秋田へ。
今後の旅予定。
来週の半ば、連休を取って秋田へ行こうと思っています。と言うかもう、宿も列車のチケットも取りました。
今回の旅、メインは何と言っても、秋田・花輪線を走るキハ58。
山田線・岩泉線からキハ52が去り、北東北からは旧型気動車がすっかり消えてしまった…と思っていたのですが、どうやらまだ、一往復だけ、秋田県内にキハ58の運用が残っている模様。
かつて急行「よねしろ」に使われていた、通称「よねしろ車」と呼ばれるキハ58が、秋田⇔鹿角花輪間の快速列車として、一日一往復走っているらしいのです。
…但しそれも、今度の3月まで。
3月のダイヤ改正(いや…「改悪」でしょう。少なくとも鉄的には)で、そのキハ58は運用を退き、あの情けない701系電車と忌々しいキハ110に変わってしまうのだとか。
そう聞くと、もう居ても立ってもいられません。とりあえず乗りに行くしかない!!
そんなワケで、秋田・大館フリー切符を使用し、この「よねしろ」キハ58を中心に据えたプランを考えてみました。
1日目
秋田新幹線「こまち」で東京→角館へ。
角館でまずは「秋田内陸縦貫鉄道」に乗り、ご自慢の急行「もりよし」の旅を楽しむ。
夕方、秋田を18:10に出る快速列車の鹿角花輪行きに乗車。これがメインのキハ58「よねしろ」車です。
終点の鹿角花輪までたっぷりとキハ58を堪能し、鹿角花輪で一泊。
2日目
鹿角花輪を早朝、7:06に出発する快速列車の秋田行きに乗車。勿論これがキハ58「よねしろ」車。
前日の乗車は夜の為、車窓が楽しめないので、その分をこれで取り戻します。
秋田に9:56到着。その後は男鹿線に乗って男鹿半島を観光し、最終の東京行きの「こまち」で帰ろうか、と。
大館⇔花輪間と、当然ながら秋田内陸縦貫鉄道線内はフリー切符が使えないので、その分は別途旅費が必要となりますが、それ以外は全てフリー切符でまかなえるハズ。
キハ58「よねしろ」乗車を満喫する為のプランの出来上がり、です。
あとは、観光をどうしようか。これが現在ちょっと悩み中。
僕は鉄道の旅が凄く好きで、勿論、列車に乗ること自体が大好きなのですが、しかし旅に出る以上、「乗り鉄」だけで終わってしまうのはちょっと寂しい。
それにプラス、何かその土地ならでは物に出会いたい。その季節ならではの風景に出会いたい。そう思います。
とりあえず、2日目に関しては、どこを回るかもおおよそ決めてみました。
男鹿半島と言うことで、ベタですが「なまはげ館」でも観に行こうと思ってます。但しここが、鉄道でのアクセスがなかなかに不便そう。ちょっと調べた感じではバスも無さげなので、タクシーに頼らざるを得ないかも…。
特に地方へ行く場合、自家用車の旅に較べて移動に制限が出来てしまうのが、鉄道旅の難点と言えば難点でしょうか。
さて。1日目がどうしたものか決まらない。
秋田内陸縦貫鉄道に乗ることは決めたものの、終点「鷹巣」まで乗り通してそのまま引き返し、角館経由で秋田へ出るか。
或いは途中下車しながら鷹巣へ出て、JR奥羽本線経由で秋田へ戻るか。そしてその場合、内陸線のどこで下車するのか。
そこをちょっと決めかねてます。
冬ならではの風物詩と言うことでちょっと魅かれたのが、「阿仁の樹氷」。
内陸線の阿仁合駅からタクシーで阿仁スキー場へ。そこからゴンドラで山の山頂へ出ると辺り一面に樹氷が広がっているのだとか。
きっとそこには、僕の想像もつかない様な、白銀の別天地が広がっているのでしょう。
凄く観てみたい…。
なのですが、ただ、ネックになるのはタクシー運賃。阿仁合⇔スキー場が片道4000円くらいかかってしまう様で…。一応、時間制の乗り合いタクシー(片道1000円)なるものが出ているらしいのですが、但し今回の旅のプランとは時間がかみ合わず使えない。ううむ。
あと、樹氷がある位の場所なので当然もの凄く寒いでしょうし、メインとなるキハ58の前に寒さで体力使い果たしてしまうのもいかがなものか、と。
やはりここは大人しく、ただ「内陸線に乗るだけ」にしておいた方が良いのかなぁ…。
まだ数日、ちょっと悩みそうです。
TKJキハ11走行動画。
TKJ城北線のキハ11の走行動画。デジカメの動画モードで撮ったのであまり音声はよく無いですが…。
尾張星の宮駅を出発。車内から。グングン加速していきます。
味美駅出発を見送る。列車の音よりも風の唸りの方が凄い気も(笑)
このキハ11。カミンズ製のエンジン装備で、小さな車両なのになかなかの轟音を唸らせて走ります。ゴォォ…と響く低いエンジン音に、加速音がヒュイーンと上がっていく、そのバランス感がなかなか絶妙で聞いてて楽しいです。
欲を言えば、DMH17系列みたいな「カランカラン…」と言う高らかなアイドリング音が無いのが残念ですが。
TKJ(東海交通事業)城北線。
実家が名古屋の方にあるのですが、最近は帰省の度に、ついでに東海地方のローカル線に乗りに行くようにしています。
三岐鉄道北勢線・遠州鉄道・名鉄蒲郡線・名鉄空港線(これはあまりローカルじゃありませんがミュースカイ目当てで)…色々乗りましたが、今回、正月の帰省でターゲットに選んだのは東海交通事業(通称TKJ)城北線。
名古屋の枇杷島と勝川を結ぶ全長11キロほどの小さな路線。東海道線と中央線を結ぶバイパス的な役割もあるのだとか。
さて。名古屋駅からJR東海道線で一駅。枇杷島駅にある2本のホームのうち、1本が城北線ホームとなっています。
城北線の車両はキハ11形。JR東海の非電化路線を走っている軽快気動車と同じ車両です。
ラインカラーがJR東海一般型車両のオレンジ+緑に対し、こちらはオレンジ一色。JR東海の優等形車両に近い塗装になっています。
城北線ならではの特色として、「城北線」と書かれたヘッドマーク。金シャチも一緒に描かれていて、名古屋アピール充分!!
