喜多方屋(ラーメン・板橋区役所前)
地元に 「東京で初めて喜多方ブランドのラーメンを出した」 というお店がある。
その名も喜多方屋本店。場所は旧中仙道の不動通り商店街沿いで、現中山道との分岐点に位置している。
とりあえず餃子で一杯引っ掛けてラーメンの到着を待つ事に。
ちなみにオレは最近餃子を酢・醤油・胡椒で食べるのにハマっている。以前は醤油と辣油にちょっぴりお酢を入れたタレが好みだったのだが、近頃は酢3:醤油1+胡椒(辣油なし) という割合に。人の味覚や好みってのは変わるもんだなと。
そうこうしている内にこの店の看板メニューである喜多方ラーメン(620円) が到着!
鶏メインの獣系スープなんだけどスッキリしていて、醤油もとんがってなくて飲みやすい。実に昔ながらの醤油スープである。
麺は喜多方を名乗るだけあって太めの平打ちで、これがまたスープによく合ってて食べてて気持ちがいい。
こちらはニンニクこってりラーメン。ベースになっているのは喜多方ラーメンなんだが、ニンニクと脂のコッテリがっつりしたインパクトが合わさって、あっさり癒し系の醤油ラーメンから一気にジャンク路線へ。
麺は変わらず太麺なので、食べ応えも充分。
この店のチャーシューは柔らかめで、味がしっかり染み込んでおり、何より分厚い!日によって味が染みすぎててしょっぱい時もあるんだが、今回はちょうどいい塩梅だった。
■総評
味:☆☆~☆☆☆(喜多方ラーメンが好きならオススメ)
値段:☆☆(最近のラーメン専門店に比べたらCPヨシ)
品揃え:☆☆(ラーメンの種類も多いが1品メニューや酒も色々と)
店の雰囲気:☆☆
接客:☆☆
遠征:☆
デート:☆☆
DQN率:×
備考:まず前提として 「喜多方ラーメンが好きなこと」 という一文が加わるのだが、この店はシンプルな醤油ラーメンが一番うまい。他にも味噌だタンメンだと色々あるのだが、どれも醤油ラーメンのクオリティに比べると数段落ちる。よってこの店ではとにかく 「喜多方ラーメン(醤油)」 を頼めと。オレは他の喜多方を謳っているお店(チェーン含む) にあちこち行っているけれども、結局ここが一番いいという結論になった。
で、この店はラーメン以外にもカレーだの馬刺しだのとメニューが豊富で、お酒の種類もそこそこあるため、地元民はラーメン屋というより飲み屋として使っているような気がする。そういう路線のお店なので、全く分煙はしておらず、タバコに神経質な人にはオススメ出来ない。(ちなみにこの店の鉄板に乗せられて出て来る野菜炒めやニラレバ炒めは酒のアテに最高)
近所にあったらちょっと嬉しいってな具合の、地元民に愛される名店である。
■喜多方屋(ラーメン)
住所:東京都板橋区板橋3-27-3
TEL:03-3964-5874
営業時間:11:30~14:00 18:00~22:00
定休日:月曜・第1火曜
オートモッドのジュネ兄さんを力いっぱい応援中
↑下のテキストリンクの方をクリックしていただけますと、レジェンド・ジュネのランキングポイントが上がります。(たぶん)
その名も喜多方屋本店。場所は旧中仙道の不動通り商店街沿いで、現中山道との分岐点に位置している。
とりあえず餃子で一杯引っ掛けてラーメンの到着を待つ事に。
ちなみにオレは最近餃子を酢・醤油・胡椒で食べるのにハマっている。以前は醤油と辣油にちょっぴりお酢を入れたタレが好みだったのだが、近頃は酢3:醤油1+胡椒(辣油なし) という割合に。人の味覚や好みってのは変わるもんだなと。
そうこうしている内にこの店の看板メニューである喜多方ラーメン(620円) が到着!
鶏メインの獣系スープなんだけどスッキリしていて、醤油もとんがってなくて飲みやすい。実に昔ながらの醤油スープである。
麺は喜多方を名乗るだけあって太めの平打ちで、これがまたスープによく合ってて食べてて気持ちがいい。
こちらはニンニクこってりラーメン。ベースになっているのは喜多方ラーメンなんだが、ニンニクと脂のコッテリがっつりしたインパクトが合わさって、あっさり癒し系の醤油ラーメンから一気にジャンク路線へ。
麺は変わらず太麺なので、食べ応えも充分。
この店のチャーシューは柔らかめで、味がしっかり染み込んでおり、何より分厚い!日によって味が染みすぎててしょっぱい時もあるんだが、今回はちょうどいい塩梅だった。
■総評
味:☆☆~☆☆☆(喜多方ラーメンが好きならオススメ)
値段:☆☆(最近のラーメン専門店に比べたらCPヨシ)
品揃え:☆☆(ラーメンの種類も多いが1品メニューや酒も色々と)
店の雰囲気:☆☆
接客:☆☆
遠征:☆
デート:☆☆
DQN率:×
備考:まず前提として 「喜多方ラーメンが好きなこと」 という一文が加わるのだが、この店はシンプルな醤油ラーメンが一番うまい。他にも味噌だタンメンだと色々あるのだが、どれも醤油ラーメンのクオリティに比べると数段落ちる。よってこの店ではとにかく 「喜多方ラーメン(醤油)」 を頼めと。オレは他の喜多方を謳っているお店(チェーン含む) にあちこち行っているけれども、結局ここが一番いいという結論になった。
で、この店はラーメン以外にもカレーだの馬刺しだのとメニューが豊富で、お酒の種類もそこそこあるため、地元民はラーメン屋というより飲み屋として使っているような気がする。そういう路線のお店なので、全く分煙はしておらず、タバコに神経質な人にはオススメ出来ない。(ちなみにこの店の鉄板に乗せられて出て来る野菜炒めやニラレバ炒めは酒のアテに最高)
近所にあったらちょっと嬉しいってな具合の、地元民に愛される名店である。
■喜多方屋(ラーメン)
住所:東京都板橋区板橋3-27-3
TEL:03-3964-5874
営業時間:11:30~14:00 18:00~22:00
定休日:月曜・第1火曜
オートモッドのジュネ兄さんを力いっぱい応援中
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『日本ゲーム史における廃墟』
PCのフォルダ整理をしていたら、自分のサイトにアップした記憶のないテキストが出て来た。
「なんだったっけコレ?」 と必死に記憶の糸を辿ったところ、以前テキストサイト時代からの知人であるopi兄さんやトトロ大嶋氏らが 「廃墟DVD」 を発売した際に、記念に寄稿した文章だった。
opi(仕事場)
トトロ大嶋(個人ブログ)
廃墟DVDオフィシャル
追憶の廃墟 THE LOST PLACE
(amazon)
<このDVDに収録されている廃墟物件>
・奥多摩ロープウェイ
・ゆうもあ村
・小曲園
・山本園
・軽井沢モーターロッジ
