アンバーシャダイが事故死…。
競馬ファンじゃないと分からない話題で申し訳ないが、現役時代に賞金王に輝き、また種牡馬として地味ながらも堅実な成果を残していたアンバーシャダイ (父ノーザンテースト) が死んでしまった…。
■参考リンク http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20070130-149040.html
アンバーシャダイももう30歳だったのね。種牡馬としては数年前に引退していて、今は静かに余生を送っていたところだったそうな。で、放牧中に脚を踏み違えて肩を骨折して死亡と…。サラブレッドって切ないなあ。
オレはさすがにアンバーシャダイの現役時代は知らないけど、その子供世代とか孫世代の馬だったらよく知ってるのよね。
「メジロはメジロでもメジロマックィーン!」 という、メジロマックィーンの噛ませ犬(馬?) として名を残してしまった不運のG1馬メジロライアンとか、ライアンの息子の天皇賞馬メジロブライトとか、同じくライアンの子供でG1を5勝した名牝メジロドーベルとか。
そういやG3レースまでなら大活躍するのに、G2以上のレースになると急に雑魚キャラと化すベストタイアップなんて不思議な子供もいたなあ。
あとはG1は勝てなかったけど、地味~に着入りし続けた強いんだか弱いんだか分からないカミノクレッセとかもアンバーシャダイの息子だ。中央で30戦して8勝、その内グレードレースでの勝利はG2の日経新春杯のみ。それなのにG1レースになると急に2着とか3着に入り込んでくる不思議な馬。
なんかアンバーシャダイの話じゃなくてカミノクレッセについて盛り上がってしまいそうだけども、こいつ凄い微妙なんですよ。だってさ、安田記念1600m(2着)、天皇賞秋2000m(3着)、宝塚記念2200m(2着)、天皇賞春3200m(2着)と、距離も相手も関係なく着入りするのに勝てないというわけの分からなさ。
そういう意味ではもの凄く強い馬だったのかもしれないけど、残念なことに何故かいつもあと一歩及ばず。まあ同じアンバーシャダイ産駒であるメジロライアンの宿敵メジロマックィーンとか、スプリント~マイル戦でメッチャ強かったヤマニンゼファーとかが相手だったから仕方ないっちゃ仕方ないんだけども。(獲得賞金額が約4億4千万円とG1馬クラスなのも微妙…)
あとアンバーシャダイの息子で凄いのといえば、なんと言っても史上最高の晩成馬オースミレパード だよなー。重賞とは縁遠い馬だけど、1991年4月産まれだから今年16歳。なのに未だ現役で公営競馬で走り続けているというトンデモ馬ですよ。(16歳って人間で言えば60歳越えてるんじゃないか?)
それに年寄りが老骨にムチ打ってダラダラ走ってるだけじゃなくて、日本の高齢出走記録を塗り替えた上にそれなりの成績を残してるんだから凄いとしか言えない。(2007年になってからも2回出走してて3着と9着。ちなみに2004年以降勝ちはない)
16歳まで生きられないサラブレッドも多い中で、オースミレパードの存在はとにかく凄い。ボキャブラリーがないから凄いとしか表現できんw
しっかしここまで距離適正も活躍時期もバラバラで、なおかつキャラの立った子供を輩出し続けたんだから、やはりアンバーシャダイは地味ながらも良い種牡馬だったんだなと思う。(さすがに父親のノーザンテーストには及ばないけど)
で、競馬ゲームファンにとってもアンバーシャダイって序盤に大助かりなステキな種牡馬なのよね。
一昔前のゲームだと評価が高くて高額種牡馬なんだけど、最近の競馬ゲームだと内国産のお手頃な種牡馬で、なおかつ活躍期間の長い堅実に賞金を持って帰って来てくれる馬を輩出してくれるあり難い種牡馬なんですよ。
しかも体力面とか末脚が光る子供が誕生する場合が多いので、史実通り孫の世代でモンスターが産まれる可能性があるんだよね。(アンバーシャダイ産駒の体力のある牝馬と、スピードに特化した種牡馬を掛け合わせるのが常套手段かしら?)
ゲームライタ-時代にダビつくの攻略本を書いたときに、序盤の経営難を何度もアンバーシャダイに救われた思い出もあるし、なんか辺に思い入れのある馬だったんだよなあ。
という訳で、いぶし銀的な名馬アンバーシャダイさんのご冥福をお祈りいたします。(追悼記念ってことで家で久々にダビつくでもやってアンバーシャダイ産駒を活躍させるかな…)
プロレス観戦オフの感想を書こうと思ったんだけど、プロレス観戦マナーについて語りたくなった。
最近クオリティの高い興行が続いている好調子なDDTだが、1月28日の後楽園ホール大会もいつも通り素晴らしい内容だった。
で、本当は事細かにレポートでもしようと思ったんだが、それ以上に語りたくなった出来事があったので、今日はそれについてダラダラと。
さて。
DDTというプロレス団体の会場は不思議な雰囲気があるのだが、今回の興行でそれをぶち壊しにする一件が起きてしまった。それもレスラーが何をしたとかではなく、観戦していたファンのせいで折角の好試合が台無しになってしまったのである。
まず最初に、メインイベントのシングルのベルトが掛かった大事な試合で、選手のプライベートに関するどうでもいいネタを大声で叫んでたバカ。
これはもう野次とかいう範疇の問題ではない。
団体で最も価値があるとされているベルトを賭けた一戦なんだし、しかもその試合が本当に素晴らしい完成度の名勝負だったのだからなおさら悔やまれる。こりゃゆとり教育の弊害か?
