Arduino UNO R4 MINIMAボードの各端子機能 

 

 まためんどくさいので(おいおぃ)Arduino DUEボード改造記事からの使いまわし。

 

 前回の記事で、Arduino UNO R4 MINIMAマイコンボードの改造を始めたのだが、まずはマイコンの各端子はどのような機能を持っているのか確認する必要がある。

もし前回の記事を読んでいないようであれば、ここを参照されたし。

 

 

 
 Arduino UNO R4 MINIMAボードの回路図やピンアサインやRA4M1プロセッサのマニュアルなどを見ながら、UNO R4 MINIMAボード上のRA4M1プロセッサの各端子の機能を一覧化してみた。
 

ざっくりした物だが、このようになっている。 WiFi版も同時に作成してあるので一緒に掲載しておく。

青はUNO R4 ボード上に存在するポートに繋がっている端子。

緑はUNO R4 ボード上に存在するがI/Oポートではない端子。 赤字は重要機能。

オレンジがオープン端子。 どこにも繋がっていない。

空白は存在しない端子。

 

 この一覧を見ながら、どのように改造するか検討する。

青の所は何もしない。 すでにUNO R4 MINIMAボード上にI/Oポートが存在する。

緑はI/Oポートではないが、デバッグポートなどに繋がっていて、そこから別途ワイヤーでつなげればI/Oポートとして使える。

赤い字の所は、USBやVrefなどの重要機能に使われている。 なので、これらを汎用I/Oポートにするのはかなりリスクがあるので、使用は避けた方がいいだろう。

オレンジの箇所は難易度が高い0.5mmピッチのICの足に直接ワイヤーをはんだ付けしなければならない端子。

 

 そんなこんなで改造していくと、なんと25個もの汎用I/Oポートを増設することができるようになる。(その内二つは入力専用)

それが今回のArduino UNO R4 MINIMAマイコンボード改造計画の概要である。