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鮒与(鰻・志村坂上)

オレは冬の鰻が大好きである。個人的に冬こそ鰻を食べるべき時期のような気がするのだが、まあそれはともかくお店紹介に移りましょう。




今回ご紹介するお店は、都営三田線の志村坂上駅から程近い場所にある鮒与という鰻屋さん。周囲にはTOPPANの大きな建物があるくらいで、基本的には住宅と、ちらほらと飲み屋がある程度。




そんな板橋区でも辺鄙と呼んでいい場所にあるのだが、お値段の方はそれなり。土地柄からするとちょっと割高かもしれん。

前に紹介した "うなぎ仲宿" なんかと比べるとメニューが絞ってあり、より専門店的なラインナップである。




とりあえずまずは酒の肴という事で、短冊と肝焼きを頼んでみた。(ちなみにメニューは1本のお値段)

肝焼きは香ばしさとほのかな苦味が楽しめるオーソドックスなタイプ。タレも甘すぎず辛すぎず万人向けのお味。

そして短冊の方はどことなく鳥の皮串を思わせるようなサクサク(カリカリか?) した食感と、香ばしさと脂の旨味が感じられる。こちらは塩焼きなので、より鰻の風味を楽しめる。個人的には肝焼きは普通だったけど、この短冊はかなり美味いと思った。




こちらはメインディッシュのうな重(竹) さん。
お吸い物と新香が付く。




タレはシンプルな甘辛いタイプで、短冊と同じく炭火でじっくり焼いている。一口食べるとまずカリカリのウェルダンに焼いてある部分の食感と香ばしさが食欲をそそり、続いて程よく脂の乗った柔らかい部分の旨味が襲い来る。

丁寧に蒸し上げてから焼いた鰻のようなホワホワとした極端な柔らかさはないが、そういった柔らかさ重視の鰻が苦手な人にはコチラの方が好まれるかも。

そして特筆すべきは米。この店はとにかく米が美味い。びっくりするくらいアルデンテに炊き上げてやがる。こんだけ米が美味いんだから、上に何が乗っててもそりゃ美味いよってなくらい美味い。顎の弱い人にはオススメできないかもしれんが、昔ながらの噛み応えの、一粒一粒がやけに自己主張してくる炊き加減なのだ。

この米とタレだけで充分に美味しくて、オカズとして鰻をつまむ感じだった。いやなんというか待った甲斐(※1) があったわ。

※1 この店は注文を受けてから鰻を捌いて米を炊きます。よって 「さすが鰻屋!」 と言いたくなるほど時間がかかります。(それでも30分強くらいかなあ…)




こちらはお茶漬け。こちらもお米がアルデンテなので、お茶漬けだけでサラサラと美味しく頂ける。ただし米を噛むのに疲れるのと、顎を動かすせいで満腹中枢が刺激されるという点に加え、お出汁がたっぷり入っているので腹の膨れ具合が異常。量的にはうな重もお茶漬けも変わらないと思うんだが、明らかにこっちの方が満腹度が高い。




この店の鰻は身が締まっている感じなので、どちらかというと普通にうな重で食べた方が美味しいかもなあ。お茶漬けにしちゃうとせっかくのカリカリした食感が弱まってしまって、香ばしさも薄れちゃうような。

個人的にはうな重とお椀を別で頼んだ方がいいような気がしないでもない。

っていうか、いっそひつまぶしで食べさせてもらえないかな?それで最後に好みでお茶漬けにする方が、お米の美味しさもより味わえるしモアベターだと思うんだけれども。



■総評
なんだか鰻屋ばっかり紹介している気がしなくもないが、前回のうなぎ仲宿と比べて好対照なお店である。仲宿の方はしっかり蒸し上げてから焼いているので柔らかくてホワホワなんだが、鮒与の鰻は柔らかさもあるんだけどもっと肉感が強く、お上品というより少し無骨な感じがする。これは良い悪いじゃなくて単に好みの問題だろう (それこそ関西か関東か的な)。

それに注文を受けてから炊く昔ながらの歯ごたえの強いお米のせいで、柔らかすぎる鰻は合わないんだと思う。この米にホワホワした鰻じゃ、米が勝ちすぎちゃって調和が取れない気がするし。

そう考えるとこの店はある意味で凄いかもしれん。普通は鰻に合わせてお米を考えるだろうに、お米に合わせて鰻の焼き方を考えてるんじゃないかと思えてくる。

で、オレが最も重視するコストパフォーマンスについてなんだが、この店に関してはこれくらい割高な感じでも仕方ないと思う。というのも、こんだけ手間をかけてたら客の回転が悪いだろうし、いくら土地代の安い志村とはいえ、このくらいの価格設定じゃないとやっていけないんじゃなかろうか。