DDTの会場には、観客と団体が悪ノリをしあいながら、妙なテンションを作っていくという独特の空気がある。
言うなればDDTという団体のプロレス頭とDDTファンのプロレス頭の戦い、もっと簡単に言えば 『団体とファンがプロレスをしている』 という妙な雰囲気があるのだ。
DDTの観客は基本的に優しいし、和やかだし、みんな 「DDTを見て楽しみたい!」 と気持ちを一つにしている。
何たってリングで猿が戦おうと、ダッチワイフが戦おうと、自称超能力者が現れようと、自称メカレスラーが圧倒的な強さを見せつけようと、面白ければ何でもかんでも受け入れて、自分なりの楽しみ方を見つけてエンジョイしてしまう客ばかりなのだ。
中には 『備品の脚立が引退セレモニーを行う』 というバカイベントの際に、感動して本当に泣いてしまったファンまでいる。
そんな優しい観客達だが、『自分たちを楽しませてくれない物』 に関してだけは妙に厳しい。面白ければ何でも許す代わりに、面白くなければ徹底的に拒否反応を示す。
お笑いマッチでも、ハードな試合でも、華麗で派手な試合でも、「クオリティが高ければ何でもOKだが、クオリティが低ければ絶対にNO!」 というのがDDTの会場の雰囲気なのである。
そんな厳しいんだか優しいんだか分からないファンのために、DDTという団体はファンのセンスに負けまいと、毎回あの手この手で 『ファンに対してプロレスを仕掛けてくる』 のだ。
だがそれが今回の大会で一部のバカによって壊されてしまった。
DDTの会場では、野次というのはDDTファンがDDTという団体に仕掛けるプロレス技である。
だからプロレスの範疇を超えてはいけないし、その野次によって他の観客が楽しめなければならない。
これが分かっていない人間は、DDTの会場で無責任な野次を飛ばしてはならない。
逆に言えば他の観客が楽しめて、選手もノリノリで食いついてくるような野次ならば、何を言ったって構わないのだ。
だがしかし!
メインで叫んだバカ以上に、このDDT特有の 『10年かかって団体とファン達が作り上げてきた空気』 を乱すバカ、というかキ印が現れた…。
通称 『Iジャおばさん』 とか 『カブキおばさん』 とか呼ばれてるアホな素人である。
このアホは悪気があるのかないのか知らないけども、とにかく試合に興奮するのかどこの団体でもギャーギャーわめき散らし、時には素人のクセに試合に介入したりする。
挙句に気に入らない選手の退場を追っかけて行って怒鳴りつけたり手を出したりし、さらには会場内だけではなく売店で大騒ぎしたり、他の観客と揉め事を起こした事も一度や二度じゃないという前科のある 『真性のアホ』 だ。
しかもこんなアホを面白がって野放しにしたり、自ら積極的に絡んで行ったりするレスラーや、名物キャラとして記事で取り上げたりするプロレスマスコミがいるから救いようがない。
だからバカがますますつけ上がるんだっつうの。
これが本当にコアなマニアばかりが集まるゆる~い空気のインディ団体の会場とか、つまらない試合ばっかで全然面白くない会場とかであれば、マニアにとって良いスパイスになる場合があるかもしれない。
確かにこのババアの強烈なキャラを 『キチガイ的な面白さをよしとして許してしまう場がある』 のも事実だ。
だがDDTの会場にはこんなはた迷惑なバカが入り込む余地はない。
その 『Iジャババア』 が、よりによってベルトの掛かったタッグマッチで大騒ぎし始めたからさあ大変。
しかもその試合は 『自称超能力者ポイズン澤田』 と、『ポイズンによって蛇人間に改造されたという設定のベアー福蛇』 の出場するタッグマッチである。
設定を見た段階で 「どう観ればいいか」 が分かると思うんだが、そのババアはポイズン組の反則攻撃が気に入らなかったらしく、大声でわめき散らし、リングサイドに駆け寄って試合に介入しようとしやがったのだ。
オレの座っていた位置からではコーナーポストが邪魔でよく見えなかったが、DDTのセコンドはとりあえずそのババアを席に戻らせて押さえようとはしていたらしい。
だがそのババアは収まるどころかますます大声で騒ぎ始め、リング上で戦っている選手達と、それに集中しようとしているファンの神経を逆なでにしてくれた。
しかしDDTは積極的にファンと掛け合いながら育ってきた団体だからなのか、こういう場合の処置がとにかく甘かった。いくらなんでも甘すぎた。
普通だったら強制的につまみ出して、チケット代を返金して出入り禁止にするくらいが当然の暴れ方だったのに、そのババアは会場から出されることもなく、大会終了までそこに座り続けていたのだ。
これじゃあ気が散って、腹が立って、試合を冷静に観るどころの騒ぎじゃない。
少なくとも、馬場や猪木の時代の全日や新日、もしくは元気だった頃の全日本女子プロレスの会場だったら、間違いなく強制退場があたり前だったはずだ。
相手がババアだから暴力行為は控えるにしろ、力ずくでも会場の空気や他の客の気持ちを守るのが 『団体の義務』 なんじゃなかろうか?
だが今回のDDTにはそれが出来なかった。これによって現時点でのDDTの致命的な欠点(改良点という前向きな言い方でもいい) が露出してしまったような気がする。
DDTの社長である高木三四郎選手は、自身のブログで今後の対策を考えると言ってくれている
が、これが二度も三度も続くようなら、オレはもうDDTへプロレス観戦初心者を連れて行こうとは思わない。
ていうか、オレ自身があんな空気の読めないバカのいる会場には行きたくない。
確かにDDTは他の団体に比べて優しい雰囲気があるし、笑いありマジメなプロレスありで、初心者でも安心して楽しめる良い団体だと思う。会場の楽しさで言えば、有名な大手団体にも負けないくらいの素晴らしさを維持し続けている。それは間違いない。
だからこそ、こういった会場の空気を濁すような輩は排除しなければならないだろう。
今となってはプロレスとはか弱い存在で、団体とファンの間に強い信頼関係が成り立たなければ存在し得ないショーと化している。もし信頼関係を築けなければ、例え新日本プロレスという一昔前は業界トップだった団体でも簡単に落ちぶれてしまう時代なのだ。
だからこそ各団体は、自分達のカラーに合った空気を守るために、高いお金を払ってまで観に来てくれる観客を守るために、日夜努力しなければならない。
その点に関して、規模は小さいながらも今まで成功を積み重ねて成長し続けて来たのがDDTなのだ。
だがそんなDDTも、最近はちょっと大きくなり過ぎてきたのかもしれない。
今後は自分達のスタンスを守るためにも、そしてそれを応援し続けるファンのためにも、『守る』 という事を考える時期なんじゃなかろうか?
