風呂デューサー式 正しい入浴講座~銭湯編③~
風呂デューサー式正しい入浴講座銭湯編の第三部です!!
前回はいざ浴室!というところまで進みましたね。では浴室に入っていきましょう!!
⑤浴室に入りましょう
浴室に入ったら、まずはきちんとドアを閉めましょう。
半自動がほとんどですが、イマイチ閉まりが悪いことも多く、暖気が逃げてしまいますので確認が必要です。
ガシャーン!と音を立ててしめるのはスマートではありませんし、ほかのお客さんからガン見され、印象がよくありません。
そうしたら全体を見回しましょう。
浴槽の位置、広さ、天井の高さ、壁の絵、カラン数、設備の確認、客層あたりは確認しておくといいです。
次に洗い場で場所を確保します。入ってすぐ右か左に椅子と桶がありますので、それをもってあいているカランの前に座りましょう。
椅子、桶は誰かに「持って行きます」とか言う必要はありませんので、勝手に持って行きましょう。
座る際に隣に誰かいるときは「すみませーん」とか一言言えると上級者です。
着席したらまず体全体を流しましょう。
ここで体を洗うかどうかは特に決まってはいないようです。私はざっと体を流したら一旦湯船に入ります。そうすると体が温まって汗腺などが開き、よりきれいにできます。
2~3日風呂に入っていなかったり、運動したあとで汗だく、泥などであからさまに汚れている、ヘアワックスをつけているときは、湯船に汚れが移ってしまうのでキチンと洗いましょう。
追記:使われにくい位置にあるカランは配管のなかでお湯が冷えてしまっていることがあるので、シャワーはいきなり浴びず、最初の水はよけて温度を確認してから浴びましょう。
ざっと体全体を流したら湯船に入りましょう。
持ってきた洗面用具、タオルは席に置いておきましょう。それで自分の席だと主張できます。
追記:混んでいる場合は場所取りはせず、ほかの人の邪魔にならないところに置きましょう。温度計は特にぶっ壊れていることが多いので自分の温度感覚を磨いておくといいと思います笑。
大体湯船は複数ありますので、どれに入るか悩んでみましょう。私はとりあえず何の設備も付いていないもの(プレーン)に入っています。理由は、プレーンは基本どこの銭湯にもあるので、その銭湯のレベルを一番簡単に測れるからです。見るべき点は、広さ、深さ、温度、段差の具合あたりですね。
暖まってきたら一旦体を洗いましょう。
家で洗うようにごしごしして問題ありません。まわりの人に泡を飛ばさないように気をつけましょう。
洗い流すときにシャワーの水は意外と飛び散ります。その辺も気を付けられると上級者です。
風呂屋側としては、シャワーは無駄に水を使ってしまうことが多いので、桶で体を流している姿を見ると、やるな…と思いますね。
体が冷めてきたら再び風呂に入り、暖まってきたら出て顔を洗ったり、頭を洗ったりを繰り返して銭湯を満喫してください。
体を冷やすために冷水をかぶる際は周りの人にかからないように気をつけてください。
追記:ちなみに銭湯では粋な行為というものがあります。
その一つがさっと入ってさっとあがることだそうです。
店主に気にいられたい場合は有効かもしれません。
⑥脱衣所に戻りましょう
浴室から出る際は、タオルで体をよく拭き、脱衣所に水をたらさないように気をつけましょう。
持ってきた椅子と桶は軽く水で流してもとあった場所に戻しましょう。忘れ物のないように確認してから出てください。靴下を履いた後に気が付くと悲惨です。
脱衣所に戻ってきてロッカーを開けると前回書いた「ロッカーにものを入れる順序」が生きてきます。あの順序どおりに入れたなら、いきなりバスタオルがあるはずです。体を拭きましょう。
ざっと拭き終わったら、服を着る前に体重計に乗りましょう。どのくらい体重が減ったかチェックします。そうしたら、あとは髪の毛を乾かしたり、扇風機の前であ~ってしたり、脱衣所内に自販機ある場合は飲み物を飲んだり、再び扇風機の前であ~っとしたり、マッサージチェアを使ってみたり、思い思いの時間を過ごしてください。
全裸を満喫しきったら服を着ます。脱いだ順に積んであるはずなので、どんどん着ます。たいていのフロント式の銭湯には休憩スペースがあるので、外出できる最低限の服を着て休憩スペースまで出ても大丈夫です。
忘れ物に気をつけて脱衣所を出ましょう。特に洗面具類は忘れやすいです。
次回はいよいよ最終章です。
休憩スペースでのんびりしてから家に帰るところまで進みます。次回をお楽しみに~!