オリジナリティと良心を感じさせてくれ、多少高くついても大事に通いたいと思わせてくれるので、100点満点で92点差し上げます。ささやかながら応援するので、今のままの手法で頑張って欲しいなあ。



■鮒与(鰻)
住所:東京都板橋区志村1丁目15-7
電話番号:03-3967-8790
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜日
アクセス:都営三田線志村坂上駅のA2出口を出る。目の前の通りとは逆方向の寂れた方(TOPPANの建物がある方向) に進み、二つ目のT字路(だったはず) を右に曲がってすぐ右手。



てんつくてん(ラーメン・JR板橋駅)

さて、新年一発目の板橋グルメマップ。本日はお得感溢れる"3色つけ麺"のお店をご紹介。




店名はてんつくてんといい、醤油ラーメンが1杯500円程度と、抑え目な価格設定で地元民に愛されているラーメン屋である。




こちらがオレ様オススメの3色つけ麺。
麺は大盛り無料で、スープが地獄、醤油、九州と3種類ついてきて、なんとお値段700円ちょい。今どきのラーメン専門店では、ラーメン1杯の値段である。




麺は中太麺で、味玉にチャーシューにメンマなどが乗る。大盛り無料なのでついつい大盛りを頼んでしまいがちなんだが、普通盛りでも量は充分。むしろ大盛りにするとスープが冷め切ってしまうので、美味しく頂くには普通盛りの方がいいかもしれん。




こちらは地獄。辛味噌ベースのいわゆる辛口ラーメンなんだが、それほど辛いわけではない。激辛フードが苦手な人でも食べられる程度のピリ辛さである。




こちらは醤油。とはいってもTHE魚出汁!という感じのスープで、醤油の自己主張は控えめ。柚子の香りが引き立っていて、個人的にはつけ麺を食べるならこのスープが一番好き。




こちらは九州。いわゆるトンコツスープである。ちょっと濃厚でクリーミーな至って普通のトンコツスープなんだが、逆にこういうど真ん中ストレートなトンコツスープをつけ汁にするお店って珍しいなと思った。

悪く言うとカップラーメンのトンコツ味のようだとか言えてしまうんだが、良く言えばそれだけ正統派の味だという事で。

しかし個人的にはこのスープはつけ麺ではなくラーメンで食べた方が美味しいように思う。(ラーメンは細麺で、確か替え玉が1杯無料とかだった気がする)



■総評
この店の売りはコストパフォーマンスの良さである。味自体はどれも美味しいんだけどインパクトはない。よって電車に乗って遠征するほどのレベルではない。しかし今どき1杯500円でそれなりに美味しいラーメンが食べられるお店は少ないので、徒歩圏内の地元民にとっては有り難い存在である。

特に今回紹介した3色つけ麺のお得感はかなりのもの。しかも味噌、魚介、トンコツとどれも味のベースがバラバラというのが面白い。オススメはつけ麺ならば魚の出汁と柚子の香りが効いた醤油で、ラーメンならば九州かな?逆に醤油のラーメンはしょっぱさが勝ってしまい、九州のつけ麺は何か物足らなさを感じてしまう。地獄は美味しいんだけどどっちつかずな感じがするので、3色つけ麺に付いてくれば食べるといったレベル。

点数をつけるならば、値段と量というコストパフォーマンスの良さと、地味だが堅実な味を評価して100点満点で80点といったところか。わざわざこの店目当てで電車に乗るほどではないが、近くにあれば嬉しいお店である。



■てんつくてん(ラーメン・板橋)
住所:東京都板橋区板橋1-18-6
電話番号:03-3579-1570
営業時間:11:30~14:00 18:00~22:00
定休日:日曜日
アクセス:JR板橋駅下車。ホームの階段を下りて左側の改札から出る。駅を出たらロータリーを突き当りまで直進し、踏み切りとは逆方向の左側に進む。そのまま商店街をちょっと歩いた左手。



エロを求めるのに壁とか苦労がないと絶対に深刻な知能の低下に繋がる。

主に海外の大規模鯖を使った動画サービスや屈強なアップローダなんかのお陰で、今は2ちゃんに繋いで検索かけられる程度の小学生レベルの知能があれば、無修正だろうとガチ未成年の援交ビデオであろうと、いとも容易く入手できてしまう。