廃墟マニアはこれらの物件名を見ただけで 「有名どころを抑えたなー」 的な感想を持つと思う。しかしこのDVDには取り壊し工事前と工事後の小曲園の様子を収録しており、「廃墟とはいつか無くなるものである」 という美学を理解している人間が撮ったんだと理解してもらえるんじゃないかと。
「どうして廃墟になったのか?」 とか、「ここに住んでた人達はどうなったんだろう?」 といった過去を思う気持ちも大事だが、それと同じくらい 「今ここにある廃墟は1年後にはないかもしれない」 という切なさ、言ってみれば一期一会の感覚も、忘れてはいけない廃墟の魅力なのである。
ついでに言えば、そういう気持ちを持つ人間は廃墟を訪れても絶対に荒らしたり、建物に傷を付けたり、はしゃぎ回ったり、物を盗んだり、事故が起きるような迂闊な行動はしない。それこそが真の廃墟ファンである。
このDVDの撮影の時みたいに撮影許可を取って入る(許可が取れなかったら諦める) 廃墟ファンなどいたとしても少数で、基本的に不法侵入なのだから、せめてその辺の節度は守って欲しいなと。どうせ言ったって無駄だろうから 「不法侵入はやめよう!」 なんて言わないけど、大事な廃墟物件で事件・事故とかマジで勘弁してくれと。
でもねえ、廃墟ってのは実際に行ってみると本当に 「呼ばれる」 感覚が沸き起こるんだよねえ。頭じゃ 「不法侵入イクナイ!」 と思っていても、目の前に広がる圧倒的なまでの非日常的空間を見てしまうと、どうしても理性がすっ飛んでしまう。オレには下手の横好き程度の写真を撮るくらいしか出来ないけど、「今この瞬間を残したい」 という感情が抑えられなくなるんだなあ……。
そんな前置きをしたところで、掘り出したテキストを貼り付けてお手軽更新してみる。
-----
『日本ゲーム史における廃墟』
2003年に発売された家庭用ゲームに、実在の廃墟や廃屋の映像を取り込み、CG加工を施すことによって、今までに無い臨場感と恐怖感を実現した大ヒットホラーゲームがあった。その名を『SIREN』と言い、ゲームファンだけでなく廃墟マニアの間でも大きな話題となった作品だ。
この作品のおかげで、今では『廃墟とゲーム』と言えば『SIREN』という事になってしまっている感があるのだが、実はそれ以前にも廃墟に重要な意味を持たせたゲームは数多くあった。
この記事ではこうした『日本のゲーム史に登場した“名廃墟”』を紹介していこう。
※ 厳密に言えばRPGなどに出てくるダンジョン(洞窟、塔、ピラミッドなど)は全て廃墟と呼べるのだが、ここではゲーム中でも『廃墟』として登場した場所のみに限定する。
<廃墟になった町>
最も有名な物件は、なんと言っても『ドラゴンクエスト1』に登場した『ドムドーラの町』だろう。朽ちた建物と毒の沼、そしてそこに隠されている最高の防具『ロトの鎧』と、それを守る『悪霊の騎士』という強敵。大ヒットゲームだけに、今でも強く印象に残っていると言う人も多いはず。
実はこの『ドムドーラの町』は、作中で魔物に襲われて廃墟になったという話が語られている事もあり、廃墟マニアが廃墟に求める「廃墟になるまでのプロセス (歴史)」や、廃墟には何かが隠されているかもしれないという「探究心」を満たしている、非常に魅力的な物件なのである。このドラクエ1以降の RPG(ファイナルファンタジーなど)にはお決まりのように「廃墟化する町や城」が登場しており、そういった場所には必ずといってよいほど強敵が潜んでいたり、重要なアイテムが隠されていたりする。そういった意味で『ドムドーラの町』は、ゲームに登場した「実在の廃墟と同様の魅力を兼ね備えた廃墟物件」の先駆者的存在なのだ。
<閉鎖された施設>
『イース1』に登場した『廃坑』などが代表的だろう。以前は鉱山として多くの労働者達がいたはずなのだが、いつからか魔物が徘徊するようになって、今では閉鎖されて誰も近寄らなくなってしまった。そんな背景を持つこの物件は、主人公の周囲のわずかな空間しか見渡せず、実際の廃墟と同様の「暗さ」や「閉鎖感」がよく再現されている。
また『真・女神転生3』に登場した『地下鉄の駅』も、廃墟マニアにとって大変素晴らしい物件である。ここは普段は人で溢れる場所なのだが、後に人の代わりに悪魔が溢れるようになってしまい、巨大な閉鎖空間と化してしまう。そして主人公はそんな危険な線路を歩いて次の目的地を目指すこととなる。ちなみにこの『真・女神転生3』は、全体的に終末感や退廃的なイメージで統一されており、さらに冒険の舞台となる場所がすべて3DCGで描かれているため、全編通して「廃墟探検気分」を思う存分味わうことが出来る逸品である。
<魔物の住みか>
古くは『悪魔城ドラキュラ』の『廃城』であったり『バイオハザード』のステージ全般がこれにあたるのだが、やはり廃墟マニアとしては先にも挙げた『SIREN』の名を出すべきだろう。私自身が『SIREN』の舞台となった場所を訪れたことがあるためか、このゲームを遊んだ時の恐怖感は並大抵ではなかった。特にとある廃村にゾンビが徘徊していたシーンが今も強く印象に残っている。現実世界では夢中でシャッターを切っていた美しい場所だったのに、ゲーム中では死の恐怖に支配された魔界と化しているのだ。この奇妙な感覚はしばらく忘れられそうにない。ちなみに蛇足になるが、この『SIREN』にはTVCMが「怖すぎる」という理由で放送中止になったという逸話がある。ホラーゲームとしては勲章のような伝説だ。
<無人の閉鎖空間>
大ヒットしたサウンドノベル(小説風アドベンチャー)ゲーム『弟切草』の舞台となる『無人の洋館』などが代表的。廃墟的な空間で魔物と戦う、もしくは襲われて逃げるというゲームは数多いのだが、このゲームにはそういった「敵キャラ」は存在せず、「壁から血が出る」「無人のはずなのにどこからか音がする」といった、心理的ホラー描写が主となっている。そういった意味では「廃墟の持つ恐怖感」をもっとも的確に表現しているゲームといえるかもしれない。
またゲームではなくアトラクションになるが、昔から遊園地の名物として認知されている『お化け屋敷』も、分類するならここに入れるべきだろう。極論になるかもしれないが、ボロボロの廃屋に忍び込んで恐怖体験を味わうという『お化け屋敷』の流れを、TV画面で手軽に楽しめるようにしたのが『探索系のホラーゲーム』であり『RPG』なのだ。そういった意味では、実はこの『お化け屋敷』こそ、ゲームと廃墟の橋渡し的な存在なのである。
<遺跡>
知名度だけを考えたら有名どころの『アトランチスの謎』の舞台となる『アトランチス遺跡』を挙げたいところだが、このゲームは遺跡内でダイナマイトを投げて敵や障害物を排除するという、温厚な廃墟マニアとしては我慢ならない物騒な作品のため、この場ではちょっと除外させていただきたい。(破壊衝動を持つ廃墟マニアの願望が現れていると無理矢理にこじつけられなくもないのだが…)
