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来週金曜日から「彼方の手此方の手 vol.10」始まります

来週金曜日25日から、今回で10回目となる「彼方の手 此方の手」が始まります。

インドの布のkocariさんと一緒に始めたこの展示会。今年も都内上石神井の東京おかっぱちゃんハウスを会場にしています。

face book 彼方の手 此方の手vol.10

今回もヤスダ屋のランチやtimokeのサモサもあります。

お近くの方、お時間のある方はお立ち寄りいただければと思います。

 

 

海外に行けるといいな

今年の春から新型コロナウィルスの影響で海外に出張に行くことが難しくなってしまった。2月下旬から3月上旬にかけて行っていたので、ぎりぎりのタイミングで行ってこれたので、まだよかった。うちはいつもの取引先であるチェンマイ郊外やタイ北部のいくつかの村、それにベトナムへと行くことが自分の仕事のベースになっているので、行けない現状はかなりの大問題。うちの場合基本的に行くところは大体決まっているので、ある程度のことは日本から依頼することはできなくもない。ただ人と人なので、顔を合わせて話を進めることができたほうが絶対いいに決まってる。

いつになったら依然と同じように海外に行けるのか、個人事業主でも海外出張に行けるようになるのか?勇み足のワクチンも怖いけど、先が見えないのも困る。これから先どうなるやら。

 

自分の事は置いておいても、まだ困ったことがある。うちの子供の中にも海外に行く予定があったのがいて、渡航の見通しが立たなくなるその直前という絶妙なタイミングでパスポートを申請していたので、かなりがっかりしていた。

自分にとって初の海外は、アメリカ合衆国だった。当時ボーイスカウトに所属していて、高校2年で県の選抜に選ばれて海外へ行くことになったのだ。(今は知らないけど当時は申請すればかなりの確率で受かった。)10日以上にわたったニューメキシコ州でのキャンプ生活は単純に面白かった。それに行ったから何かが変わったということは無かったけど、一人旅にでるきっかけにはなったかもしれない。それから大学に入ってバイトしてお金を貯めて、長期休みは北海道に行くというのがルーティーンになっていった。その当時は大学まで行かせてもらったのに、大学卒業したら企業に就職して働いて、というのがどうにも引っかかっていて、旅に出ることで何かしら答えが見つかるかもしれない、みたいな気持ちがあったような気がする。結局答えがそこらに転がっているわけはない。人生そんな安直なら、旅に出るまでもない。でもいろんな人にあったり、びっくりするような経験をしたり、そんな中で面白いと思えるものを見つけたりできたらいいかもしれない。そんな経験を子供にはしていってもらいたいと思っている。

 

今の状況は自分も子供もどうにもならず、焦っても仕方がないのはわっかっているけど、焦ってしまう。来年には普通に行けるようになるんだろうか?

10年前のチェンマイ市街を流れるメーピンでのロイクラトン祭り

 

9月になりました

9月になりました。暑さのピークは過ぎたみたいですが、今日も蒸し暑いです。

それも台風が接近してきているので、湿った空気が入りやすいからだとか。

昨年は強い台風が関東にも来て、千葉県内でも大きな被害が出ました。特に南部中部。うちのあたりはそこまででもなかったのですが、それでも、屋根が捲れたり、桜並木の何本かが倒れたりと目に見える被害がそこかしこに出ました。実際深夜に通過していったのですが、風の音がすごくて寝れなかった。

そのもう1年前、2018年には関西に台風の大きな被害が出ました。その時にはたまたま日本に来ていた知り合いのタイ人が関空から帰れなくなり、成田空港から帰国のチケットに振り替えて、急遽大阪から千葉へきて、うちに2泊してから帰国の途に就きました。その時せっかくだからと浅草や花やしきへうちの娘たちと一緒に行きました。そんなハプニングのような来客は、子供たちにも楽しかった様子。

台風が来るとでる笑い話になってます。

今年もここにきて、大きな台風が近づいてきています。コロナもある中だし、大きな被害が出なければいいのですが。

 

2年前の花やしきでの1枚。めちゃめちゃいい天気で逆光だから顔がわからないけど、みんな楽しそうだった。

 

彼方の手此方の手 vol.10

9月に入ると、毎年インドの布のkocariさんと企画している「彼方の手此方の手」があります。今年は例年より1週間遅くして、9月25日(金)から29日(火)までになります。場所は今年で4年目の上石神井の東京おかっぱちゃんハウスです。

 

初めて開催をしたのが2010年でした。2011年は震災のため開催せずに、2012年に2回目を行いました。それから毎年休まずに来て、今年は節目の10回目。昨年終わった時から、10回目だから何かお祝いしよう、という話も出ていました。期間中土曜日の夜にパーティーを企画したいと思ってましたが、今回は特別なことは見合わせることにしました。その分思いを込めた時間にしたい、と思っています。

 

自分達は彼方の手によって作られたものを、此方の手に渡す、という役割で動いてきました。今年はイレギュラーですが、昨今海外へは簡単に行けるようになりました。しかし手でモノを作る現場に行くことは、まだまだそんなに簡単ではありません。自分達は縁あってそういうところに行くことができるようになり、好きなモノづくりに関わらせていただくことができるようになりました。

今年は本当に大変な年になってしまいましたが、それはもちろん日本だけでなく、生産現場であるインドや東南アジア、全世界でも同じです。しかし、自分達にできることは、やっぱり彼方の手で作られたものを此方の手に渡すこと。それを通じて、いろんな想像をしていただけたらと思います。

開催は1か月後になります。状況がびっくりするぐらい好転することは難しいでしょう。なので是非にとは言えませんが、お時間のある方は、彼方の手で作られたものをご覧いただけたらと思います。

 

 

彼方の手 此方の手 vol.10

9月25日(金)~29日(火)

12時~18時(最終日は16時まで)

東京おかっぱちゃんハウス

東京都練馬区上石神井3-30-8

8月下旬 

今日は8月27日。

今週の週末日曜日まで、横浜のセンター北駅の近くのノースポートモール内プランツで展示をしていただいてます。スタッフの方がかわいい感じでインスタにあげてくれています。https://www.instagram.com/p/CEUHU0LAHC2/

お近くの方、ノースポートモールへお出かけの際には、ちょっとお立ち寄りいただければと思います。

 

さて8月もあとちょっと。すぐに9月になってしまいます。今年の夏は暑かったけど、夏らしい行事とかイベントとかがなくて、それこそ自分の田舎にも帰れなかったし、夏祭りもない。海には県内で日帰り。今住んでる千葉では妻の親戚のお盆のお迎えも叔父だけが一人で行ったりと、何だか区切りもぼんやりとしてしまっている。果たして本当に夏は始まっていたんだろうか?

そんな気分でいた昨日、気温も湿度も高い中、、庭でセミが鳴いていた。毎日鳴いてるけど、昨日は何だかちょっと違う鳴き方のセミがいたので気になった。どうやら山椒の葉っぱの中で身動きが取れなくなっているようだ。伸び放題伸びてるし、とげもあるので引っかかってるのかなと思って探してみた。

そしたら、カマキリの成虫にがっちりつかまっていた。既にカマキリに一部を食べられていて、自分が手を出したところで助かる見込みはない。あの鳴き方はそれでだったのか。そうだったのか。

今日もセミが鳴いてる。一匹一匹が精一杯。

まだしばらく残暑が続くようなので、夏の残り香を楽しみたい、と思いました。