風呂デューサー式 正しい入浴講座~銭湯編②~
風呂デューサー式正しい入浴講座銭湯編の第二部です!
前回は下駄箱に靴を入れるところまでお話しました。今回は全裸になるところまで進めましょう!!
③受付にお金を払いましょう
一口に受付といっても2パターンあります。
一つは先に受付をしてから脱衣所に入る、フロントタイプの受付です。みなさんご存知のようなホテルの受付といった形を想像してもらえばそれが当てはまると思います。下の図のような形です。
今ではこちらの方が一般的ですね。受付から脱衣所の様子は見ることはできません。たまに連絡をとるために小窓がついているくらいです。フロントタイプの場合、下の図でいう左下の部分が休憩スペースとして椅子やテレビがおいてあることが多いです。
もう一つが銭湯独特の受付、番台です。これは脱衣所の中に受付が入っているという形で、男女の脱衣所が番台の位置から見渡せます。脱衣所の中でお会計もします。
下駄箱を抜けたらすぐに脱衣所という形になりますので、男女の脱衣所を間違えないようにしましょう!「言われなくてもわかってるよ」という感じかもしれませんが更衣室は必ず男が右というわけではなく、銭湯によってばらばらです。そして地域によっては統一されているところもあり、いつもと違う地域に行くと逆だったりもするので、注意した方がいいです。そして番台から下駄箱は見えないので注意してくれる人もいないです。
今では数が少なくなっています。
ということで以上が2つの違いです。タオルや洗面用具を買う必要がある場合はこのタイミングで買いましょう。サウナが別料金の場合も入湯料と一緒に払います。
追記:基本的に銭湯は前払いです。
最近よく「前払いですか?」と聞かれることが多いです。
払い終わったら脱衣所へ向かいます。一部の銭湯では盗難防止のため、ロッカーの鍵を受付で受け取るタイプのものもあります。その場合はここで受け取ります。
そしてもう一つ銭湯を見るポイントとして、店主の雰囲気があります。それはここでチェックしましょう。これも個性がでるので見比べるとなかなか面白いです。
追記:初めて来たときは様子がわからずオロオロしたりしてしまうかもしれませんが、番台に座っている人は大概何年も同じ仕事をしている超ベテランです。
常連さんかどうかは一発で判断され、オロオロすると怪しみます笑
初めての時は「初めてなんですよ~」と言ってみましょう。誤解されることもなく、いろいろと話をしてくれたりするかもしれません。
④脱衣所に入りましょう
脱衣所に入ったら、まずはロッカーの確保をしましょう。基本的にロッカーがどこも開いていないということはないので安心してください。数は40くらいあるのが主流です。
鍵は普通の鍵式のところがほとんどで、たまに札式も見受けられます。稀に100円返却式のところもあります。
荷物を入れたらまずは脱衣所を見渡してみましょう。トイレの位置、体重計の種類、流しの数、天井の高さなどをチェックします。よく見てみると相当年代ものなのか、重さの単位が「貫」の体重計があったり、ものすごくノスタルジックなトイレ、おもしろい天井の絵なども見つけたりします。
その辺をチェックしたらまずは洗面用具(石鹸、洗顔、シャンプー、タオル)とバスタオルをカバンから出して、カバンを一番最初にロッカーに入れておきましょう。そして脱いだ順にロッカーに入れていきます。全裸になったら最後にバスタオルを入れましょう。この順序があとあと大切になってきます。
浴室に入る前にやるべきこととしては、まずトイレには行っておきましょう。入ってからだと一旦体を拭いてから行かなければならないので非常に面倒です。
追記:トイレが脱衣所からいったん外に出るタイプのお店もあります。
冬場は外気と同じくらいの温度になるので、一気に体を冷やすのは体に悪いですし、急ぐと思わぬ事故につながります。
あと体重は量っておきましょう。汗をかくので人によっては簡単にやせますので、具体的に何キロやせたとか数字でわかると楽しかったりします。
ロッカーの鍵は忘れずにかけましょう。
では次回はいよいよ銭湯の核である浴室に入って、服を着るところまで行きます。お楽しみに~!