という訳で、少々マイナーになるが日本ファルコム社の隠れた名作『太陽の神殿』を例に挙げたい。この作品はピラミッドや古代遺跡などを舞台にした、超難解推理アドベンチャーゲームである。主人公は失われたマヤ文明の秘密を探るため、メキシコの『チツェン・イツァ遺跡』を探検することになる、というのが大まかなストーリー。プレイヤーは失われた文明に思いを馳せつつ、実在する『チツェン・イツァ遺跡』そのままの配置、外観を再現したマップ内を探検して回るのだ。『遺跡』とは長い時間を経た『廃墟』であるから、これぞまさに「廃墟探検」そのものを表現したゲームだと言えるだろう。
さて、簡単に『日本ゲーム史』に登場した代表的な廃墟を振り返ってみたが、こうしてみると『廃墟』とは実に『ゲーム的』な存在だと理解していただけたと思う。
一見興味のない人間には理解し難いように思える『廃墟』でも、実際に触れてみると思いのほかすんなりと受け入れられてしまう背景は、意外と「予めゲームで予習していたから」という要因によるものなのかもしれない。
「なんだったっけコレ?」 と必死に記憶の糸を辿ったところ、以前テキストサイト時代からの知人であるopi兄さんやトトロ大嶋氏らが 「廃墟DVD」 を発売した際に、記念に寄稿した文章だった。
opi(仕事場)
トトロ大嶋(個人ブログ)
廃墟DVDオフィシャル
追憶の廃墟 THE LOST PLACE
<このDVDに収録されている廃墟物件>
・奥多摩ロープウェイ
・ゆうもあ村
・小曲園
・山本園
・軽井沢モーターロッジ
廃墟マニアはこれらの物件名を見ただけで 「有名どころを抑えたなー」 的な感想を持つと思う。しかしこのDVDには取り壊し工事前と工事後の小曲園の様子を収録しており、「廃墟とはいつか無くなるものである」 という美学を理解している人間が撮ったんだと理解してもらえるんじゃないかと。
「どうして廃墟になったのか?」 とか、「ここに住んでた人達はどうなったんだろう?」 といった過去を思う気持ちも大事だが、それと同じくらい 「今ここにある廃墟は1年後にはないかもしれない」 という切なさ、言ってみれば一期一会の感覚も、忘れてはいけない廃墟の魅力なのである。
ついでに言えば、そういう気持ちを持つ人間は廃墟を訪れても絶対に荒らしたり、建物に傷を付けたり、はしゃぎ回ったり、物を盗んだり、事故が起きるような迂闊な行動はしない。それこそが真の廃墟ファンである。
このDVDの撮影の時みたいに撮影許可を取って入る(許可が取れなかったら諦める) 廃墟ファンなどいたとしても少数で、基本的に不法侵入なのだから、せめてその辺の節度は守って欲しいなと。どうせ言ったって無駄だろうから 「不法侵入はやめよう!」 なんて言わないけど、大事な廃墟物件で事件・事故とかマジで勘弁してくれと。
でもねえ、廃墟ってのは実際に行ってみると本当に 「呼ばれる」 感覚が沸き起こるんだよねえ。頭じゃ 「不法侵入イクナイ!」 と思っていても、目の前に広がる圧倒的なまでの非日常的空間を見てしまうと、どうしても理性がすっ飛んでしまう。オレには下手の横好き程度の写真を撮るくらいしか出来ないけど、「今この瞬間を残したい」 という感情が抑えられなくなるんだなあ……。
そんな前置きをしたところで、掘り出したテキストを貼り付けてお手軽更新してみる。
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『日本ゲーム史における廃墟』
2003年に発売された家庭用ゲームに、実在の廃墟や廃屋の映像を取り込み、CG加工を施すことによって、今までに無い臨場感と恐怖感を実現した大ヒットホラーゲームがあった。その名を『SIREN』と言い、ゲームファンだけでなく廃墟マニアの間でも大きな話題となった作品だ。
この作品のおかげで、今では『廃墟とゲーム』と言えば『SIREN』という事になってしまっている感があるのだが、実はそれ以前にも廃墟に重要な意味を持たせたゲームは数多くあった。
この記事ではこうした『日本のゲーム史に登場した“名廃墟”』を紹介していこう。
※ 厳密に言えばRPGなどに出てくるダンジョン(洞窟、塔、ピラミッドなど)は全て廃墟と呼べるのだが、ここではゲーム中でも『廃墟』として登場した場所のみに限定する。
<廃墟になった町>
最も有名な物件は、なんと言っても『ドラゴンクエスト1』に登場した『ドムドーラの町』だろう。朽ちた建物と毒の沼、そしてそこに隠されている最高の防具『ロトの鎧』と、それを守る『悪霊の騎士』という強敵。大ヒットゲームだけに、今でも強く印象に残っていると言う人も多いはず。
実はこの『ドムドーラの町』は、作中で魔物に襲われて廃墟になったという話が語られている事もあり、廃墟マニアが廃墟に求める「廃墟になるまでのプロセス (歴史)」や、廃墟には何かが隠されているかもしれないという「探究心」を満たしている、非常に魅力的な物件なのである。このドラクエ1以降の RPG(ファイナルファンタジーなど)にはお決まりのように「廃墟化する町や城」が登場しており、そういった場所には必ずといってよいほど強敵が潜んでいたり、重要なアイテムが隠されていたりする。そういった意味で『ドムドーラの町』は、ゲームに登場した「実在の廃墟と同様の魅力を兼ね備えた廃墟物件」の先駆者的存在なのだ。
<閉鎖された施設>
『イース1』に登場した『廃坑』などが代表的だろう。以前は鉱山として多くの労働者達がいたはずなのだが、いつからか魔物が徘徊するようになって、今では閉鎖されて誰も近寄らなくなってしまった。そんな背景を持つこの物件は、主人公の周囲のわずかな空間しか見渡せず、実際の廃墟と同様の「暗さ」や「閉鎖感」がよく再現されている。
また『真・女神転生3』に登場した『地下鉄の駅』も、廃墟マニアにとって大変素晴らしい物件である。ここは普段は人で溢れる場所なのだが、後に人の代わりに悪魔が溢れるようになってしまい、巨大な閉鎖空間と化してしまう。そして主人公はそんな危険な線路を歩いて次の目的地を目指すこととなる。ちなみにこの『真・女神転生3』は、全体的に終末感や退廃的なイメージで統一されており、さらに冒険の舞台となる場所がすべて3DCGで描かれているため、全編通して「廃墟探検気分」を思う存分味わうことが出来る逸品である。
<魔物の住みか>
