地元のタイ料理屋を食べ歩き&タイフェスティバル2010のお知らせ | C.I.L.

地元のタイ料理屋を食べ歩き&タイフェスティバル2010のお知らせ

なぜか突然タイ料理ブームがやって来た。

まあタイ料理が食べたくてウズウズするのは持病なのでいつもの事なんだが、今回は地元に2軒もお店がある事だし、深夜型の我々にしては珍しく早い時間だし、せっかくだからハシゴしてしまおうという流れに。

1晩に2軒のタイ料理だなんて、なんて幸せなんだろう。


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というわけで、まずは東武東上線大山駅の南口改札の目の前にあるスーパーパッタイというお店に。

ここは以前イムアローイというタイ料理屋だったんだが、調理担当だったお婆さんが身体を悪くしてしまったそうで、スタッフ総とっかえで営業を再開(?)したという経緯がある。その際にイムアローイからスーパーパッタイに店名を変更したのだ。


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まあしかしアレですな。この店の何が問題って、エレベーターのない雑居ビルの4Fという意味不明の立地条件ですな。


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ひいひい言いながら階段を上っていくと、途中に 「ガンバッテください」 と謎の応援ボードが立てかけられていた。嫌味かオノレ!


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そんなこんなでドス黒い感情に支配されつつも、暗黒面に落ちる寸前に入り口に到着。


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このように入店までのハードルは非常に高いのだが、店内に入ると半個室席があったり、オサレ風な内装だったりと、落ち着いた隠れ家という一面が楽しめる。(ただし80年代ディスコなんだか場末のスナックなんだか的なミラーボールだけは意味がわからない)

階段は死ぬほど嫌だが雰囲気は本当にいい。


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というわけで、まずはイカのサラダを注文。これは生野菜を使ったチョイ辛&チョイ酸味路線の料理なんだが、ゲソが柔らかく、ニョクマムベースのタレの味付けも上手で、前菜としてかなりいい出来栄えだった。初手から気に入ったぜ!


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続いて、いわゆるタイ風の手羽唐。鶏肉自体がニョクマム(?) に漬け込まれており、スイートチリ系のタレが別皿で付いてくるものの、基本的にそのまま丸噛りにするのが一番美味しい気がする。

ほどよく味の染み込んだ肉と脂の織り成すハーモニーは、嫌でも炭酸系の酒をガバガバ飲みたくなる完成度。


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後が控えている事もあり、早くもガパオで〆。これもひき肉部分が 「ニョクマムにほんのり甘味を加えました」 的な日本人好みのお味で食べやすい。

よしよし、オープン当初は不安だったけど味が安定してきたじゃないか!


■総評
味:☆☆
値段:☆~☆☆(ちょい割高)
品揃え:☆
店の雰囲気:☆☆☆(雰囲気はいい)
接客:☆
遠征:☆
デート:☆☆☆(外から隔離されてる感があるのでデート特化型)
DQN率:?

備考:料理はどれも日本人が馴染みやすい仕上がりになっており、タイ料理初心者の人でも安心して食べられそう。ただし飾りっ気はないので、レストランというより家庭料理路線なんだと思われる。屋台料理というほど無骨だったりジャンクだったり雑だったりという訳でもないので、肩の力を抜いてグターっと楽しむと吉。

難点はいまいち価格設定に納得いかないところか。それほどバカ高い訳じゃないのだが、料理や酒の値段にちょっと 「ん?」 と感じる点があり、それが積もり積もって悪い印象を持ってしまうかもしれん。

また日本語が通じてるんだか通じてないんだか的な不安要素もあるので、この店に行くならタイ人らしい寛容さを持つべき。日本人的な 「サービス業の在り方」 にうるさい人は行かない方がいいと思う。

しかし店内の雰囲気はこの辺りにしては落ち着いているので、隠れ家として、またデート用として覚えておくと便利だろう。


■スーパーパッタイ(タイ料理)
住所:東京都板橋区大山町5-9 (階段で4階)
TEL:03-3955-2776
営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00
定休日:無休?



