キハ王子の旅鉄日記 -20ページ目

2008年2月・おもいで号で行く鳴子温泉(2)

ホームへやって来た「おもいで」号。と、いきなり大勢の「鉄」と(数人の)観光客とに囲まれて記念撮影タイム。僕も負けじとバシバシ撮る。


まずはキハ28側のアップ。なんと言ってもこのヘッドマークがとにかく目立つ。ヘッドマークが付くことは直前まで知らなかったので本当にこれは嬉しい誤算と言うか何と言うか。


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キハ28には貫通幌が付いていないので、どこかちょっと優しい顔立ち。



続いて今度はキハ58側から全景を。


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ああ…なんと言ったら良いのか…。この顔この姿。黄色と朱色の塗り分けが、キハ58の端正な顔立ちとしっくり馴染み、そこにヘッドマークがアクセントを添えて…。そしてその姿を見つめていると僕の中に湧き上がってくる、今まで味わったことの無い不思議なこの気持ち。



ああ…そうか…そうなんだ。これが「萌え」ってヤツなんだ。

うん。萌えだ。間違いなく萌える。






ああ…本日…ここに…。


萌えの神が降臨なされた!!


いつぞやの日記で「修学旅行色には期待しない」とか「キハ58に国鉄色とか暖色系は似合わん」とか書きましたがね、生意気言って正直すいませんでした!! あれ取り消します。全面撤回します!! 修学旅行色最高です!! 激萌え激LOVEです!!!



キハ58ご尊顔をアップで…。


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更にもう一枚ドアップ。ヘッドマークいいなぁ。


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このヘッドマーク。なんでも「東京タワー」がモチーフだとか。昔の修学旅行生の憧れ「東京」のシンボルを描いた、ってことなんですかね。



今日、僕の指定の席はキハ58の方。ちなみにこのキハ58。「58-414」。


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ひとしきり写真を撮りまくり(もちろん一緒に写ったりもしたw)、満足して車内へ。車内は「南三陸」運用時とほとんど変わっていない様子。


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車内には簡易リクライニングシートがずらりと並ぶ。棚周りや空調などもそのまま。


ただ、ちょっと違っていたのが窓周り。寒さ対策の為か二重窓構造になっていた。


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もしかして、「南三陸」時も冬季はこうなっていたのかな? …しかしそう言えば、秋田の「よねしろ」は窓周りにテープを巻いてはいたものの二重窓にはなっていなかったな。走る地方を考えたら、むしろ「南三陸」より「よねしろ」の方が二重窓にすべきじゃなかったのか(笑)



それと、「南三陸」時と決定的に違っていたのが、車端部にこんな写真が飾られている。


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車両のプロフィールや生い立ちが書かれていて…ああ…なんか泣ける(ノД`)・゜・。


こんな写真が1車両につき4枚飾られている(プロフィール付きはこの写真だけだが)



さて。9時31分。いよいよ「おもいで」号は走り出した。JR関係者やカメラを持った「鉄」、その他大勢の人に見送られながら仙台駅をゆっくりと出発する。


ふと思ったのが、この「おもいで」号のキハ58。秋田で乗った「よねしろ」のよりもエンジン音が静かだ、と言うこと。「よねしろ」が起動時にガガガガガッとかなりけたたましい唸りをあげていたのに対し、こちらは「ブルルル…」と静かに響くだけ。ちょっと物足りないなぁ、なんて思っちゃうのは贅沢?



東北本線の車窓を眺めながら、独り物思いにふける。そう言えば、去年の初夏に「南三陸」乗りに来たよなぁ。あの時もこうして、キハ58(28)の車内からこの風景を眺めたんだっけ…。


あの時の、「南三陸」はもう走ってはいない。だけどその時とは形を変えて、今こうしてまた、キハ58がここを走っている。それに揺られて僕は同じ車窓を眺めている。なんだかそれがとても不思議な気持ちで…。


ふと。目頭が熱くなってくるのを感じる。キハ58がこうして走り続けてくれる。それが嬉しくって。だけど、きっとそれもそんなに長くは無いだろう。全国に残った彼のわずかな仲間達の運命もまた…それがとても切なくて悲しくて…。

車内を見渡すと、キハ58の車内は座席が半分埋ったくらいの乗車率。キハ28の方はほぼ満席の模様。客層は「鉄」ぽい人も若干いるものの、それよりも普通に観光目的のおじさんおばさんの方が多い。そして皆それぞれに酒宴などで盛り上がっていて楽しそうだ。しんみり物思いにふけってるヤツなんざ俺だけだ(笑)