古くは『悪魔城ドラキュラ』の『廃城』であったり『バイオハザード』のステージ全般がこれにあたるのだが、やはり廃墟マニアとしては先にも挙げた『SIREN』の名を出すべきだろう。私自身が『SIREN』の舞台となった場所を訪れたことがあるためか、このゲームを遊んだ時の恐怖感は並大抵ではなかった。特にとある廃村にゾンビが徘徊していたシーンが今も強く印象に残っている。現実世界では夢中でシャッターを切っていた美しい場所だったのに、ゲーム中では死の恐怖に支配された魔界と化しているのだ。この奇妙な感覚はしばらく忘れられそうにない。ちなみに蛇足になるが、この『SIREN』にはTVCMが「怖すぎる」という理由で放送中止になったという逸話がある。ホラーゲームとしては勲章のような伝説だ。
<無人の閉鎖空間>
大ヒットしたサウンドノベル(小説風アドベンチャー)ゲーム『弟切草』の舞台となる『無人の洋館』などが代表的。廃墟的な空間で魔物と戦う、もしくは襲われて逃げるというゲームは数多いのだが、このゲームにはそういった「敵キャラ」は存在せず、「壁から血が出る」「無人のはずなのにどこからか音がする」といった、心理的ホラー描写が主となっている。そういった意味では「廃墟の持つ恐怖感」をもっとも的確に表現しているゲームといえるかもしれない。
またゲームではなくアトラクションになるが、昔から遊園地の名物として認知されている『お化け屋敷』も、分類するならここに入れるべきだろう。極論になるかもしれないが、ボロボロの廃屋に忍び込んで恐怖体験を味わうという『お化け屋敷』の流れを、TV画面で手軽に楽しめるようにしたのが『探索系のホラーゲーム』であり『RPG』なのだ。そういった意味では、実はこの『お化け屋敷』こそ、ゲームと廃墟の橋渡し的な存在なのである。
<遺跡>
知名度だけを考えたら有名どころの『アトランチスの謎』の舞台となる『アトランチス遺跡』を挙げたいところだが、このゲームは遺跡内でダイナマイトを投げて敵や障害物を排除するという、温厚な廃墟マニアとしては我慢ならない物騒な作品のため、この場ではちょっと除外させていただきたい。(破壊衝動を持つ廃墟マニアの願望が現れていると無理矢理にこじつけられなくもないのだが…)
という訳で、少々マイナーになるが日本ファルコム社の隠れた名作『太陽の神殿』を例に挙げたい。この作品はピラミッドや古代遺跡などを舞台にした、超難解推理アドベンチャーゲームである。主人公は失われたマヤ文明の秘密を探るため、メキシコの『チツェン・イツァ遺跡』を探検することになる、というのが大まかなストーリー。プレイヤーは失われた文明に思いを馳せつつ、実在する『チツェン・イツァ遺跡』そのままの配置、外観を再現したマップ内を探検して回るのだ。『遺跡』とは長い時間を経た『廃墟』であるから、これぞまさに「廃墟探検」そのものを表現したゲームだと言えるだろう。
さて、簡単に『日本ゲーム史』に登場した代表的な廃墟を振り返ってみたが、こうしてみると『廃墟』とは実に『ゲーム的』な存在だと理解していただけたと思う。
一見興味のない人間には理解し難いように思える『廃墟』でも、実際に触れてみると思いのほかすんなりと受け入れられてしまう背景は、意外と「予めゲームで予習していたから」という要因によるものなのかもしれない。
地元のタイ料理屋を食べ歩き&タイフェスティバル2010のお知らせ
なぜか突然タイ料理ブームがやって来た。
まあタイ料理が食べたくてウズウズするのは持病なのでいつもの事なんだが、今回は地元に2軒もお店がある事だし、深夜型の我々にしては珍しく早い時間だし、せっかくだからハシゴしてしまおうという流れに。
1晩に2軒のタイ料理だなんて、なんて幸せなんだろう。
というわけで、まずは東武東上線大山駅の南口改札の目の前にあるスーパーパッタイというお店に。
ここは以前イムアローイというタイ料理屋だったんだが、調理担当だったお婆さんが身体を悪くしてしまったそうで、スタッフ総とっかえで営業を再開(?)したという経緯がある。その際にイムアローイからスーパーパッタイに店名を変更したのだ。
まあしかしアレですな。この店の何が問題って、エレベーターのない雑居ビルの4Fという意味不明の立地条件ですな。
ひいひい言いながら階段を上っていくと、途中に 「ガンバッテください」 と謎の応援ボードが立てかけられていた。嫌味かオノレ!
そんなこんなでドス黒い感情に支配されつつも、暗黒面に落ちる寸前に入り口に到着。
このように入店までのハードルは非常に高いのだが、店内に入ると半個室席があったり、オサレ風な内装だったりと、落ち着いた隠れ家という一面が楽しめる。(ただし80年代ディスコなんだか場末のスナックなんだか的なミラーボールだけは意味がわからない)
階段は死ぬほど嫌だが雰囲気は本当にいい。
というわけで、まずはイカのサラダを注文。これは生野菜を使ったチョイ辛&チョイ酸味路線の料理なんだが、ゲソが柔らかく、ニョクマムベースのタレの味付けも上手で、前菜としてかなりいい出来栄えだった。初手から気に入ったぜ!
続いて、いわゆるタイ風の手羽唐。鶏肉自体がニョクマム(?) に漬け込まれており、スイートチリ系のタレが別皿で付いてくるものの、基本的にそのまま丸噛りにするのが一番美味しい気がする。
ほどよく味の染み込んだ肉と脂の織り成すハーモニーは、嫌でも炭酸系の酒をガバガバ飲みたくなる完成度。
後が控えている事もあり、早くもガパオで〆。これもひき肉部分が 「ニョクマムにほんのり甘味を加えました」 的な日本人好みのお味で食べやすい。
よしよし、オープン当初は不安だったけど味が安定してきたじゃないか!
■総評
味:☆☆
値段:☆~☆☆(ちょい割高)
品揃え:☆
店の雰囲気:☆☆☆(雰囲気はいい)
接客:☆
遠征:☆
デート:☆☆☆(外から隔離されてる感があるのでデート特化型)
DQN率:?
備考:料理はどれも日本人が馴染みやすい仕上がりになっており、タイ料理初心者の人でも安心して食べられそう。ただし飾りっ気はないので、レストランというより家庭料理路線なんだと思われる。屋台料理というほど無骨だったりジャンクだったり雑だったりという訳でもないので、肩の力を抜いてグターっと楽しむと吉。
難点はいまいち価格設定に納得いかないところか。それほどバカ高い訳じゃないのだが、料理や酒の値段にちょっと 「ん?」 と感じる点があり、それが積もり積もって悪い印象を持ってしまうかもしれん。
また日本語が通じてるんだか通じてないんだか的な不安要素もあるので、この店に行くならタイ人らしい寛容さを持つべき。日本人的な 「サービス業の在り方」 にうるさい人は行かない方がいいと思う。
しかし店内の雰囲気はこの辺りにしては落ち着いているので、隠れ家として、またデート用として覚えておくと便利だろう。
■スーパーパッタイ(タイ料理)
住所:東京都板橋区大山町5-9 (階段で4階)
TEL:03-3955-2776
営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00
定休日:無休?