これはDDTに限った事ではないけれど、プロレス団体には大なり小なり過去に培ってきた歴史というものが存在している。だからプロレス会場にはその団体を支えて来たレスラーや、スタッフや、ファンの想いがこもっている。
従って、プロレス観戦に行く際はそういった空気を汚さないように心がけるのが最低限のマナーなのである。
それを乱す輩が出現した際には、他の客が我慢できずに手を出す前に、団体側が毅然とした態度を取らねばならない。そうしなければ、絶対に客同士のイザコザといったさらに面倒な事態に発展してしまうからだ。
これはプロレスに限らず、例えばバンドのライブとか演劇とか、野球やサッカーといったスポーツの会場でも同じ事だ。
小規模な内なら物好きな少数のファンを仲間意識で相手にしていればいいけれど、ある一線を越えたらその考えを改めないといけないだろう。
古参のファンと空気の読めない新参者とのイザコザはあらゆるジャンルで発生するものだが、それをどう解決していくかが 『今以上に大きくなれるかどうかの境目』 なのだとオレは思う。
今回のDDT件で言えば、とにかくあのババアとメインで下らない野次を飛ばしたバカは強制的にでも排除すべきだった。
そうでなきゃファンよりも何よりも、リング上で必死に身体を張って試合をしているレスラーが浮かばれないって。
世界樹の迷宮を軽く遊んでみた。【一部ネタバレ含む】
※先日アップしたとある記事に関して
某社の人間と夜中にメッセで話をした際に、「書いていい範囲の話してー」 とお願いした上で記事を書いたのですが、先方が徹夜中のトランス状態だったためか、いつしか 「言っちゃいけない範囲のぶっちゃけトーク」 と化してしまい、仮眠を経て冷静になった先方から 「朝になって読み直したら膝が崩れ落ちました!消していただけるとありがたい!」 というメールを頂戴いたしました。
で、こちらも将来あるクリエイターが業界から抹殺されるのもナニがアレなので慌てて記事の一部を削除したのですが、それでものっぴきならない事態になりそうだとのこと。
という訳で、先日の記事はさっくりと全部削除してしまいました。
「徹夜って怖いな…」 とか 「インターネットっておっかないね!」 などと思う今日この頃なんですが、書いた自分で言うのもなんですがあまり騒ぎ立てない方向でお願いできればと思います。
と、もの凄く酷い前置きをしたところで。
やっとのことで 世界樹の迷宮 を地元のゲームショップで入手した。
開店時間になるのを見計らってあちこちに電話をかけまくったんだが、「入荷日が未定のままです」 だの 「わかりません」 だのと言われ続けたオレに、地元のゲオさんだけが 「1本だけならありますがお取り置きしましょうか?」 と、温かい救いの手を差し伸べてくれた。
で、「世界樹買えたー!うほほーい!」 と喜んでいたオレを待ち構えていたのは、ホコリまみれになりながら発掘した旧型DSのアダプタがないという衝撃の事実。
本体も箱もカバーすらもあるのに、なぜかアダプタだけがない…。
オレはふと思った。
そういえば半年くらい前にヴォーダフォンの機種変更をしたとき、「もう古い機種の充電器いらねえや!」って捨てたよな。あれ、もしかして携帯の充電器じゃなくてDSのアダプタだったんじゃねえか?と。
オレのバカ!
主にオレがバカ!
同棲中の彼女さんに聞いても 「DSのアダプタ?見たことないよ?」 というつれない返事しか返ってこなかったので、オレ様は泣きながら池袋ビックへDSのアダプタを買いに旅立った。
だがDSライトのアダプタや周辺機器は色々とあるのに、DSのアダプタがどこにも陳列されてない。池袋界隈だけで4軒くらい回ったのにどこにもない…。
半ば泣きべそをかいていたオレ様は、一度見に行って無かった東口さくらやに再度突撃し、売り場の人に 「旧型DSのアダプダあでぃばずがぁぁ??」 と聞いてみた。
するとレジのすぐ後ろの棚から 「はいどぞ。」 と持ってきやがるもんだからマジギレ寸前ですよ。
売ってるならDSのアクセサリコーナーとかに陳列してくれればいいんちゃうのん??
とまあ怒りを覚えつつも、オレ様はそれ以上に 「コレでお家帰って世界樹が遊べるよぅ!」 と喜びに満ち満ちていたわけで。
足取りも軽やかに帰宅すると、彼女さんがお昼ご飯を用意して待っていてくれ、オレ様はもしゃもしゃとランチを楽しみつつ買ったばかりの世界樹の迷宮のパッケージを愛でる。
そして昼飯が終わると同時にDSにアダプタセット!カートリッジ挿入!電源オン!
するとどこか昔懐かしい、それでいて心落ちつく古代節が流れ出す。
気付くと寝転がり、古代BGMに身を委ねながら説明書をぼんやりと読み出すオレ。
そして途中でぶっつりと記憶が途切れ、気付くと夜中の0時過ぎ。
おいおい、確かに徹夜明けだったけど12時間も寝ることないだろオレ。
どんだけダメな大人なんだろうか…。
とまあ、ソフトを入手するまでにすでに果てしない冒険の旅(及び人間関係の難しさ) を経験したオレ様なんですが、とりあえずB1(最初のフロア) だけダラ~~っと遊んでみた感想。
・スタート
キャラメイクは名前を入れて職業を選ぶだけ。
最高5人パーティ(キャラ自体は10人くらい作れるみたい) なので
■前衛
ソードマン(戦士)
パラディン(防御重視の戦士、いわゆる壁?)