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そしてお次は通い慣れたタイテーワへ!


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お通しがうめえ。オレはこの店のハードタイプのエビせんが好きで好きで。その隣の鶏皮の揚げ物は、このまま食べても美味しいが、塩味系のスープに浸して食べるとべらぼうに美味い。これ豆知識な。


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ほんの2ヶ月ほど来なかったら、随分と新メニューが増えていた。

こうやってメニューが増えたり変わったりするのがこの店の魅力のひとつで、グランドメニューを次から次に際限なく増やすのではなく、マメにオススメメニューだけ変えるという手法は大正解だと思う。

意外とこういう日本人(というか地元民) が好む手法を取り入れてる外国人経営の店ってあまりない気がする。(外国人経営の店というと 「メニュー100種類アリマス!」 的な器用貧乏なイメージがない?)


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新メニューの中に 「麺スパイシーサラダ」 という見慣れない文字列があったので、それを頼んでみた。

すると、ビックリする事にヤムウンセンをインスタント麺で作ったかのような不思議な一品が!

ホールスタッフ(オーナーのバル君) の話によると、インスタントのフライ麺を使ったこの料理は、タイで若者を中心に人気なんだとか。

食べてみると予想通りジャンクでゲス(褒め言葉) でうめえ!!!

こういうタイ料理はオレ的に新しい。ヘルシーで女性が喜びそうなイメージが強かったけど、タイ料理に対する見方が変わった。いいじゃんこういうの!


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「アライさん、メコンまだアリマスヨー!」 と声をかけられ、ハっと我に返ってメコンのソーダ割りをガブ呑み。この店は輸出用の (現地流通品に比べたら) お上品なメコンを出してくれるんだが、2,000円程度のお値打ち価格なのでちょっとお得。

また、この店でメコンを頼むとレモンスライスを入れるかどうか聞いてくるんだが、メコンのソーダ割り(もしくは水割り) と柑橘類の組み合わせってのが素晴らしく相性が良くてなあ。タイ料理と合わせるのにピッタリなんだよ。

だが他のタイ料理屋でメコンにレモンを入れて出すケースはそれほど多くない。実はこのタイテーワの 「メコンwithレモン」 には心温まる誕生秘話があるのだ。

なんでも昔あるところにオープン初日から店に来てはメコンのボトルを空けまくるはた迷惑な酔っぱらいがおったそうな。そいつはメコンを頼む度に 「レモンの輪切り入れてー」 とお願いしてきたのだとか。

しかしオーナーのバル君自身はそんな呑み方をした事がなく、いつも 「変わった呑み方をする客だなあ」 と思いながら、別皿でレモンスライスを出していたそうな。

そんなある時、その酔っぱらいがバル君を捕まえて 「メコンのソーダ割りには絶対にレモンかライムを入れた方がうまい!オレが本当のメコンを呑ませてやる!明日朝4時に三崎港に来い!」 と力説し始め、バル君は仕方なくその酔っぱらいが作ったメコンwithレモンを呑んでみたそうな。

するとそれが 「本当にオイシカッタ!ビックリシタ!」 からさあ大変。今じゃバル君はメコンを頼んだ客すべてに 「レモン入れるとオイシイデスヨ!」 と積極的に勧めるまでになってしまったのじゃ。メデタシメデタシ。


……ほんとさ、いい歳なんだからお店の人に絡むような酒の呑み方は止めようぜオレ。自分の嗜好を押し付ける酔っぱらいってどんだけ迷惑なヤツなんだ!