そしてお次は通い慣れたタイテーワへ!
お通しがうめえ。オレはこの店のハードタイプのエビせんが好きで好きで。その隣の鶏皮の揚げ物は、このまま食べても美味しいが、塩味系のスープに浸して食べるとべらぼうに美味い。これ豆知識な。
ほんの2ヶ月ほど来なかったら、随分と新メニューが増えていた。
こうやってメニューが増えたり変わったりするのがこの店の魅力のひとつで、グランドメニューを次から次に際限なく増やすのではなく、マメにオススメメニューだけ変えるという手法は大正解だと思う。
意外とこういう日本人(というか地元民) が好む手法を取り入れてる外国人経営の店ってあまりない気がする。(外国人経営の店というと 「メニュー100種類アリマス!」 的な器用貧乏なイメージがない?)
新メニューの中に 「麺スパイシーサラダ」 という見慣れない文字列があったので、それを頼んでみた。
すると、ビックリする事にヤムウンセンをインスタント麺で作ったかのような不思議な一品が!
ホールスタッフ(オーナーのバル君) の話によると、インスタントのフライ麺を使ったこの料理は、タイで若者を中心に人気なんだとか。
食べてみると予想通りジャンクでゲス(褒め言葉) でうめえ!!!
こういうタイ料理はオレ的に新しい。ヘルシーで女性が喜びそうなイメージが強かったけど、タイ料理に対する見方が変わった。いいじゃんこういうの!
「アライさん、メコンまだアリマスヨー!」 と声をかけられ、ハっと我に返ってメコンのソーダ割りをガブ呑み。この店は輸出用の (現地流通品に比べたら) お上品なメコンを出してくれるんだが、2,000円程度のお値打ち価格なのでちょっとお得。
また、この店でメコンを頼むとレモンスライスを入れるかどうか聞いてくるんだが、メコンのソーダ割り(もしくは水割り) と柑橘類の組み合わせってのが素晴らしく相性が良くてなあ。タイ料理と合わせるのにピッタリなんだよ。
だが他のタイ料理屋でメコンにレモンを入れて出すケースはそれほど多くない。実はこのタイテーワの 「メコンwithレモン」 には心温まる誕生秘話があるのだ。
なんでも昔あるところにオープン初日から店に来てはメコンのボトルを空けまくるはた迷惑な酔っぱらいがおったそうな。そいつはメコンを頼む度に 「レモンの輪切り入れてー」 とお願いしてきたのだとか。
しかしオーナーのバル君自身はそんな呑み方をした事がなく、いつも 「変わった呑み方をする客だなあ」 と思いながら、別皿でレモンスライスを出していたそうな。
そんなある時、その酔っぱらいがバル君を捕まえて 「メコンのソーダ割りには絶対にレモンかライムを入れた方がうまい!オレが本当のメコンを呑ませてやる!明日朝4時に三崎港に来い!」 と力説し始め、バル君は仕方なくその酔っぱらいが作ったメコンwithレモンを呑んでみたそうな。
するとそれが 「本当にオイシカッタ!ビックリシタ!」 からさあ大変。今じゃバル君はメコンを頼んだ客すべてに 「レモン入れるとオイシイデスヨ!」 と積極的に勧めるまでになってしまったのじゃ。メデタシメデタシ。
……ほんとさ、いい歳なんだからお店の人に絡むような酒の呑み方は止めようぜオレ。自分の嗜好を押し付ける酔っぱらいってどんだけ迷惑なヤツなんだ!
そういやバル君が 「アライさんのブログ見て来てくれた人はみんなメコンとレモンを頼みます。メコンは日本で有名じゃないから目立ちます」 と言ってたので、恐らくオレだけのせいじゃなくお前らのせいでもある。きっと悪いのはオレだけじゃない。神経症はキミだけじゃない。(byピースボート)
しかしそのお陰で 「メコンwithレモン教」 の信者を増やせたのなら結果オーライ。次はライム持参で押しかける所存である。
メコンの話は置いておくとして、このナスとエビのスパイシーサラダも美味である。ナスのスパイシーサラダというメニューは前にもあったんだが、それにエビを入れてみたんだそうだ。
これがいい具合にナスがトロっとしてて、酸味・辛味・旨味が混然となった美味さなんだよねえ。
そしてさらに不思議なメニューも。
これはマグロをユッケ風にしてパクチーや唐辛子と和え、さらに砕いたタイ米をナッツのように混ぜ込んだ名もなき料理で、和・韓・タイがこれまたカオスに混ざり合った今まで食べた事のない味だった。
バル君いわく 「コックさんが最近新メニューの開発が楽しいみたいで、日本じゃないと作れない料理をいっぱい考えてるんです」 だそうだ。(タイじゃ生魚なんて危険で食べないとか、色々と日本だからこその食材があるみたい)
きっとお店の経営が軌道に乗ってきて勢いが付いて来たんだろうなあ。話によるとリピーターが多いみたいだし、遠くからわざわざ来てくれる人もいるそうで、本当にこの店はタイ料理ファンなら知る人ぞ知る店になってしまかもしれん。それくらいいい流れになってると思う。
■総評
味:☆☆☆(日本人向けのお上品路線だが客の好みに合わせてくれる)
値段:☆~☆☆(地域の相場よりちょっぴり高いかも)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆☆
接客:☆☆☆
遠征:☆☆(池袋や錦糸町の有名店と充分並べるレベルだと思う)
デート:☆☆☆
DQN率:?
備考:ほんと今でもジワジワと日々成長しているステキなお店で、調理担当のお母ちゃんと、オーナー兼ホール担当のバル君がそれぞれ勉強熱心でマジメってのが最大の武器。だからオレが酔った勢いで勧めたメコンwithレモンなんかも、いいと思ったら即座にメニューに取り入れてくれたし、フードメニューに関しても新メニュー研究に余念がなく、また客の要望に細かく応えてくれる。特に感心するのが、客の味の好みを一生懸命覚えて、気付くと何も言わなくても自分好みのタイ料理を出してくれるようになるという点。これは本当に有り難い。だからここでは遠慮なく 「もっと○○な方がいい」 といった具合に自分の嗜好を伝えるべき。厨房のお母ちゃんはキッチリしたレストラン出身のベテランコックなので、デフォルトではお上品路線&日本人向けの味付けで出て来る。それが物足りないとか、もっと屋台っぽい方がいいとか、家庭料理っぽい方がいいといった好みがあるなら、素直に言ってみよう。
タイ料理という枠に限らず、飲食店として素晴らしいと思う。
■タイテーワー(タイ料理)
住所:板橋区大山東町59-1
TEL:03-3963-8696
営業時間:11:30~14:00 18:00~0:00(LO23:30)
定休日:日曜日
さて、突然ですがイベントのお知らせです。
■第11回タイフェスティバル2010
開催日:5月15日(土)~16日(日)
場所:代々木公園イベント広場
時間:10:00~20:00
※雨天決行
詳しくはオフィシャルサイト を見て頂きたいのだが、これに我らがタイテーワが出店します。
で、さっそく出店者一覧のページ を確認してみたんだが、タイテーワの文字が見当たらず……。オーナーのバル君の話ではレストランブースに出すとの事なんだけど……。
しかし一軒気になるお店を発見。
43. Thai Deva(板橋市)
……タ、タイ、ディーヴァ?板橋市!?