■後衛
アルケミスト(魔法使い)
レンジャー(いわゆる狩人)
メディック(僧侶)
という、いたってノーマルなパーティにしてみた。
キャラクターは作った時点でスキルポイントを3Pもらえるので、まずはそれを適当に割り振って、ショップでお手ごろ価格な防具類などを買い揃える。
で、 「B1の地図を完成させろ」 という初ミッションを受けて迷宮へ。
・初潜り
どうも1フロアごとに名前が付けられているらしく、B1の 『希望に満ちた冒険者が踏み固めた大地』 というネーミングセンスにちょっとグっとくる。
昔ながらの難易度だという話は聞いていたので、最初はチキンに入り口近くで動き回り、ネズミだの蝶々などを相手にしつつせこせこと経験値を稼ぐ。「なんか聞いたほど厳しくもねえんじゃん?」 などと思っていた矢先、モグラのようなモンスターと遭遇。殴られるとかなり痛くて思わず姿勢を正す。
LVも上がってあれこれスキルも覚えて、モグラ相手でも安心して戦えるようになったところで 「じゃあちょっくら遠出すっか」 とB1のマップ制作に取り掛かる。
未踏の地を徘徊しているとカニと初遭遇。なんか嫌なオーラを感じたので 「カニって堅いから普通は物理攻撃じゃなくて魔法で倒すよなー」 などと思いつつ、火の魔法を撃ってみたところコレが正解。普通に殴り殺そうとしてたら1人くらい死んでたかもしれん…。
「さすがにB1ならいけるいける!」 と余裕の表情で歩き回っていると、落ちている靴を発見。それを調べてみるとアイテムを入手したんだが、問答無用でモグラ3匹と戦闘に。だがチキンな性格が幸いしてLVが上がっていたため楽に瞬殺。
「なんだよ思ってたほどでもねえなあ」 と思っていた矢先に頭をバールのような物で殴打されたかのようなショッキングな出来事が…。
ある場所に差し掛かった時に 「キミはこの花畑で休むこともできるし、立ち去ることもできる」 といった内容のゲームブック調のテキストが表示されたんだが、オレは迷わず 「休む」 を選択。
すると毒アゲハ(?)とかなんとかいう名前の蝶々3匹と遭遇。「蝶々が毒持ってるだけだろ?ハハン」 とタカをくくっているとコイツらつえええええ!!!
HPが30~40くらいしかないのに毒のダメージが20近い!
なんだこのクソゲー!
あっという間に前衛のソードマンが毒のダメージで死に、ついで大事な回復役のメディックも死亡。こちらも必死に魔法を撃ちまくり、パラディンで後衛をガードしたりしつつ抵抗するも、何だか激しく微妙な雲行き。運次第では全滅もありうる展開に…。
集中砲火で1匹ずつしとめて何とか勝利したものの、受けたダメージも手酷く、世界樹の迷宮のなんたるかを思い知らされる。(ちなみに泣きながら街に帰る途中にパラディンもモグラに撲殺された…)
5人パーティ中3人が死ぬという手痛い歓迎にドキドキしつつ、とりあえず寺院で蘇生。どうやら世界樹の迷宮には蘇生失敗はないらしくちょっと安心。
怒りに燃えるオレ様は 「徹底的にB1でLV上げしてやる!」 と、前向きなんだか後ろ向きなんだか分からない感情を爆発させ、マップ制作のミッションも兼ねてひたすらうろちょろ。
すると何も無い通路で何気なく方向転換した際に、いきなり 「調べる」 コマンドが出現。なぬ?っと思って調べてみると、隠し通路らしきものを発見。
「普通の1本道の通路にも隠し通路あるんか!」 と気付き、B1を最初から一歩一歩調べて回ることに。
すると今ままで気付かなかった 「採取ポイント」 の存在に気付く。ここでパーティ内に採取用スキルを持ったキャラがいるときにボタンを押すと、色々な素材アイテムが入手できるようだ。(採取用スキルは採取・伐採・採掘の3種類で、それぞれスキルLVに応じて1日に採れる量が変わるみたい)
そしてその採取ポイントのすぐ近くにまたしても隠し通路を発見。ここは難なく通り抜けることができ、素材アイテム採取用のショートカットコースを確保。
さらにフラフラしているといつの間にかマップが埋まっておりミッション達成。
街に戻って 「ミッションおわたよー」 と報告すると、一人前の冒険者と認めてもらえたらしく、酒場でクエストを受けることが可能になった。
で、B1で済ませられる酒場クエストを全て終わらせたので、これからB2へと向かうところ。
※B1だけ遊んだ感想
毒アゲハの非情さには驚いたが、それ以外はのんびり遊ぶ分には特に問題ナシ。一歩一歩周囲を確認しながら歩き回ることを肯定できるなら、素晴らしく面白い3Dダンジョンゲーなんじゃなかろうか。
さらっと遊んだだけなのでまだ分からないところも多いが、とりあえずこのゲームの流れはこんな感じだと思う。
1.街(ゲームスタート)
・ギルドでキャラクターを作成し、パーティを編成する。
・お城でミッションを受ける。
・ショップで買い物。
・いざという時のために寺院で回復アイテムを買う。
2.迷宮
・迷宮に入る前に、必ず帰還アイテムを買っておく。(アリアドネの糸=最初のミッションをクリアすると買えるようになる)
・とにかく慎重に一歩一歩調べながら進む。
・マップの書き間違いに注意!(1箇所書き間違うとえらく迷う)
・TP(いわゆるマジックポイント) が減って来たら迷わず街に逃げ帰る。
・新しい敵と出会ったら、TPをケチらないでとりあえず色々なスキルを試してみた方がいい。(序盤は特に属性魔法が重要かも)
・採取ポイントを見つけたらとにかく伐採&採掘&採取!
・メディックいないと楽に死ねる!
3.街
・まずは宿屋でセーブと回復。
・死んだヤツがいたら寺院で蘇生。
・ショップで買い物をしたり、素材アイテムを売り払う。(モンスターが落とす素材アイテムをお店に売ると、そのアイテムの種類と数に応じた新しい武器や防具が売り出されるみたい。ただしクエストに必要な素材アイテムもあるので、それは売らないように注意)
・酒場でクエストを受ける。
・迷宮へ
~以下繰り返し~
流れだけをざっと追うとwizみたいだけど、個人的には少なくとも最近のwizシリーズよりはこっちの方がしっくりくる。あとはやっぱり音楽がいいなあ。世代ってだけなのかもしれないけど、もの凄く耳に馴染む。
という訳で、今後どうなるか分からないけど、今のところは苦労して手に入れただけのことはあるなと感じております。
一つだけ気がかりなのは、冒険が進めば進むほど、社会人としてダメな人になっていくことでしょうか…。
■参考リンク
世界樹の迷宮
世界樹の迷宮Blog
ゲーム問屋について某事情通に聞いてみた。
てか、問屋ってリサーチしてないの?世界樹の?万本って少なくない?