ここで、車掌が車内を回り、今日の記念品が色々と配られる。


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鳴子温泉のパンフに、「おもいで」号のペーパークラフト。そして記念乗車券。なんでも通常、こういった「団臨」では記念乗車券は配られないのだが、今日は特別に作ってきたらしい。手作りで。確かに手作り感ありありなんだけど、それが逆にイイ。なんかこういうの、泣かせるよぉ(ノД`)・゜・。


ちなみにペーパークラフトは余ったらしく、2セット貰っておきました。1つは組み立てて、1つは保存用で(笑)


それと、アンケートが配られる。今日の「おもいで」号に関しての意見をどうぞお書き下さいというもの。とりあえず僕は「東京からキハ58に会いに来た」ことと「大好きだ!!愛してる!!」と拙い文章ながらもキハ58に対する思いの丈をぶつけておいた。



「おもいで」号は走り続け、仙台を出て40分ほどで小牛田に到着。この時、「こんな旧式のディーゼルカーですが、おもいで号は新幹線並みの正確さで定刻通りに駅到着です」などと車内放送がかかる。この後も停車駅が近付く度にこんなアナウンスをしてくれるのが面白い。しかし新幹線と較べるって言うのがなんともw


小牛田で3分間ほどの停車時間があるので、降りて「おもいで」号を撮る。数人の「鉄」が僕と同様に降りて写真を撮りまくっている。


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ふと、留置線の方を見ると、そこには仙台カラーのキハ58の姿が…。「おもいで」号もいいけど、やっぱりこの仙台カラーのキハ58萌えるよぉ…。



ここからは陸羽東線に入って行く。そして古川・西古川と停まり、その都度数分の停車時間があるので、小牛田の時と同様、数人の鉄(自分含む)が降りて撮影タイム。…しかし乗客の大多数を占める一般の観光客ぽい人は全く降りないのな(笑)


古川を過ぎて、車内では鳴子名物の栗団子がふるまわれる。丸ごとの栗を包んだ団子(と言うか餅に近い)がみたらし団子の餡の様なものに浸っている。


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栗と餡の味の取り合わせが今まで体験したことの無い味わいで、なかなか美味しい。こんな風に車内で色々土地の明細品だとかが配られたりするのが「団臨」列車の面白さの一つなのかもしれない。


さて。仙台では穏やかな晴天だった天候が、陸羽東線を北上するに従い、次第に雪深くなってくる。


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そして、仙台を出て約1時間半。11時8分、「おもいで」号は吹雪の中、鳴子温泉に到着。


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到着記念にパチリ。



※今日のファッションのポイントは?

「ハイ、今日はバッグの色をおもいで号のオレンジと合わせてみました」




て言うか目線隠すとなんか悪い人みたいだwww






2008年2月・おもいで号で行く鳴子温泉(1)

2008年2月5日(火)。この日はいよいよ、待ちに待った「おもいで」号乗車の日だ。


この「おもいで」号と言うのは、去年の初夏まで仙台地区を快速「南三陸」として走っていたキハ28・58を昔懐かしい修学旅行色に塗り直して復活させたもので、これからの1年間、東北各線を臨時列車等で走るらしい。


その記念すべきデビューとして、2月4日・5日に仙台⇔鳴子温泉への団体臨時列車が組まれていて、それを知った時にもういても立ってもいられずに申し込んでしまったのだ。いわゆる「団臨」と言うもの自体が初めてで、一体どんな旅になるのか…。たくさんの期待とほんの少しの不安を抱えて。


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まずは東京駅から仙台へと向かう。乗ったのは6時56分発の「こまち」1号。あえて「はやて」でなく「こまち」の方をチョイスしたのは、その方が座席の質が高いから。しかし思えば、つい先月、秋田旅行でこれには乗ったばかりだ。まさかそれから一ヶ月経たずに再び乗ることになろうとは…。


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(先月と同じ写真ではつまらないのであえて「連結」部分を。え? エロいって?>どこがw)

と言うか、キハ58会いたさとは言え、貴重な休日の日に日帰りで高い交通費かけて仙台まで往復って…我ながら凄い情熱だとは思う。この情熱をもっと他のこと…例えば仕事なり恋愛なりにでも注いだ方がきっと(世間的に見て)まっとうな人生を送れるんだろうなぁwと独り苦笑。



