インド亜大陸旅行記 -46ページ目

インド18日目 バラナシ

『野良犬と野良牛の選択』



今日も寒さに負け、ガンガーで沐浴することができず。沐浴するのは再びこの地を訪れる2ヶ月後になりそうである。
とりあえず、昨日と同じようにベンガリートラにあるネット屋へと行き、小1時間ほどオッサンとしゃべりながらネットをし、その後、散歩へと出かけた。
いつもはガンガー沿いを歩くのだが、今日は人通りの多い裏道を探検することに。
裏道は暗くて狭く、電線が頭のすぐ上を絡みながら通っていたりと、なかなか刺激的な場所である。
しばらく歩いていると、家の軒先で「里芋の煮物」みたいな食べ物を発見したので、さっそく食べてみると、揚げパンにものすごく甘いタレをかけた、食感はとても里芋ではないお菓子であった(そもそも、里芋なんてインドにはないか…)。

災難は更に続く。
インドには野良犬がたくさんいて、みんなガリガリにやせ細り、一日中寝ているのでそれほど危険ではないのだが、今回は偶然、野良犬と目が合ってしまい、吠えられる。
噛まれるのが怖いのと、周りにいたインド人達に笑われているのとで、急いでその場を離れたが、野良犬は、歩けど歩けど吠えながら追ってくる。
どうしたら野良犬は許してくれるのかと必死に考えながら逃げていると、今度は目の前で野良牛同士が角をぶつけてケンカを始めた。身動きが取れない。
狂犬病かかるのも、牛のケンカに巻きこまれるのも嫌だったので近くのオッサンに助けを求め、なんとかその場を脱出することに成功。死ぬかと思った。

宿に戻り、しばらく昼寝をした後、ガートへ行き、マッサージ屋のサンジェイという名の兄ちゃんに10分10Rsのマッサージをしてもらったが、その後、なぜか俺がサンジェイをマッサージし、技をレクチャーすることに。
日本では客にマッサージをさせるマッサージ師などあり得ない。さすがインドである。

今度は変な日本語を話すインド人の兄ちゃんと、“ホモ話”をすることになった。
面白かったので適当なことばかり言っていたら、その兄ちゃんは、俺が“ホモ”であるということを近くにいた日本人観光客達に報告しにいっているではないか。余計な事を。
日本人達から怪訝な目で見られることに。
ちなみに、俺はホモではない。

夕暮れはいつものように、宿の屋上で。今日はゴパール氏が日本へ旅行に行った時の驚き話(自販機、ファーストフード店、コンビニについて。書きたいが、話が長いので割愛)を聞くことに。

夕食はK氏と一緒にターリーを食べる。だいぶ、手で食べるのも上手くなってきた。(親指を上手く動かすのがコツである)

今夜でバラナシは最後なので、K氏と遅くまで話をする。
旅の話、学生時代の話、仕事の話、人生の話…(書きたいが、これまた話が長いので割愛)いろいろ聞くことができた。
K氏とここで出会えたことは、きっと運命だ。