んーだから世界樹は新規タイトルじゃないですか。メガテンとかの新作じゃないし。
うん。
となるとリスクが怖いのか知らないですけど、ほんとに渋るんですよね。メーカーもユーザーの人達が話題にしてくれてるうちに1本でも多く売りたいんですよ。ただ問屋が仕入れてくれない以上は機会損失もいいとこですよ。
前評判も良かったんでしょ?
ええ、そこそこ。でも本格的に火が付いたのは発売日後じゃないですかね?実際にプレイした人が気に入ってくれたみたいで。それで口こみじゃないですけど評判が広まって急激に市場から消えたんじゃないかなと。
んーアマゾンとかで買った方が早いのかなあ。
まあ明日あたりに小売店で買う方が早いですよ。今回は。でもアマゾンはバイヤーが凄い頑張ってますよ。リサーチもしっかりやってるし。ゲーム問屋じゃ渋るような新規タイトルでも、中身が面白そうなら大量に仕入れてくれたりするんですよね。
ほう。
世界樹も…あ、数字は極秘ですけど???本くらい仕入れてくれたんですよ。「ウチはアナタの所の作品に期待してるからこれだけ入れます!」 って。DSの謎の新規タイトルをですよ。問屋でも中々そんなに仕入れてくれない数字なんですけど、それも今は無くなっちゃってますね。ペルソナ3もこっちが 「ええ?」 ってビックリするくらい入れてくれたんですけど、それも売り切れましたし。
へーー。
ホントしっかり商品について調べて、世界樹なんかもパっと見ただけで 「ウチでこれだけ仕入れますからちょとオマケして?」 みたいに評価してくれて。
でもさ、それって問屋がやるべき姿勢じゃね?
だからゲーム業界の問屋が腐ってるんですよ。
おお、言い切ったね!
ゲーム業界の問屋の酷さは本物ですよ。
ほうほう。
俺が思うにね、連中はファミ通くらいしか見てないんですよ。というかこれは色々な所から聞き及んでる話ですけど。
ファミ通?業界誌とかねえの?アーケードゲーム業界にもコインジャーナルみたいな業界誌あったじゃん?
一応は問屋向けのがあるんでしょうけど、見てないらしいんですよでね。あと 「ゲーム自体に興味がないんじゃないか?」 っていうような人が意外に多い。興味ないなら辞めろと言いたいw
それで仕入れ決めるの?
ええ。だから過去の実績のない新規タイトルは仕入れ渋りまくりです。
いわゆる大作をドバっと仕入れて他は知らん的な感じ?
だからファミ通とか見て、聞いたことあるようなタイトルとか、大きなメーカーさんのを多く仕入れるんじゃないですか?
アトラスも充分実績あるしデカくない?
いや全然小さいですよ。ウチはもう同人みたいな感じになっちゃってて、前に 「いつまでオレらゲーム作ってられるか分からないからさ、納得いかないクソゲー作るのやめない?」 って話になってるんですよね。だからもうやる事が同人っぽい。
確かにビジネスライクではないけど、クリエイターとしては正しいね。
でも金になりませんわー。物を作るって事では納得できてるんですけど。
世界樹もそれっぽいなあ。
ええ、自分で言いますけど他のメーカーじゃ絶対にやってないでしょうね。だからウチがやってるんですけど。
でもオレは最近のアトラスのRPG好きよ?ブシンシリーズだのペルソナ3とかノクターンとかさ。叩かれてたライドウもオレは実検作っぽくはあったけど面白かったし。
そう言ってくれる人は少数なんですよね。市場にRPG自体が少なくなって来てますし。だから世界樹も本当に評価してもらえるのか不安でしたよ。単なる懐古主義の一言で終わらせられちゃう可能性もありましたし。
ゲーム業界でさ、問屋のパワーってどれくらいなの?パワーというか発言力というか。
異常ですよ。メーカー側から問屋に営業かけて頭下げて仕入れてもらってる感じで。それはそれでいいんですけど、普通は問屋の方がアンテナ張り巡らせて、良い商売になりそうな品物を仕入れるようにしますよね?
普通はそうだね。っていうか、問屋のやるべき事はまずリサーチだよね。で、面白そうな商材があったら問屋の方からメーカーに連絡してさ、「ウチで大量に仕入れてみようと思うんだけど、いくらかまからない?」みたいな交渉するのが問屋の仕事じゃないか?
それがゲーム問屋はダメなんですよ!
ダメなんですか!
メーカーと問屋って、対等であるべきだと思うんですよね。良い品物を作るのは僕らで、それを評価して流通に流すのが問屋の仕事じゃないですか。僕らが物を作らなきゃ問屋は生きていけないんだから。
うん、そうだね。
それが何か問屋が何もしてないというか、今回の世界樹にしたって、問屋がもうちょっとリサーチしてくれて、それなりの仕入れをしてくれればユーザーに迷惑かけずに済んだんですよ。
でもさ、今から問屋が慌てて世界樹を仕入れるじゃん? 「ああ売れるんだ!」 みたいな後手後手でさ。
はい。
そうすっとさ、世界樹熱が過熱してる時期を逃して売れ残らない?
そこなんですよ。だからちゃんとリサーチしてお互いが得するようにして欲しいんですよ。
中古屋にも流れ始めたら問屋なんかから商品買わないだろ?
ええまさしく。負のスパイラルですよ。大作じゃないけど面白い商品が市場に出ないという。そうすると必死に作品を作ったメーカーも、機会損失して在庫余らせた問屋も得しないっていう。
となるとメーカーも問屋が仕入れてくれない事には実験的な作品とか、斬新な作品を作れなくなるよね?過去にちょっと売れた作品の続編を無理矢理作ったりとかさ。
それです。それがゲーム業界の暗部じゃないですかね。どんな大作も最初は新規タイトルだったはずなんですよ。僕とか荒井さんが一ファンだった頃とか。
FF1も最初は口コミで広まって売れたんだもんね。
それが今の問屋は完全に保守的なんですよね。業界にとって誰も幸せにならない自殺行為な保守。
あのさ、問屋が売れ残りのリスクを怖がるのは分かるんだよね。でもさ、それを回避するために独自にリサーチしてさ、需要のある時に商品をバン!と売るっていうのがヤツらの仕事だよな?