一瞬台湾の板橋市から出店する酔狂なヤツがいるのかとも思ったが、まさかそんなはずがあるわきゃないし、恐らくコレなんだろうなあ。
こういう色々と間違ってる感じがタイと板橋の融合って感じで、これはこれでアリだろう(笑
もしこのフェスティバルに行くという方がおりましたら、ぜひタイテーワのブースにお立ち寄りください。
ただし看板にちゃんと 「タイテーワ」 と書いてあるかわからないので、もし見付からなかったら板橋市から参加している 「ThaiDeva」 という謎の店を探してみてください……。
オートモッドのジュネ兄さんを力いっぱい応援中
↑下のテキストリンクの方をクリックしていただけますと、レジェンド・ジュネのランキングポイントが上がります。(たぶん)
まあタイ料理が食べたくてウズウズするのは持病なのでいつもの事なんだが、今回は地元に2軒もお店がある事だし、深夜型の我々にしては珍しく早い時間だし、せっかくだからハシゴしてしまおうという流れに。
1晩に2軒のタイ料理だなんて、なんて幸せなんだろう。
というわけで、まずは東武東上線大山駅の南口改札の目の前にあるスーパーパッタイというお店に。
ここは以前イムアローイというタイ料理屋だったんだが、調理担当だったお婆さんが身体を悪くしてしまったそうで、スタッフ総とっかえで営業を再開(?)したという経緯がある。その際にイムアローイからスーパーパッタイに店名を変更したのだ。
まあしかしアレですな。この店の何が問題って、エレベーターのない雑居ビルの4Fという意味不明の立地条件ですな。
ひいひい言いながら階段を上っていくと、途中に 「ガンバッテください」 と謎の応援ボードが立てかけられていた。嫌味かオノレ!
そんなこんなでドス黒い感情に支配されつつも、暗黒面に落ちる寸前に入り口に到着。
このように入店までのハードルは非常に高いのだが、店内に入ると半個室席があったり、オサレ風な内装だったりと、落ち着いた隠れ家という一面が楽しめる。(ただし80年代ディスコなんだか場末のスナックなんだか的なミラーボールだけは意味がわからない)
階段は死ぬほど嫌だが雰囲気は本当にいい。
というわけで、まずはイカのサラダを注文。これは生野菜を使ったチョイ辛&チョイ酸味路線の料理なんだが、ゲソが柔らかく、ニョクマムベースのタレの味付けも上手で、前菜としてかなりいい出来栄えだった。初手から気に入ったぜ!
続いて、いわゆるタイ風の手羽唐。鶏肉自体がニョクマム(?) に漬け込まれており、スイートチリ系のタレが別皿で付いてくるものの、基本的にそのまま丸噛りにするのが一番美味しい気がする。
ほどよく味の染み込んだ肉と脂の織り成すハーモニーは、嫌でも炭酸系の酒をガバガバ飲みたくなる完成度。
後が控えている事もあり、早くもガパオで〆。これもひき肉部分が 「ニョクマムにほんのり甘味を加えました」 的な日本人好みのお味で食べやすい。
よしよし、オープン当初は不安だったけど味が安定してきたじゃないか!
■総評
味:☆☆
値段:☆~☆☆(ちょい割高)
品揃え:☆
店の雰囲気:☆☆☆(雰囲気はいい)
接客:☆
遠征:☆
デート:☆☆☆(外から隔離されてる感があるのでデート特化型)
DQN率:?
備考:料理はどれも日本人が馴染みやすい仕上がりになっており、タイ料理初心者の人でも安心して食べられそう。ただし飾りっ気はないので、レストランというより家庭料理路線なんだと思われる。屋台料理というほど無骨だったりジャンクだったり雑だったりという訳でもないので、肩の力を抜いてグターっと楽しむと吉。
難点はいまいち価格設定に納得いかないところか。それほどバカ高い訳じゃないのだが、料理や酒の値段にちょっと 「ん?」 と感じる点があり、それが積もり積もって悪い印象を持ってしまうかもしれん。
また日本語が通じてるんだか通じてないんだか的な不安要素もあるので、この店に行くならタイ人らしい寛容さを持つべき。日本人的な 「サービス業の在り方」 にうるさい人は行かない方がいいと思う。
しかし店内の雰囲気はこの辺りにしては落ち着いているので、隠れ家として、またデート用として覚えておくと便利だろう。
■スーパーパッタイ(タイ料理)
住所:東京都板橋区大山町5-9 (階段で4階)
TEL:03-3955-2776
営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00
定休日:無休?
そしてお次は通い慣れたタイテーワへ!
お通しがうめえ。オレはこの店のハードタイプのエビせんが好きで好きで。その隣の鶏皮の揚げ物は、このまま食べても美味しいが、塩味系のスープに浸して食べるとべらぼうに美味い。これ豆知識な。
ほんの2ヶ月ほど来なかったら、随分と新メニューが増えていた。
こうやってメニューが増えたり変わったりするのがこの店の魅力のひとつで、グランドメニューを次から次に際限なく増やすのではなく、マメにオススメメニューだけ変えるという手法は大正解だと思う。
意外とこういう日本人(というか地元民) が好む手法を取り入れてる外国人経営の店ってあまりない気がする。(外国人経営の店というと 「メニュー100種類アリマス!」 的な器用貧乏なイメージがない?)
新メニューの中に 「麺スパイシーサラダ」 という見慣れない文字列があったので、それを頼んでみた。
すると、ビックリする事にヤムウンセンをインスタント麺で作ったかのような不思議な一品が!
ホールスタッフ(オーナーのバル君) の話によると、インスタントのフライ麺を使ったこの料理は、タイで若者を中心に人気なんだとか。
食べてみると予想通りジャンクでゲス(褒め言葉) でうめえ!!!
こういうタイ料理はオレ的に新しい。ヘルシーで女性が喜びそうなイメージが強かったけど、タイ料理に対する見方が変わった。いいじゃんこういうの!
