今年いちばん幸せだった発見は、えすとえむ先生の作品と出会えたことです。で、いちばんはじめにケンタウロスのBL『equus』から読むという、なかなかの体験をしましたが、この唯一無比の芸術性にぶちのめされました。えすとえむ先生の作品は私の腐った人生に燦然と輝き続けるであろう。
鈴木ツタ先生の長編ＢＬ。あれ、おかしいな、また人外モノになってしまった…。なんでだろ。やっぱし、ふつうの設定だとどんなにフィクションでも私にとってはリアルだから？人外モノで、作者の創造力が羽ばたくさまを見るのが好きなのかもしれん。クラヨリさまに激萌えキュン死に丸でした。
③因果の魚
新井煮干し子先生のＢＬ。私は純文学とジャンル分けしているが、新井先生のＢＬの、説明しすぎない感じが好き。わかりにくいと言うこともできるけど、でもそれは読者の想像力を信頼して、余地を残してくれてるってことだと思うのです。
山中ヒコ先生のＢＬ。ＳＦファンタジーということで、このへんからBLというジャンルの裾野の広さを知り、引き返せない道を踏み出したことを悟ったのでした。
和山やま先生の…これをBLに含めていいのか未だに自信がないんだけど、しかしこの天才的な萌え要素と破壊的なギャグセンスを前にして、今年のベストに挙げずにはいられなかった。
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