大好きな酒井駒子さんの絵本。

酒井さんの本には、子供の世界に、必ず対照的な存在の大人が出てきて、それがコミカルでおもしろい。

ふうせんをもらったロンパーちゃんは、ふうせんが手の届かないところに行っちゃうたびに、大人の助けを借りて、また遊んで、またどっかに飛ばして、大人に助けてもらって、を繰り返します。

ついには大人にも手の届かないところに、ふうせんは行ってしまうのですが、、、という話。

子供の次には大人があるけど、じゃあ大人の次には何があるんだろうか。大人が困ったときは、どんな存在がそれを助けるんでしょうか。

酒井さんには、いつか大人の次の話を絵本に描いてほしいなぁ。