Arduino UNO R4 MINIMAボードの足をちょっと延ばしてみた
めんどくさいので(おぃ)Arduino DUEボードを改造した時の記事を複製してUNO R4 MINIMA版に手直しして再掲載。 555
発端は前回書いたUNO R4 MINIMAボード上のMPUの足がどこにも繋がっていない問題。
まだ見ていない人はここから読んでいただけたらと。
つまり、使われていない端子に役目を与えたい、という思いからArduino UNO R4 MINIMAマイコンボードの改造計画を立ち上げたのだ。
まず手始めに、38番端子にワイヤーをはんだ付けして足を延ばしてみることに。
38番端子の周りをポリイミドテープでガードし、そこにAWG30のワイヤーをはんだ付けする。 やったことだけ書けば簡単そうだが、端子の幅は0.2mm 端子間は0.5mmというなかなかの細さ。 そこに手はんだする。 もうね、常人の技の範囲を超えている。
と思ったが、やってみると何とかなるものだね。 もちろん、良い子は絶対に真似をしてはいけない。 挑戦しようと思った人は、自己責任でお願いしたい。
38番端子にはんだ付けされたワイヤー
はんだ付けしたワイヤーの先をブレッドボードに差し、簡単なLED回路を作り、Lチカプログラムで動作を確認する。 ちゃんと動作する。 感動。
この38番端子の機能は汎用入出力端子のP113なのだが、もちろんArduino IDEのライブラリで定義されているわけでもなく、pinMode関数やdigitalWrite関数などは使えない。
当然ながらポートレジスタ直接制御を使ってプログラミングしなければならない。
たぶん、0.5mmピッチのICの足にワイヤーをはんだ付けしようなんて常軌を逸したことをしようなんて思う人は私キャッスル以外にいるとは思えないが、とりあえずP113端子を使ったLチカのプログラムを以下に書いておく。
void setup() { R_PORT1->PDR_b.PDR13 = 1; //38pin } void loop() { R_PORT1->PODR_b.PODR13 = 1; //38pin delay(500); R_PORT1->PODR_b.PODR13 = 0; //38pin delay(500); }