少し前はそういった "危険なブツ" を手に入れたければ、裏ビデオの宅配チラシに引っ掛かって何度も地雷を踏んだり恐ろしい体験をしたり、もしくは歌舞伎町なんかの胡散臭いビデオ屋をビクビクしながら探し回るしか方法がなかったのに。


それがまずWinnyのお陰でおかしくなった。慣れるまでは少し頭を使うかもしれんが、設定や使用法を覚えてしまえば朝起きた頃には全て確認するのが嫌になるほど大量なファイルがドッサドサ。


そして時代が求めたのかさらに "甘やかし" が加速し、例えばYour?ile?ostなどを見てみれば違法も合法もお構いなしの無修正乱舞。


なんか "無修正乱舞" って強そうだな…。


格闘ゲームでいうなら相手のピヨリに合わせてゲージ3つ分くらいのスパコン発動、全弾ヒット後に吹っ飛び中の敵キャラを拾ってさらにピヨリに持っていけちゃうようなイメージ。


まさにハメ。文字通りガチハメ。生ハメ中出し2回戦。



それはともかく、こうした誰でも動画をアップロードできて、比較的安全にダウンロードできるサービスが発達してしまったお陰で、しかもそれが日本の法律が通用し辛い(しない訳ではない) 海外発の物だという事で、今では該当URLが貼ってある場所を探せれば誰でもクリック一つでナニがアレな動画を見放題と。




なんていい時代なんだ!




オレ様も随分助かってます!




いや、今日の趣旨はそうじゃない!危うく実も蓋もない本音トークで全て台無しになるところだった。「うp主GJ!!!」 とか言ってる場合じゃねえ。




でまあこれ以上ボロを出すのも危険なので無理やり本題に移るが、年頃の男ってオナニュのオカズを手に入れるために全知全能の限りを尽くして悪戦苦闘するもんじゃね?


それによって密かに色々なスキルが身に付いたり、善悪の境目を学んだりするよな?エロのためなら必死になって勉強したりするよな?




それが最近の若者は!




IPダダ漏れなBBSとかで 「僕は子供のエロが見たいです。12歳くらいの女の子が本当にSEXしてるヤツありませんか?」 とか書き込むなよ!どんだけ知能指数低いんだよ!


しかもそれに応えるバカがいるから二重三重に恐いわ。「こんなのどう?http://~~~」 じゃねえよキチガイ!




ネットユーザーの低年齢化がどうして問題なのか、ちょっとこの "エロネタ" で強引に説明してしまおうか。


今みたいにマナーも常識も知恵も関係なしで "とにかくお目当てのブツがそこら中に転がってて入手容易" という現状は、絶対にガキの脳みそを腐らせる。脳みそも筋肉みたいな物だから、使えば鍛えられて成長するけれども、逆に使わなければとことん退化する。


10代~20代前半くらいの男なんてのは、エロのために無い知恵絞ってああだこうだ足掻いて、毎日悶々としながら生きてくもんじゃん?その中で少しずつ己を鍛え上げて成長していくもんじゃん?


それがお前さ、2ちゃんみたいなBBSで 「アレください」 とか 「コレください」 と書き込むだけで欲望が遂げられるってどうかしてるだろ。しかも自分のおねだりしてる物が違法なのか合法なのかもお構いなしで。いや、お構いなしっていうか "単に何も知らないガキ" ってだけで。


せめて 「半年ROMれ」 って言葉がどういう意味なのか考えるくらいの知能は持てよと言いたい。


無修正ってのは違法、未成年者のSEX動画ってのも違法。だからそういう動画へのリンクなんかをバンバン貼り付けてるようなBBSやエログってのは、人が集まりすぎたり金(主に広告料ビジネス) が動きすぎたりするとあっという間に根こそぎヤラれてしまう。その際には見せしめのために絶対に逮捕者が出る。下手したらWinnyの時みたいに末端のユーザーが逮捕される場合もあるだろう。


だからこそ板ごととか、同じ趣味を持ったブログ同士でローカルルールを作ったり、隠語を作ったりして、少しでも長くその場を生き長らえさせようと画策するわけだ。


まあ違法なブツをやり取りしている時点で犯罪行為なんだけれども、しかし犯罪行為だからこそ、いかにして安全に立ち回るかに頭を使うべきなんだな。


無修正だとか子供のSEXだとかが普通にネット上に溢れてる今の状況は明らかに狂っている。でもそれら全てを今すぐ摘発しろとか、弾圧しろってのは無理な話。もし下手な法案を通しちゃったら罪の無いネットユーザーまでがんじがらめにされた謎の社会主義国家になってしまう。


だからこそ、今は知識のないガキには手が届かない形にして、徹底的に隔離するしかないんじゃなかろうか?