ええ。でも今のゲーム問屋は右から左に何も考えずに流してるだけですよ。
それさ、長い目で見たらゲーム流通自体が死なないか?
だから僕個人の考えではDL販売とか直売しかないと思ってます。今もメーカーが直売し始めたんですね。問屋との付き合いがバカらしくて。後は卸してもアマゾンさんだけあればいいじゃんみたいな。
そういやさらしるドン とかもプッシュしてたね。世界樹。さらしるドンがプッシュしてりゃアマゾンに流れる人も増えそうだね。
実はお願いしたんですよww
えー…。
いや、あの人なら絶対に気に入ってもらえると思ったんで、もし気に入ったら宣伝してください!と。
さらしるドンには先に情報伝えたのにオレには発売後の商品がない時期に教えるのかキサマ!!
いや!いやいや!たまたま俺が忙しくて忘れてたんですよ!ホントに!
ひっでえ!もう4~5年の付き合いなのに!α汁の頃からの知人だと思ってたのに!もうダメだ!アトラスの社屋に糞ぶっかけてやる!
荒井さんにも定期的にウチの面白い作品教えてるじゃないですか!なんなら社員価格でどうですか!なんて言った事もあるし!
だって世界樹教えてくれなかったもん!
子供か!
あ、そういえばさ、オレの精神年齢の低さはおいておくとしてさ、ファミ通の評価とかどうだったの?問屋さんが参考にしてるというファミ通のw
殿堂入ってましたね。
オレもうファミ通がとにかく嫌いでさ。立ち読みすらしてないんだ。
その気持ちも分からないでもないですけど、世界樹はゴールドだったんじゃないかな?
へー!でもファミ通でゴールド殿堂なのに仕入れてもらえなかったの?
ええ。だから腐ってると声を大にして言いたいんですw
何が理由で4万しか出なかったんだろうなー。
コッチとしては、自分達が納得できる良い物を作るしかないんですよ。そこから先は専門誌とか、ユーザーさんが自分のブログで評価を書いてくれたりとか、そういう情報を元に問屋さんにリサーチしてもらって仕入れ数を考えてもらうしかないんで。問屋が新規タイトルで実績もなくてそんなゲームをちょっと評価が高いからって大量に抱えるのヤダって言われたら何も言えないんですよ。
んー。
でも不思議とクソゲーは売れますよ。
クソゲー?
ええ。話題はあるけど中身が 「ん~?」 っていう。
あー最近のFFみたいな?
いや、FFはアレはアレでいいんですよ。FFだけならw 最悪なのはFFをコピーしたようなクソゲーですよ。
あー劣化版FFみたいなの多いねー!
そういうのはなぜか仕入れが好調だったりするんですよね。「FFみたいなら売れるかな?」 みたいな問屋が多くて。それでユーザーさんとかも 「こういうのが面白いゲームなんだ!」 みたいに勘違いされちゃったりして。そうすると市場にはゲーム本来の面白さが微塵も感じられない商品ばかりが溢れかえると。
あのね、ユーザーの目が育ってないってのはオレもゲームライター時代に感じた。
でしょ?
うん。あのね、自分の脳味噌で考えてチマチマ遊ぶっていうのがゲームだと思ってたんだよ。オレみたいな古いゲーム世代は。いわゆる鬼ゲーでも必死に考えて考えてさ。
分かります分かります。ゲーム脳とか言ってるアホに聞かせてやりたい。
な?ゲームがどれだけ脳味噌フル回転させて指先に神経を集中させる物なのか知らねえんだと思うね。TV見てるよりよっぽど脳味噌使う。
だからその辺の想いもあって世界樹のシステムになったんですよ。荒井さんも言ってるけど、方眼紙にチクチク自分でマップ書いて、地力で発見した攻略法とかメモしてね。そうする事こそ冒険じゃないですか。ゲームブック調のテキストとか、キャラに余計な演出加えないでプレイヤーに勝手に好きなように想像してもらうとか。
そう!それが面白かったよね!テーブルトークとか海外のゲームブックを翻訳しやヤツとかさ。こうなんていうかさ、一歩一歩歩いて行って、発見があって、失策があったりして酷い目にあってね。
そうそう、それを克服するにはどうすればいいか考えてね。世界樹もバランス厳しいって意見ありますけど、全然厳しくないですよ。少なくとも我々が過去に通過して来た理不尽な鬼ゲーに比べたらw
聞くところによると与えられたスキルとか特性みたいなのを考えて作戦練れば充分進めるんでしょ?
最初は悩むでしょうけど、ちゃんと考えて慣れてくれば平気です。
あとオレが世界樹を気に入ったのはさ、「なぜ冒険するのか?」 っていう問いがあってさ、その答えが 「そこにダンジョンがあるからだ!一歩先に何があるか知りたいからだ!」 っていうね。
冒険するってそういう事じゃないですか。
そうなのよ。ボタンをポチポチ押してれば勝手にストーリーが進んでエンディング見れるゲームなんて有り難くないんだよ。
世界樹は 「クリアさせてもらってると感じるゲーム」 にしたくなかったんです。コッチも一部で非道とも思えるAI組んだりしますけど、それをプレイヤーが乗り越えて、「クリアしたぞ!達成したぞ!」 と思って欲しいんです。
達成感って大事だよなー。
大事ですよ!なんでゲームなのかっていう原点ですよ。気楽に頭を空っぽにして遊べるゲームも必要ですよ?でも市場に出回ってるゲームがそれだけじゃ、ユーザーの脳が退化するだけじゃないですか。
RPGが何で面白いのかの原点に辿り着けないね。TRPG→ゲームブック→TVゲームとしてのRPGっていう歴史が無視されちゃってるな。
アトラスではそれはやりたくないです。もう。
そうかあ。それにしてもゲーム問屋よくねえなあ。
問屋はまだしも、小売店が可哀想ですよ。問屋に口八丁で仕入れさせられて、売れなくてワゴンセールとかね。
あーー。
TVCMとかガンガン打って、さも話題作な感じにして、期待して小売店が泣きをみるという。
そういやゲームのCMをよく流してるよねー。
アレもぶっちゃけトークしてしまえば、問屋向けのアピールのために宣伝費使ってるようなもんですよ。
問屋向けのCM?
