最近
孤独になりたい
一人になりたい
という思いが強まっています。
外に出られなくて
引きこもるしかなかった時
一番困っていたのは
「孤独」だったと思う。
強い不安症状も
根っこにあったのは「孤独」
その時は
孤独はつらいもの、良くないもの
という意識がとても強かった。
でも本当は
引きこもっているから孤独、と考えるのは
ただの錯覚です。
引きこもっていようが
外で活発に人と交流していようが
大親友がいようが
孤独を癒してくれるのは
外側のものじゃない。
孤独を癒してくれる唯一のものは
自分の内側から溢れてくるもの。
私たちは本当はエネルギー体で
この世界はエネルギーで出来ていて
(物理学の話)
エネルギーは、外からもらうことも
出来るけれど
外からもらったものはすぐ枯渇する。
枯渇するから、また欲しくなる。
もらうことが中毒のようになって
やめられなくなる。
いつでももらわないといけない、と
不安が消えなくなる。
だからその方が寂しくない、
という理由で何かを選ぶと
人生は複雑で難しくて苦しいものに
なっていく。
外側に求めたものはすぐに失われるから
求め続ける苦しみが終わらない。
寂しさを感じないための行動は
すればするほど人生を破壊させていく。
本当は
孤独の方が絶対的な安心感は
感じやすい。
自分自身とのつながりを取り戻せたなら
内側からいくらでもくみ上げられる。
内側からくみ上げたものは枯渇しない。
くみ上げればくみ上げるほど溢れる。
いまとても思っていることは
「一人で立つ」
ことがしたい。
自分自身の内側から響く声と
内側からくみ上げるエネルギーによって
どこにもよりかからずに一人で立つ
ことがしたい。
(誰にも助けてもらわない
というのとは違う。
ただの立ち位置の問題)
いつも人の中にいても
ブレずにこれが出来るならいいけれど
まだブレやすい私は
しっかり自分とつながりたい、
という思いが強くなると
孤独になりたくなる。
いま、
一人で立っている時にしか味わえない
絶対的な安心感
これをもっと強く感じたい
体中にいきわたらせたい
という思いが強い。
そこに立つことが出来たうえで
また、人とのつながりを作っていくとき
それは新しいもっとよい関係に
なっていくと思う。
引きこもっている人たちは本当は
絶対的安心感の、すぐそばにいる人たち
たとえ本人は気がついていなくても。
外側に求めても意味がない
ともう知っているから。
求めさえすれば、絶対的安心感は
すぐに手が届く所にある。
寂しくないことは
重要じゃない。
重要な気がしてしまうだけ。
私たちを苦しめているのは
孤独そのものではなく
「孤独感」という、幻のようなものだから。
孤独になることは
自分との結びつきを強める行為だから
孤独になると、むしろ
孤独とは反対のものを
手に入れることになるよ。
孤独になりたい、という思いが極まって
友達とのライングループからも
抜けたのです。
多くを聞かず
OK！とか、またねー！とか
短く簡潔な明るい言葉で送り出してくれる
友人たちに
ますます尊敬と、愛と、感謝の念が
強まりました。
私は本当に
愛にあふれた素晴らしい人たちに
恵まれています。
心屋認定カウンセラー 桜庭愛（あいちゃん）
(アドラー流メンタルセラピスト / 色彩心理メンタルトレーナー)
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