そもそもな、ガキがいきなり無修正のマンコとか見るんじゃねえと。(ビックリするほどの嫉妬)


物には順序ってもんがあんだろ?


まずはエロ本だよ。河原に捨ててあるふやけたエロ本からスタートしろよ。昔で言えばスコラとかべっぴんとか、もしくは中年向けの小説誌に付いてる謎のヌードグラビア(和服率が妙に高い) とかだよ。そういう "残念なオカズ" で女体ってもんを知って、少しずつステップアップしてくんだよ。


友達同士で金を出し合って夜中にエロ本の自販機で本を買ったのはいいけど、飾ってあった商品と出てきた物が明らかに違ったとか、友達数人と各々が1冊ずつ提供する形でエロ本を回し読みしてたら、何ヶ月か前に自分が貸した本が鮭のように戻ってきたとか、そういう経験を積まないとアカンやろ。


そんな毎日を送っていると、ある日お父ちゃんの寝室から裏ビデオをパクってくる勇者が現れて、みんなでそのビデオの鑑賞会をやったりするんだよ。


で、この世の物とは思えないほど色形の汚いビラビラを見てしまって、ちょっとSEXに対する憧れとか情熱が冷めちゃったり、それでもクラスの可愛い女の子にもあんなエグイ物が付いてるのかと思ったらなんだかヤケに燃えてきちゃったり、友達同士で 「果たしてマンコが舐められるかどうか」 について真剣に語り合ったりしろってんだよこのクソボケが!


「流石に舐めるのは無理だけど指で触るくらいはするよ」 とか 「わかってねえな、オレはいくらでも舐められるぜ」 とか、ニキビ面の童貞小僧どもが恥ずかしさなど微塵もなく電車の中とかで語り合ってる姿こそ正しいんだよ!


そういう順序を踏むからこそ、いざ実際に自分が "プレイヤー" になった時の感動が増すんじゃないか。そういう笑い話にしかならないような無闇な苦労を経たからこそ、やっとの事で辿り着いた頂上(=女性) に対して感謝の気持ちが湧いてくるんじゃねえの?


それが小学生の内からマウスをポンで苦労する事なくマンコもチンコもアヌルセクースも(SMもスカトロもお婆ちゃんもニューハーフも…以下際限なく辺境の地へ) 見放題ってのは人が育たん。知恵も育たんし異性に対する感情も育たん。力一杯端折って言えば異性同性関係なく "他人に対する情" が育たん。


だからこそオレは 「ガキに対してもっと壁を作れ!」 と叫びたい。この場では違法だ合法だとかは二の次として、知育という観点から物申したい。


ガキにはとことん苦労させろ!ガキは総じてバカなんだから耳から煙吹くくらい頭を使わせろ!絶対に甘やかすな!ネットでおねだりすれば誰かが構ってくれるなんて思わせるな!ついてこれないゴミ野郎は徹底的に排除しろ!壁は越えられないくらいが丁度いいんだ!


でもってマンコのキレイなAV女優のビデオとかあんまり流出させるな!なるべくグロ汚いヤツのビデオから順に流して行け!無知なガキにいきなりキレイなマンコを見せちゃダメだ!最初は触っただけで病気が移りそうなとんでもなく崩れたグロマンだけ見せろ!それがデフォルトだと思わせろ!


そうすりゃ自分に彼女ができて、その子が普通のマンコだった時に感動するだろ!グログロしいマンコしか見た事ないガキが普通のマンコを見たら、絶対にそれだけで自分は幸せ者だと思い込むだろ!この子のマンコなら舐められる=これは愛だ!という壮絶な勘違いが発動して、結果的に彼女を大切にしようとか思うだろ!


こんだけ噛み砕いて説明すれば理解できっかこのボンクラども!


エロという頂きが高く険しいからこそ、あらん限りの知恵を絞るし、到達した時の感動も増すんだよ!




