TKJ(東海交通事業)城北線。 | キハ王子の旅鉄日記

TKJ(東海交通事業)城北線。

実家が名古屋の方にあるのですが、最近は帰省の度に、ついでに東海地方のローカル線に乗りに行くようにしています。



三岐鉄道北勢線・遠州鉄道・名鉄蒲郡線・名鉄空港線(これはあまりローカルじゃありませんがミュースカイ目当てで)…色々乗りましたが、今回、正月の帰省でターゲットに選んだのは東海交通事業(通称TKJ)城北線。


名古屋の枇杷島と勝川を結ぶ全長11キロほどの小さな路線。東海道線と中央線を結ぶバイパス的な役割もあるのだとか。



さて。名古屋駅からJR東海道線で一駅。枇杷島駅にある2本のホームのうち、1本が城北線ホームとなっています。


城北線の車両はキハ11形。JR東海の非電化路線を走っている軽快気動車と同じ車両です。


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ラインカラーがJR東海一般型車両のオレンジ+緑に対し、こちらはオレンジ一色。JR東海の優等形車両に近い塗装になっています。

城北線ならではの特色として、「城北線」と書かれたヘッドマーク。金シャチも一緒に描かれていて、名古屋アピール充分!!

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車内はセミクロスシート。座り心地はまあまあと言ったところでしょうか。


そしてこのキハ11.。小さな車両のクセして、結構凄いエンジン音を出して走ります。なんでもあの高山線のエース・キハ85と同じカミンズのエンジンを搭載しているとかで、これは明らかなオーバースペック(笑) まあ気動車好きとしては、エンジン音がでかい方がより萌えるので構いませんが。



城北線、枇杷島を出るとそのまま高架線に入り、やがて車窓にはキリンビールの工場が。


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なんでもこの工場、ビール試飲付きの工場見学だとかもやっているみたいで、凄く行きたかったのですが、あいにくこの日は年末休み…と言うことで泣く泣くそのまま列車に乗ったままスルーします。



やがて車窓にはハイウェイ。名古屋高速でしょうか? このままずっと並走していく形となります。そして逆サイドを眺めると名古屋の市街地が眼下に広がります。


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城北線は終点までずっと高架線。大都会・名古屋の頭上をハイウェイと並んで走る路線…と言えばなんだか立派な大都市交通路線の様で聞こえがいいですが、実際はキハ11の単行が1時間に1本だけコトコト走るのどかなローカル線…。


ちなみにこの日は、年末だったからと言うのもあるのかもしれませんが、車内には乗客は僕含めたった3名。しかも見たところ明らかに全員「鉄」!! 大丈夫なんですかこの路線。



枇杷島を出てほんの20分で終点・勝川に到着。まさにあっと言う間のショートトリップでした。


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この勝川、JR中央本線の勝川とは連絡通路で繋がっているのですが、見たところ少し離れている模様。城北線の勝川駅は、ホームたった一線だけのかなり寂れた駅でした…。


それにしてもこの城北線。沿線沿いはずっと住宅街ですし、都市路線として変貌出来る可能性は充分に秘めていると思うんですけどねぇ。もう少しどうにかならないものなんでしょうか。まあ、とは言え、現状の1時間1本ダイヤでは使い勝手が悪過ぎますし、かと言って現状の輸送量だとそれ以上の本数も必要無いのでしょう。


…でもそれって、旅客が少ないから本数少ない→不便でより旅客が減る→更に減便…と言う負のスパイラルそのものな気がします。そうやって無くなっていったローカル線が一体どれだけあることか。


まあこの城北線はJR東海の実質子会社みたいなものですし、すぐに「消える」と言う心配は無いのかもしれませんが。



さて。せっかくここまで来たので、戻りついでにちょっとだけ観光。折り返しの列車に乗って、勝川の次、味美の駅で降ります。この付近には、二子山古墳と言う割と有名な古墳があるらしいのです。


駅すぐ近くのコンビニで道を尋ね(店の人、とても親切でした。ありがとうございます!!)、歩いて10分ほどで公園に到着。この公園に古墳があると言うことです。


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公園内には、ハニワの館と言うちょっとした博物館の様なもの(この日は年末休館日でした)や、ちょっと変わった(と言うか奇妙な)水飲み台が…。


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で、肝心の古墳はと言うと…公園内をすみずみまで見渡しても、うっそうと林が茂っているだけで何も見えません。


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古墳は? 古墳はどこ??



仕方が無く、公園内をぐるりと一周してみると、何やら説明が書かれている看板を発見。それによると、林の中全てが古墳だとか…ってオイ!! つまり、さっきから僕の目の前にあるのが古墳だったと…そういうことですか??


林に埋もれているから当然、形なんてサッパリ分からないですし、中へ入ることも出来ません。ここまで来て、なんだかなぁ…と言う気がちょっとしなくも無いですが、まあ、こんなものでしょう。それに、何かどこかが「締まらない」のが僕の旅(笑) 2007年の鉄旅納めにまさにふさわしい旅でした(?)



(探訪日:2007年12月30日)