● 失敗しない印刷物の作り方~初回デザインが上がってきたとき、必ず行うこと
広告文講座を終えられた方の
仕事用リーフレットの制作を進めています。
コピーライターの河本樹美です。
デザイナーさんへの発注は1週間前。
打ち合わせしながら、表紙&レイアウト案、全文章、画像を渡したので、スムーズに初校が上がってきました。
※1回目のデザインのことを、初校とか、最初のカンプなどと言います。
(専門用語で、会社により異なるため、違う言葉を使う方もいます)
何度も依頼しているデザイナーさんなら、おおよそのイメージはつかんでいます。
しかし、初めて依頼する場合、イメージにズレが生じることも多いんです。
デザイナーさんのセンスやこれまでの経験もプラスされますから。
最初のデザインが上がってきたときが肝心。
しっかりデザインチェックをします。
大きく違っていないから、
「まぁ、いいか」と考えるのはキケン。
印刷会社への入稿間際になって、
「やっぱりこうしたい!」という思いが爆発しかねません。
そうなると、方向転換となってプラス料金の可能性もあります。
入稿前の文字チェックがおろそかになり、誤字脱字の原因にもなります。
「デザイナーさんはプロだから、素人の私がいろいろと口をはさむのはよくないかなぁ」とか、
「いいデザインでしょ!」と自信満々に迫るデザイナーさんに、「何も言えない」なんて、控えめな態度も不要です。
初校でカンプ修正が入らないなんて、おかしい。
「私はこうしたいんです!」とはっきり伝えましょう。
ただし、注意することもあります。
制作サイド(コピーライターとデザイナー)は顧客目線でも考えています。
集客・売上効果を考えるのなら、プロの意見も聞きましょう。
意見を言いながら、相手の意見も聞く。
お互いにしっかり話し合えば、いいものができます。
次は、最終カンプで入稿前。
このとき、落ち着いて最後の文字チェックができるように、前段階でがんばりましょう。
現在印刷物を制作中です。
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