というわけで、ガキが苦労もせず無修正のエロ動画を見れる世の中はおかしいと思います。


→だからオレが常駐しているエロ動画スレから1匹残らず排除してください。


→そして誰かボクに上玉援交とスタービーチの良さげなのをください。




と、あまりに感動的な三段論法で〆てみる。




うなぎ仲宿(鰻・仲宿)

年の初めだし、趣きがあって、かつ栄養のある物を食べたいなという事で、地元板橋は仲宿商店街の老舗のうなぎ屋さんに行ってみた。




というわけで、今回訪れたのはオレが子供の頃から 「うなぎと言えばここ」 という存在だったうなぎ屋さん。その名も 『うなぎ仲宿』 …ってそのまま過ぎるネーミングに脅威を感じなくもない。





お品書き。うな重やうなぎ料理以外にも、柳川や鯉料理などもアリ。お値段は板橋という事もあって至って適正価格。




まずは肝焼き。大ぶりのプリっとした肝にたっぷりとタレが絡めてあって、香ばしさといいほんのりとした苦味といい大満足。肝串と酒だけで幸せ気分に浸れそう。




続いてうざく。思ったよりもほっこり柔らかなうなぎの自己主張が強くて、それでいてあっさりさっぱり食べられる。酢の物にしててもうなぎの香りが死んでないのが嬉しかった。




肝とうざくでまったり酒を呑んでいると、お待ちかねの白焼きが登場。ちなみにこの店はちゃんと蒸してから焼いてくれるので、出てくるまでにそれなりに時間がかかる。(ちゃんとしたうなぎ屋さんなら当然の事なんだが)

で、この白焼きはかなり美味かった。柔らかな口当たりといい、それでいてしっかり身の食感を感じる点といい、香ばしさといい、街のうなぎ屋にこれ以上のクオリティを求めるのは酷だよなと思える。




美味しい白焼きでテンションが上がってしまったので、塩辛なぞ頼んで酒盛りモードに。なんでも自家製だそうで、ほんのり甘い食べやすい味だった。(塩気の強いタイプが好きな人には向かないかも)




そしてメインディッシュのうな重さんがリングイン。今回は酒と肴でそれなりにお腹が膨れていたので、彼女さんと2人で1杯のうな重をシェアして食べる事にした。(1杯のかけそばのような悲壮感を感じないのは何故だろうか!)

2人で1杯なんだから一番高いのを頼んだっていいのに、1,500円くらいの程々のうな重を選ぶところが板橋区民の性である。




ちなみにセットで付いてくる肝吸いとお新香が密かに美味しい。

で、肝心のうな重のお味の方はというと、ご飯にかかっているタレだけだと甘味だけ強くて他の味わいが弱く、正直言って未完成な味に感じてしまう。しかし蒲焼きと一緒に食べると塩気や香ばしさが加わって、素晴らしく調和の取れた味と化す。この合わせ技みたいな方法論にちょっぴり感動。

そうか、下手にタレだけで味を決めようとしないで、こうすれば必要以上に濃すぎたり甘すぎたりせずに済むのか。なるほど。ほう。



■総評
ここは子供の頃から食べ慣れたうなぎ屋なんだが、いつもはお持ち帰りだったので、実はお店で食べるのは20年以上ぶりだったりする。(お持ち帰りコーナー以外に出前もやってます)

子供の頃はうなぎって高いんだなあと思ってたけど、30過ぎてみるとこの店は良心的な価格なんだなと気付く。一番安いうな重で840円、最も高い2段重ねの特選うな重セットでも3,150円と、金銭事情に合わせて選べる価格設定。酒の肴も総じて抑え目な値段なので、あまりお財布の事を考えずに楽しめると思う。

今回はオレと彼女さんとで2杯ずつ酒を呑み、値段の事を考えずに食べたい物を注文したんだが、それでもお会計は7,000円だった。これくらいの金額で美味しいうなぎを楽しめるなら充分ではないかと。

仲宿という古い商店街で長く続いているお店だけあって仕事がしっかりしてるし、仲宿近辺に住んでる人はうなぎが食べたくなったらここに行けば間違いないと思われる。(蒸してから焼くふっくら柔らかタイプのうなぎが好きならばという注意が必要かな?)

そんなわけで、総合評価で90点。減点の理由はうなぎは美味しいのにお酒があまりに弱いこと。ビールの他は日本酒が1種類あるだけってのは悲しい。せっかく肴も美味しいんだから、日本酒も焼酎ももう少し揃えて欲しいなと。その点が気にならないのなら、街のうなぎ屋さんとしては文句なしだと思う。



■うなぎ仲宿(鰻料理)
住所:東京都板橋区仲宿54-1
TEL:03-3961-9296
営業時間:11:00~15:00(ランチ) 17:00~21:00
定休日:火曜日



正月だから富士山が見たい!温泉に入りたい!だから後先考えず行って来た。

せっかくのお正月なので、「富士山の見える温泉に入りたい!」 と思い至ったオレ。ネットであちこち調べた結果、山梨に富士山を売りにした温泉施設を発見したので、新年一発目の旅に出てみた。


