技術の向上 | おべんとう作家 尾原聖名

おべんとう作家 尾原聖名

おべんとう作家。松山出身。
”食”に関わるすべてのもの(食べ手、作り手、食材、土、水、空間など)が
一枚の絵になるような時間をつくる”おべんとう作家”として活動を始めました。

 この週末はアーユルヴェーダの先生と講座の参加者さんたちに食事の提供をさせていただきました。連続3回の提供なので、とにかく味や食材がかぶらないようにを注意しつつ。
 先生が完全動物性を排除している食事なので、参加者さんたちも倣って。20代の時にマクロビオティックの資格を取得したのですが、私自身は3年くらいだけマクロビ(玄米菜食)な食生活をしただけです。私の中ではマクロビ的な食事は万人にとって毎食いいというものではないという考えに行き着いています。でも必要な時期とタイミングがあるとも思います。
 私がマクロビに出会って得た最大の事は、「技術の向上と工夫する力」かなあと思います。使えなく食材が多いので使える食材を最大限に生かす、使い切る、使い込むか。バリエーションを広げ、味の幅も生み出していく力。
 最近は離乳食でのみマクロビ推進しているので、レパートリーも増やすようなこともなかったのですが、この度久しぶりにマクロビのメニューをあれこれ思い出しながら、調理しました。玄米にこだわらないで良かったこともポイントでしたが、巻寿司を作った時に、動物性なくても普通に美味しいじゃんと自画自賛しました。(写真撮り忘れ)6月まで定期的に提供するので、先生が松山にお越しの時にはもう○スバーガーのベジセットを頼まなくていいように、充実の食事を提供したいと思います。