新幹線N700系のグリーン乗車体験。
年末年始と実家へ帰省していたのですが、その際に東海道新幹線の新車「N700系」に偶然にも乗ることが出来ました。
今回は奮発してグリーン車に乗車。(と言いつつ、実は東海道新幹線乗る時はグリーン車を選ぶことが多いですが…「ぷらっとこだま」なら安いですし)
大型のシートが通路の両側に2+2にずらりと並ぶ様は圧巻。グリーン車の貫禄充分です。
床は勿論オール絨毯敷き。
天井には、2本の大きな直接照明が走り、その真ん中にダウンライトが配されています。
照明の色は通常の蛍光灯の白い色ではなく、黄みを帯びた暖かな色あいで、それが客室全体に落ち着いた雰囲気を演出しています。
このN700系グリーン車、車内を見渡すと色々と特徴が見られます。
まず、気になったのは、座席番号や号車表示、その他諸々の表示が「大きい」と言うこと。
これまで乗った色々な車両に比べ、大きく見やすくなっています。ここ最近の鉄道業界あちこちで見られる「バリアフリー」の流れを汲んだものなのでしょうか。
何より特徴なのは、その座席周り。
これまでの新幹線車両に較べると、見た目に少し丸みを帯びた様に感じるシート。ソファーの様などっしりとした座り心地で、シートピッチにリクライニング角度と全て申し分無く、さすがグリーン車と言ったところなのですが、実はこの座席には色々と「仕掛け」があります。
まず、リクライニング機構。
普通は押しボタンになっていることが多いリクライニングですが、この車両ではレバー式になっています。レバーを後ろへ押すと背もたれが倒れ、前へ引くと戻る仕組みになっているのですが、これが意外にも使いやすい。それまでのボタンのタイプに比べ、背もたれの動きがスムーズで、また、角度の微調整がしやすい様に感じました。
また、背もたれが倒れるのに連動して、座面が少し沈む機構になっています。これは近鉄のアーバンライナーNEXTの座席と同じ仕組みなのかと。(もっとも、近鉄のよりもかけ心地はずっと良い気がしますが)
座席のアームレストには様々なボタンが並んでいます。オーディオ装置など色々なボタンがありますが、特筆すべきはレッグウォーマー。(写真の左から2つ目の黄色いボタン)
足元が寒く感じる時はこのボタンを押すと、レッグウォーマーが点いて暖かくなると言う仕組み。
…なのですが、このレッグウォーマー。意外と効きが悪い(笑) まあ車内全体に暖房が効いているので、別にこれが無くても寒くは無いのですが。
しかしよくよく考えてみると、昔の国鉄型車両とかだったら、普通にクロスシートの足元に暖房装置付いてましたよね。それをわざわざレッグウォーマーと仰々しく名乗って復活させただけなのか…(苦笑)
また、読書灯が座席に直接埋め込まれているのが印象的。
実は荷物棚の下にも間接照明が入っているので、この読書灯を付けなくても充分本は読めるのでは?と個人的には思いましたが。
とまあ、色々と新たな試みが見られるN700系のグリーン車。興味深く、そして快適な乗車体験でした。
今まで、JR東海の新幹線車両は画一的でつまらないと言う印象を持っていて、このN700系にも全く期待をしていなかったのですが、これはかなりクオリティ高い車両なんじゃないか、と、正直感心した次第。
普通車には乗っていないので何とも言えないのですが、グリーン車のレベルはJR他社と較べても相当に高いと思います。ただ、惜しむらくは付帯サービスが何も無いと言うこと。まあ、おしぼりは貰えますが…それだけじゃあ、ねぇ。
ちなみに、個人的に今まで乗ったことのあるグリーン車の最高峰はJR九州の787系「つばめ」とJR北海道の261系「スーパー宗谷」。この2形式だと思っています。どちらも座席の座り心地・客室の雰囲気ともに文句無しに素晴らしかったのですが、更にドリンクサービスがあったのが大きな決め手。乗車してすぐに、アテンダントのお姉さんがドリンクメニューを持って席へ来てくれるのです。勿論このドリンクは無料。スーパー宗谷なんて、ドリンクのおかわりさえ無料でしたし。
九州と北海道はこういったサービスに積極的だと感じますが、どうもJRの他社はイマイチ消極的過ぎる気がします。せっかく高い料金を払って乗るグリーン車。座席や雰囲気にプラス、何らかのサービスがもう一つ欲しい、と。そう思ってしまうのが人情と言うものだと思いますがね。
あ。言うまでも無いですが。
どっかの東日本の一部のグリーン車みたく、(在来線規格で)座席配置が2+2で普通車とあまり変わらないとか、そんなのはもう論外ですから。
旅鉄日記、スタートします!!
皆様初めまして。
そして、ちょっと遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます!!
ここでは、鉄道旅と旧型気動車をこよなく愛する私「キハ王子」が、日本全国津々浦々を鉄道で旅した際の旅日記などつらつら綴っていこうと思っています。
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