3月も下旬に入って、スギやヒノキの花粉の飛散が増えてきたことを、小生も
ヒシヒシと感じる今日この頃である。実に不愉快で 息苦しい日々が続く。特に
晴天で風が強い日には辛い。

日本気象協会によると、スギ花粉の飛散開始は、九州から関東は、一部で例年
よりかなり早くなったが、広い範囲では例年並みか遅い傾向だという。
スギ花粉は、1月に九州や中国、東海から関東の一部で、例年よりかなり早い
飛散開始となった。その後、2月中旬迄に、九州の広い範囲と、近畿から東北
の一部で飛散開始している。
一方、2月の立春を迎えたころからは強い寒気が流れ込み、2月中旬にかけて、
九州から東海の気温は平年より低く推移している。このために 中国地方の広い
範囲と四国では飛散開始が例年より遅れている。2月の最終週前半にかけては、
厳しい寒さが続く為、近畿や東海と北陸でも 飛散開始は例年より遅くなる所が
多い見込みであった。長引く寒波がようやく終わって、中国,四国から甲信に
かけての広い範囲と、東北の一部で飛散開始となった。北陸や東北では3月上旬
から中旬にスギ花粉シーズンを迎える所が多く、東北では2月から3月の気温
が平年並みか高く推移すると予想され、飛散開始は例年並みか早いようである。
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