「アライさん、メコンまだアリマスヨー!」 と声をかけられ、ハっと我に返ってメコンのソーダ割りをガブ呑み。この店は輸出用の (現地流通品に比べたら) お上品なメコンを出してくれるんだが、2,000円程度のお値打ち価格なのでちょっとお得。
また、この店でメコンを頼むとレモンスライスを入れるかどうか聞いてくるんだが、メコンのソーダ割り(もしくは水割り) と柑橘類の組み合わせってのが素晴らしく相性が良くてなあ。タイ料理と合わせるのにピッタリなんだよ。
だが他のタイ料理屋でメコンにレモンを入れて出すケースはそれほど多くない。実はこのタイテーワの 「メコンwithレモン」 には心温まる誕生秘話があるのだ。
なんでも昔あるところにオープン初日から店に来てはメコンのボトルを空けまくるはた迷惑な酔っぱらいがおったそうな。そいつはメコンを頼む度に 「レモンの輪切り入れてー」 とお願いしてきたのだとか。
しかしオーナーのバル君自身はそんな呑み方をした事がなく、いつも 「変わった呑み方をする客だなあ」 と思いながら、別皿でレモンスライスを出していたそうな。
そんなある時、その酔っぱらいがバル君を捕まえて 「メコンのソーダ割りには絶対にレモンかライムを入れた方がうまい!オレが本当のメコンを呑ませてやる!明日朝4時に三崎港に来い!」 と力説し始め、バル君は仕方なくその酔っぱらいが作ったメコンwithレモンを呑んでみたそうな。
するとそれが 「本当にオイシカッタ!ビックリシタ!」 からさあ大変。今じゃバル君はメコンを頼んだ客すべてに 「レモン入れるとオイシイデスヨ!」 と積極的に勧めるまでになってしまったのじゃ。メデタシメデタシ。
……ほんとさ、いい歳なんだからお店の人に絡むような酒の呑み方は止めようぜオレ。自分の嗜好を押し付ける酔っぱらいってどんだけ迷惑なヤツなんだ!
そういやバル君が 「アライさんのブログ見て来てくれた人はみんなメコンとレモンを頼みます。メコンは日本で有名じゃないから目立ちます」 と言ってたので、恐らくオレだけのせいじゃなくお前らのせいでもある。きっと悪いのはオレだけじゃない。神経症はキミだけじゃない。(byピースボート)
しかしそのお陰で 「メコンwithレモン教」 の信者を増やせたのなら結果オーライ。次はライム持参で押しかける所存である。
メコンの話は置いておくとして、このナスとエビのスパイシーサラダも美味である。ナスのスパイシーサラダというメニューは前にもあったんだが、それにエビを入れてみたんだそうだ。
これがいい具合にナスがトロっとしてて、酸味・辛味・旨味が混然となった美味さなんだよねえ。
そしてさらに不思議なメニューも。
これはマグロをユッケ風にしてパクチーや唐辛子と和え、さらに砕いたタイ米をナッツのように混ぜ込んだ名もなき料理で、和・韓・タイがこれまたカオスに混ざり合った今まで食べた事のない味だった。
バル君いわく 「コックさんが最近新メニューの開発が楽しいみたいで、日本じゃないと作れない料理をいっぱい考えてるんです」 だそうだ。(タイじゃ生魚なんて危険で食べないとか、色々と日本だからこその食材があるみたい)
きっとお店の経営が軌道に乗ってきて勢いが付いて来たんだろうなあ。話によるとリピーターが多いみたいだし、遠くからわざわざ来てくれる人もいるそうで、本当にこの店はタイ料理ファンなら知る人ぞ知る店になってしまかもしれん。それくらいいい流れになってると思う。
■総評
味:☆☆☆(日本人向けのお上品路線だが客の好みに合わせてくれる)
値段:☆~☆☆(地域の相場よりちょっぴり高いかも)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆☆
接客:☆☆☆
遠征:☆☆(池袋や錦糸町の有名店と充分並べるレベルだと思う)
デート:☆☆☆
DQN率:?
備考:ほんと今でもジワジワと日々成長しているステキなお店で、調理担当のお母ちゃんと、オーナー兼ホール担当のバル君がそれぞれ勉強熱心でマジメってのが最大の武器。だからオレが酔った勢いで勧めたメコンwithレモンなんかも、いいと思ったら即座にメニューに取り入れてくれたし、フードメニューに関しても新メニュー研究に余念がなく、また客の要望に細かく応えてくれる。特に感心するのが、客の味の好みを一生懸命覚えて、気付くと何も言わなくても自分好みのタイ料理を出してくれるようになるという点。これは本当に有り難い。だからここでは遠慮なく 「もっと○○な方がいい」 といった具合に自分の嗜好を伝えるべき。厨房のお母ちゃんはキッチリしたレストラン出身のベテランコックなので、デフォルトではお上品路線&日本人向けの味付けで出て来る。それが物足りないとか、もっと屋台っぽい方がいいとか、家庭料理っぽい方がいいといった好みがあるなら、素直に言ってみよう。
タイ料理という枠に限らず、飲食店として素晴らしいと思う。
■タイテーワー(タイ料理)
住所:板橋区大山東町59-1
TEL:03-3963-8696
営業時間:11:30~14:00 18:00~0:00(LO23:30)
定休日:日曜日
さて、突然ですがイベントのお知らせです。
■第11回タイフェスティバル2010
開催日:5月15日(土)~16日(日)
場所:代々木公園イベント広場
時間:10:00~20:00
※雨天決行
詳しくはオフィシャルサイト を見て頂きたいのだが、これに我らがタイテーワが出店します。
で、さっそく出店者一覧のページ を確認してみたんだが、タイテーワの文字が見当たらず……。オーナーのバル君の話ではレストランブースに出すとの事なんだけど……。
しかし一軒気になるお店を発見。
43. Thai Deva(板橋市)
……タ、タイ、ディーヴァ?板橋市!?
一瞬台湾の板橋市から出店する酔狂なヤツがいるのかとも思ったが、まさかそんなはずがあるわきゃないし、恐らくコレなんだろうなあ。
こういう色々と間違ってる感じがタイと板橋の融合って感じで、これはこれでアリだろう(笑
もしこのフェスティバルに行くという方がおりましたら、ぜひタイテーワのブースにお立ち寄りください。
ただし看板にちゃんと 「タイテーワ」 と書いてあるかわからないので、もし見付からなかったら板橋市から参加している 「ThaiDeva」 という謎の店を探してみてください……。
オートモッドのジュネ兄さんを力いっぱい応援中
↑下のテキストリンクの方をクリックしていただけますと、レジェンド・ジュネのランキングポイントが上がります。(たぶん)
タイカンコーヒー(コーヒー豆・板橋区役所前)
「板橋価格って素晴らしい!」
……なんて過去に何度も言っている話だが、家の近所にとてもコストパフォーマンスのいいコーヒー豆屋を発見した。
お店は板橋区役所及び区役所前駅から徒歩2~3分ほどの場所にあり、目の前がお寺という良くも悪くも目立つ立地ではある。
しかし店の外観や内装はお世辞にも魅力的とはいえず、どちらかというと 「だいじょぶなの?」 と不安にならなくもない。
だが勇気を振り絞って店内に入ってみると、入り口のすぐ横に大きな焙煎機が。かれこれ20年も使っているそうで、今となってはこの型の物はあまり出回っていないらしい。
心なしか機関車を思わせるフォルムで心が踊る。
この店の何が嬉しいって、200gで400~600円程度という嬉しい価格設定である。(中には200gで1,000円以上する品もある)
一般的なコーヒー豆専門店は100gで数百円くらいだと思うので、単純計算で半分の金額で済むと。
今回は酸味や苦味のバランスが最も好みなスペシャルブレンドをチョイス。
どうでもいい話だが、豆を自分でガリガリするのって楽しくない?なんか手元が気持ちよくない?適当な機械でガーっと粉にする方が楽だとは思うんだけど、どうにもあの快感が捨てられないんだよなあ。
そんなこんなで粉にした豆を紙フィルターに入れ、まずは少量の熱湯を垂らして蒸らす。今回は鮮度が良かったのか、ぷく~っと膨れてくれてちょっと嬉しい。
粉に満遍なく水分が行き渡った頃合いを見計らって残りの熱湯をたっぷり注ぐ。
うめえ。
■総評
味:☆☆
値段:☆☆☆(CPの良さはガチ)
品揃え:☆~☆☆
店の雰囲気:☆(小売店というより事務所チック)
接客:☆☆(気楽~な感じ)
遠征:☆
デート:☆
DQN率:?