そういやバル君が 「アライさんのブログ見て来てくれた人はみんなメコンとレモンを頼みます。メコンは日本で有名じゃないから目立ちます」 と言ってたので、恐らくオレだけのせいじゃなくお前らのせいでもある。きっと悪いのはオレだけじゃない。神経症はキミだけじゃない。(byピースボート)

しかしそのお陰で 「メコンwithレモン教」 の信者を増やせたのなら結果オーライ。次はライム持参で押しかける所存である。


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メコンの話は置いておくとして、このナスとエビのスパイシーサラダも美味である。ナスのスパイシーサラダというメニューは前にもあったんだが、それにエビを入れてみたんだそうだ。

これがいい具合にナスがトロっとしてて、酸味・辛味・旨味が混然となった美味さなんだよねえ。


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そしてさらに不思議なメニューも。

これはマグロをユッケ風にしてパクチーや唐辛子と和え、さらに砕いたタイ米をナッツのように混ぜ込んだ名もなき料理で、和・韓・タイがこれまたカオスに混ざり合った今まで食べた事のない味だった。

バル君いわく 「コックさんが最近新メニューの開発が楽しいみたいで、日本じゃないと作れない料理をいっぱい考えてるんです」 だそうだ。(タイじゃ生魚なんて危険で食べないとか、色々と日本だからこその食材があるみたい)

きっとお店の経営が軌道に乗ってきて勢いが付いて来たんだろうなあ。話によるとリピーターが多いみたいだし、遠くからわざわざ来てくれる人もいるそうで、本当にこの店はタイ料理ファンなら知る人ぞ知る店になってしまかもしれん。それくらいいい流れになってると思う。



■総評
味:☆☆☆(日本人向けのお上品路線だが客の好みに合わせてくれる)
値段:☆~☆☆(地域の相場よりちょっぴり高いかも)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆☆
接客:☆☆☆
遠征:☆☆(池袋や錦糸町の有名店と充分並べるレベルだと思う)
デート:☆☆☆
DQN率:?

備考:ほんと今でもジワジワと日々成長しているステキなお店で、調理担当のお母ちゃんと、オーナー兼ホール担当のバル君がそれぞれ勉強熱心でマジメってのが最大の武器。だからオレが酔った勢いで勧めたメコンwithレモンなんかも、いいと思ったら即座にメニューに取り入れてくれたし、フードメニューに関しても新メニュー研究に余念がなく、また客の要望に細かく応えてくれる。特に感心するのが、客の味の好みを一生懸命覚えて、気付くと何も言わなくても自分好みのタイ料理を出してくれるようになるという点。これは本当に有り難い。だからここでは遠慮なく 「もっと○○な方がいい」 といった具合に自分の嗜好を伝えるべき。厨房のお母ちゃんはキッチリしたレストラン出身のベテランコックなので、デフォルトではお上品路線&日本人向けの味付けで出て来る。それが物足りないとか、もっと屋台っぽい方がいいとか、家庭料理っぽい方がいいといった好みがあるなら、素直に言ってみよう。

タイ料理という枠に限らず、飲食店として素晴らしいと思う。


■タイテーワー(タイ料理)
住所:板橋区大山東町59-1
TEL:03-3963-8696
営業時間:11:30~14:00 18:00~0:00(LO23:30)
定休日:日曜日





さて、突然ですがイベントのお知らせです。


■第11回タイフェスティバル2010
開催日:5月15日(土)~16日(日)
場所:代々木公園イベント広場
時間:10:00~20:00

※雨天決行

詳しくはオフィシャルサイト を見て頂きたいのだが、これに我らがタイテーワが出店します。

で、さっそく出店者一覧のページ を確認してみたんだが、タイテーワの文字が見当たらず……。オーナーのバル君の話ではレストランブースに出すとの事なんだけど……。

しかし一軒気になるお店を発見。


43. Thai Deva(板橋市)


……タ、タイ、ディーヴァ?板橋市!?

一瞬台湾の板橋市から出店する酔狂なヤツがいるのかとも思ったが、まさかそんなはずがあるわきゃないし、恐らくコレなんだろうなあ。

こういう色々と間違ってる感じがタイと板橋の融合って感じで、これはこれでアリだろう(笑

もしこのフェスティバルに行くという方がおりましたら、ぜひタイテーワのブースにお立ち寄りください。

ただし看板にちゃんと 「タイテーワ」 と書いてあるかわからないので、もし見付からなかったら板橋市から参加している 「ThaiDeva」 という謎の店を探してみてください……。




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