出発前は道路状況を不安視していたのだが、混雑していたのは首都高の一部だけで、あとはスイスイと快適なドライビング。


問題なのは運転手が飛ばし屋の彼女さんという点だけだろうか?コイツがほんとにガサツで男らしくてキャラクター的に男塾の2号生あたりにいそうなタイプなので、気が付くとおおっぴらには言えないような速度で突っ走っていたりする。


カーブの度に強い横Gを感じるような高速ドライブはどうかと思うんすよね。





というわけで、彼女さんのアグレッシブすぎる運転のお陰で、あっという間に富士山が。山中湖インターから降りて下道をうろちょろし、数分でお目当ての温泉施設に到着。





こちらが富士山がよく見える温泉施設 『紅富士の湯』

http://www.benifuji.co.jp/


が、駐車場に空きスペースが見当たらないほど混雑しており、建物の中も人でごった返していた。まあでも正月だから仕方ないやと自分を納得させ、とりあえず内湯の大浴場に入ってみた。


大浴場は広く、何種類かある内湯はそれぞれ気泡湯だったり、寝湯だったり、ぬる湯だったりと色々。問題なのはそのどれもが人でいっぱいで、満足にゆったり入るスペースがない事か…。


とりあえず髪や身体を洗って時間を潰そうかと思ったんだが、かなり広い洗い場なのに空きがない!身体を流さずに湯船につかるなんてのは温泉好きなオレ様にとって決して許せないマナー違反だし、かといって何もする事なくぼんやり立ち尽くすのもあまりにマヌケ。


というわけで、仕方なくサウナに入って時間を…と思ったらサウナすら空きがない!隣にミストサウナがあったので何気なく覗いてみたら、たまたま1箇所だけ空きスペースがあり、ぎゅうぎゅう詰めになりながら蒸気に蒸される。


10分ほど経ってミストサウナも地べたに座り込む人がいたりとすし詰め状態になってきたため、げんなりしつつ洗い場に戻る。すると運良く1箇所だけ洗い場が空いたので、パチスロのハイエナのような動きで即座に着席。2kでビジ(意味不明)。


入念に身体を洗ってから大浴場に移動し、適当な湯船にザブン。程よく温まった所で屋外へ繋がる階段を下りて露天風呂へ。


露天風呂は石造りと檜造りの2種類あり、檜の浴槽の方がぬるい。寒くてぬる湯になぞ入っていられなかったので、熱めの石湯の方でぐったり。だが残念な事にお目当ての富士山は強烈な逆光のため満足に眺められず。


もう少し待っていれば富士山の陰に日が落ちる所が見れたのだが、悲しい事に露天風呂の方はお湯がやけに消毒液臭く、オレ様大幅テンションダウン。こんなせまっ苦しい思いをしてまで消毒液臭いお湯に入るなんてまっぴらである。


というわけで、車の中から富士山は見れたし、混雑しすぎててあまりに環境がよくないしで、小一時間ほどでとっとと施設を後にする。


んー、ここはちょっと残念だったなあ。



で、帰りがけに立ち寄った沼津で正月だというのに寿司屋に突撃。あまりネタには期待していなかったのに、思ったよりも美味くて安くて大将の人柄も良かった。店の名前は覚えてないけど場所はしっかり記憶してるので、今度は何でもない平日の夕方にでも来てみよう。


その後、何を思ったのか同じく沼津駅近くの韓国料理屋に突撃し、吐き気を覚えるまで食い倒れてみた。この辺がメタボの秘密である。


翌日。


今度は千葉の方に行ってみようという訳の分からない展開になり、館山の手前辺りに1日4組しか客を取らないというよさげな温泉宿を発見。試しに電話をしてみたら空きがあるとの事なので、早速予約をして車を飛ばす。





途中あまりにお腹が空いたので、富浦の道の駅で軽くサービスエリア飯(オレ命名) を食べる事に。

http://miti.awa.jp/


が、ここも正月だからかもの凄い混雑具合で、見事なまでに駐車場に空きがない。挙句に一台出る車がいたのでその車が出やすいように少し後ろで待機して道を空けていたら、後ろからやって来た広島ナンバーのDQNが空いたスペースに一目散。これには男塾キャラの彼女さんがマジギレし、クラクションを鳴らしつつ幅寄せし罵声を浴びせる。が、広島ナンバーのDQNはお構いなしに突っ込んできて、そのまま駐車。汁カップル呆然。


この時の人殺しのような表情をした彼女さんはしばらく忘れられそうにない。


しかもうちの子はよほど腹の虫が収まらなかったらしく、車を降りたDQN(♂♀1匹ずつ) に対して 「オラー!」 という怒号と共にひき殺すかのような勢いで車を走らせる。慌てて飛びのくDQNカップル。