ええ。大手メーカーがゴールデンの枠とかにガンガン流してるCMはちょっと意味合いが変わりますけど、深夜枠とかの変な時間に流れてるCMあるじゃないですか?
うん。
アレなんか問屋に対するアピールですよね。オタク層というかゲーム層への宣伝という意味もあるんですけど。
でもさ、ゲーム好きな連中はTVCM見る前に自分でネットとかで情報調べないか?それこそさっきも名前でたけどさらしるドンとかみたいなオタク系ニュースサイトとか見てさ。
だから完全に問屋へのアピールですよ。
あ、オレも企画書とか提案書を書くときにさ、地上派CM放送中!とか地上派TV番組●●にレギュラー出演!とか書くわ。それ持って営業かけるよ。
でしょでしょ?同じ同じ。
問屋仕事してねえなあ…。職務怠慢というかリサーチ不足というかなあ。
ほんとそうです。流通の要の問屋がもっとしっかりしてくれれば、ゲーム業界もこんな寒い時代になってないですよ。
TVCMなんかに金払うって物凄い経費かからない?
無駄金とは言いませんけど、ほんと正直な意見を言いますけど、「ボクらこれだけ頑張って宣伝しました!」 なんてバカかと思いますよ。
良い物作ればちゃんと評価されて、それが実売に繋がる業界にしないとダメだよなあ。
上手く行かないんですよそれが。問屋が問屋の意味を成してない。
なんかさ、話を聞く限りさ、今のゲーム業界の問屋って、問屋というより税関じゃね?向こうから商品がやってくるのを待って上前はねる的なさ。その点AV流通の方が成熟してるかもしれない。
そうなんですか?
うん。AVの問屋さんって、結構情報収集してたよ。今は知らんけど昔は。あの、キミと出会った頃にオレが仕掛けてたちゆAVってあったじゃん?
はい。
アレの時もね、最初はネット直販しかしないって決めてたの。で、2,000本くらい売れたんだな。で、直販で定価販売だから、流通に流すのの倍くらい、だから流通に流して4,000本くらい売れたくらいの儲けが出たの。
はい。
でね、その時のオレってちゆAVが監督デビュー作だったし、所属してたAVメーカーも弱小で、どっちかというと評判最悪だったのね。AV業界内での話題なんてまったくなくてさ。
はい。
でも大手の問屋さんがいくつもさ、ネットにしかちゆAVの情報出してないのに聞きつけてね、オレに電話かけてきたんだよ。「ウチで扱わせてもらえませんか?条件とかは追々ご相談させていただきたいんですけど。」 って。
それが問屋ですよね。
うん。それが問屋の仕事だよね。
ゲーム問屋はそんなのしませんよ。もしかしたらマジメにやってる問屋もあるかもしれませんけど。あの、斬新な物こそビジネスチャンスだと思うんですよ。世界樹もそうかもしれませんけど。
既存の物とは違う商品っていうのは金のなる木になる可能性大きいよね。
だからメーカーも問屋も同じくらいのリスクを背負って、業界の可能性を広げるためにチャレンジして欲しいんですよ!それなのに 「新規でしょー?えー?怖いなあ~。」 ですもん。斬新な物こそ可能性があるってことでしょ!喜べよ!と言いたい。
酷いねえ。
どうせ中古で出回るでしょ?的な空気ですからね。だから機会損失して、中古に流れてる商品しか売れなくて、誰も幸せにならないっていうのに。
職務怠慢だな。一言で言えば。
そうですね。世界樹に限らないし、アトラスに限らないですけど、クリエイターが必死に頭使って、身体削って生み出した良いゲームが市場に出回らない。そういう物を応援して業界の発展に尽くすのが問屋であり、ゲーム雑誌だと思うんですよ!
うん。
メーカーも良い作品を作りたいんですよ。でも内容で勝負しても問屋に買ってもらえない。専門誌のシェアNO.1のファミ通とかでもよっぽどじゃないと大きく扱ってもらえない。となると会社の経営を考えたら、パクりばっか量産ですよ。
パクり?
今売れてる路線のパクりゲーですよ。脳トレが売れてるとなったら似たようなパクり。
はいはい。でも一部では今回の世界樹の供給不足ってアトラスのせいちゃうの?みたいな意見多いけどまったく違うな。
あり得ないでしょ!こっちは売りたいんですよ!機会損失したくない!ゲームって瞬発力でエイ!って買っちゃう物だと思うし、熱が冷めたらどうでもいいやってなるじゃないですか。
オレはすでになりかけてるお。買えないんだもんw
明日まで待ってくださいよ!
ボクは今遊びたいの!
だからアンタは子供か!
でも問屋に仕切られちゃうの厳しいね。
ええ。問屋なんてメーカーに寄生してる商売なんだって自覚を持って欲しい。メーカーが死んだら問屋も死ぬけど、問屋が死んでもメーカーは別の方法で売るから死なないんですよ!それを分かってない!
