き換える



 

一つづつ説明します。

 

1 事実と結果をみる


「(金策に走る経営者は)そして一生懸命

金策に走り回って、なんとか手形を落とすと、

そこで満足してしまって何か大きな仕事を

したような気になっているわけです。

しかしながら手形は落ちて当然であって、

その経営者は良いことをしたわけでも

プラスになるようなことをしたわけでもありません。

それなのに、あたかも自分はいっぱしの

事業家であるかのような顔をする。」

心に思い描いたとおりになる。

実際におこっている現実は我々の心を

うつしだしたものである。

稲盛氏はこのようにもおっしゃいます。

そうだとすると、金策に走り回る経営者は心の底で、

手形が落ちなくなるような状態になることを

望んでいることになります。なぜでしょうか?

心理学では、

お金と愛情は同じエネルギーをもつといわれており、

人はお金で他人が自分に向ける愛情を計る、

試すということをします。


小さな子供がお母さんのお財布からお金をとるのは、

お金が欲しいからではなく、

愛情を自分に向けて欲しいからだ、という研究もあります。



お金を工面してもらうことで自分に愛情や

意識が向けられている、と安心したい。

こうした思いが、経営者の潜在意識の底にあるのだ、

これに気づくことが大切だと思います。

 

2 愛情の欠乏・潜在意識の働きを考える


「手形の落ちる日は前から決まっているし、

それ以前にお金の準備をしなければならないことぐらい

わかるはずだ。

なのに、どうしてギリギリになってから

走り出すのだろう、そういう人に限って

人から借りられるはずだったのが

その人の都合がつかなくなったなどと必ず言い訳をします。

しかし、私は、これはおかしいと思います。

金策だけではありません。」

→ 潜在意識の中に、自分は愛されない存在である、

自分はこの世に必要とされていない、

という思いが浸透していると、

人はこの経営者のような行動を起こしがちです。

このような行動を無意識にとることで、

経営者は「自分は必要とされている」

お金が与えられることで、

「自分に愛情が向けられている」

と無意識的に実感することができます。

一見、矛盾しているようですが、

潜在意識はこのように我々の行動を方向づけます。



 

3 潜在意識を書き換える 


「(友人が)『お前は何も知らないのだな、

これは大学を受ける学生が読む本だ

俺は大学を受けようと思っている』

と答えるのです。。。。

それまでは喧嘩が強いとか、

野球がうまいといったことが、

私の価値基準だったのですが、その時以来、

成績の悪いことを恥ずかしいと思うようになりました。

そして勉強し始めたのは高校二年の半ばぐらいからでした。

それまでは、ほとんど勉強をしていませんから、

もう一度、中学一年生から物理、化学、数学などを

勉強し直して、受験に備えました。

優秀な頭脳を持っていたわけではありませんから、

努力でカバーする以外になかったのです。」

→ 経営12箇条の中に、

潜在意識に透徹するほど、強烈な願望を抱く、

という表現があります。

このように強いショック、衝撃を受けると、

潜在意識が書き変わる可能性があります。

ですので、いつもいつも、行動が遅れてしまう人、

ギリギリにならないと、対策が取れない方は、

潜在意識から書き直す必要があります。

稲盛氏がおっしゃっているように、

心の底から自分自身を恥ずかしいと思う、

というような体験と感情の動きが必要になります。


ギリギリまで行動が起こせない方、

いつも金策でトラブルを起こす方は、

その根本に、愛情の欠乏があることが多いです。

ですので、自分にいつも愛情が注がれていた、

という事実に気づき、自分の心を癒すことが必要です。

そのためには、個別にカウンセリングを受けたり、

プロの助けを借りたりして、コツコツと、

自分の感情と向き合っていくことが必要になります。

こうした感情の解放をすることによって、

自分で自分自身を癒すことができますので、

潜在意識の書き換えが大きく進んでいきます。

自分はいつも、周囲からの愛を求めていたけれども、

すでに自分には十分に愛が与えられていたと気付くと、

寂しさや孤独が癒え、同時にこれまで与えられていた

愛に感謝し、自分の行動(ぎりぎりになってお金をさがすこと)

を深く反省するようになります。



 

さて、まとめますと、

感情を解放し、潜在意識を書き換えることで、

自分の行動が変わります。

そうすると、

金策でトラブルを起こすということがなくなり、

土俵の真ん中で相撲を取ることが

できるようになると思います。


ギリギリまでできない方は、

こうした根本の対処が有効です。

 

 


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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 


 



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