インド亜大陸旅行記 -16ページ目

48日目 チェンナイ→約400Km(バスで8時間、20Rs)→バンガロール

『バスが来ない』

今日は午後発のバンガロール行きのチケットを購入してあるので、午前中はテレビを見ながらマッタリ。
途中、ボディソープが無くなっているのに気付き、駅前の雑貨屋に買いに行く。
インドに来てすぐに液漏れしたにも関わらず、よく1ヶ月半もったものである。
シャンプーの方は未だに無くならないのだが。

買い物を終えて宿に帰り、荷物をまとめてチェックアウト。
“MOFFUSSILバスターミナル”へと向かうためにリクシャーと交渉する。
最初は70Rsとふっかけられたものの、妥当と言える40Rsで交渉成立。
やはり、およその距離や料金を知っているとボラれにくい。

20分ほどでバスターミナルへ到着。
出発まで時間があったので、バスターミナルの二階にある食堂で昼食。
20Rsのミールスを頼んだのだが、「昼は25Rsするんだよね。」と訳の分からないことを言われボられた。
店ぐるみで本当なのかウソなのかよく分からない事をされると抵抗のしようがない。
不機嫌でミールスを食べる事に。

チャイを飲んで一服し、バス乗り場へ。
今までボロバスばかり乗ってきたが、今回バンガロールまでは少し奮発してデラックスバスで快適な旅をすることにしたのだ。
どんなデラックスなバスが来るのかワクワクしながら待つ。

ところがである。
出発時刻が迫っているのにもかかわらず、バスは現れない。
同じバスに乗る紳士風のオッサンと「どうなってるんだ?」とオロオロするが、出発時刻になってもバスは現れない。
ターミナルの従業員や車掌に聞いてみるも、「ちょっと待ってろ。」の一言。
とうとう次の便である、バンガロール行きの普通バスが来てしまった。

これはオカシイと思い、普通バスの車掌に聞いてみると、「あぁ、そのバス?今日は中止だって。」とあっさり言われてしまった。
何の放送も案内もナシで中止って…
結局、窓口へと行って払い戻しをすることに。

同じく哀れな運命を共にしたオッサンは「明日の便に乗ることにするよ。」とチケットを再予約していたが、今日中にバンガロールへと向かいたい俺は、普通バスで向かうことにした。

ものすごくヘコんだ顔をして普通バスに近づくと、車掌が笑いながら「オイオイ、そんな顔すんなよ。」と汚い手で顔を撫でてきた。
まぁ、インドだから仕方がない。

主要都市を結ぶ幹線道を走っているはずなのに、ものすごい悪路でバスが縦に揺れる。
することがないので寝たいのだが、とても寝られそうにない。
窓から覗く夜空に、無数の星が見える。
何か星座を見つけたかったが、見なれないインドの空なので何も探せなかった。

悪路の中を堅いシートに座り8時間、ようやくバンガロールへ。
バスを降りると、暗がりからわんさかと悪そうなオッサン達が集まってきたが、全て蹴散らして歩く。
時刻は23時。
バスターミナルから離れた所でリクシャーに乗ろうと思ったが、みんな悪いリクシャーに見えてきたので歩くことに。

20分ほど歩き、探していた宿に到着。
時間が時間なので、当然の事ながら戸が閉まっている。
しかし、どうしても泊まりたいので無理矢理戸を開けて中へと入り、出てきた兄ちゃんと交渉するが、満室なので泊まれず。
仕方ないので、他の安宿を兄ちゃんに紹介してもらって訪ねたのだが、その宿も満室。
今度はその宿のオッサンに紹介してもらって別のホテルに行くと、空室があったのだが「1泊300Rsネ。」と言われた。
100Rsほど予算オーバーではあったが、またこれから重い荷物を背負ってさまよい歩くことを考えると、ヘコんできたので泊まることに。

部屋は明らかに300Rsの価値がない部屋。
しばらくバンガロール観光でもしようと思ったが、ベースがこのホテルでは気分が悪い。
明日、サイババのいるプッタパルティまで行くことにしよう。