彼女さん、ボクはエアロバキバキみたいに炎上するの嫌なんでほんと勘弁してください。





そんな殺伐とした空気の中、少し離れた駐車場に車を停め、やっとの事で旅の風物詩であるサービスエリア飯にありついた。今回チョイスしたのは富浦ラーメンなる海鮮ラーメンと、掻き揚げ蕎麦の2種類。


オレとしては 「かー!こんな酷いもん食っちまったよ!」 と言いたかったのだが、どっちも悔しいほど無難な味であり、800円と700円という値段を除いて叩ける要素がない。これは残念だ。


ちなみに富浦ラーメンの方はインスタントの塩ラーメンにサザエなんかの海鮮具材を乗せた感じで、掻き揚げ蕎麦の方は緑のたぬきのバージョンアップ版のような味。どっちもベタベタな味だが不味くはない。っていうか、掻き揚げ蕎麦に乗ってたわかめがコリコリしてて美味かった。





温泉に向かうのに程よい時間になったので、海を眺めつつ富浦から少し北上する。





こちらが1日4組しか客を取らないという弁天鉱泉さん。

http://benten.mboso.ne.jp/


オレは知らなかったんだが、一日に何度もお湯の色が変わる温泉として、何度かTVで紹介されたんだとか。それとネットの評判を見る限り、ご飯が美味しいそうなのでオレ様ウキウキ。


部屋に案内してくれた仲居さんに夕食は18時からと聞かされ、2時間くらい間が空いていたので、部屋でくつろぐ事もなく即座に風呂に向かう。


この宿の風呂は源泉かけ流しの内湯と、枇杷の葉の薬湯の露天風呂の2種類がある。露天風呂に入りたい場合は浴場に向かう通路にお風呂番の人がいるので、その人に声をかければ貸切で使わせてもらう事が可能。(すでに入っている人がいる場合は待たされる)


1日4組限定という事もあって、あまりに混み合ってる時以外はゆったりと露天風呂を楽しめるというわけだ。





露天風呂に向かう途中の階段の立て札。ちなみに "影向" というのは、簡単に言うと神様が何かしらの姿を借りて現れるという意味。


―影向の湯の由来―(オフィシャルサイトから)

弁天鉱泉のすぐ近くのほこらの中に弁財天が有り、社の裏には頼朝が名付けたと言う影向池が有る。昔から、この池の水は眼病に良く効くとされ、多くの人々が利用した。現在では、これと泉脈を同じくする弁天鉱泉の源泉のみが残っているだけで、池は涸れている。いつか又、池がこの露天風呂の様になみなみと水をたたえ復活する事を願い影向の湯と館主が名付けた。又、源泉ではないが、当産地のびわの葉を入れ薬草湯でも有る。






これが弁天鉱泉の露天風呂。思ったよりも広く、ここなら大人が10人以上ゆったり入れそう。枇杷の薬湯との事だったが、あまり匂いは感じなかった。温度は熱くもなくぬるくもなくといった適温で、景色を見ながらぐったりするのに丁度いい。


浴槽の縁は竹で囲まれていて、その外側には黒い丸石が敷き詰められている。夜にはさりげなく照明がついたりして、和の空間をよく考えて作ってあるなという印象。かなり居心地がいい。





露天風呂からの展望はこんな感じ。夜になると東京湾を挟んだ向かい側(神奈川?) に明かりが見えて綺麗。昼間は漁をする船が見えたりもするらしい。





源泉の内湯の方はほんのり硫黄の香りがして、保温効果も高く、想像以上に泉質が良かった。ちなみにこの内湯が一日の間に何度も色が変わる不思議なお湯なんだそうな。(TV番組で特集が組まれたけど、結局その謎はわからなかったらしい)


※泉質

含硫黄=カルシュウム・マグネシュウム=硫酸塩・炭酸水素塩泉


内湯の方はかなりこじんまりとしていて、浴槽に大人が5人も入ったら圧迫感を感じそうなくらいなんだが、さりげなく庭園風の庭が見えたり、狭いなりに気配りがされていたりと、趣きがあって好感が持てる。




たっぷりとお風呂を楽しんだ後はお楽しみの夕食タイムである。ご飯の到着が待ちきれずにフロントに電話をかけてビールを持ってきてもらっちまった。


風呂上りのビールうめー!