なんか無駄に話が長くなったからまとめるけど、問屋はもっとマジメにリサーチしろと。メーカー側からの営業を待つんじゃなくて、お前らの方から情報を元に話をしてこいと。それがそもそもの問屋が存在する意味だろうと。
いやホントそのとおりで。今度チャット開いて業界人集めて座談会やりたい。しつこく言いますけど、ユーザーに売れて問屋に売れないゲームは壮絶に機会損失します。メーカーも問屋も小売店も不幸になる。
そしてアマゾンだけが儲かるとw
ヤフオクもねw
酷い話だ。日本の流通産業を否定するかのような話だw
やっぱね、ゲームの内容とか購買層とかもろくに知らない問屋が多すぎます。知らないで仕入れ数決めてるのかよ!と。
やっぱ大して面白くもない自称大作ゲーばっか世に溢れて、そんなもんだけが溢れてるもんだから末端のユーザーの価値観がおかしくなって、今のゲーム冬の時代があるね。なんか話してて分かった。
こっちも問屋もそうですけど、末端の小さなゲーム屋さんとかも上手く儲けて欲しいですよ。
そういやさ、伊集院光が昔やってたラップユニットでARB(荒川ラップブラザーズ)っていうのがあってさ。そのARBの歌で今のゲーム業界をまさに予言したかのような歌があったんだよ。
へー。
超最新型ファミコンソフト!
超人気!
超性能!
長蛇の列!
雑誌で言うほど面白くね~
10日後秋葉で大特価!(クソゲ~)
(ARAKAWA RAP BROTHERS GAMAN everybody)
ってヤツがw
ひでえw
でもその通りじゃん。
ええw
じゃあ今度業界関係者集めて覆面座談会やろうよ。
いいですよ。
テキストになるかネットラジオになるか分からないけど。声バレするかもしれないからテキストの方がいいかなあ。
チャットにしましょうチャットにw
世界樹の迷宮がどこにも売ってなくてむかついたからアトラス社員をとっ捕まえてイチャモンつけてみた。
昨日紹介した 世界樹の迷宮
どこにも売ってねえよ!
すっげえ遊びたいのに!
押入れからホコリかぶってたDSを探し出したのに!
準備万端整ってるのに肝心の 世界樹の迷宮
どこにも売ってねえよ!
ちなみにアマゾンさんでもプレミア価格のふざけた出品以外は品切れ中だよ!
自宅から池袋~北池袋~大山~中板橋~板橋本町~仲宿と、微妙に地元民しか分からないような長距離を徒歩で移動して、20軒くらいのゲームショップを周ったのに…。
『ごめんね!品切れ中!』
じゃねえよクソヤロウ!
という訳で、あまりに頭にきたのでメッセに上がっていた某アトラス社員をとっ捕まえてイチャモンつけてみた。
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( 以下太字がアトラス社員 細字がオレ )
てめえ!世界樹の迷宮どこにも売ってねえよ!
え?だから今は市場に存在しないって言ったじゃないですか。
市場に存在しねえ商品をオレに薦めるなボケ!!
だってすぐ買いに行くと思わないもの!
だったらオレが絶対に食いつくような薦め方するな!責任とれ!今すぐオレの家にソフト持って来い!
無茶言わんでよー。
で、なんで品薄なのよ?犯人は誰なのよ?アトラスか?オレはこれからアトラスを敵とみなして叩けばいいのか?
いやいや!市場にないって事は流通に流れてないって事ですよ!流通に流れてないのは問屋が仕入れてくれなかったからなんですって!
そんなん知らねえよ!オレなんかな、おはら汁の読者から 「荒井さんが薦めてたんで世界樹の迷宮買いました!今時珍しいくらい考えさせられますけど凄い面白いですよ!」 とかメールもらったんだぞ!
あ、宣伝してくれたんですか?ありがとうございます。
うるせえ!肝心のオレがまだ買えてねえええええ!!!
だからメーカーからしたら問屋に卸せるだけ卸したいんですよ!でも問屋が仕入れてくれなかったら末端の小売店にも流れないじゃないですか!
はぁはぁ…。問屋のせいなの?
荒井さんもAV業界に詳しい人だし、メーカーと問屋の関係って分かるでしょ?
んー。AV業界の流通とゲームの流通って同じようなもんなのかね?
AVって返品あるんですっけ?ゲームって基本買い取りだから、メーカーは問屋に卸したらもう後は無関係なんですよ。アメリカなんかだと返品システムもあるみたいですけど、日本だと返品ないんで。
あー、AVは一部で返品あるわ。委託販売ってヤツが。
そうなんすか?
うん。富山の薬売りみたいな方法でさ。問屋から小売店に例えば月に100タイトルとか自動で送りつけるのね?で、その中から売れた分だけ小売店が問屋にお金を払うのよ。売れ残りは問屋に返品して、そっからメーカーに返品される場合もある。
メーカーに返品来ちゃうのキツイっすね。
メインメディアがVHSだった頃はさ、返品されてもシール剥がして、新作を上書きして、シール張り替えて再出荷とか出来たんだけどね。DVDが主流になった今となっては、返品されたら上書きも出来ないし不良在庫ですよ。
倉庫がないと辛いなー。
いや、それ以上に不良在庫も会社の資産として計上されちゃうのよ。で、VHSの場合はさ、不良在庫を 「これは商品じゃなくてまっさらなVHSテープだ!だから備品だ!」 みたいな言い訳が出来たのw
はいはい。
でも上書き不可能なメディアが不良在庫になるとさ、それに商品として 『価格がついちゃう』 んだよな。
はいはい。
だからAVの場合は大量に売れ残ったら地獄だねー。
ゲームの場合はメーカーにリスクは少ないですね。その点では。でもその代わり問屋が怖がっちゃって仕入れを渋ると、メーカーにとっても問屋にとっても機会損失が激しいんですよ。
世界樹もそう?
はい。初回で出した分、ようは今出てる分が?万本くらいなんですね。
追加はしないの?
明日か明後日あたりに万単位で出して、その後でまた追加しますよ。明日か明後日出荷して、その後はもう1週間後かな?
明日?明日ゲーム屋行けばあるんだな!!!
正確な出荷日は今ちょっとわからないけど、明日か明後日あたりです。
明日ビックカメラとか行って無かったらアトラスに火つけるからな!街宣車乗り付けてお前の実名晒して大騒ぎするからな!
無茶言わんでくださいよ!
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という訳で、明日か明後日に再出荷するそうなので、世界樹の迷宮がなくてお悩みの方は、この週末にでもアチコチのゲームショップを回ってみてはいかがでしょう?
ていうか、オレが買ってからお前ら買え!
オレの分がなくなったらまた1週間待たなきゃならねえ!
■参考リンク
世界樹の迷宮
世界樹の迷宮Blog