風呂デューサー式 正しい入浴講座~銭湯編①~
今まで銭湯のレポートを書いてきましたが、そもそも大事なことを最初に記していませんでした。入浴方法です!!
最近アンケートをとっているのですが、銭湯に行ったことがないという方も結構いらっしゃいます。ということで…
今回は入浴の順序を紹介していこうと思います。
①銭湯に行きましょう!
みなさんの家の付近にもおそらく銭湯はあるはずですが、地域によってその密度はまちまちです。私の場合、徒歩10分圏内に4軒あります。とりあえず一番家から近いところに行ってみましょう。
移動手段としては徒歩か自転車がお勧めです。動いて汗をかいてから入った方が気持ちいいですし、帰り道は体が温まっていて夏でも涼しく感じられたりするので…
電車で行って、往復の交通費が入湯料を超えたりするとなんだかいたたまれない気持ちになるっていうことも徒歩、自転車をお勧めする理由です笑。
車だと、駐車場がないこと、かなり細い道を行かなければならないことが多いのであまりお勧めしません。
最近はスーパー銭湯並みの駐車場を持っているところもあります。
そのへんは出発前に要確認です。
行く時間帯としては、銭湯にもよりますが閉店間際がお勧めです(23時~0時)。客層がお年寄りが多いこともあり、深夜はすいていることが多いです。占領できることもあります。ただし、閉店時間までには外に出ましょう。間際(閉店15~20分前)に来ると断られることもあります。
開店直後は混んでいることが多く、10~5分前には並んでいることも多いです。
きれいなお湯に入りたければ一番風呂がいい…というのは実は店によってはあてはまりません。
銭湯の位置がわからない場合、こちらで調べてみてください。東京都浴場組合さんのHPです↓
http://www.1010.or.jp/index.php
神奈川県の検索サイトもあります↓
http://k-o-i.jp/
その際持ち物としては、
1.お金(入浴料+飲み物代)
2.タオル(浴室内用)
3.バスタオル
4.石鹸、シャンプー(洗顔)
以上最低4点あれば問題ないです。お金に関しては交通費がかかる場合はそれも忘れずに。
銭湯でもシャンプーや石鹸、タオルは売っていますので、忘れてしまってもなんとかなります。最近は「手ぶらセット」として手ぶらで来たお客さんを迎える体制も整ってきています。
入浴料は東京都は450円です。これは価格統制がしかれているため、同じ都道府県内の銭湯なら一律です。ただし、都道府県によっては違うようです。先日大阪に行ったときは東京の銭湯より安かったです。
サウナは別料金という銭湯もあるので、先ほどのHPでそこも確認してみましょう。
②銭湯に入りましょう!
銭湯に到着です。まずは外観を見てみましょう!立派な外観の銭湯はかなり多いです。これも銭湯一つ一つ違ってるので、個性が出るところです。私はここで中の様子を想像して遊んでいます。
では暖簾をくぐりましょう。
すると下駄箱があります。
たいていの銭湯は札式の下駄箱です。札を抜くことで鍵がかかるものです。最近の居酒屋さんによくありますね。そこに靴を入れましょう。サイズが大きいブーツなどだと入りきらない可能性もあるので、避けた方がいいです。
傘もここに傘たてがあるので置いて行きましょう。傘も札式の鍵が付いているケースが多いです。帰るときに傘は忘れがちです。傘を忘れると、鍵を持って帰ることになってしまうので、銭湯としても損をすることになります。絶対に忘れないでください!
では次回のブログで受付に入っていきます。お楽しみに~!!