ビールをちびちび飲んでいると、お待ちかねの夕食が運ばれてきた。まずは食前酒の枇杷酒を一気飲み。果物っぽい風味はあるが、それほど枇杷の香りは強くなかった。(そもそも枇杷の香りがわからないオレがいたりするのは内緒)





先付け5種盛り。右端の酒盗が塩辛すぎず、味が深く、べらぼうに美味い。思わずお土産に買って帰りたくなったほど美味い。これだけで瓶ビールが空きそうになった。




このコハダとタコの酢の物も自然な甘味があって、酸味がキツすぎず、優しいお味で美味しい。合間に挟むのにベストな味だった。





茹でたカニさん。身にほんのりとお出汁の味が染みてて美味。身をほじくって食べるというより、ちゅーちゅーと汁を吸い尽くしてみた。




いさきの塩焼き。骨が硬く凶悪な事で知られているだけあって食べるのに苦労した。というか、何本か口に刺さった。淡白な白身に独特の磯臭さがあって、魚好きにはたまらない味わいである。こういう磯の魚を食べたのは久しぶりかもしれん。





こちらは魚の身をハンバーグにして焼いたもの。おろし醤油でいただく。一瞬さんが焼きみたいな物かと思ったんだが、食べてみたらこんがり香ばしくて本当にハンバーグのようだった。なんの魚だか聞くのを忘れてしまったんだが、臭みはなかったのでイワシとかじゃないはず。




クセのない冷麦的なおそば。魚まみれになった頃にすすると癒される。おゆつもお出汁が効いてて美味かった。





そしてメインディッシュのお刺身。量が凄い。いや、凄いを通り越してむしろ酷いw


海老の活け造りが目を引くが、この海老さんがやけに往生際が悪く、えらく元気に暴れててヘタレなオレ様は少し凹んだ。


ブリだ黒ムツだというお魚の他に、サザエやアワビも乗っててやけに豪勢。明らかに普通じゃ食べきれない量である。どれもこれも美味しかったけど、個人的にイカが甘くて食感が良くて気に入った。




これだけ魚が続くと、さりげなく置かれたお漬物に癒しを感じる。




最後に活け造りにされてた海老でお味噌汁を作ってくれた。残さず美味しく食べましたから昇天してください。




本日のデザートはイチゴ。一瞬 「これだけ?」 と不満に感じたオレがいなくもなかったが、冷静に考えたらこれくらいしかお腹に入らない。スミマセンこれで充分です。というかむしろイチゴすらお腹に入れるのが厳しいです。




■総評

この宿は昔は日帰り入浴をやっていたそうだが、今はご飯付きか宿泊でないとお風呂に入れてもらえないようになっている。


で、今回は夕食コースというのをお願いしたんだが、それは16時~20時まで自由にお風呂に入れて、今回紹介したような夕食が付いて7,000円。休憩用の個室を用意してくれるので、2~4人くらいだったらのんびり過ごせる。


これを高いと見るか妥当と見るかはそれぞれの金銭事情で変わってくると思うが、オレはお風呂も良かったし、料理も満足できたので納得した。


1日4組限定という時点でこれくらいの金額設定にしないとやってられないだろうし、その代わり大人がゆったりくつろぐのに丁度いい空間を提供してくれているのだから、まあ仕方ないんじゃないか?


問題があるとすれば、宿泊にイマイチ魅力を感じない事かなあ。休憩なら最高でも7,000円だけど、宿泊だと最低でも16,000円くらいする。わざわざここに泊まる必要があるのかどうかがちと微妙。ただこれは宿の良し悪しというより、周囲に何もなさ過ぎるという環境の問題なんだが。


個人的な感想を言えば、ご飯付きの休憩コースで充分にお湯も景観も楽しめるし、ここを中継地点にして千倉辺りまで行って、そこの温泉宿に泊まった方が賢いかもしれん。そういう使い方ならば、近い内にまた行きたいなと思える。


とりあえず昼食コースや夕食コースで訪れるなら充分にオススメできる。お魚好きな人間ならば、払った金額分は満足できるはず。(そもそも魚が嫌いだったら千葉を旅しないとは思うが)


旅の中継地点としてなら立地も悪くないし、試しに一度行ってみてはどうか?




■弁天鉱泉
住所:千葉県南房総市小浦487

電話番号:0470(57)2528

URL:http://benten.mboso.ne.jp/

昼食コース=5,000円、6,000円(10時~15時まで)

夕食コース=7,000円(16時~20時まで)

宿泊コース=15,750円、18,900円、28,000円




というわけで、最初の富士山目当ての時は正直ブルーになりましたが、最後の弁天鉱泉のお陰で持ち直しました。帰省ラッシュもなんとかやり過ごす事が出来て、正月旅行としては快適だったなと。