東村アキコ先生の超名作マンガ第4巻。


仕事も落ち目で干されそうな脚本家の倫子(33歳独身)のところにちょうどいいタイミングで現れたイケメン。彼と付き合ってみるも、映画オタクすぎて話が噛み合わず、挙げ句の果てに、彼が好きな女優さんと同じ髪型にしてほしすぎるプレッシャーに耐えられない。


わかってる、ここを妥協すれば恋愛がうまくいくってことは!重々わかってる!!


でもムリ。さよなら。


で、結局仕事にカムバック。今までバカにしてたローカルの仕事をやってみたら、意外と楽しくて…。


やっぱアレか、恋愛より仕事のほうがわかりやすく成果でやすいってのはあるよね。


でもなんで男は仕事さえうまくいってりゃOKなのに(最近はそうでもないか)、女の人生は、恋愛も結婚も仕事も子育てもうまくいってないとOKにならないの?


でも逆にいうと、女の人生、欲張ろうと思ったらどこまでも欲張れる余地があるってことなのかもしれない…。もし倫子みたいな東京タラレバ娘たちが男に生まれてたらと想像すると、もしかして、「男の人生って欲張りがいがなくてつまんねーな」って思ったりするんじゃないだろうか。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・


●東京タラレバ娘の既刊


第一巻


第二巻 


第三巻 


・・・・・・・・・・・・・・・・