車内はセミクロスシート。座り心地はまあまあと言ったところでしょうか。
そしてこのキハ11.。小さな車両のクセして、結構凄いエンジン音を出して走ります。なんでもあの高山線のエース・キハ85と同じカミンズのエンジンを搭載しているとかで、これは明らかなオーバースペック(笑) まあ気動車好きとしては、エンジン音がでかい方がより萌えるので構いませんが。
城北線、枇杷島を出るとそのまま高架線に入り、やがて車窓にはキリンビールの工場が。
なんでもこの工場、ビール試飲付きの工場見学だとかもやっているみたいで、凄く行きたかったのですが、あいにくこの日は年末休み…と言うことで泣く泣くそのまま列車に乗ったままスルーします。
やがて車窓にはハイウェイ。名古屋高速でしょうか? このままずっと並走していく形となります。そして逆サイドを眺めると名古屋の市街地が眼下に広がります。
城北線は終点までずっと高架線。大都会・名古屋の頭上をハイウェイと並んで走る路線…と言えばなんだか立派な大都市交通路線の様で聞こえがいいですが、実際はキハ11の単行が1時間に1本だけコトコト走るのどかなローカル線…。
ちなみにこの日は、年末だったからと言うのもあるのかもしれませんが、車内には乗客は僕含めたった3名。しかも見たところ明らかに全員「鉄」!! 大丈夫なんですかこの路線。
枇杷島を出てほんの20分で終点・勝川に到着。まさにあっと言う間のショートトリップでした。
この勝川、JR中央本線の勝川とは連絡通路で繋がっているのですが、見たところ少し離れている模様。城北線の勝川駅は、ホームたった一線だけのかなり寂れた駅でした…。
それにしてもこの城北線。沿線沿いはずっと住宅街ですし、都市路線として変貌出来る可能性は充分に秘めていると思うんですけどねぇ。もう少しどうにかならないものなんでしょうか。まあ、とは言え、現状の1時間1本ダイヤでは使い勝手が悪過ぎますし、かと言って現状の輸送量だとそれ以上の本数も必要無いのでしょう。
…でもそれって、旅客が少ないから本数少ない→不便でより旅客が減る→更に減便…と言う負のスパイラルそのものな気がします。そうやって無くなっていったローカル線が一体どれだけあることか。
まあこの城北線はJR東海の実質子会社みたいなものですし、すぐに「消える」と言う心配は無いのかもしれませんが。
さて。せっかくここまで来たので、戻りついでにちょっとだけ観光。折り返しの列車に乗って、勝川の次、味美の駅で降ります。この付近には、二子山古墳と言う割と有名な古墳があるらしいのです。
駅すぐ近くのコンビニで道を尋ね(店の人、とても親切でした。ありがとうございます!!)、歩いて10分ほどで公園に到着。この公園に古墳があると言うことです。
公園内には、ハニワの館と言うちょっとした博物館の様なもの(この日は年末休館日でした)や、ちょっと変わった(と言うか奇妙な)水飲み台が…。
で、肝心の古墳はと言うと…公園内をすみずみまで見渡しても、うっそうと林が茂っているだけで何も見えません。
古墳は? 古墳はどこ??
仕方が無く、公園内をぐるりと一周してみると、何やら説明が書かれている看板を発見。それによると、林の中全てが古墳だとか…ってオイ!! つまり、さっきから僕の目の前にあるのが古墳だったと…そういうことですか??
林に埋もれているから当然、形なんてサッパリ分からないですし、中へ入ることも出来ません。ここまで来て、なんだかなぁ…と言う気がちょっとしなくも無いですが、まあ、こんなものでしょう。それに、何かどこかが「締まらない」のが僕の旅(笑) 2007年の鉄旅納めにまさにふさわしい旅でした(?)
(探訪日:2007年12月30日)