備考:この店は20年くらい前から存在は知っていたんだけど、外観から漂うあまりの胡散臭さからスルーしていた。しかし今まで豆を買っていたお店 が営業を止めてしまい、仕方なくダメ元で入ってみたら大当たりっていう出会いがございまして。
豆の良し悪しだけで言えば、もっと値段の張る店の方が香りはいいんだけど、毎日飲む事を考えたらこのお店の価格設定は魅力的すぎる。小銭で200gも買えるから常用するのにもってこいだ。っていうか、コーヒーってただ高級な豆を使えばいいって話ではなく、淹れ方次第である程度フォローできる(逆に言えば淹れ方がダメだと高級豆でも台無しになる) ので、よほどこだわる人でない限りこの店の豆くらいのレベルがあれば普通に美味しいコーヒーが楽しめると思う。
難点を挙げるなら、その辺の小奇麗にしている専門店に比べると品数がちょっと少ないかなあ。あまりに事務所チックな内装も、初見だと 「え?」 と引くかもしれない。でも置いてある物は悪くないとハッキリした今となっては 「味がある」 と評価できる。気になる点といえばその程度じゃなかろうか?
というわけで、このお店を知ってからここでしかコーヒー豆を買っておりませぬ。
近所に住んでるコーヒー好きの人はぜひ。特に 「気兼ねなく常用できる豆が欲しい!」 とか 「コーヒー好きだけど高く付くんだよなあ」 とお悩みの方にオススメ。
(聞いた話によると小売だけじゃなく卸しとしても商売しているそうな)
■タイカンコーヒー(コーヒー豆)
住所:東京都板橋区板橋2-21-15
TEL:03-3962-7651
営業時間:9:00~19:00
定休日:日祝
オートモッドのジュネ兄さんを力いっぱい応援中
↑下のテキストリンクの方をクリックしていただけますと、レジェンド・ジュネのランキングポイントが上がります。(たぶん)
……なんて過去に何度も言っている話だが、家の近所にとてもコストパフォーマンスのいいコーヒー豆屋を発見した。
お店は板橋区役所及び区役所前駅から徒歩2~3分ほどの場所にあり、目の前がお寺という良くも悪くも目立つ立地ではある。
しかし店の外観や内装はお世辞にも魅力的とはいえず、どちらかというと 「だいじょぶなの?」 と不安にならなくもない。
だが勇気を振り絞って店内に入ってみると、入り口のすぐ横に大きな焙煎機が。かれこれ20年も使っているそうで、今となってはこの型の物はあまり出回っていないらしい。
心なしか機関車を思わせるフォルムで心が踊る。
この店の何が嬉しいって、200gで400~600円程度という嬉しい価格設定である。(中には200gで1,000円以上する品もある)
一般的なコーヒー豆専門店は100gで数百円くらいだと思うので、単純計算で半分の金額で済むと。
今回は酸味や苦味のバランスが最も好みなスペシャルブレンドをチョイス。
どうでもいい話だが、豆を自分でガリガリするのって楽しくない?なんか手元が気持ちよくない?適当な機械でガーっと粉にする方が楽だとは思うんだけど、どうにもあの快感が捨てられないんだよなあ。
そんなこんなで粉にした豆を紙フィルターに入れ、まずは少量の熱湯を垂らして蒸らす。今回は鮮度が良かったのか、ぷく~っと膨れてくれてちょっと嬉しい。
粉に満遍なく水分が行き渡った頃合いを見計らって残りの熱湯をたっぷり注ぐ。
うめえ。
■総評
味:☆☆
値段:☆☆☆(CPの良さはガチ)
品揃え:☆~☆☆
店の雰囲気:☆(小売店というより事務所チック)
接客:☆☆(気楽~な感じ)
遠征:☆
デート:☆
DQN率:?
備考:この店は20年くらい前から存在は知っていたんだけど、外観から漂うあまりの胡散臭さからスルーしていた。しかし今まで豆を買っていたお店 が営業を止めてしまい、仕方なくダメ元で入ってみたら大当たりっていう出会いがございまして。
豆の良し悪しだけで言えば、もっと値段の張る店の方が香りはいいんだけど、毎日飲む事を考えたらこのお店の価格設定は魅力的すぎる。小銭で200gも買えるから常用するのにもってこいだ。っていうか、コーヒーってただ高級な豆を使えばいいって話ではなく、淹れ方次第である程度フォローできる(逆に言えば淹れ方がダメだと高級豆でも台無しになる) ので、よほどこだわる人でない限りこの店の豆くらいのレベルがあれば普通に美味しいコーヒーが楽しめると思う。
難点を挙げるなら、その辺の小奇麗にしている専門店に比べると品数がちょっと少ないかなあ。あまりに事務所チックな内装も、初見だと 「え?」 と引くかもしれない。でも置いてある物は悪くないとハッキリした今となっては 「味がある」 と評価できる。気になる点といえばその程度じゃなかろうか?
というわけで、このお店を知ってからここでしかコーヒー豆を買っておりませぬ。
近所に住んでるコーヒー好きの人はぜひ。特に 「気兼ねなく常用できる豆が欲しい!」 とか 「コーヒー好きだけど高く付くんだよなあ」 とお悩みの方にオススメ。
(聞いた話によると小売だけじゃなく卸しとしても商売しているそうな)
■タイカンコーヒー(コーヒー豆)
住所:東京都板橋区板橋2-21-15
TEL:03-3962-7651
営業時間:9:00~19:00
定休日:日祝
オートモッドのジュネ兄さんを力いっぱい応援中
↑下のテキストリンクの方をクリックしていただけますと、レジェンド・ジュネのランキングポイントが上がります。(たぶん)