1120 品川区戸越、松の湯
友達が沖縄から帰ってきたので、疲れ落とそうということで銭湯行きました品川区中延の松の湯です。
住所:東京都品川区戸越6-23-15
浴槽:5つ
設備:温泉、炭酸泉、露天風呂、ジェット×2、座風呂、薬湯、電気、サウナ、水風呂
営業時間:15:00~25:00
立地
駅から歩いて3~4分で着きます。
商店街に面しており、住宅街もかなり近いです。
外観は新しい雰囲気ですが、歴史を感じる屋根もあり、玄関に入る前に庭園のような空間もあり、なんだかおしゃれで、和を感じました。
受付
札式の下駄箱に靴をいれ、左側に入り口があります。
入って左手に休憩スペースがあります。特大のテレビがあります。5~6人くらい座れます。
テレビの横には温泉の証明書がかけてあります。
受付はなんだか家っぽいです。
右手前が女湯、奥が男湯です。
脱衣所
5×6くらいの広さがあります。
ロッカーの数は数え損ねました。40程だったと思います。細長い形でハンガーも付いているロッカーもあったのでありがたかったです。ロッカーはすべて壁際についているので、中央のスペースは広く使えます。
壁にストレッチマットが掛けてあったので、体操したりしているんだなと思いました。
流しは一つ、アナログ体重計一つでした。
ドライヤーは2つあり、無料でした。
浴室
面積は6×6くらいです。手前が洗い場、奥が浴槽のベーシックタイプに加えて、左手に露天風呂、サウナがあります。カラン数は19です。ここはカランやシャワーから出る水も温泉のようです。
入って左手の露天風呂は、炭酸泉の機能が付いているようです。1×1,5くらいのかなり小さい露天風呂ですが、空が見える上に浴槽が檜のようです。
左奥には水風呂とサウナがあります。サウナは別料金で、専用の取っ手を受付でもらうようです。サウナの中にはテレビもありました。
左奥には全身がジェットで囲い込まれるタイプのジェットと噴射口一つでものすごいパワーのあるジェットがある浴槽(2×1,5)があり、中央に電気風呂と座風呂(2×1,5)、右には薬湯(2×2)があります。今日は抹茶でした。
感想
設備がかなり充実した銭湯です!
特に露天風呂は炭酸泉の上に檜です。ただ炭酸の濃度が薄いのと、檜のにおいがしなくてあんまりその恩恵は感じないですが、それでも銭湯としては貴重な設備を備えているといっていいと思います。
そしてすべての水が温泉ということでしたが、正直温泉に浸かっているという感覚がありませんでした。というのも、完全に無色透明無味無臭だからです。温泉だとしたら、こんなに使って大丈夫なのかなと少し心配です。
そして今日は珍しい体験ができました。入浴中に、ペンキ絵を描いたと思しき人が、絵のチェックをしていたんです!どうやら絵は木の板の上に描いて壁に貼るという形のようで、その状態をチェックしていたようです。木の板に書くとなると、湿気でダメージも受けるでしょうし、メンテナンスも大変なのかもしれませんね。
あと玄関にあるささやかな庭とか、脱衣所の天井が空の絵になっている、脱衣所の天井についてるでかい扇風機みたいなやつがおしゃれだとか、細かいところにおしゃれが見受けられてよかったです。一週間ごとに男湯と女湯をチェンジしているようなので、庭園岩風呂に今度は入ってみたいです。
限界集落(ギリギリ)温泉
今回ご紹介するのはこちらです!!
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限界集落(ギリギリ)温泉です!!
一時期、高齢者ばかりが残されて人がいないような地域を「限界集落」と呼ばれるのが流行りましたよね。
そこにある差し押さえられた古びた温泉旅館と、ゲーム製作会社からはねられた胡散臭い男、自殺しようと山に迷い込んできたアキバ系アイドルの3つが合わさり、限界集落が動き出す…!そんなお話です。
正直私のような温泉好きが期待して読む本ではありません笑。
ただ廃れる温泉地が存在しているのは事実ですので、そこを活性化する一つの手段としてこういうのもありなのかなという感覚です。
私も卒業論文で山奥の温泉地に関する論文を書きましたので、読みながら親近感を覚えました。
そして人がいるというそれだけで、これほどまでに地域に影響を与え人々が奮い立つんだなということは感じました。
あとは、大舞台での舞台裏を見ることができました笑!
温泉以上に人と人との関わりを感じられる1冊です。最近2巻が出たようですのでそちらもどうぞ!!
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