ネット検索をしていてこれは良いのでは?と思われる物件が出た時、内見前に所有権なら路線価をベースにDIYで積算評価をする。借地の場合はしない。
理由は、借地権割合を入れて計算してもだいたい売価より高い価格になりテンションが上がるが、実際の金融機関などの評価はかなり低く見られることが多いから。なのであまりやっても意味がないという感覚を持っている。
その他、内見前にできるだけ地主さんの情報とコスト、条件などの情報を聞くようにしている。ここでは有りえない条件が出てきたり、まだ何も決まってなかったり、逆に全て事前にきちんと数字などが決められていたりなど地主さんや業者さんによって様々。
こちらは前々回の借地物件の際の事前情報。
このように事前にちゃんと業者さんがヒアリングし全てが決まっている場合が望ましいですね。
現地内見時、賃貸物件目的なので需要や周辺のことは所有権、借地権は特に目線は変わらず見る。ただ、建物状態に関しては所有権と借地権ではボロ撤退ラインのバーの高さが違う。再建築の際の手続きの自由度が所有権に比べ低いのでどうしてもそこは現状維持思考で考えてしまいがち。
なので僕は借地権の物件を購入する場合、所有権に比べ借地権の方が建物状態をシビアに捉え、最初の直しレベルも高くなる傾向がある。