…いや。待てよ。




「仕事」はともかく「恋愛」にかける情熱と言う意味では別に間違っていないぞ。





だって俺はキハ58を愛し(略





さて(汗)


「こまち」の車内でまずは朝食。普段僕は朝は全く食べないのだが、旅行の時だけは別。何かきちんとしたものを腹に入れたくなる。今日チョイスしたのは「鮭いくら寿司」。ほどよく酢が効いたご飯の上に鮭の切り身といくらが乗っている。値段も1200円となかなか豪華な弁当。朝からちょっと贅沢過ぎたか。


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しかし値段もそれなりにするだけあって美味い。…が、これを選んだのはあるイミ失敗だったか。




やべぇ…朝から飲みたくなってきた(笑)




まあでも我慢我慢。キハ58様に会うまではとにかく我慢なのだ。



あとこの弁当。パッケージの材料表記見ていてちょっと気になった点が。


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鮭(トラウト)とある。


んん? 鮭って確か…「サーモン」じゃなかったっけ。で、「トラウト」って鱒のこと、だよな…。




ええい紛らわしい!!


別に鱒なら鱒で構わんからそう書きゃいいだろうが!!






まあ、凄くどうでもイイことですね(爆)




「こまち」は東京を出て、上野・大宮と止まった後、仙台まではノンストップ。と、大宮を出た直後、それまでは晴れ模様だった車窓が、一気に曇り雪景色に変わったのが衝撃だった。自分が手元の車内誌に目を移した、そのほんの一瞬に劇的なまでに車窓が変わっていたのだ。


ここはまだ埼玉県内なのに…この寒空と白い車窓。仙台を越えるまで雪が全く見られなかった、先月の秋田旅行の時とは明らかに違う。大丈夫なんだろうか今日の旅は…(気候的に)



「こまち」はそのまま北上を続け、8時37分に仙台に到着。この頃には雪はすっかり消えうせ、綺麗な晴天となっていた。列車から降りると、空気はさすがに東京よりもひんやりとはしている。が、それなりの防寒対策を整えてきたおかげで寒くは無い。


まずは駅2階の「びゅうプラザ」前へ行き、そこで受付を済ませる。列車に乗る為に受付でチケットを貰うというのが、今日の旅は普通の旅ではなく「団臨」の旅なのだと言うことを再認識させる。



無事にチケットを貰い、「おもいで」号が到着する5番線のホームへ。まだ時間があるので、ホームへやってくる色々な車両を眺めてヒマを潰す。


隣のホームにいたのは、キハ110系の快速「南三陸」。


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元々この車両、そんなに嫌いじゃなかったんだけどなぁ…。緑と白のカラーリングとかむしろ俺の好みだし。


だけどコイツのせいで「南三陸」からキハ58と28が撤退させられ、盛岡地区からはキハ52を含む旧型気動車が全廃…。


なんかそう考えたら凄ぇイヤなヤツに思えてきた(怒)



…て、ここまで嫌われちゃうなんてよくよく考えたらとても可哀相なコだ。



こちらは701系。


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この人に関してはもう弁護のしようがありません。


一般の利用客がどう思っているのか分からないけど、少なくとも「趣味」的には全く面白みの無い車両だろう。外見のデザインから内装までもう全てがダメ過ぎる。なんでこんなの造っちゃったの。まだ首都圏の「走るンです」の方が全然マシな気がする…。



こちらは721系。


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このコは結構好き。内装外装ともに割といいレベル行ってるんじゃあないか、と。




そうこうしているうちに、5番線の電光掲示板をふと見上げると。


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そこには「団体おもいで号鳴子温泉の旅」の文字が!!!




高鳴る心。心臓ドキドキ…もう胸が バ・ク・ハ・ツ しそうなの(あほ)











そして9時10分頃。「おもいで」号はキハ28を先頭にしてゆっくりとホームへやって来た!!


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最高潮に高まる気分のまま…次回へ続く!!!






おもいで号。

乗ってきました「おもいで」号!!



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もう…最高でした!! 


ああっもう…萌えるし泣けるしどうすりゃイイんだ俺は!!!


やっぱりキハ58大好きだよ!! 愛してる!!



さあ、明日から気合入れてレポ書かないとな…。